ロト「新年あけましておめでとうさん、今年も両親ともどもよろしくね。昨年も皆様のご声援のおかげで、作品は二周年を迎えることが出来ました。今年も楽しく、ゴーカイに彩っていくつもりだから、期待しててねー」
「レディ〜〜〜〜ス!ア〜〜〜ンド!ジェントルメ〜〜〜〜ン!!!世界を彩る娯楽は常に側にある………ハジケ、ハジケて、ハジケられ、祝え!新年早々アゲアゲでパーリィなバカ騒ぎの始まりの瞬間を!!新生アインクラッド新春ラッキーレースのスタートだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
1月1日。ソウテンがクリスマスイベントを来年に持ち越してまでに計画した企画、其れは新年を祝うというよりは馬鹿騒ぎしようぜ☆がコンセプトの新春ラッキーレースである。そして、言う必要すらないと思うが言っておかなければならない事がある。各種族の妖精達が見据える先には一つの舞台。その中央で、特徴的な猫耳をぴこぴこと動かし、愛らしい鍵尻尾をふりふりと揺らし、軽快なステップを繰り広げる少女の手にはマイクが握られ、ミニスカート風の着物に身を包んでいる
『L・O・V・E!シリカ!がんばれ、がんばれ!シリカ!!』
「はーい!司会進行はあたし、泣く子も笑うのキャッチフレーズでお馴染みの《
『かわいいーーーー!!!』
「そして、そして!更に今回は司会があたし以外にも!」
「今日も元気にぴょんぴょん!飛び跳ねるミニマムガール!レンちゃんだよ〜!」
『L・O・V・E!レン!可愛い可愛い!!レ〜〜〜ン!!』
「頭脳明晰!容姿端麗!眉目秀麗!ロシアが産んだ奇跡の天才美少女!セブンちゃんの御登場よ!
『うぉぉぉぉぉぉ!!セブーーーーーーン!!』
仮想世界にその名を轟かせる三大アイドルの登場に観客席が湧き立ち、盛大な拍手と歓声が挙がる
「恋人が今年も元気にアイカツしてるなう#竜使いちゃんで、拡散希望」
「新年早々の開口一番が主人公である俺ではない件についてを話し合う必要がありますな。作者を呼べ」
「リーダー。作者はこれを年末に予約投稿した後に年末に高校時代の友達と久しぶりに飲み会をした後に、中学時代の友達と恒例の初日の出を見に出かけた後に年始は実家で父親と酒盛りをして、最終的に布団にバタンキューしてる。だから、まだ寝てるよ。起きるのは今日の夕方だと思うから、寝込みを襲うに一票」
「おやまあ、なんとイカれた正月を送ってやがんだ?あのグラサンヤローは。ヒイロの案に賛成だ」
相変わらずの威厳皆無な扱いに、作者を呼べと要求する
「ねぇ、なんか今さっき傍迷惑迷子野郎とか言わなかった?地の文で言ったよな?」
「気のせいだろ。あとな、お前が迷子な事は今年も変わらないぞ」
「その言葉を打ち返してやろうか?ぼっちこのヤロー」
「あっはっはっはっ」
「ふっふっふっふっ」
「あっはっはっはっ」
「ふっふっふっふっ」
「あっはっはっはっ」
「「………やんのかっ!!!」」
「新年早々に喧嘩するんじゃないわよっ!!こんのバカコンビ!!」
「「ぐもっ!?」」
胸倉を掴み、いがみ合いを始める二人にミトの御約束が命中し、御約束の叫びを挙げ、ソウテンとキリトは倒れ伏す
「殴るわよっ!」
「ミトさん。言わずもがなだけど、今年も伝家の宝刀は健在だね」
「正に我が最強のツッコミ役です。流石はミトさん」
今年も冴え渡る伝家の宝刀にヒイロは手を叩き、ヴェルデも眼鏡をくいっと上げながら、彼女を褒め称える
「きっくん?分かってると思うけど、今年もあたしはきっくんのおふざけには目を光らせるからね」
「おや、スグちゃん。この僕が何時ふざけたのですか?願わくば教えていただきたい」
馬鹿物語の生みの親であるヴェルデを睨み、両眼をギランと効果音が鳴らんばかりに光らせるリーファ。然し、当の本人は改める素振りは皆無であり、上半身に来ていたTシャツには「帰ってきた炒飯早食いクラブ」の文字があった
「そういうとこだよ!!なに!その服は!?」
「炒飯早食いクラブの新バージョンTシャツです。今なら、旧バージョンもセットにして、物販で398円の大特価価格で売っていますよ」
「安すぎる!!怪しい!明らかに怪しいよっ!!」
「心外ですね!怪しいとは!折角の良心を無碍にされ、僕は傷つきましたよ………スグちゃん」
「えっ……あっ……ご、ごめん」
何時にないくらいに素直に傷付いた事をアピールするヴェルデ。其れを見たリーファは流石に言い過ぎたか?と思い、素直に謝罪する
「いえ、別に気にしてませんよ」
「今の謝罪を返せっ!!カレーメガネ!!」
「カレーを馬鹿にするとはっ!スグちゃんには、やはり……カレーの生い立ちから話さなくてはならないようですね」
「だからいらんわっ!そんな話っ!」
謝罪も束の間、即座に何時ものリーファ弄りに戻る姿は慣れと言うべきだろう。安定の二人に今にも飛び掛からんばかりのキリトはアスナに簀巻きにされ、他の面々はレース参加者にも関わらず、炬燵に入り、鍋を突いている
「あら、鍋が煮えたわ」
「うむ、新年早々から嫁さんの鍋を食えるなんてな。俺は幸せだ」
「毎日鍋が食べたいだねぇ?とーさん」
「我が息子よ。其れを言うなら、毎日味噌汁が飲みたいの間違いじゃね?」
「おやまあ、そうなんか?そいつは知らなんだ」
「ママ!ユイに味噌汁の作り方を伝授してください!」
「では、マスター・フィリア。私にはポソレを教えていただきたいです」
家族団欒を洒落込むソウテンとミト、ロトの三人。その様子を見守っていたガールフレンドたちは母親と主人に料理を教えて欲しいとせがむ
「エスちゃん……大きくなったね……」
「箸が高いぜ」
「ヴェルデ。グリスさんがまた間違えてる」
「新しい年を迎えても安定のゴリラですねぇ」
「お兄ちゃんは許さん」
「お姉ちゃんもだ。フィリアくんみたいなへちゃむくれのおたんこなすペチャパイ迷子娘にグーくんはやらん」
「フィーちゃんを悪く言わんでもらえます?うちの妹ちゃんは御近所でも評判の我が家の
「そんな褒めても何も出ないよ?テンちゃん」
「ぐぬぬっ!ナイスフォローではあるが負けはしないぞっ!私は迷子たちに屈しない!」
ソウテンとフィリアの仲の良さに何の対向意識かは不明だが、拳を握り締めるサクヤ。何が彼女をここまで奮い立たせるのは誰にも理解出来ない
「ふっふっふっふっ………まさか、新年一発目から、お前との決着を着けられる日が来るとはな……今年こそは俺たち八人衆の時代だっ!!」
一家団欒に横槍を入れたのは、見慣れてしまった頭の悪そうな
「どちらさんでしたっけ?ってリーダーが言ってる」
「忘れてんじゃねぇよ!俺だ!八人衆のコンドリアーノだ!!!」
「………………こしょこしょこしょ」
「まさか、珍獣だらけの島で宝箱にハマったままの生活を続けるお前と再会する日が来るとは思わなかった。大ファンです、○フィの誘いを断った時は信念に涙しました、サインくださいって言ってる」
「○イ○ンさんだろうがァァ!!それェェェェ!!」
コンドリアーノを○イ○ンさんと勘違いしているソウテン。首を何度も捻り、その末に答えに行き着く
「思い出した!登場の度に好感度を上げようと定番ネタを放り込もうとしてくるお笑い集団!!」
「新年早々に呼ばれて、飛び出て、じゃじゃじゃん……って違うわっ!!フリューゲルス!!お前もなんか言ってやれっ!」
「皆さま、あけましておめでとうございます。本年も兄が御迷惑をお掛けいたしますが、ご容赦ください。本年もよろしくお願いいたします」
「新年一発目から礼儀正しいっ!流石は我が妹……って!違う違う!そいつらは敵だぞっ!?フリューゲルス!」
「黙っていろ、コンドリアーノ。セブンの活躍の場を台無しにするんじゃはい、鏡餅にしてやろうか?」
「新年早々からの身内の暴力!」
「新年といやぁ!やっぱり、ありがてぇもんを拝まねぇとなっ!」
ぎらりと、トレードマークの犬歯を光らせた青年。獣の雄叫びの如き、笑い声を挙げる彼を見た瞬間にソウテンの視線が動く
「おやまあ、ツッキーもいたんか」
「貴様は何をしている……ツキの字」
「ん?ああ、テンにアマツか。決まってんだろ?初日の出ならぬ初尻を拝んでんだ」
「おいおい、総長。初ふとももを忘れてもらっちゃ困るぜ?」
「だな!元旦に拝むなら、初へその出一択だ!」
「初わきも捨てがたいがな」
生クリーム大福を頬張るツキシロ、天ぷらを頬張るリッパー、白米を掻っ込むキッド、ワインを嗜むクイックドロウ。四人の額に鏃が突き刺さる
「新年早々に何をしてんのよっ!!こんの変態
「「「「ず……ずび……ば…ぜ…ん…」」」」
「フカ。今年もよろしくね、変態ばっかりだけどフカだけはそのままでいてね」
「おうよ☆フカちゃんは今年もレンちゃん推しだぜ?可愛いレンちゃんを激写していくから、よろしく☆」
「やっぱり、フカもおかしいんだよなぁ」
今年も安定の変態振りを披露するケダモノフレンズたちは生きる活力剤とも呼べる冥界の死神と迎える元旦を謳歌していた
「ホントに困った弟だヨ」
「グーくんは可愛いから問題ないなっ!」
「サクヤちゃんは鼻血を止めようネ?気持ち悪いヨ」
「アリシャには分からんだろうが、姉とは弟を愛でるものなのだ。だからこそ!グリス親衛隊長の私がしっかりとしなくてはなっ!」
「いやいや、だからね?前にも言ってけど、サクヤさんをメンバーにした記憶はないんだけど?何を自分から勝手にメンバー入りしてんの?」
「全くですな。門外顧問にも了承無しにメンバーを語るとは言語道断ですぞ」
「おめぇもメンバーにした記憶はねぇよ!河童オヤジ!!」
リーダーである自分の承諾も無しに勝手にメンバーを名乗っているサクヤとニシダ。恒例化してしまったやり取りにソウテンは普段とは真逆の突っ込みキャラに変貌していた
「リーダーも大変だね。周りがアホばかりだと」
「分かってくれるか?流石はヒイロだ」
「うん、類は友を呼ぶだよね?リーダーはバカで迷子だから、周りは変なのしかいない」
「前言撤回……ヒイロくん、お兄さんはオハナシがあるんだが?」
「俺はない」
「待てゴラァ!焼き鳥チビっ!!」
真剣な雰囲気から一変、道化師は弟分の上げて落とすを体現した行いに、じりじりと詰め寄り、最終的には有名なネコとネズミのコンビにも匹敵する追いかけっこを始める
「ミト。レースはどうなったの?」
「アスナ?このバカたちが真面にイベントに参加出来るような人たちだと思う?」
「思わない。だって、バカだもの」
「そういうことよ」
寒空の下で行われた新春ラッキーレースは何時の間にか、何時も通りの大宴会に発展し、結果的に新生アインクラッドには初笑いの声が響き渡ることになったのは言うまでもない
皆様、昨年は大変お世話になりました。今年も一つよろしくお願い致します、皆様に笑いの風をお届けしてまいりますので、道化師たちの馬鹿騒ぎにお付き合いくださいませ。以上を作者からの挨拶とさせていただきます
もしも、そーどあーと・おふらいんを書くなら…
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ソウテンとミトが司会の賑やかな雰囲気
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キリトとアスナが司会の正規の雰囲気