ソードアート・オンライン 紫紺の剣士   作:仮面大佐

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今回は、カーチェイスの話です。


第14話 カーチェイス

チェイスside

 

 俺たちは、シノンと別れて、銃士Xの元へと向かっていた。

 30秒で戦闘を開始すると約束したので、銃士Xの前に出ると、女だった。

 

銃士X「あら、アナタ達がチェイスにキリトにカルムね。私は、マスケティアイクス!相手になって……!」

『チューン!チェイサーコブラ!』

 

 と、俺はすぐさまテイルウィッパーを使い、銃士Xを倒す。
 

 心の中で謝罪して、すぐさまシノンの方を見ると、そこに、死銃が居た。


 

キリト「あっちに居たのか!」

カルム「でも、サテライト・スキャンに引っ掛からなかったぞ!」

チェイス「そんな事を考えるのは後にしろ!とにかく、シノンを助けるぞ!」

 

 俺はすぐさま、銃士Xのライフルとスモークグレネードを拝借して、駆け出す。
 

 カルムもゼットライフルにして、駆け出す。

 死銃の元に向かっている最中に、俺とカルムのライフルが火を噴き、死銃に当たる。

 死銃もサイレント・アサシンを構えて、狙撃してきて、俺の肩に命中する。

 

カルム「チェイス!」

チェイス「気にするな!キリト!スモークグレネードを投げてくれ!」

キリト「ああ!」

 

 キリトにスモークグレネードを渡し、それを死銃に投げて、煙幕を出す。

 そして、2人に後ろを警戒させて、俺はシノンとヘカートを抱える。

 

シノン「チェイス………?」

 

 どうやら、間に合ったようだな。

 シノンを抱えた際に、銃士Xのライフルは捨てる。

 

シノン「チェイス……。あなただけでも、逃げて………。」

チェイス「そんな事を言うな!」

 

 だが、辛いのは確かだ。

 何せ、俺はどちらかと言うと、素早さを重視したステータスで振ったので、上手く走れない。


 それでも、シノンを置いていくなんて選択肢は、俺には無い。

 

カルム「チェイス!何とか牽制出来たから、さっさと行くぞ!」

チェイス「分かった!」

 

 キリトとカルムが時間を稼いでくれたおかげで、俺たちは駆け出す。

 すると、無人営業のレンタル乗り物屋を見つけ、そこに向かう。

 そこには、三輪バギーが2台ほど使えそうだったので、それに乗る事にする。

 片方には俺とシノンが、もう片方にはキリトとカルムが乗る。

 すると、キリトが質問する。

 

キリト「チェイス!あの馬のロボットは何なんだ!?」


チェイス「……!あれはロボットホース!扱いはとてつもなく難しいが、突破力が普通の乗り物より格段に高い乗り物だ!」


カルム「アレに乗って追ってくるのは?」


チェイス「普通ならたとえ現実で乗馬経験があったとしても乗りこなすのは難しい筈だが、その可能性は否定できないな。シノン、お前のライフルでロボットホースを破壊できるか?」


シノン「わ……わかった、やってみる………。」


 

 シノンが狙撃する事になった。
 

 しかし、シノンは狙撃できなかった。



 

シノン「え、何で……?」


チェイス「シノン、どうした!?」


シノン「トリガーが引けない、何でよ……?」


カルム「2人とも行くぞ!!」


チェイス「ああ!シノン!俺にしっかりと掴まれよ!」

 



 俺は、シノンをしっかりと抱き止め、俺とキリトがバイクを加速させる。
 

 逃げ切れたのかと思ったら。

 



キリト「マズイ!追掛けてきたぞ!」

 

 後ろを見ると、あのロボットホースに死銃が乗って追ってきた。

 

カルム「まさか、本当にアレに乗って追ってくるとは……!」


シノン「何で……。追いつかれる!もっと速く!逃げて…!逃げて!!」
チェイス「シノン……!」

 

 先ほどからシノンの様子がおかしい。

 まるで、何かに怯えるかのような……。

 すると、死銃が発砲してくる。

 何とか、シノンには命中しなかった。

 

シノン「嫌ァァァ!!」


チェイス「シノン!?」


シノン「助けて……チェイス……!」

 



 本当に、何があったんだ……!?


 カルムがゼットシューターを発砲するも、躱される。

 



カルム「くそッ!」

 

 死銃は、あの銃を仕舞って、徐々にこちらに近づいてくる。

 かくなる上は……!

 

チェイス「シノン!このままだと、追いつかれる!お前がアイツらを撃ってくれ!」


シノン「む、無理だよ!」


チェイス「当てろとは言わない!牽制だけで十分だ!」


シノン「無理!あいつは……あいつだけは………。」


チェイス「だったらヘカートⅡを貸せ!俺がアイツらを撃つ!!」


シノン「分かった……。」



 

 シノンが狙撃体制に入ろうとすると、またもやトリガーを引いていない。



 

シノン「撃てない……撃てないの。指が動かない。私……もう、戦えない……。」


チェイス「絶対に撃てる!戦えない人間なんかいない!戦うか戦わないか!その選択があるだけだ!俺も一緒に撃つから、もう1度戦ってくれ。」

 

 

 俺は、右手でシノンの手を包んで、左手でハンドルを握り、一緒に撃つ体制を取る。

 

シノンside

 

 チェイスに、戦うか戦わないかと言われたが、私は、戦わない方を選ぶ。

 もう………こんな想いはしたくないのに……。

 すると、凍りついた右手を、灼熱の炎が包む。

 だけど………。

 

シノン「だ、ダメ………。こんなに揺れてたら、照準が………。」

チェイス「大丈夫だ!5秒後に揺れが止まる。いいか………二、一、今だ!」

 

 すると、嘘のように揺れが止まる。

 バギーがスポーツカーに乗り上げて、ジャンプしたのだ。

 …………この状況で、何でそんなに冷静で居られるの?

 と、そんな風に思ったけど、違う。

 ………ううん、冷静とか、そういう事じゃない。チェイスはただ、全力なんだ。自分に言い訳しないで、全力を尽くして戦う事を選び続けているんだ。

 それが、それこそがチェイスの強さ。

 私が、チェイスと同じ様に出来るかは分からない。

 でも、せめて、今だけは……!

 チェイスと一緒に撃つ、今だけは……!

 チェイスと共にヘカートを撃つが、ロボットホースには当たらない。

 

シノン「外した……。」


チェイス「いや、大丈夫だ……。」


 

 チェイスの言う通り、弾丸は、大型トラックに命中した。

 GGOに配置された人工オブジェクトの中には、ある一定のダメージを受けると、炎上、爆発する可能性がある。

 そして、大型トラックが、ロボットホースに乗った死銃を巻き込んで爆発する。

 

シノン「倒せた………?」

チェイス「いや、爆発の直前に飛び降りた。」

 

 チェイスが横転しかけたバギーを立て直して、再度加速させる。





今回はここまでです。
仮面ライダー龍騎も、20周年ですね。
いずれ、龍騎がモチーフのバイスタンプも出ると思います。
リバイスのスピンオフにも、ブラーボとグリドンが出ますね。

アリシゼーションのカルムに持たせる武器はどれがいいか?

  • 火炎剣烈火
  • 無銘剣虚無
  • 刃王剣十聖刃
  • 闇黒剣月闇
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