これが僕の思い描いたハッピーエンド 作:ハッピーエンドの話をしよう
僕はプラチナエンドという作品の中でも特に、中矢間千代ちゃんというキャラクターが好きだ。特にこれと言った活躍をする事なく、序盤で退場してしまうという凄く可哀想な少女であるが、僕はそんな彼女に恋をしてしまった。だからこそ、彼女が退場してしまったときの焦燥感と虚しさ、悲しみは半端ではなかった。だからこそ、僕は彼女の事を何としてでも助けたいと思った。
さて唐突に何故、僕がこんな話をし始めたのかと言うと、それは僕が交通事故によって死んでしまい、そして今僕の目の前にいる"ヘスティア"という神様の力によって『プラチナエンド』の世界へと旅たつからだ。
「さて、準備はいいかい?大騎君!」
「えぇ、バッチリです!!ヘスティア様から頂いた力もありますし!!」
「そうかそうか!!それじゃあ、今から君の転移を開始するよ」
ヘスティア様の言葉の直後、僕は光に包まれた。
―――
「死ね」
メトロポリマンはその言葉の直後、白い矢を放った。その矛先は、千代ちゃん。彼女は自身の手に付く拘束具を必死になって外そうとしている。‥‥しかし、現実はそう甘くはない。いくら彼女が暴れた所でそれは決して外れる事はなく、無意味だ。
そしてそんな無意味な行為を続ける彼女へと迫る白い矢は、その距離を縮めていき、今ではもう目と鼻の先である。‥‥もう、間に合わない。誰もがそう思った。
「‥‥はぁ~、僕がいない間に随分と好きにやってけれたようだね。あの糞老害爺は」
――しかし、その現実は覆された。
千代ちゃんへと迫っていた白の矢は、その動きをとある少年によって完全に止められていた。
そんな様子。もとい突然彼女の前に現れた少年の存在によって、球場にいた人間は全員沈黙した。
「誰だよ、お前!!」
そんな球場の沈黙を破った人間は、先程千代ちゃんへと白い矢を放った張本人であるメトロポリマンであった。
「あぁ、僕?‥‥僕はね
――天使だよ。それも特級の更に上、超越のね。」
その言葉が呟かれる‥‥前に僕の元には神候補の元にいた天使全てが集結していた。因みにその天使達は皆、僕の前に膝まずいている。
「よし、揃ったね!‥‥てことで、はい。終わりね?この糞ゲー」
僕の言葉の直後、神候補達から天使の力は消えた。
それに対して驚く神候補"だった"者達と天使達。彼ら彼女らは知っていた、天使の力が無くなれば神候補達は死んでしまう事を。だからこそ、それがなくなった今で尚、彼ら彼女らが生きていたから。
「はい撤収撤収!!」
『ハッ!!』
天使達は一斉に天界へと旅立っていく。
天使達が天界へと行くなか、一人球場にまだ残る僕。僕は自身の背後にいる彼女へと振り返り、近づく。
「ごめんね?怖かったよね」
「あ、ぇ、‥‥」
「‥‥そっか、うん。ごめんね」
僕は千代ちゃんの頬に右手を添え、彼女を安心させようとほほ笑んだ。彼女はそれに頬を赤めた。
「よし、よし。頑張ったね。‥‥うん、今解放してあげるね」
僕は今の今まで役割がなかった左腕を、彼女の首元へ持っていった。そして頬に添えていた右手を彼女の顎、所謂顎クイというヤツをすると、その直後唇を奪った。
彼女は決して抵抗する事はなく、むしろ嬉々として受け入れている。彼女の唇は、甘い。チョコレートみたいに。
その後すぐ彼女とのキスを終えた僕は、彼女の胸の赤の矢の消失を確認した。
「それじゃあ、バイバイ。」
僕は天界へと旅立っていった。
その後神となった彼は、まず神や天使といった存在を事実上の廃止。というのも、神として地球を統治するなら、まず地球の内情を知った方がいいでしょという理由で、自分含め天使達を人間にし、そして彼ら彼女らの使えていた元神候補達の身近な人間として派遣。
設定とかは(脳内で)考えてるので、もし気になった事があればぜひ聞いてください。