ーーー海沿いの高台へ向かう道ーーー
私、上条当麻は青ピの水着姿をみたりインデックスの危ない水着を見たところから記憶がありませぬ
気がついたら天上に抱えられていました…お姫様抱っこで
「テメェ!なんでまたお姫様抱っこなんだよ!もうちょい運び方あるだろ! 」
「ん?まあいいじゃねえか。それと、これから少し用があるから付き合え」
「はあ…詳しいことは後で聞くからな」
「へいへい」
俺がそのまま歩き続けると階段に差し掛かった
「ここからは歩け、流石にめんどくさい」
「わかったよ…」
俺たちは階段を登って行く
すると拘束服を着た少女が見えた
そのまま通り過ぎようとすると、上条にはノコギリ、俺にはマイナスドライバーを向けてきた
「…何のつもりだ? 」
「第一の回答ですが、ここへ来たということはあなたが術者だという疑いがあります」
「御使堕しのか? 」
「…第一の質問ですが、なぜあなたがそれを? 」
「それはここの上に居るであろう土御門に聞けばいい。俺とコイツは土御門に会いに来たんだ」
「その通りだぜい」
話を聞いていたのか、土御門と神裂が現れた
「そいつは昨日俺が呼んだんだぜい。だから通してやってくれにゃー」
「お、おい、上条さんには全く話が読めないのですが…まず説明してもらっていいか? 」
「神裂、任せた」
「わかりました」
ーーー海沿いの高台ーーー
「じゃ、ねーちん、説明してやってくれにゃー」
カキ氷を食べながら土御門が言う
「わかりました」
「では、改めて自己紹介させてもらいますが、必要悪の教会(Necessarius)所属、神裂火織です」
一応神裂について説明してあるので上条は知っている
「上条当麻、あなたは周りに異変を感じませんでしたか? 」
「異変…そういえばみんなが入れ替わっていたような…」
「そうです、今起こっている魔術は、上位セフィラの天使が人間たちの下位セフィラに魔術によって落とされたので、椅子取りゲーム状態に陥り…」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!天使?お前は一体何を言っているんだ? 」
「カミやん、一旦天使のことは置いとこう。簡単に言うとこの魔術はみんなが入れ替わってしまう魔術だ」
「俺たちやお前たちは魔術を防げたから影響は無いが、それ以外の人間は入れ替わってしまっている。誰が何のためにこの魔術を使用したのかはわからないが、少なくとも魔術の中心地はカミやん、お前だと認識されている」
「なんだって…? 」
「今やお前は術を逃れたやつらに狙われる立場に居る」
「俺何もやってないんですけど…」
「そうだ、カミやん。お前は魔術を使えないはずなんだ。能力開発を受けたからな」
「反論一、彼は実際に入れ替わっていません」
「こいつには幻想殺しっていう能力があってな、超能力でも魔術でも何でも打ち消してしまうんだ」
その時、なんかよくわからんが数字を言って水龍を発生させたサーシャ…いや今はミーシャか、が上条に水龍をぶつけた
「うおっ! 」
上条はそれを右手で防いだ
「…幻想殺しの有無を確認するために魔術を行使させてもらいました。無礼を働き、申し訳ございません」
「あ、あぁ…」
「そ、そういえば、なんで土御門がここに居るんだ!? 」
「あれ?カミやんは知らなかったかにゃー? 」
「俺は必要悪の教会所属ぜよ? 」
ーーーその後ーーー
話し合いの場に居たけど空気だった俺はムカついたので、神裂と巨乳に釣られた垣根がミーシャ=クロイツェフと戦っている時に、俺と一方通行がミーシャの『水翼』に紛れ込んで垣根に降り注いだりした
楽しかった
『水翼』
「垣根帝督!逃げてください!あれはいくらあなたでも受け切れません! 」
「神裂ちゃんよぉ!俺を舐めてもらっちゃこまるぜ! 」
「なんたって俺には常識が通用しねえからなぁ! 」
そう言った瞬間、俺と一方通行が突撃する
「じゃあ受け止めてみろやぁー!! 」
「解析してやるよォ!このメルヘン野郎がァ! 」
ちなみに一方通行は完全に面白がってるだけである
「っしゃぁ!テメェらァ!かかって来やがれぇ!なんで居るのかは知らねえけどぉ! 」
「な、何をして居るんですかあなたたちは!? 」
「揃いも揃って俺を無視しやがってー!!ぶっちゃけ憂さ晴らしに来ただけだー!垣根関係無いけど!! 」
「面白そォだから来ただけだァ!垣根は関係無ェけどォ! 」
「何やってんだこのど素人が!! 」
そう言うと神裂は『神戮』を止めるため、ミーシャに唯閃を繰り出す
しかし、弾かれてしまった
「おいテメェら!神裂ちゃんが弾かれたぞ! 」
「っしゃぁ!行くぜオイ! 」
「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーー」
「オイ一方通行がバグってんぞ! 」
三人はそれぞれの方法で音速を超えたスピードで突撃する
「死ねェ! 」
そう言って一方通行が手を出す
「おい一方通行!そいつ取り憑かれてるだけだから殺すなよ! 」
「それぐらいわかってらァ! 」
そう言って一方通行は近づくたびに飛んでくる氷の塊を解析し始める
「…!そうだ垣根!いい方法を思いついた! 」
「なんだ? 」
「俺があいつのエネルギーを壁にし続ける!だからその間に何らかの未元物質であいつの意識を奪え! 」
「!わかった! 」
そう言うと、俺はあいつのテレズマを元に壁を展開し続けた
莫大なテレズマだったため、天空におそらく100m四方ほどの壁ができた
その代わり、莫大な演算をし続ける俺の脳が悲鳴を上げる
「垣根ぇっ!早く…早くしてくれ! 」
「わかってるって! 」
あっさりミーシャに辿り着いた垣根はミーシャの首元に手を当てると、電気と似たような性質を持つ未元物質を放出し、ミーシャから意識を奪った
「やっと…終わったか…」
どさっと音をたてて俺は倒れてしまう
「おい!天上!大丈夫か! 」
「…天上ィ」
出番が地味だったぜェと考えながらも心配する一方通行であった
ーーー垣根の間ーーー
「おい、かおるん、大丈夫かにゃー? 」
「…起きてすぐにお前の顔を見てため息をつけるほどには元気があるぞ」
目を醒ますと、目の前に土御門が居た
「それならいいんだぜい」
「結局どうなったんだ? 」
俺は早速本題を切り出す
「…あの後、術式の元であったカミやんの家を破壊させてもらった」
「そりゃ大胆なマネをしたな」
「アレイスターに弁償させることを条件に壊していいかと聞いたらあっさりと了承してくれた」
「アレイスターが不憫だな。別に気にしないけど」
「今はみんなは何をしている? 」
「学園都市御一行、上条家が宴会中だにゃー。早く行かないと終わっちまうぜよ? 」
「ああ、わかった。で?お前はどうするんだ? 」
「俺はねーちんと一緒に最大主教に報告ぜよ。だから今からイギリスに行くにゃー」
「大変だなお前は」
「もう慣れちまったぜよ」
じゃあ、と言って土御門は部屋から出て行った
「じゃあ、行くか」
そう言って俺は宴会会場に向かった