「大将!おかわり!!」
「はいよ!生ビールもう一杯!」
「ちょっとロイヤル飲み過ぎよ。」
ここはロア天界に店舗を構えるとある居酒屋、ロアはそこである人物と一緒に飲んでいた。スフィア天界の長ロイヤルである。
彼女が突然ここにやってきて、ロアに飲まないかと誘われたので来たのだが・・・・・・今日はロイヤルの飲みっぷりがいつもより速いことに彼女が驚いていた。
「もうやってられないですよおおおおおおおおおおおお!!」
「落ち着きなさいロイヤル、何か色々とあると思うけど・・・・・・」
「なんですか!?アルテマ様は勝手に転生させるし!しかもまだ始まったばかりのギーツって馬鹿なの?アホなの?しかも勝手に様々な仮面ライダーのデータまで!」
「ちょっと待ちなさい?その中にまさか!?」
「そうですよ!健介君や奏汰君、戦兎君たちが変身するライダーのデータなどぜーんぶですよ!!さらにはスフィア天界やロア天界に保管されている仮面ライダーのデータもですよ!!」
ロアはロイヤルからの独白に心の中で驚きながらも素面では普通に接しておりビールを飲んでいた。彼女の大量のジョッキを見ながら、明日になって二日酔いしないか心配になったのであった。
一方で場所が変わり双子達はそれぞれの部屋に戻り零児はベットに寝転がり麗奈は自分の椅子に座り戦い方などを考え直すことにした。
「(健介さんとは基本形態の姿で私達は負けた。何が原因なんだろう?零児とは双子というアドバンテージがあり私達特有のテレパシーみたいなので戦っているけど……健介さんにはまるで読まれているかのようにしていたわ。父さんも同じように健介さんみたいなことを考えていたのかしら?だけどこれが私達の戦い方なのよね。)」
麗奈はそう思いながらビルドドライバーをとりだして出力などを考えた方がいいのではと思い、頭を傾げながらどうしたらいいのかなと悩むのであった。
一方で戦兎と健介はお茶を飲みながら話をしていた。
「いずれにしても向こうでの詳しいことはロア様から話は聞いておりましたが・・・・・・まさかバクテスがな。」
「それに関しては俺も驚いたよ。バクテスが共に戦っていると聞いて急いで世界を超えてやってきたってわけさ。」
「なるほど・・・・・・」
戦兎は味方になったバクテスのことは驚きを隠せずにいた。無理もないだろう。彼は今まで敵として彼らの前に立ちはだかり、何度も戦ってきた。話は変わって……プチ子が奏汰の世界へと向かっていったことを聞いたが…何か嫌な予感を感じた戦兎は彼女の事が心配になってきて…
「健介さん、奏汰君の世界へ行きましょう。」
「どうしてだい?」
「どうも嫌な予感がするんです。」
「・・・・・・わかった。フィルスいいかい?」
『あぁもちろんだとも!共に行くさ!』
フィルスの承諾を得て戦兎と健介は次元の扉を開いて奏汰の世界へと向かう前に伝言を伝えるためにウーノに言う。
「ウーノ!悪いが俺は別世界へといってくる!留守番を頼んだぞ!!」
「わかりましたお兄様。お気をつけて。」
二人を見送りウーノはふぅとため息をついた。
「(またお兄様はお出かけになられました。神様として戦うあなたはいつもボロボロになっております。私達はそれを見ることしかできません。お兄様・・・・・・どうかご無事で)」
ウーノは祈りながら戦兎の無事な姿を再び見るために、家の留守をするのであった。
次回 戦兎達が別次元へと出かけていったので双子達は鍛え直すことにした。
次回「双子達鍛え直す。」