ソードアート・オンライン 紫紺の剣士   作:仮面大佐

46 / 160
今回は、ロストソングのとあるイベントを元にしました。


水泳大会

 ある日、俺達はとある湖の前に来ていた。

 理由は、フィリアから誘われた事だ。

 

カルム「とある湖?」

フィリア「そう。すっごく綺麗な湖を見つけたんだよ。」

ミト「へぇ。」

カルム「流石トレジャーハンターだな。」

フィリア「えへへ。という事でさ、皆でそこに行かない?」

キリト「良いな。それ。」

アスナ「じゃあ、皆には私が声をかけるわね。」

 

 そうして、俺、ミト、キリト、アスナ、ハヤト、リーファ、ヒロミ、シリカ、ラット、リズベット、ノーチラス、ユナ、フィリア、レイン、ユイ、カナ、パラドが行く事になった。

 後の面子は用事があるそうだ。

 ユナも今日はオフだそうで、一緒に来れた次第だ。

 現在、ユナはALOやザ・シード全体で、歌姫として名を馳せている。

 ノーチラスはある意味でマネージャーみたいな立場ゆえ、あまり遊べない。

 

アスナ「うわぁ!凄い綺麗!」

ミト「本当ね。」

シリカ「飲みたくなっちゃいますね。」

ヒロミ「もうピナが飲んでるけど。」

 

 そう、ピナが真っ先に湖に近づいて、水を美味しそうに飲んでいた。

 

シリカ「ピナも美味しいって。」

リズベット「それにしても、クラインにエギルにチェイス、レイモンド、フィリップは残念ねぇ。私たちの水着姿を見れないなんて。」

ハヤト「何か、クラインは仕事を休んでまででも来ようとしていたなぁ。」

リーファ「そこまで必死になられるのもちょっと………。」

 

 ちなみに、チェイスにレイモンド、フィリップはどうしても外せない用事があって、エギルは店があるからだそうだ。

 

ユナ「それじゃあ、入りましょ。」

リズベット「そうね。でもその前に。ほら、何でアンタ隠れてんのよ!さっきまでは普通に一緒に居たのに!」

レイン「ちょ、ちょっと、引っ張らないで〜!」

 

 そう言って、リズベットによってレインが引っ張り出された。

 

アスナ「レインちゃん、どうして隠れたの?」

レイン「水着に着替えたら、恥ずかしくなっちゃって……。スタイルの差が歴然で……。」

リーファ「あっ………。」

リズベット「大丈夫だって。シリカなんて既に諦めの境地に入って……。」

シリカ「ないです!諦めてる訳じゃあありませんよ!」

 

 男性陣が蚊帳の外になっていた。

 

カルム「なあ、俺達はどうすればいい?」

キリト「さ、さあ………?」

ヒロミ「ま、まあ、話に介入すると、地獄を見そうですし………。」

ラット「そうだな。」

ハヤト「打たれたくないしな。」

ノーチラス「ああ………。」

 

 すると、水泳大会を始めようと言い出した。

 言い出しっぺは、リズベットだ。

 ちなみに、男性陣は、見張りを担当する。

 すると、索敵スキルに誰か引っかかった。

 

カルム「そこにいる奴、出てこい!」

アスナ「えっ!?」

ミト「本当に除き魔が……。」

???「誰が除き魔よ!」

 

 そう言って出て来たのは、1人の少女だった。

 

レイン「セブン!」

カルム「知り合いか?」

レイン「ていうか、妹………。」

キリト「妹!?」

 

 レインに聞いてみると、彼女はセブンで、このALOの運営陣の1人らしく、当初はお互いが姉妹だとは知らなかったらしい。

 セブン本人に聞いてみたところ、丁度休憩になったから、休んでいたらしい。

 

セブン「あなた達がいるなら、もう帰るわ。何事も先着順だし。」

アスナ「セブンちゃん。ちょっと待って!折角来たんだし、一緒に泳がない?」

セブン「え?」

リズベット「そうよ。今から丁度水泳大会を開催する所なの。アンタも加わりなさい。」

ユナ「優勝商品を思いついた!優勝した人は、シャルモンで、男性陣の奢りね!」

「「「「「「「えっ!?」」」」」」」

 

 シャルモンって!

 美味いけど、めっちゃ高いカフェじゃん!

 男性陣が青褪めている中。

 

ミト「名案ね。そうすれば皆も気合が入るんじゃないかしら?」

カルム「えっ……。ちょっと待って……。」

パラド「えっ……。嘘だろ……。」

アスナ「私が一位になる………!」

キリト「ちょっと、アスナさん……?」

シリカ「シャルモンのスイーツ………!」

ヒロミ「シ、シリカ…………?」

 

 何と、女性陣全員がやる気になってしまった。

 スイーツに弱いのは事実のようだ。

 リーファも、泳ぎの特訓をしていた影響で、まさかの参戦。

 俺達は話し合う。

 

キリト「なあ。財布大丈夫か?」

カルム「あそこで買われると、財布がマジで終わる。」

ヒロミ「これって、僕達、終わるんじゃないですかね?」

ラット「マジかよ………。」

ノーチラス「でも、止められるか?」

パラド「無理だな。」

ハヤト「無理だ。」

「「「「「「「ハァ……。」」」」」」」

 

 もう、女性陣は止められない。

 どうしたものかと頭を抱える。

 ルールとしては、スキルや魔法の使用は禁止で、真ん中にある岩でターンして、最初に戻って来た人が優勝だ。

 どうやら、レースが始まってしまったみたいで、どうすればいいのかと思っていると。

 

フィリア「あれ?何だろうこれ?何か吸盤みたいなのがついてるんだけど………。」

ミト「吸盤?………あっ!フィリア!それに触っちゃダメ!」

フィリア「え?」

カルム「何か揺れてるぞ?」

キリト「地震?いや、VRゲームの中で地震なんて………。」

パラド「湖の底に何かいるぞ!」

 

 すると、巨大なタコが現れた。

 既に女性陣は絡め取られていた。

 

カルム「でけぇぇよ!」

キリト「巨大なタコ型モンスター!?」

フィリア「きゃあああ!タコの足が絡み付いてっ………!!」

シリカ「やだっ!離してーっ!!」

ミト「タコの足が絡み付いて、装備が出来ないわ………!」

キリト「皆!アスナ達を助けるぞ!」

パラド「俺に任せろ!」

カナ「パラド……!正面から攻撃をしちゃダメです………!」

パラド「へっ?」

 

 すると、タコがタコ墨を吐いて、パラドの顔面に命中した。

 

パラド「うわっ!目が見えねぇ!!」

カルム「パラド!!」

パラド「大丈夫だ。でも、墨を吐かれたせいで前が見えない!!」

 

 つまり、残りの面子でどうにかしなければならない。

 

ユイ「皆さん!あのモンスターの死角は、後頭部です!」

キリト「分かった!」

カルム「後頭部に攻撃を叩き込めぇ!!」

 

 俺達の攻撃が当たった事で、タコはポリゴンとなって、消滅した。

 

ユイ「流石、パパと皆さんです!」

カルム「ふう。疲れた。」

ミト「カルム……。ありがとう………。」

レイン「し、死ぬかと思った。」

セブン「この私に巻きついてくるなんて……!絶対に叩き潰さないと……!」

リズベット「もう男性陣が倒したわよ。」

パラド「最悪だ。墨塗れじゃねぇか。」

フィリア「あーあ。もう少しで、シャルモンのスイーツにありつけたのに。」

ユナ「本当よね。」

 

 こうして、水泳大会は波乱の展開で幕を閉じる事になった。

 皆には悪いが、俺達は心の中でホッとしていた。

 優勝………決まらなくて良かったと。

 あそこで買われると、財布がすっからかんになる。




今回はここまでです。
タコによって、財布の危機を免れた男性陣。
後何話かやったら、ファントム・バレットに入ろうかと思います。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。