摩訶不思議ハイスクール・ライフ エヴァンゲリオン 杜宮学園物語   作:朝陽晴空

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第九話 チーマー魔人化の謎、シンジとキョンのフンドシ特訓!

<杜宮市 駅前広場>

 

 放課後、駅前広場で買い物をしていたハルヒ達SOS団は、暗い裏路地から出て来て声を掛けて来た不良グループに付きまとわれて、階段下の人気の無い暗い場所まで追い詰められていた。

 不良グループを相手にせず、走って逃げて撒いてやろうと思っていたハルヒ達だったが、男達は何かを飲み込むと、韋駄天のように足が速くなって追いつかれてしまった。

 

「ねえねえ君達、杜宮学園のJKだよね。追いかけっこは終わりにして、俺達と楽しい所に遊びに行かない?」

「おあいにく様、あたし達は楽しい夏休みの準備で忙しいの」

 

 ハルヒ達はスターカメラでビデオカメラを買った後、七星モールで水着を買う予定を立てていた。

 それを邪魔されたものだから、相当不機嫌である。

 赤い炎の紋章にBLAZEと白文字が書かれた黒い服を着た不良グループ達は、舐めまわすようにハルヒやアスカ、ミクル達を見てニヤついていた。

 男達からは肉眼で見えるほど赤黒い炎が立ち昇り、瞳は血のように真っ赤に染まっていた。

 ハルヒやアスカ、シンジ達も格闘戦において普通の人間相手なら引けを取らない。

 

「つべこべ言わずに俺達と一緒に来いって言ってんだよ!」

 

 そう言って不良2人が近づくと、ハルヒとアスカはシンジやキョンが止める間も無く不良2人の股間に同時に蹴りを入れていた。

 しかし2人の男達は全くダメージを受けた様子もなく、ヘラヘラと笑い、かかとを振り下ろして足元のアスファルトに穴を開けた。

 これは明らかに常人の力ではない。

 コウの祖父のソウスケのような武術の達人ならともかく、普通のチーマーが出来るような真似ではない。

 せめてもの男のプライドとして、キョンとシンジはハルヒとアスカを庇うように前に出た。

 しかし2人の膝はガタガタと震え、歯はガチガチと音を立てている。

 

「へっへっへ、ビビっちまって何も出来ないってか!」

 

 シンジはせめてソウルデヴァイスが使えれば、攻撃を跳ね除ける事ぐらい出来るかもしれないと悔しさをにじませた。

 ソウルデヴァイスは異界周辺でしか発生させる事が出来ない。

 キョンはハルヒが隕石でも落としてくれないかと思ったが、ハルヒの願い事は直ぐに効力を発生するものでもなかった。

 ユキが防御用の見えない障壁を張ってくれているが、人並外れた男達の力によって突き破られるかもしれない。

 

「すみません、この場はコレで見逃しては頂けませんか?」

 

 穏やかな笑みを崩さないイツキがバッグに手を入れると、男達に向かって帯封の付いた100万円の札束をバッグから取り出して差し出した。

 すると男達のうちの1人が、札束をむしり取ると、反対側の手でイツキの顔面を思い切り殴った。

 その衝撃でイツキは橋脚の壁に背中が当たるまで吹っ飛んだ。

 鈍い音がしたので背骨もヤバいかもしれない。

 イツキは神人以外に対しては普通の男子高校生なのだ。

 

「金も女も欲しい物は何でも手に入れる、それが俺達BLAZEだ」

「な、なんて自分勝手なやつなの!」

 

 アスカは怒りと呆れた感情が入り混じった顔でBLAZEの男達をにらみつけた。

 このままではアスカが連れ去られる、命を懸けてアスカを守るのはこの時ではないのかと、シンジはアスカ手作りの『A』のストラップを握り締めて、膝の震えを止めようとした。

 アスカもまさか『神様アプリ』の予言、大切な人と一緒に居られなくなると言うのはこの時なのかと、自分の前に立つシンジを見て顔を青ざめさせた。

 そしてアスカの目から涙が出そうになった時、男子高校生の声が辺りに響いた。

 

「おいお前ら、好き勝手にやっているようだな」

「おやおや、これはシオさんでは無いですか」

 

 BLAZEの男達の背後から姿を現したのは、杜宮学園の3年生、高幡シオだった。

 親しげな様子でBLAZEの男達がシオに声を掛けたので、シンジ達はシオが仲間なのだと思い、絶望した。

 

「いつからBLAZEは婦女暴行やカツアゲをするチンピラに成り下がってしまったんだ?」

「そんなの、チームを抜けたあんたには関係ねえ! 今はあの人がヘッドだ」

 

 そう言った男はシオに向かって殴りかかった。

 あのコンクリートも砕く常人を超えた一撃を食らえば、シオの腕はへし折れても不思議では無いとシンジ達は思った。

 しかしシオは男のパンチを受け止めた。

 シオが強いのではなく、いつの間にかBLAZEの男達の身体から湧き上がる赤黒い炎のようなものが消えていたからだった。

 

「ちっ、時間切れか!」

「お前達、こんな力をどこから手に入れた?」

 

 シオの質問にBLAZEの男達は答えず逃げ出した。

 追いかけたシオも姿を消した後、キョンとシンジは背中を合わせてへたり込んだ。

 ハルヒは直ぐに壁に叩きつけられたイツキの元へと駆け付けた。

 

「古泉君、大丈夫!?」

「はい、鼻の骨が折れただけですから。背骨はカバンで衝撃を抑えました」

 

 イツキのカバンから札束が零れ落ちる。

 この札束の山がクッションになったようだが、イツキも普通の男子高校生では無い事を感じさせた。

 

「全然大丈夫じゃないじゃない!」

 

 ハルヒの質問に鼻を押えたイツキがそう答えると、アスカは急いで救急車を呼んだ。

 

 

 

<杜宮学園 クラブハウス>

 

 翌日の放課後、入院したイツキを病院まで見舞いに行ったSOS団のメンバー達は再び杜宮学園と戻った。

 そして何故かシンジとキョンはフンドシに着替えさせられた。

 プールサイドには競泳水着に着替えた水泳部の顧問であるミサトと、この杜宮学園のOBである応援部のサキ先生がジャージ姿で立っていた。

 さらにトウジやケンスケ、ヒカリ達がギャラリーとして詰めかけた。

 

「お前達、昨日はBLAZEの奴らにビビりまくって情けなく震えていたようじゃないか」

 

 サキに怒鳴られたシンジとキョンは身をすくませた。

 

「でもアスファルトに穴を開けるような奴らを恐れるのは当然の事じゃないですか」

「2人とも、勇気と無謀が違うのは分かっているわよね。でも好きな女の子の前では堂々と頼もしい態度をとるものよ」

 

 キョンの言葉に対して、ミサトはウインクしてそう答えた。

 イツキと同じ度胸を持てと言うのか、無茶を言うと2人は思った。

 

「そこで2人は根性を付けるために、水泳の特訓をするのよ!」

「でも、何でフンドシ姿なの!?」

 

 シンジは恥ずかしそうにハルヒに反論した。

 背後からアスカやカヲルの視線が突き刺さっている気がする。

 

「シンジ君の生尻……」

 

 そうつぶやいて鼻を押えたカヲルの耳をレイが引っ張った。

 アスカは穴が開くほどシンジのお尻を見つめている。

 

「アスカ、そんなにジロジロ見るのは止めてよ!」

「さすがに2人とも蒙古斑が残っているほどお子様じゃないようだね」

「当たり前ですよ!」

 

 キョンはそう言ってサキに言い返した。

 

「ミサトは水着を着ているから水の抵抗があるけど、あんたたちは水の抵抗が少ない方が有利になる。そのハンデに感謝しなさい! ついでに羞恥心も克服するのよ!」

 

 ハルヒはシンジとキョンをミサトに水泳勝負をさせるつもりでいるらしい。

 競泳水着は元々タイムを出すための水着なので、ハンデにはならないと2人は心の中で思った。

 まさかミサトに勝てるまで解放されないのかと2人は戦慄した。

 学校のプールは4レーンの25m、深さ1.7mの平均的なものだった。

 第1レーンにキョン、第2レーンにシンジ、第4レーンにミサトが立った。

 サキが笛を吹くと同時に、3人はプールに飛び込んだ。

 人魚のように泳ぐミサトに、とてもかなうはずがない。

 泳ぎが苦手なシンジに至っては5mで動きを止めてしまった。

 

「こら、そんな簡単に諦めるんじゃない! 努力しない人間に、奇跡は起こせないのよ! ……多分

 

 黄色いメガホンを持って呼び掛けるハルヒの激励が心に刺さったシンジは、不格好ながら泳ぎを再開した。

 

「頑張りなさいシンジ!」

「碇君……!」

「根性見せろや!」

 

 アスカやレイ、トウジの声援を受けたシンジは25mを泳ぎ切った。

 

「じゃあ、もう1回だ!」

「マジかよ……」

 

 サキがそう言うと、キョンはため息をついてスタート地点へと戻った。

 

「今度は最初から本気で勝つ気持ちでやりな!」

「はい!」

 

 サキの言葉に、シンジは大きな声で答えた。

 今度はシンジは立ち止まる事無く、25mを泳ぎ切った。

 2人とも疲れ果てていたはずなのに、タイムは前より早かった。

 

「やっぱりミサトさんには勝てなかったか……」

「でも全力を出し切れずに諦めるよりも良かったでしょ?」

「そうだね」

 

 ハルヒの問い掛けに、シンジは笑顔で答えた。

 

「ちょっと、アタシの役を取らないでよ!」

「アスカはシンジの部屋で夜の御褒美を上げればいいじゃないの」

 

 アスカの抗議にハルヒが言い返すと、室内プールに笑い声が響き渡った。

 

「これでお前達も根性が付いただろう?」

「でも先生、水泳と度胸は関係無い気もしますが」

「何か文句あるのか? ああっ?」

 

 サキに凄まれて、キョンとシンジは身体が震えそうになるのを必死に押えた。

 杜宮学園のOBであるサキにはヤンサキと呼ばれるほどの女番長だった。

 

「少しはシンジ君にも荒事に慣れて貰いたかったけど、まだまだ水泳特訓をする必要がまだありそうね」

 

 ミサトは目が泳いでいるシンジの様子を見て、そうつぶやいたのだった。

 シンジはアスカとのユニゾン特訓の方が何倍も良かったとトウジ達に漏らした。

 

 

 

<杜宮学園 2-A>

 

 放課後、コウや明日香、ソラとユウキは教室に集まって、街を周りBLAZEに関する目撃情報を本格的に集める方針を決めた。

 

「コウ君、あまり危険な事に首を突っ込んじゃダメだよ」

「へいへい、分かっているってトワ姉」

 

 担任教師であり従姉でもあるトワに返事を返したコウ達は、明日香の下宿先の珈琲店があるレンガ小路へと向かった。

 明日香は昨日の夜、レンガ通りでBLAZEの男達に絡まれていた玖我山リオンを助けたのだと話した。

 リオンの家はレンガ小路の一角にあると言う事で、明日香は改めてリオンに話を聞きに行くのだと話した。

 

「でもよ、アイツは学生でも一応アイドルなんだし、マネージャーとかに送り迎えをしてもらうんじゃないのか?」

「そうだとしたら、BLAZEの連中に絡まれる事は無かったわね」

「それもそうか」

 

 明日香の話を聞いて、コウは納得した様子だった。

 

「リオン先輩がまだ家に居る事は、街中の防犯カメラの映像を調べて行動を把握済みさ」

「調査絡みじゃなかったら、違法行為だな」

「ユウキ君、映像は悪用しちゃダメだよ!」

 

 コウとソラにそう言われて、ユウキは面倒臭そうな顔になった。

 

「玖我山さんが家から出て来たら、声を掛けるわよ」

 

 明日香の指示に従って、コウ達は張り込みを続けていると、しばらく経たないうちに地味な服装に変装したリオンが家から出て来た。

 

「玖我山さん、もう一度詳しく話を聞かせてくれるかしら?」

「うげっ、明日香センパイ!」

 

 腕組みをして立ち塞がる明日香を見て、リオンは逃げようとするが、退路をコウ達に塞がれているのを見て、リオンは観念した。

 

「昨日の夜ははぐらかされたけど、私が下宿している珈琲店のヤマオカさんも、BLAZEの連中がレンガ小路に屯している話は聞いていないらしいわ。そうなると、あなたは別の場所からBLAZEの連中に後を付けられていた事になる」

 

 明日香の鋭い眼光は誤魔化せないと悟ったリオンは、顔を真っ赤にして叫んだ。

 

「白状するわよ、わたしは蓬莱町から家に帰る途中だったの!」

「お前、夜にそんな場所に行っていたのか?」

 

 コウに怪訝な表情で尋ねられると、リオンは大きな声で反論した。

 

「違うわよ、蓬莱町のカラオケ店で1人カラオケをしてたの! 歌唱力を上げる練習にね! 別に後ろめたい事なんてしてないわよ!」

「でも今はBLAZEの連中が暴れ回って危険だから、軽率な行動は慎んでね」

「分かったわよ」

 

 明日香の忠告を聞いて、リオンはそう答えて去って行った。

 

「さて、行き先が決まったな」

「ええ、蓬莱町周辺でBLAZEの目撃情報を探すわよ」

 

 もう時刻は夕方になる。

 ちょうど良い頃合だと、コウ達は蓬莱町へと向かうのだった。

 

 

 

<杜宮市 蓬莱町>

 

 明日香達はシンジ達には連絡を入れずに、4人で蓬莱町へと向かった。

 まだBLAZEのメンバーが異界化に関わっている証拠は無い。

 しかし得体の知れない力をBLAZEのメンバーが持っている事は、シンジ達の話を聞けば確かだった。

 BLAZEのメンバーのたまり場を突き止めて潜入するには、人数が少ない方が良い。

 

「今回の目的はあくまでも調査、危険を感じたら無理をせずに引き揚げるわよ」

 

 明日香の言葉に、コウ達は真剣な表情で頷いた。

 BLAZEのメンバーは数が多い上に不思議な力を持っている。

 対してこちらは異界の中でしかソウルデヴァイスを使う事が出来ない。

 ゲームセンターで明日香達は、BLAZEのメンバーがこのゲーセンの路地裏にある『ジェミニ』と言うダンスクラブをたまり場にしている事を聞いた。

 

「この路地裏に例のダンスクラブがあるのか……」

 

 コウがそうつぶやきながら路地の入口で奥の方を見ていると、背後から野太い男の声が掛けられた。

 

「お前ら学生だな? この路地の奥に用があるのか?」

 

 そうコウ達に声を掛けて来たのは、グレーのスーツを着た体格のいい強面の男だった。

 

「いや、別にそんなことは無いっすけど……」

「それならいい。学生らしく他の場所で遊びな」

 

 コウがとぼけてそう答えると、グレーのスーツを着た男は黒服の男が出迎えた黒塗りの高級車に乗って去って行った。

 

「今の人って……」

「ああ、明らかに893だな」

 

 ソラに尋ねられたコウはそう答えた。

 

「この近くに事務所があるって聞いたわ。でも今は関係の無い事ね」

 

 チーマーの方が893より質が悪いなんて異常事態ね、と明日香はため息を吐き出した。

 ダンスホール『ジェミニ』に足を踏み入れた明日香達は奥の方の席にBLAZEのメンバーが屯しているのが見えた。

 明日香達はBLAZEのメンバーに近づかないようにして、情報を集める事にした。

 

「未成年の学生にはアルコールを出せないぞ」

「分かってます。BLAZEのメンバーについてお聞きしたいんです」

 

 ダンスホールのマスターから、明日香はBLAZEの今のリーダーの名前が『戌井アキヒロ』である事、昔のリーダーのカズマが死んでからBLAZEは本当の意味での不良組織となり、抗争で他の不良グループを潰したと話を聞いた。

 

「情報も集まったし、そろそろ引き揚げ時ね」

「ああ、リーダーの名前まで分かるとは思わなかったな」

 

 明日香とコウが顔を見合わせてダンスホールを出ようとすると、いつの間にかBLAZEのメンバー達が自分達を取り囲んでいるのに気が付いた。

 

「ガキ犬達が何をコソコソ俺達BLAZEの事を嗅ぎまわっているんだ、ああ?」

「私達は帰るんです、道を開けてください!」

 

 ガンつけて来た男に対して、ソラはそう言って睨み返した。

 一触即発の状態だ、これはマズい事になったとコウは思った。

 ソラが手を出せば、BLAZEの奴らは不思議な力で襲って来るだろう。

 

「おいお前ら、何してんだ!」

「げえっ、シオさん!」

 

 ダンスホールの入口から姿を現した杜宮学園の制服を着たシオに、BLAZEのメンバー達は腰が引けて後ろにさがった。

 

「こいつらは俺の後輩だ。おい、帰るぞ!」

「う、うっす」

 

 シオが凄んでBLAZEのメンバーが道を開くと、コウ達はチャンスとばかりにダンスホールを抜け出した。

 

「それなら皆さん、御機嫌よう」

 

 今まで青い顔をしてビビって下を向いて黙っていたユウキはケロッとした表情になって手を振る。

 

「もう、ユウキ君ってば挑発しないの!」

 

 そんなユウキはソラにたしなめられた。

 

「先輩、助かったっす」

 

 外に出たコウはシオにお礼を言った。

 明日香達はシオを素行の悪い不良だと思っていた印象を改めた。

 

「BLAZEの事をこれ以上探るのは止めろ、痛い目に遭うぞ」

「それはシオ、あんたも同じだよ」

 

 そう言って路地の入口の方から歩いて来たのは、髪を3色に染め上げた男が歩いて来た。

 

「アキ、久しぶりだな」

「シオ、もうあんたにその名前で呼ばれるのはうんざりだ。見せてやるよ、俺が手に入れた力を!」

 

 そう言ってBLAZEのリーダーと思われるアキヒロは、ポケットから血のような真っ赤な色をしたカプセルを3錠手のひらに取り出して見せた。

 

「赤いカプセル……?」

 

 明日香はそうつぶやいた。

 そしてアキヒロが3錠のカプセルを飲み込むと、身体から赤黒い炎が湧き上がり、瞳が真紅に染まった。

 

「そらよっ!」

 

 アキヒロが腕を振り上げると、シオの背後の空間が割ける。

 

「こいつ……自分の意思で異界化を起こせると言うのか!?」

 

 コウが驚きの声を上げ、シオは異界へと飲み込まれた。

 

「グッバイ、シオさん! キャハハハハハ!」

 

 アキヒロは狂ったように笑い声を上げながら、ダンスホールの中へと姿を消した。

 

「今はあいつ追いかけるよりも、シオ先輩を助けるぞ!」

「ええ!」

 

 コウの言葉に明日香もうなずいて、異界への門を開いた。

 ソラとユウキと一緒に、4人で異世界迷宮の攻略が始まるのだった。




今週は東京ザナドゥの4章の前半部分の話となります。
4章の後編まで話が間に合いませんでした。
後編は日常編も盛り込みたいと思います。

この作品で足りない部分は外伝で補完して行きます。足りないと思う部分を教えて下さい。

  • 新世紀エヴァンゲリオン(LAS)
  • 涼宮ハルヒの憂鬱(日常)
  • 東京ザナドゥ(バトル)
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