「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
戦兎は子どもたちがアマルスマに対しての怒りを感じており今まで黙っていたこともあり過去のことを話せばよかったなと思いながら座っていた。
隣に一兎や煉、一海が座っているのを除いたら。
「んで子どもたちは?」
「今は一葉ちゃん達が見ているさ。まぁ怒る気持ちはわかるが・・・・・・それでは戦いで冷静で戦うことなどできない。」
「なぁ戦兎。」
「・・・・・・・・・なんだ?」
「お前は・・・」
「!!」
突然として戦兎は立ちあがり走りだしたので一海達は追いかけることにした。一方で麗華と零児は一葉達と模擬戦をしていた。
その様子をほかのメンバーが見ていると警報が鳴りだしたので戦兎が飛びだしたことにほかのメンバーも追いかけることにした。
現場に到着をした戦兎は辺りを見ていた。煉や一兎、一海も到着をして辺りを警戒をしている。
すると戦兎はドリルクラッシャーをガンモードにして発砲をする。その方角を見ると健吾が乗っ取った人物の姿が見えたので四人は見ていた。
「流石だなイクト!」
「健吾!これ以上はやめろ!」
「黙れ!それにさ!お前に会いたいって奴を蘇らせたのさ!」
「何?」
四人は光弾が放たれたがそれぞれライダーに変身をして回避をする。一体何かと見ていると黒い翼をはやした人物がゆっくりと降りたつ。
「・・・・・・まさか・・・・・・そういうことか。」
「その通り・・・・・・蘇ったぞ!レグリアあああああああああああああ!!」
「アマルスマ・・・・・・」
「おいおいまじかよ。」
「アマルスマって確か・・・・・・」
「あぁ戦兎が倒したはずだが?」
そう葵 健吾が蘇らせた人物、かつて戦兎事レグリアやほかの仲間たちを次々に殺していった人物「アマルスマ」だった。
そこにゴーカイジャー、ドンブラザーズ、麗華達も到着をして一葉達は驚いている。
「あ、あれって!!」
「えっと誰だっけ?」
「なんであんたらが忘れているのよアマルスマだよ!「「バカ!!」」あ!!」
エーニャは口を抑えていたがすでに双子はアマルスマという単語を聞いていた。
「あいつが・・・・・・アマルスマ・・・・・・」
「母さんを悲しませて・・・・・・父さんを殺した奴!!」
「「変身!!」」
「待て!!」
双子達はビルドブレイズ、ジオウレイズに変身をして戦兎の言葉を聞かずにアマルスマに突撃をしていく。
マジンカイザー達はなぜいないか?それは出撃準備をするのに時間がかかってしまうので三人やアリアは待機をしている。
「くらいやがれ!トマホークブーメラン!!」
ゲッター1のトマホークブーメランが健吾が召還をしたモンスターたちに命中をしてゴーカイジャー達はゴーカイガンを放ちドンブラザーズはそれぞれで交戦をして撃破していた。
一方アマルスマと戦うジオウレイズとビルドブレイズの二人、冷静を失っている二人の攻撃をアマルスマは交わして蹴りを入れる。
「どうした?レグリアの子どもと言っていたが・・・・・・やはり親が親なら子どもは子どもだな!!」
「黙れ!お父様を殺し・・・・・・お母様を悲しませたお前を!」
「俺達は許さない!!」
【READYGO!ボルティックフィニッシュ!】
【フィニッシュタイム!タイムブレーク!】
「「はああああああああああああ!!」」
二人が放つダブルライダーキックをアマルスマは両手でガードをして衝撃波を放ち吹き飛ばした。
「「うわ!!」」
「無駄だ!以前の私と同じだと思うな!これを見ろ!!」
すると奴はアナザーライドウォッチを出した。
【DELIKEIDO】
「ふん!!」
姿が変わりアナザーディケイドの姿へと変貌をしたのを見て一兎は驚いている。
「何・・・・・・」
「げははははは力がみなぎる!!ふん!!」
エネルギー波を放ち二人を吹き飛ばした。戦兎はキャッチをして降ろすと彼はアマルスマの方を見ていた。
「あれが・・・・・・アナザーディケイド・・・・・・」
「お父さんがかつて戦った相手・・・・・・」
「アマルスマ、お前はその力をどこで!!」
「簡単なことだ!死んだ後・・・・・・俺はある男から完全にその力を奪いこの世界で復活をしたのだ!すべては!貴様を地獄へ落とすためにな!!」
アナザーディケイドはワープをしてビルドの後ろへと回りこんで殴りかかろうとした。
「お父様!」
だがビルドはその手をつかんだ。後ろも振り返らないで・・・・・・アナザーディケイドは驚いているがそのまま蹴りを入れられて吹き飛ばされる。
「な、何!?」
ビルドの姿がグランドジオウへと変身をしてアナザーディケイドを殴り続ける。
【クウガ!】
ライジングドラゴンロッドが現れてアナザーディケイドのボディを攻撃をしてダメージを与えるとゴーカイジャー及びドンブラザーズが武器を構えているのを見てグランドジオウインフィニティーは交わすと弾丸が放たれてアナザーディケイドに命中をする。
「お、おのれ!」
「ここは一度離脱をするぜ。」
「おう!」
そういって2人は撤退をしていき・・・・・・戦兎は双子達の方を見ていた。
「くそ!くそくそ!くそおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「く・・・・・・・・・」
(そりゃあそうか、俺の敵である人物が目の前にいた。だが奴に歯が立たなかった。アマルスマの力が思っていた以上に上がっていたこと・・・・・・さらにアナザーディケイドの力も完全に自分の物にしていたな。そして・・・・・・)
彼は一兎の方を見ていた。一兎は両手を強く握りしめている姿を見てアナザーディケイドというのは彼にとっても嫌な思いでなのだなと見ていた。
次回 アマルスマが復活をした。しかもアナザーディケイドの力をとりこんでの復活をする。
そして再び現れた時二人の戦士が現れる!
次回「プログライズ!」