IS魔法ビルドニュージェネレーション   作:桐野 ユウ

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ミナコから話される過去

双子達は戦兎が一兎にアイアンクローをしたのを見てから母である美奈子がいる場所に走っていた。

 

リビングに到着をして美奈子を見つけた。彼女は突然走ってやってきたので驚いている。

 

「二人ともどうしたの?」

 

「お母様!教えてください!」

 

「父さんが殺されたって本当かよ!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

双子の言葉を聞いて美奈子は無言になった。そこに走ってきたほかのメンバーも到着をする。ちなみに一兎は月夜がおんぶをして駆けつけた。

 

「えぇその通りよ。レグリアは・・・・・・あなたたちの父は殺されたわ。」

 

「「!!」」

 

美奈子の口から殺されたという単語を聞き双子は目を見開いた。

 

「アマルスマって奴か!!そいつをぶん殴ってやる!!」

 

「・・・・・・私も同じ気持ちです!お父様を・・・・・・」

 

「・・・駄目よ。アマルスマはもういないわ・・・・・・最後は自爆をしようとしたのをレグリアが殴り吹き飛ばして爆発をして消滅をしたのだから。」

 

「「ぐ!!」」

 

双子達は悔しそうに手を握りしめている。

 

「零児達のあんな顔、始めてみたわ。」

 

「えぇ・・・・・・普段ならあんな顔をしないわ。」

 

「・・・・・・自分の父親が殺されているからな。だがその敵はすでに戦兎が倒しているからな。ならその怒りを自分たちで抑えないといけないと判断をしたのだろう。」

 

煉が冷静に双子の今の状態を見てそう判断をする。双子達の手は思いっきり握りしめており美奈子は全員に話すように昔のことを話しだした。

 

「あれは学校を卒業後のことだったわ。神候補として戦うことがあったのよ。ある任務でレグリアはアマルスマと共に任務に向かったわ。だけど帰ってきたのはアマルスマだけだった。彼曰く自分をかばったと言っていたわ。」

 

「戦兎はそんなに弱かったのか?」

 

「そんなわけないわ!!レグリアは私たちの中でも強かった!アマルスマなんかよりも強かったわ!だから彼が死ぬはずなんてないとどれだけ思ったか!!」

 

怒りの声を聞いて全員が驚いた。零児と麗華もこんな美奈子の声を聞いたことがなかったからだ。

 

「それからだった!私はレグリアのことを忘れないように彼のようにやろうと決めた!だけどそれではいけないと思い隠しながらやってきた。そして出あったのがイクト事戦兎なの・・・・・・だけどまさかレグリアだったなんて思ってもいなかった。だから再会をした時は嬉しかった。また一緒になれるって・・・・・・」

 

「「「美菜子さん・・・・・・」」」

 

「ごめんなさい、零児と麗華もごめんね・・・・・・」

 

そういって美奈子は立ちあがり誰も追いかけようとしなかった。

 

美奈子side

 

やってしまった。子どもたちの前とはいえ・・・・・・あんな怒った口調で話をしてしまった。アマルスマのことを思いだすだけでイライラが募ってしまう。

 

「く!!」

 

私は壁を殴ろうとしたがその手でふさがれてしまう。止めたであろう人物が声をかけてきた。

 

「その綺麗な手を血まみれになるのはごめんだなミナコ。」

 

「レグリア・・・・・・」

 

彼は抑えていた手を離して私は無言でいた。

 

「話したんだろあの子達に俺が殺されたことを・・・・・・まぁあいつらのことだアマルスマを殴ってやるとか言わなかったか?」

 

首を縦に振りレグリアはそうかと笑う。

 

「笑い事じゃないでしょ!あなた殺されているのに!」

 

「まぁなそのアマルスマの強大な力が原因だけどな。アナザーディケイドの力を一部があいつの中に入れられた。その攻撃で俺は死亡をしたんだよ。」

 

「アナザーディケイド!?」

 

レグリアから発せられた単語を聞いて目を見開いた。そして彼はある書物が書かれていたので私は見て目を見開いた。

 

「これって!!」

 

「そう一兎がオーマジオウとして覚醒をした時の戦いで何者かがアナザーディケイドの力を拝借・・・・・・それをアマルスマの中にいれたんだ。その結果・・・・・・俺は殺された。」

 

レグリアから聞いて私は膝をついて涙を流した。なんで彼が殺されなければならないのかで頭がいっぱいになったからだ。

 

美奈子side終了

 

戦兎は膝をついて美奈子を抱きしめると彼女もそのまま彼に抱き付いた。その様子を一兎はじーっと見ていた。

 

「いいのか声をかけなくて・・・・・・」

 

「できるかよ。俺がアナザーディケイドを完全に倒していれば・・・・・・あんな事件が起きなかった。」

 

そういって一兎は立ち去り煉は無言で同じように立ち去る。

 

「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 

三人の娘たちは双子のところへと移動をすることにした。一方で双子達は座っているが落ち着かない様子だった。

 

「・・・零児、落ち着いて。」

 

「落ち着けるわけないだろ!姉ちゃんだって同じだろうが!」

 

「そうだけど・・・・・・」

 

「くそ!父さんをやった奴をこの手で殴りたかった!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」




次回 葵 健吾はあるやつを蘇らせた!その敵はすぐに向かい街で暴れる。戦士たちは出動をして戦兎は驚いた。

次回「お前は!!」

「レグリアああああああああああああああ!!」
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