ガールズバンドがブームになっているが俺はゲーム音楽家になろうと思う   作:ディルドック

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ゲーム音楽への溢れ出る愛が、俺にこの小説を書かせました。
駄文かもしれませんが、まあ気にすんな!


第1話

初めに行っておこう。

俺は前世の記憶を一部引き継いでいる。

信じられないかもしれないが、本当だ。

 

俺が引き継いでいる記憶は20歳までの記憶、お酒が飲めるようになって、タバコを吸えるようになるまでの記憶しかない。

そこから先はまったく覚えておらず、99歳の時に死んだということだけしかわかっていない。

 

あと1年生きれば100歳だったんだな。

おしかった。

 

ちなみに俺の精神年齢は、20歳までの記憶しかないおかげで、99歳まで生き抜いたジジイのものではなくて若々しさがある青年のものになっている。

 

今の肉体年齢は18歳で、精神年齢は37歳だ。

 

……若々しくはないな。

 

まあそれは置いといて、今の俺と世界の状況を教えておこう。

 

 

まず俺の名前からだな。

名は(うえ)(やま)()()

 

名前で察しただろうがそう、今世の俺は女だ。

先程も書いたが、肉体年齢は18歳で進路を控えているピチピチのjk、しかし中身は精神年齢37歳のおっさんだ。

 

髪は黒髪のロングヘアをポニーテールにしている。

身長は169cmだったか。

女子にしてはまあまあ大きめだ。

バスケ部かバレー部にでも入ればよかったかもな。

 

そして不思議なことに目の色は、明るい緑色だ。

親は2人とも純日本人なのに、なぜか俺の瞳は緑色に光り輝いている。

なぜこうなっているのかはわからないが、この世界は日本人なのに髪の色がやたらとカラフルな人が多いので、あまり気にしてはいけないのだろう。

 

先程少し触れたが、この世界は俺が生前いた世界とは少し違う。

不思議なことに、今の時代は俺が前世で18歳だった時と同じの平成時代だ。もうすぐ令和だな。

だが、同じなのは時代だけで、前世で流行っていたものがなかったり、逆に別のものがめちゃくちゃ流行ったりしている。

 

なぜか今は、ガールズバンドがブームの真っ最中だ。

 

前世の俺が18歳の時にそんなブームはなかった。

もしかしたら、同じ世界に生まれ変わったんじゃなくて、似ているが別の世界に転生してしまったのかもしれない。

 

まあ、難しいことはあんま考えなくていいや。

気楽に生きたいしな。

 

ちなみに俺もガールズバンドをやっていた時期があった。

まあ、結成して2ヶ月くらいで解散したけど。

 

仲違いしたとかそういうわけではない。

リーダー格の女子が飽きっぽい性格だったため、その子が辞めたのと同時に、他の子も辞めてしまったのだ。

残ったのは俺だけだったので、仕方なくバンドは解散。

ちょっと残念だったな。

 

あ、そうそう。

今世にないものも言っておいたほうがいいか。

なんと、驚くことにこの世界には前世でとんでもないブームを引き起こしたドラゴンクエストがないのだ。

ちなみにドラクエが無いということは、ファイナルファンタジー、通称FFもないというわけだ。

 

そしてFFが無いということはスクウェアがゲームにいないということ。

俺はあまりやったことがないが、人気RPGのサガシリーズや、聖剣伝説などの前世で有名だった名作RPGがほとんどない状態だ。

 

これを知った時は本当にショックだったな。

俺はドラクエ世代でもFF世代でもないが、親が丁度世代どストライクだったため、ゲーム機とカセットが家にあったからドラクエもFFもたくさん遊んで、大ファンになってた。

 

それがないってもう……生きる意味ないじゃん!

 

ま、さすがにそこまでは思わなかったが、本当に残念で仕方がなかった。

だが、ドラクエとFFがなくても、その2つの世界に浸る方法は1つだけあった。

 

そう。

俺は自分でドラクエとFFの曲を思い出して耳コピしていた。

 

前世での俺は音楽に関する知識なんか特にないし、興味もなかった。

ま、そんなやつでも意外とやっていけてるんだなこれが。

 

今世は音楽ブームのおかげで、作曲の本なんかは本屋に大量に置かれてあったから、簡単に学ぶことができた。

 

まあ、難しい音楽理論なんかは未だによくわかっていないし、これから理解する気もない。

どうせドラクエとFFの曲を耳コピするだけだしな。

自分で1から曲を作ってそれを売るわけでもない。

 

のんびりと、趣味程度でこれからも作曲を続けていくのがいいだろう。

 

だが、俺のこの考えはあっさりと変わることになる。

 

 

今日の授業は終わり、現在は放課後の17時。

俺はいつも通り進路室で求人表を眺めていた。

まもなく進路も大詰めの時期だ。

だというのに。

 

俺はイマイチ自分がやりたいことを見つけられないでいた。

音楽ブームのこの時代。

作曲家になってみるのもありだと思ったが、俺はゲーム音楽しか作ることはできないし、趣味程度でやると決めている。

 

しかもそのゲーム音楽もすべてパクリだ。

俺がやっていけるとは思えない。

 

それにこの世界のゲーム音楽の地位は低い。

「ゲーム音楽を作りたいです!」なんて言ったら笑いものにされるかもしれない。

 

そんな事を思っていた時だった。

 

「植山さん、あなたこの会社受けてみない?」

 

いつの間にか俺の後ろには、進路室に普段からいる女の先生が立っていた。

手にはどこかの会社のパンフレットのようなものを持っている。

 

「これは……」

 

パンフレットには”株式会社Triangle”と書いてあった。

トライアングルか。

聞いたことがないが、一体どんな会社なのだろう。

 

「ゲームを作ってる会社らしくてね。植山さんゲーム好きなんでしょ?この会社はね──」

 

先生は俺が何も質問していないのに会社の概要をどんどん喋り始めた。

ゲームを作っていること、会社の場所、従業員の大体の数、そして──

 

「──ゲーム音楽を作れる人を募集しているらしいわ」

 

「……え?」

 

ゲーム音楽やろうかな……。




第1話で言うべきことではないかもしれませんが、多分、更新めちゃめちゃ遅れます。
バンドリの設定を見直してから書くつもりなので……。

設定ぐらい確認してから書けよと思う人が多いかもしれませんが、なぜか今投稿したくなったんです……。
エタったりはしないのでよろしく!
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