ここはロア天界の長ロアの部屋、その部屋には大天神ロア以外にもその姉ロイの姿もあり彼女達が見ているのは戦兎が倒した骨の残骸・・・・・・それが現在彼女達の目の前にある。
「これがトリケラトプスだったものね・・・・・・」
ロイはじーっと見ておりロアも報告を受けた時は骨がどうして動いたのだろうかと思い考えていた。
今は何も反応がなくただの骨の状態でありダブルライダーキックを受けて爆発をした残骸を戦兎がロア天界に送ったものである。
「いずれにしてもこの骨がどこで送られてきたのか調べるために景子達を行かせたのはいいが・・・・・・」
「スフィア天界やほかの天界にそのような存在はしていなかったそうよ。」
「・・・・・・・・・・・・ったくめんどくさいものだな。」
「全くです。」
二人はため息をついて骨を調べるために解析システムがある部屋の方へと運ぶのであった。一方で地上の方では麗華がデータベースでじーっと見ていると零児も来たので彼女は振り返る。
「零児じゃない。」
「よう、何しているの?」
「お父様からもらったこのスパークリングフルボトルのデータがほしくて仮面ライダーのデータを集めていたの。」
「奇遇だな、俺も実はブランクライドウォッチをどうしようかなと考えているところなんだよ。一葉姉ちゃん達が来た時に彼女達もそういえばジオウのライドウォッチを融合させていたなって思ってね。」
「なるほど・・・・・・それぞれの特徴の仮面ライダーの能力を融合させたもの・・・・・・か。零児が得意なのって格闘戦だっけ?」
「まぁね、姉ちゃんの方は射撃主体だよな・・・・・・」
お互いに考えて仮面ライダーのデータベースを検索をする中戦兎はその様子をじーっと見ていた。
(双子が天界などで育ち自分たちでライドウォッチやフルボトルのデータを調べる。うん成長をしているって素晴らしいな・・・・・・)
心の中でそう思いながら彼は部屋を後にしてリビングで座っていると体に衝撃が走ったので何事かと見た。
「イクトーーーーーーあの子達が僕からイクトをとろうとしているうううううううううううううううううううう!!」
「・・・・・・あの子達?」
アリスが抱き付いてきたので誰かと見ているとじーっと見ている麗奈達がいたのであーそういうことかとアリスをひょいっと横に置いた。
「僕おもちゃじゃないんだけど!!」
「いやお前、いきなりタックルはないだろ。てか地味にいたいし・・・・・・」
戦兎はお腹を抑えていたのを見てアリスはすぐに謝り許すことにした。さて一方で双子の方は何をしているのかというと?データをライドウォッチやスパークリングフルボトルに注入をしているところである。
そして光だして二人は持つ。
「できたわ!フルブラストブレードスパークリング!射撃主体の仮面ライダー、G3X、ゾルダ、スナイプ、龍玄、ギャレン、ディエンド、ドレイク、バース、バルカンなどのデータが入ったものよ!これにより必殺技を放つ際に彼らが登場をするようになったあわ。さらにモードを変えることでナイト、バロン、ブレイブ、サソード、ブレイズ、アクセル、カイザ、ガタックの力を使えるようになったわけよ。ふっふっふっふっふそれで零児のは?」
「俺はオーズタジャドル、迅バーニングファルコンにブレイドジャックフォームの力を加えたバーニングライトニングかな?炎と雷の力を足して武器などもタジャスピナーにブレイドのラウザーの剣がつけられた武器って感じかな?もう一つは素早いフォームでクウガドラゴンフォーム、ガタック、レンゲルを足したブリザードクロック。相手を凍らせる冷気と共に素早くドラゴンロッドとガタックカリバーなどを使って戦うウォッチだよ。」
「今のところはその二つなの?」
「かな?あまり作り過ぎると俺自身が慣れないからさ。」
「なるほどね。」
零児の言葉を聞いて麗華も納得をして新たに完成をしたスパークリングフルボトルをしまい零児も二つのライドウォッチを腕のホルダーにセットをする。
次回 双子は新しい自分用のフォームが完成させた!その力を見るために戦兎はロアスフィアドライバーを装着をする。
次回「新たな双子の力!ロアスフィアに見せる時!」