と言っても、若干無理矢理感があるので、ご了承ください。
カルムside
まさか、シノンとチェイスが、救援に来てくれるなんてな。
シノン「3人とも、よく頑張ったわね。」
チェイス「後は、俺とシノンに任せろ。」
シノンとチェイスは、そう言った直後、弓を前方に向けて、弦を引く。
そして、光の矢が放たれ、俺たちの先を防ぐアメリカ人プレイヤーに炸裂し、吹き飛ばされて消滅する。
アメリカ人プレイヤーがたじろいでいる隙にレンリの飛竜が突入して、アメリカ人プレイヤーが吹っ飛ぶ。
流石に、残りの兵士達が動揺から立ち直った様で、獲物が逃げる事に気づき、罵り声をあげながら、俺たちに向かって駆け降りてくる。
すると、シノンとチェイスがこちらを見てくる。
シノン「アスナ、ミト、カルム。ここから5キロくらい南に行ったところに、遺跡みたいな廃墟が見えたわ。道はその真ん中を貫いてて、左右にはでっかい石像が幾つも並んでる。」
チェイス「あそこなら、包囲されずに敵を迎撃出来るはずだ。何とか、そこでアメリカ人プレイヤーを撃退するぞ。」
その言葉を聞いて、俺たちは表情が引き締まる。
アスナ「分かったわ、シノン。」
ミト「幾らアメリカのVRMMO人口が多くても、これ以上の敵はすぐに用意できないはず。」
カルム「あの一万何千を撃退すれば、どうにかなると思うが………。」
チェイス「ああ。今、アルゴとジェイクの二人が、何とかアメリカ人プレイヤーのログイン数を減らそうとしている。」
シノン「分かったわ。」
チェイス「カルム。キリトは何処にいる?」
カルム「キリトなら、あの馬車の中だ。」
そう言うと、シノンとチェイスはキリトが居る馬車へと入っていく。
俺は、久しぶりの友との再会に濡れた顔を拭って、覚悟を決める。
俺もミト、アスナと共に、馬車へと入っていく。
シオリ達は、突然現れたソルスに、驚いていた。
シオリ「ええっと、ソルス様………?」
シノン「違うわ。私はシノンで、こっちが………。」
チェイス「チェイスだ。俺とシノンは、キリトの親友だ。」
ロニエ「良かった………。女の人ばかりじゃなかった………。」
まあ、女性の知り合いは結構多いが、全員彼氏持ちだしな。
そう思った俺、ミト、アスナ、チェイス、シノンは苦笑した。
チェイスは、キリトを見た途端、キリトの肩に手を置いた。
チェイス「キリト………。お前は、心がボロボロになるまで戦ったのだな………。」
シノン「だから、これからは、私たちが戦うわ。」
カルム「シノン、チェイス………。」
チェイス「よし、俺とシノンが飛んで、一足先に遺跡の地形を確認してくる。」
チェイスからその言葉を聞いた途端、俺はチェイスの、ミトとアスナはシノンの肩を掴む。
シノン「アスナ………ミト………?」
チェイス「カルム………?どうした………?」
カルム「チェイス………今、飛ぶって言ったか!?」
チェイス「あ、ああ………。」
アスナ「なら、お願い!皇帝に攫われたアリスさんを追いかけて!!」
シノン「えっ!?まさか、アリスがベクタに攫われたの!?」
ミト「今、ユージオ、イーディス、ケント、ベルクーリさん、リョウガさんで追いかけてるんだけど、スーパーアカウント相手じゃ、厳しいわ!」
カルム「だから、頼む!ケント達を追ってくれ!!」
チェイス「分かった!」
俺たちは、ケント達の外見的特徴をチェイス達に叩き込み、二人は空を飛ぶ。
その際、チェイスが疑問を放った。
チェイス「そういえば、同時にログインした筈のリーファとハヤトはどうしたんだ?」
リーファとハヤトも来てくれたのか。
だけど、何処に行ったのやら。
ハヤトside
俺は、赤く染まった大地に転がった。
ハヤト「痛って!何だ、初期不良か!?」
まさか、初期不良品を引き当ててしまうなんてな………!
情けないぜ。
ていうか、リーファにシノンにチェイスは何処行ったんだよ!?
そういえば、比嘉さんに、ある事を言われた様な気がするな。
比嘉『ハヤト君!君には、少し伝えたい事があるんス!』
侑斗『何ですか、伝えたい事って?』
比嘉『実は、ハヤトさんの使うアカウント、特殊能力が無いって言ったっスけど、実は、一つ能力があるんス!』
侑斗『何ですか、それ?』
比嘉『実は、テラリアのアカウントを使うリーファさんの位置を把握する事が出来るんスよ!』
侑斗『マジでか!?なんでそれを今伝えるんだよ?』
比嘉『………シンプルに伝え忘れたッス。』
侑斗『分かった。とにかく、リーファと逸れた場合は、その能力を使って、合流すれば良いんだろ?』
比嘉『…………お願いするっス。』
それを思い出した。
全く、あの人も伝え忘れんなよ。
危機感が無いんじゃないのか?
ハヤト「まあ、愚痴ってても始まんねぇか。」
俺は、目を閉じて、感覚を研ぎ澄ます。
すると、リーファの反応を見つけた。
どうやら、人界側に少し近い所に居るみたいだな。
ハヤト「そんじゃま、一丁行きますか。」
俺はそう呟いて、駆け出す。
何とかリーファと合流出来るみたいで良かったぜ。
だが、リーファの気配が少し変だ。
何かに、リーファのHPが吸い取られている様な………。
そんな事を考えていると、リーファの姿が見えて来た。
だが、リーファと合流出来た事よりも、現状に困惑している。
何せ、リーファが女性に吊り上げられて、リーファの体に無数の触手が侵入していて、目の前には、確か、オークとかいう人工フラクトライトが居た。
ハヤト「アイツら………何してんだ………!?」
オークとあの女性がグルかと思ったが、すぐに違うと分かった。
何故なら、リーファの声が聞こえてきたのだ。
リーファ「私は………だいじょうぶ、だから。やめて、そんな、こと。」
すると、女性がリーファの頬に軽く歯を立てたのだ。
女性「それ以上つまんない事言ったら、可愛い顔を食い破るわよ。折角面白い見せ物なのに。ほら、どうしたの豚。さっさと脱ぎなさいよ。それとも、人族の裸に興奮しちゃったのかしら?」
女性は、オークに向かって、そう笑う。
俺は、怒りが湧いてきた。
だが、理性が優って、動けない。
ハヤト(本音を言えば、あの女をぶった斬りたいけど、人工フラクトライトを殺す訳には………!)
そう、ダイブする前に、直葉と約束したんだ。
人工フラクトライトは決して傷付けないと。
だが、これ以上は、我慢できない………!
すると、オークは、ズボンにかけていた手を剣へと伸ばす。
オーク「お………おでは………おでは………!おでは、人間だッ!!」
オークはそう叫び、右目が潰れながらも、女へと襲い掛かる。
それを見て、俺は覚悟を決めた。
あの女は、絶対の悪だ。
あんな奴をアンダーワールドに放っておいてはいけない。
アイツが男を見せたんだ。
なら、俺も男を見せないと、リーファの彼氏失格だな。
女は、リーファを放り捨て、オークに釘付けになっている。
俺は、リーファと合流する。
リーファ「ハヤト君………!」
ハヤト「遅くなって悪い。俺たちで、アイツを倒すぞ。」
リーファ「うん!」
俺とリーファはそう話して、あの女の両腕を二人で斬り落とす。
女は、俺たちを見て、あり得ないものを見たかのように呟く。
女「人族が………豚を助けて、人を斬る……?」
リーファ「違うわ。」
ハヤト「人を助ける為に、悪を斬るんだよ!」
俺たちは、宣言と共に、斬撃を放つ。
すると、女は斬れる。
リーファが倒れそうになって、俺とオークが支える。
リーファ「はぁ……!はぁ……!ぐぅぅ……!?」
ハヤト「リーファ!」
オーク「リーファ………!?」
ハヤト「大丈夫か………?」
リーファ「全く………ハヤト君、遅いよ……。」
ハヤト「悪い。迷った。」
オーク「だ、大丈夫か……おでのせいで………!」
リーファ「あなたのせいじゃないよ……。私が迷ってたせいでもあるんだから……。あなたに辛いことをさせちゃった。」
リーファ………。
俺は、オークの話を聞く。
ハヤト「なぁ、お前、名前は?」
リルピリン「オーク族族長、リルピリン。」
ハヤト「リルピリンか。良い名前だな。俺の名前はハヤトだ。まあ、リーファの従者って所だな。それと、リーファを助けようとしてくれて、ありがとうな。俺も、本当はすぐに行きたかったが、迷っちまった。格好いいぜ。」
リルピリン「………ハヤトか。リーファ。……おでは……お前のおかげで目が覚めた気がする。」
リーファ「えっ……?」
リルピリン「おで達オークは、人族への憎しみを持っていた。でも、リーファとハヤトは違った。おでを見ても、決して蔑まず、人間として見てくれた。だから、お前達なら信用できる。」
リーファ「……リルピリン……ありがとう。」
リーファは、笑顔でリルピリンに答える。
…………俺も、リルピリンを見習わないとな。
リーファ「ところで、これからどうするの?」
リルピリン「おで達オーク族は、リーファ及びハヤトに着いていこうと思う!」
ハヤト「本当か!?だが………。」
リルピリン「おで達オーク族を人間と見てくれたリーファをおでは信じた。同胞達もきっと信じてくれる筈だ。」
リーファ「ありがとう。ところで、ここは何処なの?」
そうして、オーク軍は、俺たちに協力してくれる事になった。
ちなみに、リルピリンが俺も信じてくれた理由としては。
リルピリン「お前は、リーファの従者だから信じる。」
とのこと。
まあ、良いけど。
今回はここまでです。
最近、色んな小説を書いてる影響で、紫紺の剣士の執筆が中々進まなくてすいませんでした。
何とか、執筆してみせます。
私が書く予定の『異世界おくてっと』という作品には、この紫紺の剣士も入れます。
ただ、異世界おくてっとに出るのは、アリシゼーションが終了した時系列のカルム達です。
その為、異世界おくてっとをやるのは、紫紺の剣士が、アリシゼーションまで完結するまでは、やりません。
それと、アンケートを一つ出したいと思います。
それは、ケントのALOでの種族です。
ケントのALOでの種族は何がいいか
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シルフ
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インプ
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スプリガン