神奈「…なんとなく外が騒がしい気がする…」
神奈は外を眺めていた。
コンコンと扉から音がした
神奈「はい…どうぞ」
キィ…と扉が開きそこには見覚えのある赤服を着た少女が立っていた。
神奈「あぁ…えっと…奈月さん…でしたっけ?…あ!さっきは助けてくれてありがとう」
奈月「こちらこそ…星月が…申し訳なかった」
神奈「…それで?どうしたの?こんな真夜中に?」
奈月「…あの…ですね…」
竜の祠
許鬼「クソッ神奈にも勝てないし別の奴らにも勝てねぇんだよ!」
幻妖「だから言わんこっちゃない…だから行くなといったろ…俺が行かなければ今頃」
元神「兄さん…許鬼を責めないで上げて…今回の神奈の力は想定外だった…やはり裏で望と梨沙がかかわっている気がする」
許鬼「あいつらに勝つ手段は…」
???
sou「…いいのか?…本当に?」
unknown「いいよ…お兄ちゃんの実験を成功させるためだもん」
sou「…わかった…何か異変に気づいたらすぐに言ってくれ」
unknown「わかったよお兄ちゃん」
sou「これからマガツキ計画を実行する」
月の都
神奈「本当にお世話になりました」
依姫「もう体は大丈夫なの?もっとゆっくりしていけばいいのに…」
神奈「はい、瓶割の血の能力を使ったのでもう大丈夫です。後地球で気になることができたので」
依姫「そう…それならしょうがないわね…またおいでね」
神奈「もちろんです!今度はもっといろいろなところに連れてってくださいね」
光神が地上に戻る準備を始めた
光神「光奈…どこにいったんだろう…」
薙奈「光神様?何か言いましたか?」
光神「ん?あぁ…地上との座標を確認していたのじゃ」
薙奈「そうですかぁ…来るときは何もしなかったのに帰るときはいろいろ準備が必要なんですね」
光神「そうじゃな…よしいいぞ準備完了じゃ」
神奈「それでわ…お元気で…」
次に気がついたときはどこか見覚えのある森の中でした。
妖怪の山
神奈「戻ってきましたね」
もう外は夜が明けようとしていた
光神「そうじゃな…さて、いくかの?」
神奈「ですね、ここにいても危ないですからね。少し移動しますか」
神奈たちが歩いていると少し拓けた場所に一軒家が立っていた
薙奈「誰かいるのかな?」
神奈「うーん…どうだろう?…誰も居なければ一時的に泊めてもらいたいんだけど」
薙奈「ちょっとみてくるね」
神奈「うん…気をつけ…(なんだ…この感じ…望?)」
神奈「薙奈ちゃん!!そこから離れて!」
薙奈「え…?」
目の前から黒い影が出てきて影の形が変わり刀になり薙奈のほうに向かっていった
神奈「くそぉ!間に合え!!」
神奈は薙奈の目の前に盾を召喚しようとしたが間に合わず刀が通ってしまったが横から弾が飛んできて刀を別の場所に飛ばした
神奈「…!なに!?」
反対側の森から二人の少年が歩いてきた
??「またあいつらが俺らの家を荒らしに来たのか…」
??「え?大丈夫なの?」
??「水月はビビりすぎなんだよ、あんな奴ら俺一人でやれる」
水月「でも、怪我とかしちゃうかもよ?文月は攻撃が強くても防御は弱いんだもん…」
文月「だから防御は思えに任せてんのにいつも後ろでびくびくしやがって」
神奈「あ、あのぅ…」
文月は神奈のことに気づき睨んだ
文月「なんだお前らも荒らしに来たのか?」
文月は弾を撃つ準備を始めた
神奈「い、いえ…違いますよ。私たちはただ通りかかっただけで」
文月「…ふん…信用ならんが…まあいい」
神奈「あ、ありがとう」
神奈の横で光のスピードで何かが通りそのまま文月の前で止まった
光神「お主よぉ…一晩でよいから止めてはくれぬかのぉ?」
文月「うわ!なんだお前?今日泊めろって…」
水月「いいんじゃない?」
水月も急に入ってきてまた驚いた
文月「…わかったよ…水月がそう言うなら…」
水月「人がたくさんいると楽しいじゃん?」
文月「まったく…」
文月宅
神奈「お邪魔しますー」
水月「散らかってるかもだけどゆっくりしていってね!」
文月「水月…なんでお前が仕切っている」
光神「まぁまぁ気にするなよ文月よぉ…」
文月「まぁ…って!お前!近い!」
神奈「…急に来て泊めてもらって申し訳ないです…何か手伝えることがあったら言ってくださいね」
文月「…気にすんな…早速だが一つ…いや二ついいか?」
神奈は少し驚いただ了承した
文月「一つは…さっきお前たちも見たかもしれないがあの影の妖怪…あいつを退治してほしいのともう一つは…水月を鍛えてほしいんだがいいか?」
神奈「別に問題ないですよ!…ですが鍛えるとはどうすれば?」
文月「水月は防御に特化しているんだ…だがなあいつは…」
奥の部屋から水月が飛び出してきた
水月「よんだぁ!?」
文月「うるせぇいいからさっさと料理作ってくれよ」
水月「アイアイサー」
水月はまた奥の部屋に戻って行った
文月「それでな水月は昔からビビりでな…前に出ようとしないんだ…昔と違って…」
神奈「…何かあったんですか?」
文月は左手を前に出した
文月「お前を驚かないっていうならこれをめくってみろ」
神奈は文月の言う通り袖をまくった
神奈「…!!これって!…あなた!」
文月の左腕は機械だった
文月「そうだ…昔戦争に巻き込まれて妖怪に食われたんだ。その時水月がかばってくれたんだがあいつの防御は少し間に合わなくってなこうして左手だけ」
神奈「そんなことが…」
文月「まあな…逆にかばってくれなかったら俺は今ここにいないだろうけどな…そっからだあいつが臆病になったのは」
神奈「そうなんですか…」
文月「あぁ…わりぃな空気悪くしちまって…んでだお前さんがちょっと相手になってもらいたいんだ」
神奈「全然かまいませんよ…むしろやらせてください」
文月「ありがとうな」
神奈は夕食をすました後水月のいるところに行った
神奈「水月君?」
水月「うわ!びっくりしたどうしたの?」
神奈「ちょっと見してほしいものがあるんだけどいいかな?」
水月はひょいっと立ち上がり神奈を見た
水月「いいよ!…って何を見せれば?」
文月宅外
神奈「それはねぇ…」
神奈は自分の周りに魔法陣を出した
神奈「あなたの能力!」
水月「え!?ちょ!」
神奈「いっくよー!」
神奈は短剣をだし水月のほうにとばした
水月「も、もう!」
水月は自分の前に強力なシールドを作り出し短剣を弾いた
神奈「…すごい!」
水月「え?」
神奈「すごいじゃない!こんなに強い盾を出せるならみんなを守れるじゃん!」
水月「…そんなことない」
神奈「え?だってさ!私の剣をはじいたんだよ?すごいよ!」
水月「ぼくは!文月に怪我をしてほしくない!何とか十字軍がなんとかって…絶対に戦うのをやめてくれないんだもん!」
神奈「水月君…(何とか十字軍?)」
水月「僕は…弱いし、臆病だし…」
神奈「水月君!」
神奈は水月を抱きしめた
神奈「君は強い!…だから自分を責めないで!…過去に何かあったかもしれない…けど!それは昔のこと…今は水月君も成長したし前よりも強くなってるに決まっている!だから!…文月君を守ってあげて」
水月「……でも」
神奈「文月君はかなり無理をしている…君を心配させたくないよう頑張っている!だから!…ね?君もがんばろ?私が強くなるように手伝ってあげるからさ」
水月「…ありがと…」
神奈「さあ呼び出してなんだけど今日はもう遅いから寝よっか?」
神奈たちは寝室に戻った
文月宅寝室
神奈がいつも通り外を眺めていると扉から音がした
神奈「ハーイ?どうぞ」
扉が開くとそこには神奈より背の低い男の子が立っていた
水月「あ、あのね…神奈お姉ちゃん」
神奈「どうしたの?まだ眠れないの?」
水月は神奈に抱き付いた
水月「…今日だけでいいから…一緒に寝て…」
神奈「え?何か怖い夢でも?」
水月「ううん…違うの…さっき神奈お姉ちゃんがぎゅってしてくれた時にチトセお姉ちゃんのことを思い出したの…」
神奈「千歳お姉ちゃん?」
水月「そう…何とか十字軍の偉い人になっちゃってここにはもういないの…」
神奈「そうなんだ…」
水月「そのお姉ちゃんはね…行っちゃうときに僕にぎゅってしてくれたの…」
神奈「それでか」
水月「神奈お姉ちゃんも少ししたらどこかに行っちゃうんでしょ…だから…」
神奈「うん…いいよ!」
神奈「…(いいよとは言ったものの…男の子と一緒に寝たのは初めて…少し緊張する…霊奈がいる時とは全然違う…)」
水月「……」すーぴー
神奈「…(よく寝ているな…薙奈と一緒に寝たときもこんな顔してたな)」
神奈「おやすみ水月君…明日頑張ろうね…」
神奈は眠りについた…
梨沙「…神奈…時間がないぞ…早くしないと…」
にぃ「ヤバイ、カンナニダケハゲンソウジュウジグンノソンザイヲシラレタクハナカッタ」(ヤバい、神奈にだけは幻想十字軍の存在をしられたくはなかった)
望「幻想十字軍といえばあんたも入っている軍の名前だよね?なんで?」
にぃ「カンナニシラレルトコンゴデアッテシマッタトキテキトカンチガイサレテシマウカモシレナイカラダ」(神奈に知られると今後であってしまったとき敵と勘違いされてしまうからだ)
望「あえてなぜかは聞かないけどそうなんだ」
嶺秦「あなたたち神奈ちゃんのサポートちゃんとしてあげてね」
望「わーってるよー…あ!あとさにぃ聞いてくれよ!ビックニュース!」
梨沙「うるさいな…」
望「にぃにとっても親密度の高い子が月からここにもどってくるかもよ!」
にぃ「…モシカシテ」(もしかして)
望「そう……麗衣だよ」