ソードアート・オンライン 紫紺の剣士   作:仮面大佐

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今回は、ベルとカルムが激突します。


第22話 禁忌目録

ケントside

 

人界暦380年 5月22日

 

 この日は大荒れだった。

 俺たちは、自室で、それぞれの剣の手入れをしていた。

 ちなみに、カルム曰く、雷鳴剣黄雷も、刃王剣十聖刃を構成する聖剣の一本らしい。

 

カルム「そういえば、キリトの奴、あの剣の名前を良い加減に決めたのかな?」

ケント「どうだろうな?」

カルム「まあ、今まで《黒いの》と読んでるんだ。流石に剣が可哀想だぜ。」

ケント「キリトって、名付けの才能がないのか?」

カルム「ああ。アイツが良い名前を付けた覚えがないな。」

 

 そんな他愛もない話をしていると、鐘の音が鳴る。

 

カルム「そういえば、この鐘って、4時半の鐘だよな?」

ケント「そういえば、ルナとシオリ、来ないな。これまで、4時には来てたのに。」

カルム「…………胸騒ぎがするな。俺、ちょっと初等錬士寮にまで行って来るわ。行き違いになる可能性があるから、ケントはここで2人を待っててくれ。」

 

 カルムは、刃王剣十聖刃をテーブルに置いて、窓を開ける。

 中に雨水が入って来る。

 

ケント「おい!どこから行くんだ!」

 

 止めようとするが、カルムは颯爽と木に掴まって、地面に降りていた。

 どうやら、キリトと合流したらしく、キリトと何か話して、初等錬士寮の方に向かう。

 

ケント「せっかちだな。」

 

 俺はそう呟いて、窓を閉める。

 カルムって、こういう時の行動力は凄いんだよな。

 俺は椅子に座って、テーブルから雷鳴剣黄雷を持ち上げ、鞘に納刀する。

 俺はそのまま待っていると、ドアが小さくノックされる。

 全く、窓から出るから、行き違いになるんだぞ。

 そう思いつつ、扉を開ける。

 

ケント「良かった、心配し………。」

 

 そこに居たのは、ルナとシオリではなく、1人の少女だ。

 誰だろうと思っていると。

 

???「あの………ケント上級修剣士殿でしょうか………?」

ケント「ああ…………。君は?」

アマネ「私は、アマネ・クロッス初等錬士です。ご、ご面会の約束もなしにお訪ねして、申し訳ありません。………でも、どうしたらいいのか分からなくて………。」

ケント「君がアマネか…………。」

 

 なるほど、この子がアマネか。

 かなり濡れている事から、雨の中を走ってきたのだろう。

 アマネは、狼狽の滲む声を出す。

 

アマネ「あの………。この度は、私とナツジ・キャンサー殿の事で、ご尽力を賜りまして、心より感謝しております。」

ケント「いや、当然の事をしたまでだ。」

アマネ「それで、実は、キャンサー殿は本日の夜間に、私に、その………この場では少々説明の難しいご奉仕を命じおられまして………。」

ケント「……………!?」

 

 ちっとも懲りていないじゃないか!

 それを聞いて、ナツジに対して、怒りが湧いてくる。

 だが、その次に続いた言葉で、更に驚愕する。

 

アマネ「わ、私、この様なご命令が続くくらいなら、いっそ、学院を辞めようと思って、フレニーカと一緒に、ルナとシオリとティーゼとロニエに打ち明けたのですが、それを聞いた4人は、直接キャンサー殿とジーゼック殿に嘆願すると言って、寮を出て行って………。」

ケント「何だって!?」

 

 俺は、雷鳴剣黄雷を握る左手に力を入れる。

 窓の方を見るが、カルムが戻ってくる気配がしない。

 フレニーカと一緒に伝えたという事は、ユージオもフレニーカから聞いてる筈。

 

ケント「君はここで待っててくれ。」

 

 俺はアマネにそう伝え、部屋を出る。

 すると、ユージオとも合流する。

 

ユージオ「ケント!」

ケント「ユージオ!やっぱり………!」

ユージオ「ああ!急ごう!!」

 

 気がつくと、俺は雷鳴剣黄雷を、ユージオは青薔薇の剣を持ちっぱなしだった。

 だが、戻っている暇もない。

 

ケント(クソ…………ッ!最初から俺たちじゃなくて、ルナ達が狙いだったのか!!)

 

 俺はそう思って、歯軋りする。

 ルナは恐らく、昨日言った、正しいと思う事を実行したのだ。

 だが、それが、ナツジ達の罠に引っかかってしまう事に気づかず。

 俺はナツジ達の部屋に、ユージオはライオス達の部屋へと向かう。

 右手を乱暴にドアに叩きつけると。

 

ナツジ「どうぞ、入ってくれたまえ。」

ケント(言われなくてもそのつもりだ!)

 

 俺はそう思い、ドアを開けて、中に入る。

 まるで、俺が来るのが分かっているような言い回しだな。

 中に入ると、きつい匂いがするので、鼻を抑える。

 ベルとナツジは、葡萄酒を飲んでいた。

 

ナツジ「ちょうど西帝国産の50年物を開けたところでね。どうだ?中々平民の口には入らぬ代物だぞ。」

ケント「いえ、結構です。」

 

 そう言いつつ、周囲を見渡すが、ルナとシオリの姿は確認できない。

 

ケント「それより、キャンサー殿。本日ここに、俺の傍付きのルナ・カウマン初等錬士と、カルムの傍付きのシオリ・ヒューレット初等錬士が訪ねて参りませんでしたか?」

ベル「あの2人は、貴殿らの傍付きであったか。私達に突然面会を求めるとは、流石はお二人の傍付きだ。ただ、気をつけなければならない。威勢の良さは、時として非礼ともなり、不敬ともなる。そうは思わないか?ケント修剣士殿?」

ケント「…………ご高説はまたの機会に拝聴します。ルナとシオリはどこにいるのですか!?」

 

 ベルの長衣の襟首を掴み上げたい衝動を堪えて、俺は張り詰めた声で問いただす。

 すると、ベルとナツジは立ち上がり、隣の寝室へと向かう。

 着いてこいと言わんがばかりなので、俺は訝しむが、寝室に入ると、そこには、縄で縛られたルナとシオリが。

 

ケント「一体どういう事です、ベル殿!」

ベル「これはやむを得ない処置なのだよ、ケント殿。」

ケント「何………?」

ベル「カウマン初等錬士と、ヒューレット初等錬士は、我らに甚だしい非礼を働いたのだ。」

ケント「非礼…………とは………?」

 

 壁際から進み出たナツジが、ニヤニヤ笑いながら答える。

 

ナツジ「あの下級貴族の娘どもは、事もあろうに、四等爵士のこの私が自分の傍付きを理由なく虐げ、欲望を満たしているなどと言ってくれたのよ。アマネを正しく導こうとしているこの私をですぞ?」

ベル「それだけではないのだよ、ケント殿。あの2人は、ナツジと同室の私にも責任があるなどと道理の通らぬ事を言ってくれてね。よもや六等爵家の娘如きに、三等爵家の長子たるこの私が、『貴族の誇りはないのですか!』などと言われようとは!」

ケント「………グッ!」

 

 やはり、彼らは最初からこの状況を狙っていたのだ。

 ベル達の悪辣さには、怒りが湧いてきた。

 

ケント「…………ですが、仮にその様な事があったとしても………縄で縛り上げ、寝室に閉じ込めるなど、修剣士懲罰権を甚だしく逸脱した行いだろう!」

ベル「修剣士懲罰権?」

 

 そう呟いたベルが、俺に顔を近づける。

 

ベル「学院則にはこう付記してあるのをお忘れかな?…………なお、全ての懲罰において、上級法の規定を優先す、と!」

ケント「なっ!?」

ベル「上級法とは、禁忌目録、そして帝国基本法の事だ!つまり、三等爵家の長子たる私は、六等爵家出身のあの娘達に、修剣士懲罰権ではなく、貴族裁決権を行使できるという事なのだよ!!」

 

 そう言って、ベルは長衣を脱ぎ捨て、飛び上がりながら、ルナに迫る。

 

ルナ「ヒッ………!」

ベル「動かない方がよいぞ?」

 

 一方のナツジも、長衣を脱ぎ捨て、シオリに迫っていた。

 俺は、我慢の限界だった。

 

ケント「やめろっ!!」

ベル「動くな、平民!!これは、帝国基本法及び禁忌目録に則った、正当、減縮なる貴族の裁決である!そして、裁決権の妨害もまた重大な違反行為だ!そこから一歩でも動いたら、お前は法を破った罪人となるのだ!」

ケント「そんな事………!」

 

 俺はベルに飛びかかろうとするが、体が動かない。

 罪人になってでも、ルナとシオリを助けないと!

 だが、どこからか、自分の物ではない声が聞こえてくる。

 公理教会は絶対である。

 禁忌目録は絶対である。

 逆らう事は許されない。

 何人たりとも許される事ではない。

 

ケント「グッ………!」

 

 そうしている間にも、ルナとシオリの叫び声が響く。

 

ルナ「先輩!先輩!!」

ケント「………ッ!」

 

 俺が体を必死に動かそうとすると、安息日でのキリトとカルムの声が響く。

 

キリト『例え、法律が禁じていないことであっても、してはいけないことは存在している。もちろん、その逆も然りだ。法律が禁じていたとしても、時にはそれを破ってでもしなきゃいけないことも存在するかもしれない。』

カルム『それが誰かの自由や尊厳を守るためであるのなら、罰されるのを覚悟してでもやり抜くことが大事なんじゃないかと俺は思う。』

 

 そんな事を考えると、右眼が痛みだす。

 すると。

 

シオリ「い、いや………いや………いや………!」

ルナ「助けて………たすけて、ケント先輩!ケントせんぱいーーーっ!」

 

 友達であるアマネの為に、勇気を振り絞って行動を起こしたルナとシオリに、これほどの残酷な罰を与える法。

 計略を巡らせ、少女達を罠にかけ、今まさにその純潔を散らそうとしているベルとナツジを止められない法。

 そんな法を守るのが、善だというのなら。

 

ケント「俺は………!」

 

 なぜ、あの時、イーディスとアリスが法を破ったのかを理解出来た。

 自分の中にある、大切な物を守る為に、法を破ったのだ。

 今度は俺の番だ。

 雷鳴剣黄雷の柄を握りしめ、抜刀しようとすると、右目から凄まじい激痛が走る。

 薄い赤に染め上げられた右眼の視界の中央に、神聖文字が浮かぶ。

 【SYSTEM ALERT : CODE871】と読めるのだが、意味は全く分からない。

 だが、これは、イーディスとアリスが連れ去られた時に現れた物だ。

 今度こそ、俺の大事な物を守る為に………!

 

ケント「俺は!俺の、想いを貫く!!」

 

 そう叫ぶと、右眼が爆発して、眼球が吹き飛ぶ。

 すると、さっきまでが嘘の様に体が動き、雷鳴剣黄雷を抜刀して、ホリゾンタルを放つ。

 ベルは気づいたのか、すぐに躱すが、ナツジは気づくのに遅れて、ナツジの左腕の肘のあたりが、真っ二つに斬られる。

 

ナツジ「うわァァァ!!!!腕が、俺の腕がァァァ!!」

ベル「そんな物、紐で縛っておけばよい。それより、見たか、ナツジ。お前の腕を斬り飛ばしたのは、田舎者の剣だ。素晴らしい!これで、禁忌を犯した大罪人の首を取れる!」

 

 それを、ぼんやりとしか聞いてなかった。

 ナツジの腕を斬り飛ばした衝撃が強すぎたのだ。

 

ベル「では、大罪人ケント!!三等爵士嫡男たるこのベル・アバドンが処刑する!!」

 

 そんな風な叫びが聞こえ、俺の首が斬られそうになる。

 だが、いつまでも、斬られる感覚はなかった。

 理由は、ベルの剣が、もう一本の剣によって受け止められているのだ。

 後ろから真っ直ぐ伸びる腕を包む袖は、紫紺色だった。

 つまり、俺の相棒にして、親友の………。

 

ケント「カルム…………。」

カルム「悪い、遅くなった。」

 

カルムside

 

 どうやら、ギリギリ間に合ったみたいだな。

 初等錬士寮にキリトと一緒に向かったが、アズリカ先生から、シオリ達が、上級修剣士寮へと向かったと聞いて、まさかと思い、一旦部屋に戻って、刃王剣十聖刃を取りに行くと、アマネから、ケントがベル達の部屋に向かってから帰ってこないと聞き、すぐさま向かい、振り下ろされる剣を受け止めた。

 状況は、ケントの右眼から血が流れていて、シオリとルナは、陵辱される寸前、ナツジは、左腕が斬られている。

 それだけでも、察する。

 ケントに優しい声をかけて、すぐさま、ベルにキツイ声をかける。

 

カルム「剣を引け、ベル。お前にケントは傷つけさせない。」

ベル「漸くのお出ましか、カルム修剣士。しかし、もう遅い!そこの田舎者は、禁忌目録に背いた大罪人だ!ならば、この私が、大罪人の首を落とす権利があるのだ!」

カルム「禁忌だの、貴族の権利だの、知らねぇよ、そんなもん。」

 

 俺自身も、こんな冷酷な声を出せるとは思わなかった。

 タカトラ先輩、すいません、俺の信念に基づいて、コイツを倒す!

 

カルム「ケントは俺の親友だ。お前の様な、闇の国のゴブリンにも劣る屑野郎に、傷つけさせはしない、絶対に!!」

 

 すると、ベルは、色んな感情が渦巻いて、最終的に歓喜になった。

 

ベル「辺境の田舎者同士、仲良く大逆の罪を犯してくれるとはなぁ!」

カルム「一々うるせぇんだよ!!」

 

 俺は、刃王剣十聖刃で、ベルの剣を飛ばし、ベルは後ずさる。

 すると、ベルは、天山烈波の体勢を取る。

 片手剣ソードスキルじゃ、アイツの剣を受け止められるか分からないし、ケントに被害が及ぶ!

 

ケント「カルム………!」

カルム「心配すんな。」

 

 なら、これで行く。

 タカトラ先輩、力を貸して下さい!!

 俺は、ウェインライト流秘奥義、渓谷………両手剣ソードスキル、カタラクトの体勢を取る。

 

ベル「くふふ…‥…!苦し紛れに真似事の技か!そんな物は、我が秘奥義で打ち砕いてくれるわぁぁ!!」

カルム「来い、ベル!積もり積もった借り、今ここで返させてもらうぜ!!」

 

 そんな応酬をしつつ、剣気を高める。

 僅かな静寂の末、同時に動く。

 

ベル「キェアアアアアアッ!」

カルム「ハアッ!」

 

 俺と奴のソードスキルがぶつかり、衝撃波が周囲に響く。

 やはり、極端に高められた《貴族の自尊心》が、奴のソードスキルの威力を高めている。

 刃王剣十聖刃が押し込まれ、左膝が、床に着く。

 

ベル「どうだッ………どうだァーッ!!貴様如き無性の輩にッ!!このベル・アバドン様が後れを取る訳がないのだッ!!」

 

 このままでは、俺のソードスキルが強制終了して、斬られる。

 だが、俺は、リーナ先輩とウォロ主席の試合を見て気づいたのだ。

 斬撃の軌道を、正確に戻した場合は、かなり持続するのだ。

 

カルム「ハァァァ!!!」

 

 叫び声を上げ、カタラクトの二連撃技で剣を叩き斬って、ベルの両腕を斬り飛ばす。

 ベルは尻餅をついて、叫ぶ。

 

ベル「うわぁぁ!!」

カルム「……………。」

 

 俺は醜く騒ぐベルを見つめる。

 

ベル「私の、私の血がァァァ!!ナツジ!お前の縄で、私の腕を縛れ!!」

ナツジ「嫌だ!これを解いたら、俺の天命が減る!」

ベル「何だとッ!ナツジ!!貴様は、俺の命令を………!」

 

 見かねた俺は、刃王剣十聖刃で、シオリとルナを縛る縄を切って、布団を被せる。

 

カルム「ほら、紐だ………。」

 

 だが、ベルの様子がおかしい。

 

ベル「てんめい、きんぎ、でんめい、ぎんぎ、でん、で、で、でででで。」

カルム「ベル………?」

ベル「でででっ、でっ、でっ、ディッ、ディル、ディルディルディル、ディルディルディルディルディ………!」

 

 そのまま、事切れる。

 まさか、天命と禁忌目録を天秤に乗せ、フラクトライトが崩壊したのか?

 俺が驚愕で凍りついていると。

 

ナツジ「ベル殿が………し、し、死んで………!こっ、ころっ、殺した………殺した、殺したっ!!人殺し………ばっ、化け………化け物!!」

 

 ナツジは、そのまま逃げていく。

 

カルム(人殺しか………。大切な物を守れたとはいえ、後味悪いな。)

 

 そんな自虐心に苛まれていると、シオリが後ろから抱きついてくる。

 ケントの方を見ると、ルナが抱きついていた。

 

カルム「シオリ………?」

シオリ「ごめんなさい!私達………!」

カルム「気にすんな。無事なら、それで十分だよ。それと、ごめんな。怖い思いをさせて。」

 

 すると、妙な視線を感じて、上を向くと、白い顔が現れる。

 ケントも、見ていた。

 

カルム「シオリとルナに聞かせるな!」

ケント「ああ!」

白い男「シンギュラー・ユニット・ディテクティド。アイディー・トレーシング………。コーディネート・フィクスト。リポート・コンプリート。」

 

 そんな事を口ずさみ、消える。

 恐らく、公理教会に、俺たちが禁忌を破った事が伝わった。

 さて、どうするかなと考えていると、ケントが青ざめていたので、慰める為に、肩に手を置く。

 

カルム「ケント。」

ケント「カルム………?」

カルム「お前は人間だ、ケント。俺と同じ……幾つも間違いを犯しては、その意味を探して足掻き続ける………人間だ。」

 

 そんな風にしていると、学院側の教師がやって来て、俺たちは拘束される。

 キリトとユージオも、拘束されていた。

 ユージオの顔を見ると、右眼から血が流れている。

 つまり、ケントもユージオも、禁忌目録の鎖を破ったのだ。

 

ユーリside

 

 まさか、こんな事になるとはな。

 

ユーリ「急いで保護をしないとな。」

 

 だが、あまり表立って動けないので、カセドラルに連行されてから保護しよう。

 そして、キリトにカルムは、破るだろうと思っていたが、ユージオとケントは、右眼の封印を破った。

 これは、カーディナルも、保護をしろと言ってきそうだな。

 俺は、光剛剣最光と一体化して、セントラル・カセドラルへと一足先に向かう。




今回はここまでです。
右眼の封印を突破したユージオとケント。
彼らは、どう変わっていくのでしょうか。
そして、2人の目の前に、アリスとイーディスが現れる。
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