蒼の道化師は笑う。   作:田中滅

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えっと……お待たせしまして申し訳ありませんでしたぁぁぁ!違うんです!サボってた訳じゃないんです!聞き飽きたかもですけど、違うんです!!

ソウテン「そうか、そうか。まぁ、月一くらいにしてくりゃあ文句は言わんよ」

ホント!?じゃあ、これからはそんな感じで!よーし、今から考え………あれ?なに?そのなんかヤバそうな丸いやつは?ねぇ?ちょいと?テンさん?

ソウテン「あっはっはっはっ、これはお前が嫌いなニンニクを丸めたニンニク団子だ。この作品以外は更新できるくせに月一だぁ?ふざけんなゴラァァァァァ!!」

ひぎゃぁぁぁぁぁぁ!!やめてェェェェ!!

ミト「はじまるわよ♪」


第八条 銀幕デビュー!?監督と役者は変な人がいっぱ〜〜い!!

「今日はVRMMOの意識改革のためにイメージ映像の撮影に協力しようと思います!どーですかっ!」

 

「「ちょっと待て!バカリーダー!!!」」

 

毎度お馴染みのある日の昼下がり、何の脈絡も無く、放たれたソウテンの発言にメンバー全員が突っ込を入れる

 

「なんだ?異論は認めんよ?こいつは運営からの正式な依頼だ。そいつを無碍にしたとなりゃあ、俺たちのキャリアに傷がついちまう」

 

「御託はいらない。本音は?」

 

「警察官になる為に社会奉仕の精神を学びたいから、協力してくれ」

 

「「結局はテメェの私欲じゃねぇか!!」」

 

「ぐもっ!?」

 

社会奉仕という名目の私欲に塗れた提案に、全員から鉄拳が飛び、御決まりの叫びと共に壁に減り込んだソウテンを他所にミトは呆れたようにため息を吐く

 

「仕方ないわね。公式で誕生日が制定された私が一肌脱いであげるわ」

 

「いや、ゲームに出れない人の施しを受けるくらいに落ちぶれてねーよ」

 

「んだとゴラァ!!!ゲームがなんだってのよ!?私は劇場版及び原作では列記としたキャラなのよ!!この作品だけの胡散臭いオリキャラが調子に乗るんじゃないわよ!アシュレイの名前は私のモノよ!異論は認めないわっ!!」

 

「あっはっはっはっ、そうは問屋が卸さない!鎌でくたばるヘマはせんよ!」

 

「ハジケ奥義・タジン鍋フリスビー!!」

 

「ぐもっ!?」

 

気に触る発言から状況は一変、豹変したミトは何時も通りに鎌を振り下ろすが、回避に成功したソウテンは調子に乗り始める。だが、彼女の武器は鎌だけに在らず、懐から取り出したタジン鍋の蓋を投げ、作者も忘れていた懐かしい奥義をソウテンの顔面に見舞い、彼は本日二度目の減り込みを披露する

 

「やれやれ、先が思いやられるな……此処は非公式某ダイビング漫画アンバサダー兼騎士である俺に任せろ!」

 

「お待ちなさい!そんな素晴らしい企画を裸芸のスペシャリストになんぞに任せられません!ここはこの唯一無二完全無欠にして、究極アイドルとも名高いあたしに任せてもらいましょう!」

 

「シリカならば安心。裸パンツは信用できない」

 

「なにっ!?」

 

「ありがとぉ〜!ヒイロ〜!」

 

光の速さで落下しているディアベルを鼻で笑い、シリカだけは賞賛するヒイロは猫の如き身軽さで飛び付いてきた彼女の頭を優しく撫でる

 

「映画といやぁアクションだろ!俺に任せろ!!アクションは得意だ!見やがれ!この筋肉!!」

 

「流石はグリスだ!ナイスバルクだ!」

 

「今日もキレてます!グリスさん!」

 

「見事な逆三角形だぞ!グーくん!」

 

肉体美を披露する為に上半身を露出するグリス。その姿に彼の友人と恋人、姉は称賛を送るがソウテンたちの眼差しは冷ややかだったのは言わずもがなだ

 

「邪魔ですよ?サクヤさん。メンバーですらないくせに、何を参加してるんですか?ほら、出口はあっちですよ」

 

「おんやぁ?また、懲りもせずにグーくんの側を彷徨いてるのか?フィリアくんは。迷子は迷子らしく、おまわりさんに道案内してもらいなさい」

 

恒例の嫁姑争いを繰り広げるフィリアとサクヤ。この二人だけで昼下がりの奥様劇場が展開されそうではあるが、今回の目的は愛憎劇ではないことは火を見るよりも明らかだ

 

「取り敢えず、気を取り直して、配役の発表だ。囚われ役には囚われ慣れてて、囚われ役のプロフェッショナルとも呼ぶべきアスナだ。難しい役だが、頼まれてくれるか?」

 

帽子にサングラス、メガホンという何時もの胡散臭さをグレードアップさせた怪しさ満点のソウテンはヒロイン役にアスナを抜擢する

 

「別に慣れてないよ!?というか慣れたくもないよ!!」

 

しかしながら、本人は乗り気ではないらしく、突っ込みと共に自らの配役に文句を付ける

 

「落ち着きなさい、アスナ。私はその配役なら、安心してヒロインの座を諦めるわ。それでだけど、私は囚われ役のアスナを救い出す流離の鍋奉行にしてもらえる?」

 

「流離の鍋奉行ってなにっ!?」

 

「すまんな、ミトの事は大事だがヒロインには囚われ慣れてる方が適任なんよ。故に、提案に関しては許可しよう。因みにだが俺の役は流れの大道芸人だ」

 

「許可するんだ!?というか流れの大道芸人と流離の鍋奉行って、絶対に人選ミスだよね!?キリトくんからも何か言ってあげてよ!」

 

親友二人の個性爆発気味の役のチョイスにアスナの流れる突っ込みが冴え渡り、疲れ切った彼女はキリトに助けを求める

 

「ふっ……俺は流浪のパスタ評論家だ。世界のパスタは俺の手の中に!!」

 

「お兄ちゃんも変な役柄に!きっくん!どうしよう!」

 

「その前にスグちゃん。質問しても?」

 

「どうしたの?」

 

兄の暴走に突っ込みを放つリーファは幼馴染に助けを乞うが、冷静な彼は眼鏡を上げると軽く咳払いする

 

「なんですか?その剣道着は。何時から君はそういったキャラ付けに頼ってしまう様な人になったんですか」

 

「だって……撮影なんて恥ずかしいもん!だけど、これなら顔も映らないからなんとかなるかなって!ナイスアイデアでしょ!」

 

「なるほどです。君が底抜けにアホだと理解しました、トンキーも悲しむでしょうね。君が母親代わりだと」

 

「そんなことないもん!トンキーはあたしのことが大好きだもん!!きっくんのいじわる!」

 

(わたしの恋人と義妹はいつからこんなバカになったんだろう………ああ、前からだった)

 

ヴェルデからの突っ込みにリーファはぷくっと頬を膨らませ、アスナは自らの身内が手のつけられないバカだったことに気付き、空を見上げる

 

「分かってないわね……これだから、底抜けバカの集まりは信用ならないなんて言われんのよ!!ズバリ!映画に必要なのはラブコメよ!!だから、最初はドタバタ転校生が出てくるべきよ!そして、曲がり角でイケメンとぶつかって、食べてたジャムパンを落とすのよ!」

 

「阿保か?貴様は。それでは、ファンタジーな世界観に合わんだろ。あと、咥えるなら、食パンだ」

 

「味のないパンに用はないわ!!ジャムパンよ!テン!どうよ!」

 

「別に良いよ」

 

「ああ……貴様も阿保だったな。もう、好きにしろ…突っ込む気にもなれん」

 

ラブコメ要素を足そうとするリズベットにアマツが呆れる中、監督兼役者のソウテンは普通に許可を下し、その判断にアマツのため息はより一層に大きくなる

 

「話は聞かせてもらった!イメージ映像を取るらしいな!だったら必要なのはお色気一択!だよな!お前たち!!」

 

「「アイアイ!総長!」」

 

「おやまあ、野生のケダモノフレンズ。どうしたんよ」

 

呼ばれずとも、楽しみある所に群がるでお馴染みのツキシロ率いるケダモノ集団。何処から湧いたかも分からない彼等を前にソウテンは呑気に問い掛ける

 

「どうしたもこうしたもあるかっ!!イメージ映像に必要なのはお色気!つまりは魅惑の尻!シノケツだ!」

 

「違ぇ!ヘソだ!!さぁ!仮面くん!ヘソを取る準備だ!」

 

「シノンちゃんの美脚が銀幕デビュー!!キャッチコピーはこいつで決まりだぜっ!!」

 

「脇に勝る宝はない」

 

今日も今日とて、平常運転という名の変態発言を繰り出すケダモノフレンズの方々。その額に鏃が突き刺さるまでの時間は実に0.05秒だった

 

「毎度毎度、何をしてんのよっ!!こんの変態四重奏(カルテット)!!!」

 

「「「「ず……ずび……ば…ぜ…ん…」」」」

 

「フカ。来月からの第二期は頑張ろうね」

 

「おお、なんだ?レンちゃん。現実逃避からの宣伝か?成長したなぁ」

 

「身内が毎度毎度ごめんネ。シノンちゃん」

 

「慣れたわ」

 

現実逃避に走るレン、其れにニヤニヤと笑うフカ次郎。アリシャは申し訳なそうに身内の痴態を詫びるが、シノンは目を横に逸らし、慣れた自分を憂う

 

「ここで会ったが百年目!!実はそんなに経ってないが……イメージ映像を取るんなら、力を貸してやる!」

 

「おやまあ、コンちゃん」

 

「突然の訪問を失礼します。今日はお嬢さまもご一緒です」

 

「おっ〜ほっほっほっほっ!実に九話振りの登場ですわ!!アバターネームはソメイですわ!」

 

悪友とも呼べるコンドリアーノの登場にソウテンが名を呼べば、彼の背後から姿を見せたフリューゲルスは自分の側にいた女性を紹介する

 

「あら、芳子」

 

「ソメイですわ!!リアルネームは御法度でしてよ!兎沢さん!」

 

「ミトよ」

 

まさかの友人の登場に呑気に名を呼ぶミトであったがリアルネームを読んだ瞬間に普段から自分が口にしているタブーを指摘される。しかし、ソメイ自身も同じことをしているが故に五分五分である

 

「ソメイさん!来てくれたんだ!」

 

「まぁ!アスナさん!嬉しいですわ!貴女とも遊べるなんて!」

 

「良かったわね、ソメイ」

 

「これからはちょくちょく来ますわ!あっ!お兄さまもプレイしてらっしゃいますのよ!」

 

「そうか…前に進めたんなら、何よりだ」

 

嬉しそうに近況を話すソメイにソウテンは一度は刃を交えた青年が前に進む為の一歩を踏み出したと知り、柔らかい笑みを見せる

 

「今更ですけど、パパたちって纏まりないですよね」

 

「うんまぁ……これはこれで何時も通りだねぇ」

 

「慣れとは恐ろしいです」

 

そのやりとりを見ていたユイ、ロト、エストレージャの三人は苦笑しつつも相変わらずの光景を見守るのであった




秋の祭典!文化祭!!祭の雰囲気はバカたちを更に天元突破させる!!さぁ、宴を始めよう!!狂乱の宴を!!

NEXTヒント 秋の祭典

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