蒼の道化師は笑う。   作:田中滅

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えー、新キャラを出します。ですが全面的にふざけます、因みに最近は昔懐かしいホビーアニメを某動画サイトにて見てるので、色々と出てきます。あのホビーが見たいって人はメッセージとかで教えてね☆


第四条 昔懐かし!いとをかし?銀行強盗はホビーで一掃しよう☆

「いけ……レイジングブル」

 

「負けませんよ?お行きなさい、ディノスパルタン!」

 

「ほう、ありゃあクラッシュギアか。随分と懐かしいじゃねぇの」

 

寂れたゲームセンター、その名を《ファミリア》。言わずと知れた時代の流れに逆らう彩りを信条とするカラーギャング《吏可楽流》の溜まり場である。その中心にある格闘ゲーム機の前で、好物片手に舌鼓を打っていた天哉は弟分たちが昔懐かしいホビーに興じるのを眺めていた

 

「む?あれはミニ四駆か?」

 

「少し違うな……あれはクラッシュギアだ。ベイブレードのように競い合いを目的に作られたミニ四駆の派生版だ。俺もガキの頃に遊んだ記憶がある」

 

「娯楽とは奥が深いのだな……む?鈴代くん、貴殿はなにを?」

 

世代故にミニ四駆しか知らない高良に茉人が的確な説明を行い、納得したように頷いた高良は阿来に視線を向ける

 

「見てわからないか?爆丸だ。俺のプレデターに勝てるかな?桐ヶ谷」

 

「舐めるなよ?俺の爆丸は爆TECHの(ホロ)ムニキスだ、並の爆丸とは違うのだよ!並の爆丸とは!」

 

「俺は(ジー)ガノレーダ使ってる」

 

「僕はゼフィロス・イングラムを使っていますよ」

 

「俺はティグレス系の爆丸かね、ドライガーと通ずるもんがある。というか、昔に飼ってた猫のリリアン・ニャミー・ブリティッシュ三世に似てる」

 

爆丸の自慢から一変、かつての愛猫の話を始める天哉。当時を懐かしむように想いを馳せる

 

「懐かしいねー、ティッシュちゃん。あっ…プルーにも似てたよね?」

 

「うむ」

 

((長すぎだろ!?つーか犬にも似てる猫ってなんだよ!!!))

 

一人だけ、共感を示した琴音を除いた面々は名前の長さとその猫の品種に心中で突っ込みを放つ

 

「あっ、忘れてた。リーダー、テレビ見ていい?」

 

「おろ?なんか見たいんがあるんか?勝手に見ていいぞー」

 

「Gracias」

 

思い出したようにテレビを見てもいいかと聞く彩葉に快く承諾した天哉。兄貴分からの許しに礼を述べ、観戦用のディスプレイモニターをテレビ画面に切り替える

 

『はーい!今日も元気にアイドル活動!シリカこと綾野圭子でーす!実は作者の勘違いで名前の表記が『珪』ではなく『圭』なのは、オフレコでお願いしまーす。因みに今日は埼玉県警の一日署長をやっちゃいます☆』

 

『どーも、埼玉県警捜査一課エリート警部の蒼井天満です。昨日、競馬でケンタウロスホイミに金を注ぎ込んだ結果、大敗しちゃいまして…クソっ……来ると思ったんだがなぁ…綾野さんの警護をやりまーす……あっ…頭イテェ……やっぱり…今朝の8時までヤケ酒はやりすぎた』

 

『警察辞めちまえ。そんな神話の生物とモンスターがガッチャンコした馬が勝つわけあるか、競馬を舐めんなよ』

 

『なんだよ、部下のくせに冷てぇな。ヤンキー上がりはこれだから……偏見は良くねぇぞ?シメタロー。総帥のお父さんは元気か?』

 

『シメタローじゃねぇよ、シンタローだ。名前がおんなじでもオヤジは総帥なんかしてねぇし、弟もいねぇよ。鼻からピーマンねじ込むぞ』

 

『なんて辛辣なヤンキーだ』

 

「「な………何をやってんだァァァァ!!あの呑んだくれ!!」」

 

画面上に映り込んでいた妹分(シリカ)の行く末を見守っていた天哉たち。その視界に飛び込んできた見覚えのある自称エリート(天満(父親))を見た蒼井さん家の双子が吠えた

 

「全くだよ………あんなバカに育てた覚えはないんだがね…」

 

刹那、背後から年季のある女性の声が聞こえてきた。聞き覚えのない声に深澄たちが首を傾げる中、天哉と琴音が機械のように首をぎこちなく回転させる

 

「……………コトよ、コトちゃんよ、琴音よ」

 

「……………なぁに?テンや、テンちゃんや、天哉や」

 

「気のせいか?今なんかヤベェ気配と聞きたくない声が聞こえたんだけども……」

 

「残念だけど……わたしにも聞こえた………」

 

「なんだい?久しぶりにわたしに会えたのに反応が薄いじゃないかい。フェルナンド、モニカ」

 

「「……………ぐ、グランマ………」」

 

振り返った先に居たのは毛先の青いメッシュが特徴的な茶髪の女性。その瞳は青く、口元には不敵な笑みが浮かんでいる、天哉と琴音を足して二で割った容姿の女性、その人物を双子(二人)は「グランマ」と呼んだ

 

「グランマ?なんだそりゃ?」

 

「恐らくはグランドマザーのことかと……ん?グランドマザー?」

 

「テンとコトの親族みたいだな……まーた変な新キャラか」

 

「…………新キャラがリーダーとコトさんのおばあちゃんなんてね。すごく若いね」

 

「はっはっはっ、あたしはもう七十そこそこだよ、まぁ若いもんには負けないつもりだけどねぇ。えっ?若さの秘訣かい?」

 

「「いや聞いてねェよ」」

 

「グランマ」と呼ばれた女性は畳みかけるように自分のペースを展開させる、天哉の得意とする言動と通ずるものがあるのは言わずもがなだ

 

「はじめまして、お祖母様。御初に御目に掛かります、天哉くんとお付き合いさせていただいてます、兎沢深澄です。得意料理は鍋です」

 

「へぇ?フェルの嫁さんかい、良い子じゃないかい」

 

「グランマ、この人は純平さんだよ。わたしの彼氏」

 

「どもっす」

 

「なんだいなんだい、モニもかい」

 

「俺は認めん」

 

「私もだ」

 

未来の義祖母と会話する深澄、純平を紹介する琴音。しかし、未だに交際を認めてない天哉としれっと沸いた胡咲の意見は今日も否定的である

 

「改めて、わたしはフェルとモニの祖母のアデリタ・クラウディア・ベロニカ・蒼井だよ」

 

「長い名前…」

 

祖母基アデリタの名に彩葉は目を丸くする。メキシコでは父親の姓と母親の姓の両方を受け継ぐため、姓が二つになるのだが日本人は余り知らない

 

「メキシコ人だからな。俺と琴音のミドルネームつけたんもグランマだ」

 

「それで、グランマはどうして、日本にきたの?」

 

「ん?ああ、結婚記念日を祝いたいとかあんのバカが言うもんでね。チケット並びにホテル代、旅費をアイツ持ちで来たんだよ」

 

「グランパが?」

 

「あんのジジイ、なーにをやるつもりだ」

 

来日した理由を聞かれ、旦那に呼ばれた語るアデリタ。天哉と琴音は頭の中に一人の陽気な老人を浮かべ、表情を引き攣らせる

 

『えー……皆さん、明日は私と妻の結婚記念日です。盛大に祝いましょう………あっ、間違えた。一日署長の綾野圭子さんに盛大な拍手を』

 

「アレだぞ?心配すんなと言うんが無理あんだろ」

 

「グランパって、アレでエリート主義なんだよね……」

 

「あんのバカ亭主」

 

演説という名の惚気を披露する初老の男性、天哉と琴音の祖父であるのだが、その思考回路は天満と同レベルの名ばかりエリートである

 

『ここで臨時ニュースです、埼玉県入間市の彩道町(さいどうちょう)の銀行で強盗が発生しました。犯人は立てこもっており、客や従業員が人質となっているとのことです』

 

「おやまあ、あの銀行って直ぐそこじゃねぇの」

 

「物騒だな。どうするよ?リーダー」

 

「んあ?決まってんだろ……行くぞ、俺の町で好き勝手はさせねぇよ」

 

愛用の羽織を靡かせ、不敵に笑う道化師。仮面は無いが何時も通りの彼に和人や深澄たちは従う、自分の居場所、大切な町、其処に住む人々の涙を拭う為に彼等は今日も戦う

 

「派手に行くぜっ!野郎ども!」

 

「「了解!リーダー!!」」

 

数時間後、銀行強盗は天哉たちに成敗され、駆け付けた一日署長の圭子率いる警官たちに逮捕されたのであった




新たな就職先を求めた近藤と布里はファミレスに就職!しかーし、まさかまさかの展開が矢継ぎ早に!其処にはあのバカたちもいたりして……

NEXTヒント ストップ・ザ・食い逃げ

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