人生二回目、楽しみ尽くしてやる!   作:かきねん

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人間?怪物?異端者?

ーーー???ーーー

 

ーもうお前はいらない子なんだ

 

ー害にしかならない子供はいらない

 

ー人間のフリもできないのね

 

ーもうお前と友達で居たくない

 

ーお前と居たら友達が逃げて行くんだよ

 

ーだから…死んでくれよ

 

ーお前なんか生まれてこなければ良かった

 

そうだ、俺はいらない子だった

 

みんなとは違った

 

だから人間扱いされなかった

 

愛情を注いでくれてた両親も次第に離れて行った

 

この世界に僕は必要なかった

 

こんなことなら

 

ウマレテコナケレバヨカッタ

 

産んだ親が憎い

 

僕から離れて行った皆がニクい

 

ボクをコバんだミンナがニクい

 

ダカラ…ダカラ

 

コンナジンセイハイラナイ

 

うわあああああああああああああああ!!!

 

ーーー九月一日ーーー

 

「…ッ! 」

 

俺は目を覚ました

背中が汗でしっとりしている

 

「…嫌なことを思い出したな…」

 

「折角名前まで捨てたのに…」

 

「…シャワー浴びるか」

 

そう言うと風呂場へ向かった

 

ーーー教室ーーー

 

小萌先生が教室に入ってきた

 

上条はまだ来てなかったが

 

「これからHRを始めるのですよー」

 

と、思ったら上条が教室に入ってきた

 

「ぎ、ギリギリセーフ! 」

 

「アウトなのですよー」

 

ドッと教室が笑いに包まれる

 

「そ、そんなぁ」

 

「わかったらさっさと席に着きやがれなのですよー」

 

「相変わらず不幸だな上条」

 

「うるせぇ…」

 

「ま、それは置いといて昨日はお疲れ様だったな」

 

「…ああ」

 

「上条ちゃんと天上ちゃんはいつまでおしゃべりしてるのですかー」

 

「「あ、すいません」」

 

いつの間にか姫神が紹介されてた

 

「私。やっばり空気。」

 

ーーー帰路の大通りーーー

 

はい、わたくし天上が何をしておりますかと言うと

なんか上条、学校に来たインデックスと学校で迷子になってた風斬さんと一緒に地下街に来ております

で、今はお腹が空いたインデックスのために地下街のレストランに来ているわけです

 

「じゃあインデックス、好きに注文していいぞ」

 

「ホントっ!?かおるはとうまより優しいんだよ! 」

 

「本当に優しいのは俺よりも上条の方だよ」

 

「え?俺? 」

 

「金が無くてもどんなに不幸でもお前を救ってくれてるんだ。感謝しとけよ」

 

「とうま、ありがとうなんだよ! 」

 

「そんなこと気にしなくてもいいのに」

 

「素直に感謝されとけ」

 

俺はどこか居心地悪そうにしていた風斬に本題を持ちかけた

 

「悪かったな、風斬。ひとりぼっちにしてしまって…」

 

「い、いえ、大丈夫です!慣れてますから! 」

 

「いや、慣れちゃダメだろ」

 

「で、だ。本題に入るが、お前、人間じゃないな? 」

 

「え…? 」

 

「おい天上、何を言って…」

 

「もっと的確に言おうか、お前はAIM拡散力場の集合体…強いて言うなら虚数学区の住人だろ? 」

 

「ど、どういう…ことですか? 」

 

「ああ、悪い。言い方が悪かったな。気を悪くさせたのなら謝る」

 

「が、ここではっきりさせておかないとお前が消えてしまっても困るからな」

 

「上条の右手には幻想殺しっていうのが宿っていてな、異能の物ならなんでも消してしまうんだよ」

 

「もちろんAIM拡散力場も例外じゃない」

 

「お前は自分の生まれ方などは知らなかっただろうが、AIM拡散力場の集合体というのは事実だ。でもまあ人間との違いは上条に消されるかどうかだろうがな」

 

「俺たちはお前を人間だと思ってるし、友達だと思ってる。が、上条の右手には注意しろよ。上条、お前も右手で風斬に触らないようにな」

 

「…」

 

「お、おう」

 

「ま、風斬も気に病むなよ。お腹が減らない、自分の姿を変えられるなんて羨ましいよ」

 

「お前が自分のことを怪物としか思えないなら心配すんな。俺も俺の友達もそんなもんだからな、怪物ってのは"普通"なんだよ」

 

「ま、寂しくなったら俺たちのところに来いよ。これは俺の連絡先だ、何かあったら連絡してくれ」

 

俺はそう言うと連絡先を書いた紙を渡した

 

「天上!てめえ流れるように女の子の連絡先を! 」

 

「うるせえ!いいから黙ってろ! 」

 

「あ、あの、私、携帯持ってないんですけど…」

 

「ん?じゃあ今から買いに行くか」

 

「え?本当にいいんですか?でも私、戸籍とか無くて…」

 

「あーそれぐらいなら作らせるからいいよ、気にしないで」

 

「かおるが何を言ってるのかわからないけどとにかくすごいんだよ…」

 

「天上って次期統括理事長かなんかなの?ねえ」

 

ーーー電話ーーー

 

『私だ』

 

「風斬の『戸籍だろう?もう作ってあるよ』…だから早いって」

 

「まあいい、ありがとよ」

 

『ふふっ、礼にも及ばないよ』

 

ーーー電話終了ーーー

 

「もうお前の戸籍はできてるらしい。メールで送られて来たから確認してくれ」

 

俺は風斬に携帯を手渡す

 

「わざわざそこまでしてもらえるなんて…ありがとうございます! 」

 

「いいってそんなことぐらい。だって"友達"だろ? 」

 

「な、なんだかかおるがいけめんなんだよ」

 

「…一回こいつの幻想をぶち殺していいかな」

 

ーーー自室ーーー

 

結局、あの後風斬に携帯を買ってやり、お礼されたあとルンルンで部屋に帰ってきた

 

(氷華ちゃんマジ天使)

 

ピリリリと電話のコール音が鳴ったので携帯を開くと、ディスプレイには土御門と表示されていた

 

「かおるん、仕事だ」

 

ーーー大通りーーー

 

どこぞのゴスロリ魔術師が暴れてるらしいので、止めて来いと言われた

ぶっちゃけダリィ…

 

「お前が今回の魔術師か? 」

 

「あん?誰だアンタ? 」

 

「ま、暴れられると困るんでね、おとなしく捕まってもらおうか」

 

「断る。あたしにはやらなきゃいけないことがあるんでね」

 

「"戦争"を起こすことか? 」

 

「…何故それを知ってるのかは知らないが、知っている以上殺させてもらうぞ? 」

 

「戦争を起こしたいなら俺を殺せばいい。これでも学園都市のトップなんだぜ?俺を殺せば両サイドに亀裂がはしるだろ? 」

 

「俺は何の抵抗もせずに殺されてやる。その代わり上条当麻、及び禁書目録に手を出すな」

 

『な、何を言ってるんだかおるん! 』

 

耳に着けているBluetoothイヤホンから土御門の声がする

 

「…そうか、じゃあ遠慮無く」

 

ゴーレムの腕が振り下ろされる

 

「天上ぃぃぃぃぃぃ!! 」

 

「…邪魔だ、黙ってろ」

 

俺は走ってきた上条の首を蹴り、気絶させる

 

「すまない、邪魔が入った」

 

「続けてくれ」

 

そう言うとゴーレムの腕が振り下ろされ、地面に赤い薔薇が咲いた

 

この日、俺は"死んだ"




はい、天上くん死んじゃいました
だからと言ってこの話はまだ終わらせませんw
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