暗殺教室〜彼と死神〜   作:らふ

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Act.6

set3ー3

 

職員室で、一応殺せんせーの情報は喋った。ホントだよ?

 

「………なー、ビッチねぇさん。なんで、比企谷の隣に座ってんの?」

 

「え?………えっ!?」

 

「無意識かよっ!!一応ここじゃ先生なんだろ、……ビッチねぇさん」

 

「ビッチ、ビッチ煩いわね。私は、ビッチじゃ、ふにゃぁ!」

 

「ごろごろー、可愛い反応するね。イリーナ」

 

「は、はいぃ」

 

「ひ、比企谷君!!ここは!ビバ不純異性交友とかないからねっ?」

 

オワセラかよ。さっきから不破がうるせぇなぁ。

 

「つ、つか、ビッチ先生、比企谷にだけはファーストネーム呼び許してるよな」

 

「そうだよね。私達が呼んだら睨まれるし」

 

「だから、ビッチなんだよ」

 

今度は、うなじをペロッと舐めてみる。すると、ビクッと痙攣して抱き着いてくる。これで、調教完了だな。長かった。ここまで手間取ったのはいつぶりか……

 

「比企谷君!!これ以上はダメっ!!!ビッチ先生がおかしくなっちゃうからっ」

 

「もう既におかしくなってるというか……焦点あってない目だぞ?」

 

「比企谷君絶対Sだ。そ、それにび、ビッチ先生、犬みたい……これからほんとに殺せんせー暗殺するんだよね?」

「せいぜい、尻尾振ってきな、バカ犬」

 

耳元で囁いて、一応自分の席に戻った。さっきからずっと席立ってイリーナをいじめてたからちょっと疲れた。精神的に。

 

「り、リアル黒崎くんだ……髪白いけど」

 

「わ、私、言いなりになりたいかも……」

 

「ちょ、神崎さんっ!?比企谷ぁ!!!てめぇ!!!」

 

杉野が猛烈にキレてる。なんなんだこの教室。今日は怒ってばっかだな。男子数名が俺を睨んでるし、嫉妬はダサいぞ?

 

「私が、しっぽ振るのはぁ……君だけよ?」

 

完全に雌犬だな。つか目的忘れんなよ。てめぇは何しに来たんだ。

 

この後は、授業所ではないくらい叫び声と黄色い声のカオスな教室が出来がった。

 

あと、あれから妙に前原が話しかけてくるのがウザイんだが……

 

◈.◈・・・・>.>*・.

 

イリーナと、殺せんせーの両名にスポットライトが当たる。背景は洒落たカフェ。

 

雨音が聞こえ、少し暗い。

 

「殺せんせー!話があるわ」

 

「ご所望のチャイです。」

 

殺せんせーがイリーナにチャイを渡す。殺せんせーは僅かに顔が赤い。

 

「いいえ、殺せんせー。私はそのチャイを受け取ることはできない。」

 

「な、なぜです?!私のおすすめが飲めないというのですか!!」

 

殺せんせーにスポットライトが当たる。心做しか楽しそうだ。

 

「そうでは無いのです。あなたのそのチャイは嬉しいわ、けれど……」

 

イリーナにスポットライトが当たる。殺せんせーから目を背けている。瞳から涙が、ほろりと落ちる。

 

「何が、何が悪かったと言うんだ!!」

 

完全にノリノリな殺せんせー。彼は立派な役者になっていた。………雑な昼ドラを見てる気分だ。

 

「わ、私には、心に決めた人がいるの。ごめんなさい。殺せんせー、あなたの気持ちは受け取れないわ」

 

「い、イリーナ。イリーナぁあ!!!」

 

殺せんせーの想いはイリーナには届くことはないのであった。あぁ、悲しきや殺せんせー!イリーナの想い人とは如何にや如何に!次回作に乞うご期待!!

 

と、最後に2人に照明が当てられ、舞台は閉じた。

 

「気安くファーストネームで呼ぶなたこぉぉおお!!!」

 

……………最後ダメだったな。取り直し。………つか、どうやって取り揃えたんだよこのセット。照明とか舞台とか椅子とか。

 

イリーナは、殺せんせーを殺すために実銃を取り出して撃ったが殺せんせーの体に溶かされた。へぇ、溶けるんだ。

 

「ふふふ、私に、実弾は効きません。さぁ、教室に戻りますよ皆さん」

 

「「「へーい」」」

 

「俺達何を見せられてたんだ?」

 

前原が俺に聞く。なんだコイツ。妙に距離が近くなったな。

 

「知らんけど、多分殺せんせーが気を遣ったんじゃね」

 

「殺せんせーが?」

 

何に気を遣ったのかとか、多分分かってないだろうけど、あれは多分殺せんせーなりの優しさだ。

 

∥∥∥‖≡

 

静まり返った教室。水が滴るような音と、隠そうともしない吐息が教室内に響く。

 

「んっ………はぁ……っ……くっ……んちゅ」

 

「………(何してんだイリーナ)」

 

一応堕とした女には名前で呼んでいる。気づかなかったかもしれないが、俺がビッチと呼んだのは数回だ。こいつ変態だな。授業中だぞ?

 

「ひ、比企谷………も、もっと……もっとぉ!!」

 

「あん?比企谷じゃねぇだろ。八幡だ」

 

ちょっといじめてやろうと、肩を噛んだ。歯は立ててないので甘噛みだ。

 

「ひゃ………は、八幡……これでい?」

 

「あぁ、100点だ」

 

満足したので、キスに戻る。イリーナとの行うキスは素人にやると直ぐにのびてしまうような濃厚なキスだ。

 

「ひ、比企谷くーん?な・に・をやってるのかな?」

 

そこに現れたのは不破。すっかりツッコミ役に馴染んだな。つか、授業中に求めてくるこいつが悪いだろ。

 

「ビッチ先生、女の顔になってる……」

 

原が母性に満ちた目でイリーナを見つめる。

 

「ビッチ先生ちゃんと授業してよ」

 

前原がやれやれといった風に授業を勧める。そうだよな。もっと言ってやれ。

 

「授業してくれないなら、殺せんせーと変わってくれませんか?一応俺達今年受験なんで」

 

「……っぅ……はぁ……っはぁ。はん?あの凶悪生物に教わりたいの?い、ひゃ、ひゃめっ……っ、地球の危機と受験を比べられるなんて……ガキはへいわで……っそこ、だめっ……いいわね」

 

イリーナがまだ改心してないようなので、服の上から胸を撫でたり、首筋を攻めたりして黙らせる。

 

「それにっ……聞けばあんた達E組って……この学校の落ちこぼれ出そうじゃない。勉強なんて今更しても意味無いでしょ?」

 

「それは違うぞ、イリーナ」

 

俺が耳元で囁くとイリーナがひゃっと声を上げて肩をびくっとさせた。イリーナは耳が敏感なので、攻めやすい。

 

「落ちこぼれなんて名前だけに過ぎない。生徒は各々問題を抱えているが、元々は光っていた奴らなんだ」

 

イリーナの肩から汗が滑り落ちて、地面へと落ちた。

 

「学校の構造上俺達がE組であることを、落ちこぼれのダメなクラスであることを強制されるが、それは理事長の意思だ。俺達の意思じゃない」

 

だから、あとは、意志だ。常に頂点を狙う意志と覚悟があれば、こいつらはE組なんて簡単に抜け出せるだろう。

 

「………うっ……わ、わかった、わかったからぁ……耳を攻めないでぇ……」

 

机がびしょびしょになったから、後で拭いとかないとな。

 

「さ、分かったら授業しろ。あと、こいつらに謝れ。それが、終わったら…」

 

「……?」

 

「ご褒美をくれてやる」

 

面倒な女にはこれが1番効く。D組にこいつに超似たビッチがいたからな。わかりやすい。まぁ、あいつはこいつほどかわいくないけど。

 

「は、はひぃ、わかりまひた」

 

蕩けた表情で、教壇に行った。俺も流石に疲れたので、イリーナの授業を受けたら寝ようと思う。これ以上は健全じゃないからな。あと、寝ようはいやらしい意味じゃないのでご注意。

 

イリーナが教壇に立つとすらすらと、チョークで英文を綴った

 

「you're incredible in bed!repeat!!」

 

「ホラ!!」

 

「そ、それより、ビッチ先生。」

 

矢田が言いづらそうに席をたった。そして、男子生徒はやはり目を背けて、教室を出ていく。

 

「………掃除しましょう」

 

イリーナが歩いた跡や、教壇はグラウンドにいた時と同じ様になっていた。だが……

 

眠い。ダメだっ……睡魔にはかてん…………重い瞼を閉じて、安堵の暗闇の中に堕ちて行く。

 

今日は帰らず、このまま机で寝よう。と、考えて、俺は眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注意!!補足

 

この話ーーー変な話になったけど……R18では無いのです。ほんとだよ?ただ、比企谷がSだっただけです。( o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅ )

 

「せいぜい尻尾振ってろバカ犬」ーー黒崎くんの言いなりになんてならないの黒崎のセリフ。心臓に悪い。

 

あいつ、あのビッチーーーそろそろ、奉仕部メンバーを出してもいいかもしれません。あと、変な誤解はしないでくださいね?今回の比企谷はライトな感じなんで。

 

 

 

 

 

 

 

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