IS魔法ビルドニュージェネレーション   作:桐野 ユウ

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麗華対零児

麗華side

 

事件を解決したのはよろしいのですが・・・・・・今、私達にはドライバーがない状態なのです。その理由はドライバーがメンテナンスに入ったからなんです。

 

お父様曰く今回の戦いでベルトやアイテムに無茶をさせた可能性があるってことで私と零児の変身アイテムを預けていますので、今手元には何もない状態なんです。

 

「暇だーーーーーー」

 

零児が暇にしているのはわかりますが……うるさいですね。こうやってゆっくりと本も読めないじゃない。

 

「ちょっと零児、少しは静かにできない?今本を読んでいるのだけど?」

 

「しゃーないじゃん!父さんに変身アイテムをメンテナンスするからって…事件も解決しちゃったし暇だもん!暇暇暇暇暇暇!!」

 

うるさいわね・・・・・・いやうるさい・・・・・・この弟は・・・・・・私は立ちあがり右手にエネルギーをためて光弾を投げる。

 

「ぐううううううう!何しやがる!!」

 

「さっきからうるせんだよ・・・・・・ごちゃごちゃとよ。」

 

「(げげ、姉ちゃんがブチ切れている!?)」

 

「おい零児、今すぐあたしと戦え・・・・・・シュミレーション室に来やがれ。いいな?」

 

そういってあたしは部屋を後にし、シュミレーション室の方へ、殺気を出しながら向かっていった。

 

麗華side終了

 

「ん?(なんだ?麗華の気が一瞬変わった気がする。これは・・・・・・真理がブチ切れた時の感じか?)」

 

戦兎は二人のドライバーをメンテナンスしていると、麗華の気が豹変したことで嫌な予感を感じながらもトラブルを起こさないか心配しながらチェックしている最中。零児は恐る恐るシュミレーション室へと入る。そこには髪をポニーテールに纏め、動きやすい格好をしている麗華が立っていた。

 

「待っていたぞ弟。さぁやろうか」

 

麗華が構えたのを見て、零児も臨戦態勢に入った。正直に言えば零児は戦う気がないのに、どうしてこうなったのだろうかと思った。しかし元はと言えば彼が大騒ぎしてせいである。

 

麗華は零児に向かって走り出し、拳をぶつけてきた。零児はそれをクロスガードで避けようとするが……

 

「(く!姉ちゃんの攻撃がいつもよりも重い!?てかまた胸デカくなってるんですけど!?)」

 

「はああああああああああああああ!!」

 

ラッシュ攻撃をする麗華に零児はそのまま耐え続けていた。零児は後ろの方へと下がり右手にエネルギーを込め、彼女に放つ。

 

「バーニングフィスト!!」

 

連続した炎の拳が麗華に向かって放たれる。だが麗華は冷静に防御魔法を張りバーニングフィストをガードすると地面に手をつけ魔法陣を展開し、そこからチェーンを召喚し、それで零児を拘束した。

 

「げげ!!」

 

拘束されたチェーンをぶち壊して避けた零児は武器精製能力を使ってガトリング砲を作成し、麗華に向かって発射する。

 

「であ!!」

 

放たれるガトリングを麗華は素早く飛んで避け、蹴りを噛ました。零児はガトリングを吹き飛ばされてしまうがすぐに態勢を立て直した。

 

「大体!お前はいつもいつもうるさい!あたしが本を読んでいるのに!」

 

「それなら姉ちゃん!この間の戦いの時に俺のプリンを食べただろ!!」

 

「ならあんただってあたしが楽しみにしていたシュークリーム食べただろ!!」

 

「・・・・・・なにあれ?」

 

シュミレーション室で何かが起こっていると聞いて真理が駆けつけると零児と麗華が殴りあっている光景を目にして絶句する。これ以上暴れると施設が壊れるので、彼女は2人の喧嘩を止めようとする。しかし……

 

「ちょっと零児、麗華!何やっているのよ!」

 

「「うるさい!!」」

 

「・・・・・・ほーーーう」

 

「「え?」」

 

二人は殴り合いをやめて声をした方を見ると真理が目のハイライトが消してオーラを纏っていた。そんな姿を見た二人は震え上がっていた。

 

「私に対してそんな態度をとるなんてね・・・・・・随分とえらくなったわね?零児、麗華?」

 

「あ、あの・・・・・・」

 

「真理母さんこれには・・・・・・深いわけが・・・・・・」

 

「も・ん・ど・う・む・よ・う❤」

 

彼女はロアスフィアドライバーを装着して変身と言おうとした時に景子とプチ子が抑えている。

 

「ちょっと何やっているジャーン!」

 

「何って……二人にお仕置きをするのよ?だから離して頂戴!」

 

「だからといって変身アイテムがない二人をお仕置きしてどうするにゅ!!」

 

二人は必死に真理を食い止めているがそこにブラットスタークがハリセンをもって真理の頭をどついた。

 

「がああああああああ!いたあああああああああああああい!!」

 

『ったく何をしているかと思えば、様子を見に来て正解だったぜ。』

 

ブラットスタークの姿のままため息を吐いた戦兎、とりあえずなぜこうなったのか、事情を聞いてさらにため息を吐いた戦兎だった。しかしこの時、スフィア天界を脅かす脅威にこの双子が立ち向かうことを、2人はまだ知らなかった。




次回 一週間が経ちドライバーやアイテムが戻ってきた二人、すると扉が開いて一葉が現れて二人を連れて行ってしまう。

次回「連れていかれた二人」
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