ーーー八月三十一日 とある個室サロンーーー
はい、わたくし天上薫が何をしておりますかと言うと、ズバリ暗部での初仕事であります
招集がかかったので指定のサロンに来たのだが…
「天上ー、コーラとホットドッグ頼んでー」
「じゃあ俺はジンジャーエールをお願いするにゃー」
「あいよー」
木原くンが来てないということで駄弁ってます
「あーすいません、ピザとコーラとジンジャーエール二つくださーい」
『了解しました』
「たのんどいたぞー」
「「あざーす(だにゃー)」」
なんか立て込んでるらしくて木原くンは30分ほど遅れるらしい
「こちらご注文のホットドッグとコーラとジンジャーエールになります」
「あ、そこに置いといてください」
ちなみに今は夜の7時だ
「よっしゃーいただきまーす! 」
ピリリリリ…
垣根がホットドッグを頬張ろうとした瞬間に俺の携帯電話に電話がかかって来た
ディスプレイには木原くンと表示されている
「はいもしもし」
「お、天上ちゃんか?悪りぃがそっちに行けそうにないから要件だけ伝えるわ。それから各自で動いてくれ」
「了解」
「で、今回の仕事だが、勿論魔術師が相手だ」
「特徴は? 」
「解析した画像によると、全身スーツの男で、腕にはボウガンのようなモノをつけてやがる。おまけに、姿を消すことができるらしい。資料はメールで送る」
「了解、じゃあさっさと追い払ってきますねー」
「俺個人としては捕まえて解剖したいんだがなぁ…」
「ダメですよー、アレイスターの指示なんで」
「わかってんよ」
そう言うと木原くンは電話を切った
ちなみに、アレイスターからの指示だが、悪意ある魔術師は拘束した後に強制送還。特に悪意が無い者はそのままお引き取り願う、ということになっている
「じゃ、行きますか」
「「はいよー(だにゃー)」」
ーーー第7学区 大通りーーー
「今回の敵は姿を消すことができるらしい。そこで、垣根はあたり一帯に未元物質を散布、レーダーの役割を果たしてくれ」
「了解」
「土御門は魔術知識のアドバイスを頼む。お前は頭が回るからな」
「了解した」
土御門はすっかり仕事モードである
「俺は交渉役兼戦闘員だ。まあ万が一危なくなったらお前らも一緒に戦ってくれ」
「では、作戦開始だ」
俺がそう告げると、垣根は未元物質を散布し始めた
「ここから北に300m、東に100m地点のビルの屋上に明らかに能力者じゃないのが居る。AIM拡散力場とは違う異質な力を放っているやつがな」
「わかった、じゃあ急ぐぞ」
目立ってはいけないため、飛ぶことができない
ーーーとあるビルの屋上ーーー
闇咲逢魔はインデックスに『抱朴子』の内容を教えてくれと交渉したのだが、断られたためインデックスを気絶させ、無理やり原典を読み取るための陣を組んでいる
「よし、始めるか」
「おいおいちょっと待ってくれ」
「何者だ! 」
「あー名前はとにかく置いといて、対魔術師用の組織の者だ。まあ別にいきなり戦おうってわけじゃないがな」
「じゃあ、一体何を…」
「ああ、うん。とりあえず事情を話してくれない?学園都市に悪影響を及ぼすようなことだったらお前を拘束しないといけないんだけど、そうじゃなかったら別に何もしないし」
「で?禁書目録から何の原典を何のために読み取ろうとした? 」
「…『抱朴子』だ」
「抱朴子といえば中国の仙人のやつか。何のために? 」
「…実は私の大切な女性が呪いに冒されていてな…それで、不老不死の方法が記述されている抱朴子を読み取り、不老不死の薬を作ろうとしたのだ…」
「なるほどねぇ…ま、やり方は頂けねえが、気持ちはわかる。でもな、そんなことをしなくても解決できる方法があるんだなこれが」
「なんだと!?すぐに教えてくれ! 」
「わかったわかった、もうちょい待て。そうしたら『鍵』が自分から歩いてくるからな」
ーーー10分後ーーー
上条が階段を上がってきた
「お、ようやくお出ましか」
「ハァ…ハァ…インデックスを返せ!ってなんで天上がここに!? 」
「今から事情を話してやる」
俺は幻想殺しについて、闇咲の大切な女性の呪いについてを話した
闇咲は必死に上条に謝り、呪いを解いてくれとお願いしていた
まあお人好しの上条が断るわけないのだが
「よし、話はまとまったな?じゃあ連れて行ってやるから俺に掴まれ。上条お姫様抱っこな」
「いい加減やめてくれ! 」
結局、上条が翼を何回も消し続けたので諦めて電車で向かったところ、朝帰りになりみゃした
失礼、噛みまみた
八九寺さんかわいいですよね
ろ、ロリコンじゃないんだからね!