だが戻る事はできない事を話す
それでも戻ってきて欲しいと懇願する
アラタはそれを拒否し離れていった
そしてカミーラと会い自分が闇の戦士と聞かされる
それは本当なのか
はたまた騙す為の口実なのか
「俺が……闇の戦士っ……」
カミーラ「そう。闇の戦士としてこの世界を包んだ。それと……私達は恋人同士だったのよ?」
こいつと俺がっ?
冗談が過ぎるぞ
「それを信じろと?」
カミーラ「後々分かるわ。……嫌でもね」
「(どうするよ……連絡は出来ねぇしな)」
そんな事を考えていると
?「ここにいたかアラタ」
「アスカさん!?何故ここに?」
アスカ「お前を追いかけたんだよ。嫌な感じがしたからな」
カミーラ「光の戦士……確かダイナだったかしら?」
アスカ「俺の事知ってんだな」
カミーラ「まあね。悪いけど…アラタはもらうわ」
アスカ「させるかよ」
アスカさんは戦闘体制に入り構えた
カミーラ「といっても……今すぐってわけじゃないわ。必ず闇に戻して共に……それまでは預けておくわ。それじゃあね……アラタいや………ティガ」
そう言いカミーラは闇へと消えた
何故アスカさんが来たのか
その話をしてくれはしなかった
何かを知っているのか
それとも本当に知らないのか
それはアスカさん自身しか知らない
カミーラ………どこかで聞いた事はある
でもわからない
俺が闇の戦士だなんて
そんなのあり得ない!
そもそも俺は人間だ!
闇とか光の戦士とかじゃない!!
俺は苦悩していく
俺はなんなんだ………
数時間後
「……………………」
カミーラ
あいつの言っていた事は本当なのか?
もし本当なら俺は………ううん!今考えても仕方ないか
話によると響・クリスは別の現場に向かっていった
そこでは【ソロモンの杖】の輸送任務があるとの事だ
そして俺は
「ライブの護衛ね」
アスカ「不満か?」
「そうじゃないです……ただあの言葉に引っかかってて」
アスカ「カミーラか……今はどうしてもわかんない。これからそれを知れば良い。だから今は出来る事をするんだ」
「アスカさん………はい」
それでも晴れない
このモヤモヤはなんなんだ
「そう言えばアスカさんは仲間に再会したんですか?」
アスカ「会ったには会ったな。まあ直接ではなくてな。あいつらなら……【リョウ】達なら……いつか追いつく。俺は信じている」
アスカさんの事はそこまでは知らない
それでも俺からしたらアスカさんはアスカさんだ
少なからず俺はアスカさんに助けてもらった
恩返しというわけでは無いが、俺はアスカさんにお礼がしたい
それがたとえ別世界のアスカさんだとしても
するといきなりアスカさんが
アスカ「♪誰ーよりもーなによりーも♪君ーだけをー守りたい♪」
この歌は……あの時の
アスカ「♪いつーまでもーどこまでーも♪君ーだけをー守りたい♪」
「アスカさんそれは」
アスカ「ああ……リョウとマイが歌っててな。教えてもらったんだ。良い曲だろ?」
暖かな歌
俺はこの歌に救われた事がある
この歌が無ければ俺はどん底にいたままだったかもしれない
それから俺はこの歌を歌っている
いつか大切な人を守り切れると信じて
「はい………凄く良い歌です」
涙を流しながらそう答えた
更に数時間後
ライブが始まった
今の所問題なく
「……………」
アスカ「翼の歌本当にいいな。元気が湧いてくるっていうか」
「そうですね(翼と歌っているあいつは……)」
翼と共にステージに居る女性
顔見知りであり
一時的だが共に時間を過ごしていた仲間がそこにいた
彼女の名は【マリア・カデンツァヴナ・イヴ】
数年前に妹を亡くした
俺はそこにいた
「マリア………………」
曲が終わり少し話をしている
問題なく進んでいく
と思われた
その直後会場にノイズが現れた
「ノイズ!?まさか………お前……」
俺が最も憎いノイズが現れる
そしてそれは
マリア「狼狽えるな!」
「まさか………マリアがやってるのか……」
そんな………あの日からなのか
妹が亡くなった……いや違うな
俺が………あの時
「あの時に救えていれば………」
人質に取るかと思われたが観客を解放していた
少し経ちマリアはシンフォギアを纏った
それは【黒いガングニール】だった
マリアは翼と戦闘を開始
翼はシンフォギアを纏おうとしたがモニターで全世界に知られる為纏えなかった
「俺がやらねぇと」
アスカ「アラタ?」
「俺がやらねぇと」
俺はこの日から
スパークレンスを手に取り天に掲げ展開させた
「………ティガ」
静かな掛け声で俺はティガになった
少し前に移動しそこには光の柱が立った
マリア「っ!?何?」
翼「光の柱?」
光が晴れそこにはティガの姿をした俺が立っていた
ティガ「………………」
翼「ティガか」
マリア「ティガ?」
俺はマリアに近づき攻撃した
ティガ「…………ッ!」
マリア「っ!?(なんて強い力っ!この力ならセレナを)貴方がいたら……セレナを助けられたかもしれない。何故現れなかったの?」
ティガ「ッ!?………(そうだよな……この力があればセレナを救えたんだ……救えたんだッ!!!!!)」
何が変わっていく
俺の中の何が
その隙にモニターの中継が切れ翼はシンフォギアを纏う事ができた
翼「マリア!それとティガ!お前達を拘束して話を聞かせてもらうぞ!」
マリア「貴方に出来るかしら?」
翼「舐めないでもらおうか!!」
切り替わり次は翼とマリアが戦う
その時
スパン!
ティガ「ッ!」
俺は切られた
?「あれがティガデスか」
?「マリアの言う通りあの力があれば助けられたかもしれない」
ティガか………ふっ……なあティガ、なんで今なんだ?何故俺なんだ?
ティガ「教えてくれよティガ」
そこにいたのは調と切歌だった
切歌「ティガ!一緒に来てもらうデスよ!!」
調「行くよ切ちゃん」
俺は特に構えず攻撃を受ける
ただ受けるだけで反撃も防ぎもしない
切歌&調「はぁぁぁぁ!!」
渾身の一撃をもろに喰らい吹っ飛んだ
ドン!!!!!!
アスカ「アラタっ(何故反撃をしないんだ?)」
俺は……俺は
ピコン
どうしたらいいんだ
その時
過去の記憶
?「───……私は貴方を愛してる。だから私に頼ってもいいのよ」
?「……………………」
黒いそれは頷く
言葉がないが意思がある
?「それじゃあ行きましょう………
その黒い奴は
?「【ティガ】」
ティガ「(本当なのか……俺が……闇の)」
初めに俺が闇のティガという事を知った
いや思い出してしまった
その間に響とクリスが到着
翼と共に戦っていた
黒いオーラを纏い向かっていく
暴走したような動きを行いながらマリア達に攻撃していく
ティガ「…………………………………………」
マリア「っ!?さっきよりも重いっ!」
全てを薙ぎ払いクレーターが出来た
天高く上昇した
アスカ「クリス!……アr……ティガは俺に任せてマリア達を頼む!」
クリス「わかった!無茶すんなよアスカさん」
アスカside
「アラタっ(何故反撃をしないんだ)」
アラタ……お前まさかカミーラの言葉に引っかかって……迷っているのか
その予想は的中する方へと向かってしまう
「っ!?今のは……やるしかねぇか」
あいつを止められんのは俺しかいねぇ
やるしかねぇか
「クリス!……アr……ティガは俺に任せてマリア達を頼む!」
クリス「わかった!無茶すんなよアスカさん」
「ああ!」
俺は懐から『リーフラッシャー】を取り出す
待ってろよアラタ!!!
リーフラッシャーを天に掲げた
「ダイナァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
虹色の光に包まれた
俺は姿を変え【ウルトラマンダイナ】へと変身した
ダイナ「ティガ!目を覚ませ!」
ティガ「…………………ダイ……ナ」
ダイナ「(意識はある。けどありゃあ光線を撃とうとしてんのかっ。やるっきゃねぇな)」
ティガは腰に持ってきた両腕を前に突き出しクロスさせ横に伸ばす
最強技のゼペリオン光線を撃つつもりだ
ダイナ「真正面から挑んでやる。だから」
カラータイマーから両手を斜め右上と斜め左下に持っていく
ティガ「タァァァァァァ!!!」
ゼペリオン光線を放つ
だが少し黒くなっていた
俺は両手を十字に組んだ
強化版の【ソルジェント光線】を放った
ゼペリオン光線とソルジェント光線が丁度真ん中でぶつかった
ティガ「ッ!!!」
ダイナ「(戻ってこい!アラタ!!)デェアァァァァァ!!!!」
威力を上げゼペリオン光線を押し出しティガに直撃
ティガは光を拡散させ消えていった
その間翼達は合体技【S2CAトライバースト】を使いノイズを全滅
マリア達は撤退し捕まえられなかった
ダイナ「アラタ………」
side out
人気のない川に落ちそこから這い上がった
「っ!!!!俺は………なんなんだ……」
俺はティガに選ばれた
なのに闇の巨人だった
記憶がそう伝えていた
俺は……アスカさん達の敵なのか───
「俺は………違う……俺は俺なんだ。何者でも!!」
俺はスパークレンスを手には見ていた
すると
「っ!?!?スパークレンスが……
光を失い黒く染まった
【ブラックスパークレンス】が俺の手にあった
「俺は………みんなを」
苦しい 悲しい 絶望
今の俺の中には……その感情しかなかった
そのブラックスパークレンスを展開し変身
だが本来の光の姿ではなく
ここに再び現れた闇の最強戦士
【ティガダーク】
「ウォォォォォァァァァァァァァァァァ」
それは誰の耳にも届く事はなかった
カミーラの言葉を聞き頭から離れない
するとソロモンの杖の護衛と翼──マリア達のライブの護衛を行う事に
問題なく進んでいった
かに思えた
観客席からノイズが現れる
それを見たアラタは混乱する
最も嫌っているノイズをマリア達が使役していると
ティガに変身し戦う
だがカミーラの言葉に惑わされ黒い力が現れていく
そして暴走が起きる
アスカはクリスにマリア達を頼むと言いダイナに変わる
お互いの光線をぶつけなんとか買ったダイナ
アラタは人気のない川で絶望してしまう
手に持っていたスパークレンスが黒く変わってしまう
それを使って変身
ティガダークへと変わり誰も届かない思いを叫ぶ
第二話 完