葵 健吾、かつて戦兎が『紅イクト』だった時の世界で悪行三昧をしてきた男……魂の状態でいたらしいが、今度はなんと敵。乗っ取って復活した。さらにアナザーオーマジオウに変身し、戦兎が変身したビルドと交戦して窮地に追い詰める。しかしそこに異世界の戦士達が助けに現れたのだが……戦兎は何故だかシャウトして全員を倒してしまうのであった。
そして如月家の屋敷で…
「すまん。」
戦兎は全員にシャウトして気絶させたことを謝っていた。
「いきなりシャウトされるとは思いませんでした。」
「あー……頭が響く。」
全員がまだシャウトした後の痛みが残っており、そのせいで頭を抑えてしまう。戦兎もシャウトに関しては申し訳ないと思っていた。だが一人だけ戦兎を見て暗い顔をしている人物がいた。
常磐一兎の娘、『常磐冷雨』である。
戦兎は彼女がなぜ自分を見て暗い顔をしていると考えていたが、彼の予測として何かを隠していると感じていた。すると彼はある事を思い出した。それはスフィア天界でとある書物を見つけて読んでいたことだった。
自分がレグリアとして生きていた時にアマルスマに殺された原因が書かれていた書物だ。
とりあえず戦兎はその話は後にして自己紹介をすることにした。
「まぁ知っている奴がいるから言っておくか……如月戦兎事、『神エボルト』だ。」
「「「なんか減ったな!!」」」
「まぁ長い自己紹介をするつもりはないからな。」
「「「あ、はい。」」」
「そういえば戦兎、この子達はもしかして……」
「一海達は赤ちゃんの時に会っているからな。ほらお前達、自己紹介をしなさい。」
「はい、私は如月麗華といいます。皆さんのことはお父様から聞いております。よろしくお願いします。」
「同じく如月零児といいます。父さんから皆さんが俺達が小さい時に守ってくれたことも聞いています。」
「まずは俺たちからか?俺はゴーカイレッドに変身をする。緋羽 武昭だ。」
「ゴーカイブルーに変身をする。風鳴 翼です。」
「ゴーカイグリーンに変身をする。マリア・カデンツヴァナ・イヴよ。」
「ゴーカイイエローの天羽 奏だ!」
「ゴーカイピンクの雪音 クリスだ!」
「そして私が!ゴ―――カイシルバー!のセレナ・カデンツヴァナ・イヴです!!」
「いよーっと俺はドンモモタロウに変身をする立花 タロウだ!」
「えっとオニシスターの小日向 未来です。」
「私はサルブラザーに変身をする青島 ハルトという。」
「僕はキジブラザーに変身をする佐山 学といいます。あー妻と息子がいます。」
「俺はイヌブラザーの岩本 ライだ。」
「桃太郎、鬼、犬、猿、雉ねー……」
「俺は紅一海だ。」
「待て一海。」
「なんだ?」
「その子って……まさか!?」
「おう!俺の息子だ!!」
「紅一樹といいます。戦兎さんのことは親父から色々と聞いています。」
「一樹君、ちなみにこいつは俺のことを何て言っているかな?」
「おい待て一樹『確か、色んな女性と関係を持っている野郎と……』待て戦兎………なんで笑顔になりながらこっちに来ているんだよ!?待てその右手は…ぐあああああああああああああああああああああああああああああ!?」
自分の事をそんなふうに見ていた一海に戦兎は彼の頭を掴んでお決まりのアイアンクローをしたあとに投げ飛ばした。
「Ω\ζ°)チーン」
「はい次……はお前か?」
「あぁ十六夜 煉だ。」
「アリアちゃんと勇太君!久しぶり!」
「はい。戦兎さんとそれに子どもたちもおおき『あらあら私のいたずら心がでてきましたですのー』……え?」
「げ!?」
アリアが後ろを振り向くと、勇太の人格がアルフィミィに変わっていた。彼女はその隙に麗華の胸を後ろから襲撃して掴んで揉んだ。
「きゃ!!」
「ふむふむ……弾力がなかなかのものですわね!!マシュマロぐらいの柔らかさでしょうか?」
「てめぇ!姉ちゃんから離れろ!!」
零児は燃える拳を叩きつけようとしたが、アルフィミィは瞬時に消えてしまう。彼はどこかと探して辺りを見渡すが、後ろからちょんちょんと指を指されたので後ろを振り返ると、パイを顔面に命中されてしまう。
「ほぐ!」
「あははははは!命中ですの!!」
『てめぇ!いつまでやっているんだ!俺に変われ!』
今度は天宮 竜馬の姿に変わった。
「さっきは悪かった。本当にすまねぇ。」
「・・・・・・・・・・・・」
麗華は自分の豊満な胸を抑えて顔を赤くしてしまった。零児も顔についたパイを落とすために洗面所の方へと向かったのであった。
そんなカオスな状況に戦兎は頭を抱えながら自己紹介の続きをすることにした。
「俺は神ジオウ事常磐 一兎だ。」
「はーい私は可愛い!常磐 一葉ちゃんだぞ〜♪」
「はぁ……こんなのが私の姉と思われたくないぐらいな自己紹介ありがとうございました。常磐冷雨です。」
「ちょ!?」
「私は常磐・T・エーニャだよ!開発なら「させないからな!」冗談ですやん戦兎さん…」
「俺は「こいつはクローン連合軍最高指導者闇川 月夜だ。」ってなんで俺の自己紹介をするんですか!!」
「だってお前たまに来るじゃん俺のところに。」
「まぁそうですけど……」
「しかも厄介な事件を持ってくるじゃねーかよ。」
「うぐ。」
心当たりしかないので月夜は何も言わなくなった。
「……なんで俺ここにいるんだろう?」
『封城嶺賀』別世界のIS操縦者である彼は月夜に無理やり連れてこられて今に至っている。戦兎とは彼の世界でISに関する事件で共に戦ったりした関係がある。
「知らん。」
「えー!?だったら俺を元の世界に「そいつが返してやればいいだろう?」アンタ神様だろうが!!」
「だって君の世界登録するのを忘れちゃったからさ。どこかの馬鹿ジオウのせいで・・・・・・」
戦兎はじーっと一兎を睨んでおり彼自身は横に向いた。すると常磐三姉妹が右手を用意して彼の頭を掴んだ。
「このくそ親父いいいいいいいいいいいいいいいい!!」
「ぎゃあああああああああああああああああ!!」
「さて三人は久しぶりというか……何年ぶりでいいのかな?」
「ですね。」
「俺達もあの戦いからかなり経っているのを感じるが。」
「まさかあの時の赤ちゃん達がこんなに大きくなっているなんてね。」
「そりゃあな?姉さん。」
「えぇ」
「「神の子どもですから。」」
「それと光刃君も久しぶりだね。」
「はい戦兎さんも元気そうで何よりです。てかあっちでも会いましたよね?」
「まぁ無理やり引きずりだされているからな?(笑)」
「戦兎さんだけですよ!そんなことしないのは!ひどいんですよ!?特に一葉はいきなり引っ張ったりするんですから!!」
「あぁ!?」
「ひぃ!!」
一葉の殺気を感じた光刃は戦兎の後ろに隠れて彼を盾にして彼女を怖がるのであった。
「おい光刃ァ!てめぇ今すぐ私の前にでてこい!」
「誰が行くかよバカ!またアイアンクローするだろうが!?」
「(てか俺の間で乱闘をするのだけは勘弁をしてくれないかな?)」
戦兎はそう思いながら、テレポートを使って冷雨のところに向かったのであった。
「せ、セントサン……」
「何か困っている事があるみたいだね?ちょっとだけ話をしようか?」
「はい。」
次回「冷雨とのお話」