誤字報告、感想ありがとナス!
今回からもう吹っ切れました、何がって?そらトランプで仮面ライダーですよ(ネタバレ)投稿時間をミスった気がするのは気のせいさハハハッ!(冷や汗)
そしてイッチの再生能力とあのアーツ能力…あ、ふーん(察し)
「ククク…あと少し、あと少しでたどり着く」
「私が"あの力"を見つけてから既に数十年…」
「あの時は奴が邪魔をしたから失敗してしまったが…それはいい、そのお陰で私はまた一歩目的に近付けた…」
「あとは相応しい時と場を……ふむ、予想通りここへ来たか」
「……そうだな、どうせならこの忌々しい物も処理しておくか」
「フッフッフッ…」
ーーーーーーー
仕掛けを解いたら落とし穴が開いて俺は落ちた。字に表すとこんなにも間抜けなことがあるのか…その事実にそっと涙を飲んだが、落ちた落とし穴は意外にも穴の深さは無かった。
「アダッ!」
【0点】
【辛辣で草】
【満点の着地とは…?】
【そらアクロバティック着地よ】
【アクロバティック着地…?】
アクロバティックってなんだよ(真顔)そんなことを思いながら床にぶつけた腰を擦って立ち上がる。周りを見ればそこは研究所の通路のような光景があった。奥には扉がありさきが続いていることがわかる。
「さて、行くか」
先程までの謎解きで多少は足の痛みも引いたのですぐに先へと進む。一体何時どこで追い付いてくるかわからないので軽く駆け足で走る。
扉が開くとそこには大量の格子付きの扉が大量にあった。今は静かだが、中には恐らく襲撃に使われるであろう実検体が沢山いる筈だ………ふむ。
【ん?どしたんや】
【その扉の中には何がおるんやろなぁ…】
【そらあれっしょ】
【あれかぁ…(死んだ目)】
掲示板の奴等が不思議そうに俺の行動を見ている。正直な話あんまりやる意味はない。だが強いていうなら…
「嫌がらせでもしておこうと思ってな」
全ての扉に通じているパッドを弄った。するとアラ不思議、実検体がいる部屋が全て開いたではありませんか!中にいた実検体はどうやら指示が無いため今は死体のままだが、それは別にいい。重要なのは"扉が開いている"ということだ。
勿論、監視カメラが通路にあるがつい癖で…げふんげふん予め壊してある。これで奴に発見されることを遅らせられる。
全ゲートオープン確認、ヨシ!(現場確認)
確認が終わったので先に進む。とは言っても奴のいる研究所はもう2つ先なのですぐに到着した。
中に入ると、そこには様々な機材が置いてあり、中央には筒型の妙な機械が設置されていた。俺は中央の機械に近付きながら声をあげた。
「おい博士、どうせ俺がここに来ることは分かってたんだろ?大人しく出てこいよ」
「相変わらず面白味の無い"人"ですねぇ…そこら辺はあのオリジナルにそっくりだ」
そう返事が聞こえると、中央の大規模な装置の陰からその男が現れた。ソイツは草臥れたスーツの様な服の上に白衣を羽織っている男。
こいつの名前はBOARD(ボード)、設備開発、新薬実検、人体実検etc…とにかく色んなことが出来る奴だ。欠点といえば自分が一番だと思ってることだな。
「お前がそうしたんだろ…しかし女王もお前も、皆オリジナルに拘り過ぎだと思うけどな」
「そりゃ拘りますよ、彼女からしたら彼は間違いなくヒーローだった。昔から彼等といた私もそう思いましたからね…だからこそ彼が死んだ時、私の実検が必要だったのです。彼が死んだ時、誰が彼女の事を護るヒーローになるんですかねぇ…ならば作ればいい。"彼"でありながら"彼"ではない紛い物をね」
「俺は、俺達は紛い物なんかじゃない。俺達は"俺達"だ、オリジナルの…"ブレイド"のレプリカなんかじゃない」
「えぇ、えぇ、分かっておりますよ…」
そうは言うが顔がニヤけていた。どうせ撤回とか弁解する気もないのだがら無視する。俺は視線をBOARDから装置の方へと向ける。
「で、これが例のワープ装置か?」
「はい、その通りです…因みにもうすでに点検は終わっていますのですぐにでも使用出来ますよ」
「準備が良いな。なら丁度いいや、この装置を壊すから使わせてくれよ」
「ブッ殺すぞ模造品」
「どうぞご自由に?」
「「なんてな(ね)、ハハハハ!」」
【すげぇどっちも笑顔で言うじゃん】
【青筋ビキビキ…】
【嘘みたいだろ?これ仲間同士の会話なんだぜ?】
【貴方達もっと仲良く喧嘩しなさい!】
【というかブレイドかぁ…】
【オンドゥルウラギッタンディスカァ!?】
人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ(普通)とまぁお互いにこうやって罵倒し合うが、実行したりはしない。『今はその時じゃない』しな。
さて、そんなことは言いとして口ではああ言っていたが奴は口角を引き付かせながらワープ装置の起動準備を行っていた。相変わらず何を考えているか分からない奴だ(ブーメラン)
しかし手持ち無沙汰になってしまったな…そう考えて研究所の奥、実験台や大量の資料が置かれている机へと向かう。何故かは分からない…だが"行かなければならない"気がした。
「……これは」
身体が自然と動いた。目についた瞬間に全ての意識がそれに向かった。そして『初めて見た筈』なのに俺はこれを『知っている』『覚えている』。
資料の山の中にまるで分かりやすい様に置かれた『バックル』と『12枚のカード』がそこにあった。俺はそれを迷いなく懐へと入れた。
手に持った瞬間の懐かしい感触に違和感を覚えながらも、とりあえず奴の所へ向かった。
「おい、BOARD」
「そこに置いてあったバックルとカードは君が持っていくがいい。私の計算によれば"それ"を使えるのは『彼』と『君』だけだからね」
「…何から何まで予想済みって訳か」
「流石に転移してからのことは分かりませんよ」
「逆にそこまでは分かるってことか…」
【何コイツらの会話…まるで意味が分からんぞ!?】
【お前ら仲良いな…】
【まるでブレイド本編みたいな会話だぁ…】
【まだそっちの方が分かりやすいし面白いし平和だゾ】
【それを言ったらおしまいなんだよなぁ…】
【オニーサンユルシテ(ユルシテ)】
オニーサンユルサナイヨ(ハイライトOFF)さて、これは完全にやられたな…俺がこれを手にしたということはそれは運命だろうな多分決められていたこと。
そんな事を考えているとワープ装置が起動を開始した。近くに繋がっていたエネルギータンクがガタガタと揺れ始める、そして装置の真ん中から強い光が溢れだしてきた。
「フルパワーで起動しました、この時の成功確率は100%ですが細かな調節が効きません。もしかしたら転移後に身体の一部が崩れ落ちていたり、転移場所にズレが生じるかもしれませんが貴方なら大丈夫でしょう」
「不安になること言うなぁ…」
「そもそも装置を破壊する気で来た人がいいますか?安心してください。『この装置は元々この時の為に作りました』からね」
そうBOARDは光の灯っていない目で不気味な笑顔を浮かべながら言った。俺はあの笑顔が、目が苦手だ。まるで何を考えているのか全く分からない、楽しいのか?それとも嗤っているのか?考えれば考える程分からなくなる。
いけない、思考がだんだんと良くない方へと向かっている。そうだ、奴が何を考えているのかなんて今はどうでもいい。例え分かったとしてもいい、『奴と戦う事』はすでに決まっているからな。
俺は装置の前に立ち装置の真ん中で輝く光を見つめた。そして少し息を整え、光へと足を進めようとするとBOARDに呼び止められた。
「サバイバー、貴方はこれから死んだ事になりますが転移した後の名前は考えてありますか?」
「え…あー…まぁ一応は考えてはある」
とは言ってもこれは掲示板の奴等がずっと言ってきた事なんだけどな。
「ーーカズマ、カズマ・ケンザキだ。コードネームはまだ考えてない」
そう伝えると、奴は顔を俯かせた。はて、どうしたのだろうかと思っているとBOARDは突然顔を片手で覆いながら大声で笑い始めた。
「ーーハハハハハッ!!そうかそうか!流石"オリジナルに最も近い"者だ!!そうだ!そうでなくては面白くないッ!!!」
BOARDが顔から片手を思い切り離すと、血走った眼で笑いながらこちらのことを見た。
「死して尚立ちはだかるか…『剣崎一真』ッ!素晴らしいッ!だからこそ越え甲斐があるというものだ!!サバイバー…否、カズマ!君にもう一つの名前を与えよう!!」
ふと嫌な予感を感じ視線を外すと、そこには何時破裂してもおかしくないエネルギータンクが目に入った。
「『仮面ライダーブレイド』!君が死した後に名乗る名前であり、"私の前に立ちはだかる邪魔な存在"だ!!」
直ぐ様光へと走り出す。エネルギータンクが更にガタガタと音を大きく鳴らし始める。
「強くなりたまえ!そして"今度こそ"私の糧になりたまえブレイドッ!!」
光へ手を伸ばす。横から何かが爆発する音が聞こえ、視界が真っ白にーーー
ーーーーーーー
『ーーようやく、来たんだね?』
『ずっと待っていたよ…この日をね』
『"彼"は僕を扱い切れなかったけど…君はどうだろうね?』
『まだまだ弱い…けど、君はきっと強くなる。今よりずっと…』
『ふふふ…待ってるよ。いつか僕と出会うその時まで…』
今回はこれで終わりです。何か(一枚)足りねぇよな?
というかブレイド本編で使われなかったラウズカードの効果って使うとどうなるんですかね?タイムベン…じゃなくてタイムスカラベとかどうなるんや…ポーズなのか?それともクロックアップ?もしくはステイシスガンみたいな指定した物を固定するとか?
うーん分からん。
それでは、また次回。