次の日、戦兎は目を覚ました。しかし起きた途端、何かしらの違和感を感じていた。寝てる時にかけていた布団がまた膨らんでいたのだ。嫌な予感を感じた戦兎はかけた布団を捲ると…
「えぇ……」
捲った布団と中に入っていたのは、黒い髪をした女性と赤髪の人物が眠っていた。その光景に驚きを隠せなかった彼はその場で叫んでしまう。
「ぎょええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」
戦兎の叫び声が部屋中に響き渡る。それを真っ先に聞こえた麗華と零児はかけつけ、戦兎の寝ている部屋のドアを零児が蹴り飛ばして開けて入る。
「お父様!」
「父さん!一体何が!……はい?」
部屋を蹴り飛ばして開けた途端、父親である戦兎が寝ていたベッドの上に見知らぬ2人が眠っていたことに目を見開いて困惑していた。
「ふああああああ・・・・・・ありゃ?」
「・・・・・・・・・・・・うるさい」
戦兎の前にいた2人の女性が起き上がった道中に真理達も駆けつけた。勿論、その光景に零児と麗華同様に困惑していた。
「え?」
「まさか?」
「このパターンにゅ?」
そして全員がリビングに集められ、改めて二人の人物を観察する。一人は天羽 奏のような姿、もう一人は・・・・・・シノンのような姿で両手を組み、戦兎たちを睨みつけていた。
「えっと……改めて聞きたいが?」
「あたしは如月 戦兎だぜ!」
「・・・・・・如月 戦兎だ」
「「「ですよねーーーー( ̄▽ ̄;)」」」
「レグリア、あなたアメーバ?」
「違うといいたいが、なぜこんな時に今更と分裂したんだ?」
「さぁ?」
「・・・・・・知らないわ、気づいたらベットの中にいたとしか言えないわね?」
「でもどうする?仮面ライダーシステムはあまりないわよ?」
「それじゃーん、ビルド、ジオウ、ランスロット、ジャンゼクター、マックスレイダー、ファイズΩ、レオセプション、後は月夜の実験で使った仮面ライダーライオにロアスフィアジャーン?」
「ゼンカイザーを忘れるなにゅ。」
「まぁランダムだしどれでもいけるぜ?」
「・・・・・・私もよ。」
「それよりもあんたたち名前をどうするのよ?」
「あたしは如月 奏で。」
「・・・・・・如月 シノンでいいわ。」
なのは達も戦兎がまたアメーバの如く増え、まさかの女性で頃、驚きながらも苦笑いしていたのだった。そんななかでロスフェルスはというと、とある場所で戦闘の準備を進めていた。
基地の工場では量産型のロボットが次々に製造されており、それを収納する戦艦なども造られていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「ロスバルス様、生産体制は徐々に上がっております。」
「うむ、このままの生産体制を維持をしてくれ。」
「御意のままに」
部下が立ち去った後、ロスバルスは自身の部屋の方へと戻っていく。一方如月家では新たなに加わった奏、シノンを連れて戦兎は次元の扉を開いて一兎達のところへとやってきた。突然、彼らは口に含んだ飲み物を吹き飛ばしてしまう。
「「「ぶふうううううううううううううう!!」」」
「お、お前・・・・・・」
「また増えたのって言いたいんだろ?」
「・・・・・・まぁ仕方がないわ。」
「「「どうして!?」」」
「あたしは如月 奏!!」
「如月 シノンよ。これからよろしく」
「お、おう・・・・・・それで戦兎、ロア天界で何かあったんだろ?」
戦兎は一兎に今起こっている事件の話をした。ロスフェルスと呼ばれる言葉に、ロイヤルが反応して現れた。
「奴が動きだしたのですね。」
「ロイヤルさま、奴のご存知ですか?」
「・・・・・・ロスバルスはかつて、スフィア天界の神様をしていたのよ。だけど彼のやり方はハザールと同じ方法で世界を支配しようとしていたから、私たちは彼を追放したのよ。それがロア様の方へ流れていたとは…」
「いずれにしても、奴を倒さない限り厄介ね。」
「だな?奴を叩き潰さないとな!!」
「相手がどこにいるのかわからないのにどうやって?」
「それは……探してぶっ潰す!!」
((((脳筋?))))
奏の言葉を聞いて一兎達は脳筋やろうか?と思いながらふたりを見ているが、シノンはため息、戦兎は苦笑いをしている。
いずれにしても、今回の敵はかつてスフィア天界に神として存在をしていた人物、神の力を使って勢力を作ったのだなと納得する。
「それじゃあ早速かえって探してみようぜ!!GOGO!!」
「っておい!!」
「私たちを引っ張るな!!」
二人を引っ張り、次元の扉の中を入っていくのを見て騒がしいなーと思いながら、ロイヤルは一兎に警戒を怠らないことを伝え、一葉は彼氏である月夜にそのことを連絡するのであった。
次回 敵の正体がわかり、戦兎達はそれぞれ別れて捜索をすることにした。奏とシノンはランスロット、レオセプションをもって探索に出る。
そこに現れたのはロスフェルスの戦闘兵士たちだ。
次回「初戦闘」
「さーて行きますか?」
「・・・・・・ミッション開始」