人生二回目、楽しみ尽くしてやる!   作:かきねん

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今回はいつもよりもだいぶ長いです


大覇星祭 初日

ーーー九月十六日 病院からの帰り道ーーー

 

イヤッホオォウゥ!!

ついに体を取り戻したぜえ!!

白髪でオッドアイになったけども!!

でも息子はどうにもしてくれなかったぜえ!

 

『自分でなんとかすればいいんだね? 』

 

って言われたぜえ!

 

それにしても…

 

なんで服が黒のロングコートしか無いんだよ!

 

完全に中二病患者じゃねえか畜生!

 

確かに見た目に関しては中二病にしたけどこの仕打ちは無えよ!!

 

『よ、よく似合っているんだね?w 』

 

って言ってたけど当たり前だろこの野郎!

 

あーさっさと家に帰ろ…

 

「…ねえねえ、あの人中二病? 」

 

「…流石にカツラとロングコートは痛いよねー」

 

くそぅ!冥土帰し恨むからな!

 

あとカツラじゃねーから!地毛だから!

 

あー白髪なんで頼むんじゃなかった…

 

今更だけど一方通行とキャラ被るじゃねーか…

 

あーそういえば名前も微妙に変わったんだよな…

 

確か天上"馨"になってたような…

 

いくら薫の方を死んだことにするからって雑すぎじゃね?こんなのでいいのかアレイスター…

 

心の中で愚痴っているとアレイスターから電話がかかってきた

 

「もしもし? 」

 

『あくまでも別人だということにすれば大丈夫だよ、うん』

 

「心の中を読むんじゃねーよ畜生! 」

 

『あ、それと君は明日、君の元居た高校にもう一度入学してもらうよ?一応別人だからね』

 

「果てしなくめんどくさいなこの野郎」

 

『それと…その服と白髪とオッドアイは無いと思うよ』

 

「全部じゃねーか!!冥土帰しに言いやがれ! 」

 

『"闇の炎に抱かれて消えろ!!"』

 

「さいならー」

 

うざすぎたのでブチっと切った

 

「…飛んで帰ろ」

 

俺は能力でオレンジ色の翼を展開し、寮へ向かって帰った

 

「…あの人飛んだよ!? 」

 

「中二病に力を与えた結果があれなんだね」

 

ーーー寮ーーー

 

あー今ものすごく大変なことに気づいた

 

自室の鍵が無い…

 

荷物や家具についてはアレイスターの権限でそのままにしておいてくれたらしいが、鍵が無いんだよ…

 

「…助けて土御門もーん! 」

 

「なんだいかおるくん?またカミやんにいじめられたのかい? 」

 

「鍵が無いんだよーぅ…なんとかしてよ土御門もん! 」

 

「あっはっはーかおるくんは仕方ないなー、じゃあこれを貸してあげよう」

 

「なんだい土御門もん? 」

 

「たーだーのーかーぎー」

 

「最初っからだせやこのグラサン野郎が! 」

 

「中二病患者に言われたくないにゃー」

 

「冥土帰し恨むからな! 」

 

「そうだ、一つ言っておきたいことがある」

 

土御門が仕事モードになる

 

「なんだ? 」

 

「今回はお前が計画してたからまだ良かったものの、やっぱり急に死んだら心配するんだ。今度からはちゃんと俺に相談してからにしてくれ」

 

「…悪かったな」

 

「いいんだぜい、もう過ぎたことだにゃー」

 

いつもの土御門に戻る

 

「そういえば今日は舞夏が来てるんだぜい、夕飯一緒に食べてくか? 」

 

「…じゃあお言葉に甘えて」

 

結局、『かおるんも一緒に! 」とか言いながら舞夏に襲いかかろうとする土御門を止めるのが大変で夕飯どころじゃ無かったことは胸に秘めておこう

 

舞夏が意外とノリノリだった事実なんて知らないんだからね!?

『白髪オッドアイのイケメンと兄とのさんp…』とか言ってたことなんて知らないんだから!

 

ーーー九月十七日 高校ーーー

 

一応転校生扱いなので、いつもより早く家を出た

 

で、また1年7組に入ることになったのだが…

 

「あ、天上ちゃんって…あの天上ちゃんなのですか!? 」

 

「え?あの天上ちゃんって…どちらさまですか? 」

 

「あ、いえ、気にしないでくださいなのですー」

 

(そうです、いくら同じ名前でも死んだ人が蘇るわけないのです…)

 

(ちょっとかわいそうになってきたなおい)

 

小萌先生にドッキリをしかけてみた

 

「もしかしてその人、黒髪で黒いチョーカーつけてませんでしたか? 」

 

「え!?知ってるのですか!? 」

 

「いや、知ってるも何も僕の前世なんですが…」

 

「…は? 」

 

めっちゃポカーンってしてるw

 

「実は僕って天上君…まあ僕も天上なんですけど、天上君のクローンなんですよねー」

 

「え?く、クローンは国際法で禁止されているはず…」

 

小萌先生がなんか泣き出しそうになってたのでネタばらしをする

 

「冗談ですよw僕は正真正銘天上カオルですw名前は変わりましたがねw」

 

「え…?本当に天上ちゃんなのですかー…? 」

 

「ええ、そうですよ?なんなら思い出でも語りますか? 」

 

俺が言い終えると、小萌先生は抱きついて泣き出した

 

「うぅ…ヒグッ…なんで急に居なくなったんですかー!…先生やみんなは心配したんですよ?…でも…帰ってきてくれて良かったです…」

 

「先生…」

 

「イイハナシダナー」

 

「黄泉川先生は空気読んでください! 」

 

ーーー教室前ーーー

 

そういえば、俺以外にもう一人転校生が居るらしい

 

「おいテメェアレイスター何してやがる…」

 

「えー?アレイスターって誰なのー? 」

 

あーこのクソ女殴っていいかな

 

どうみてもアレイスターです、本当にありがとうございました

 

銀髪混じりの金髪だしブラウスの間から緑の手術衣っぽいのが見えてるし

なんか裾が短くなってるけど

 

しかも緑眼だし

 

美人っちゃ美人だけどアレイスター臭が隠せてないんだよなあ…

 

「…アレイスターは帰って、どうぞ」

 

「フフフ、そう邪険にすることはないじゃないか」

 

「やっぱりお前か…」

 

「やっぱりってどういうことなのー? 」

 

「うるせえ黙ってろ」

 

「それじゃあ新生天上ちゃん、入って来てくださいなのですー」

 

おいなんだよ新生っておい

 

「こっ、こんにちわー…」

 

俺は苦笑いしながら入っていく

 

「あーーっ!テメェ!この前はよくも! 」

 

上条が俺に指差しながら言った

 

まあ白髪で赤眼(片目だけだが)だから仕方ないね

 

ちょっとイラっとしたので、AIM拡散力場を色彩として操り、前の黒垣根モードになる

そして上条に飛びつく

 

「フフフフフフフフフフフ」

 

「うわああああぁぁぁ!!!助けてーーー!!! 」

 

上条は椅子ごと倒れこむ

 

「冗談だこのバ上条」

 

「え? 」

 

「遊んでないでさっさと自己紹介しろなのですー」

 

「あ、すいません」

 

「わけあって転校し直してきた天上馨です。前とは違う名前と姿ですがよろしく」

 

「天上!?死んだんじゃなかったの!? 」

 

「この前死んだって言ったな?あれは嘘だ」

 

「どういうことなんだよー! 」

 

吹寄を筆頭に教室が騒ぎ出す

 

「あーもう!とにかく生き返ったってことでいいから!はい!この話終わり! 」

 

「でも死んだ人間が生き返るわけ…」

 

「じゃあそもそも死んでないってことだ。それぐらい察しろよ。だいたいLevel5の俺が交通事故で死ぬわけ…」

 

「「「「「え!?Level5!? 」」」」」

 

あ、やっちまった

まあいいや

 

「お前Level4じゃなかったのかよ! 」

 

「いつLevel5になったんだよ! 」

 

「っていうかこの学校初のLevel5じゃね? 」

 

「み、みんなー静かにしてくださいなのですー! 」

 

小萌先生の言葉など聞くものは居らず、みんなが俺に押しかけてくる

 

ま、壁で防御するけどな

 

「おいなんだよこの壁! 」

 

「全然破れないわね…」

 

「まずはその幻想をぶch…ぶべらっ!! 」

 

あ、上条が巻き込まれた

 

「はいはい、後で構ってやるからもう一人の転校生も歓迎してやれよ」

 

「「「「「え? 」」」」」

 

「あ、よ、喜べー!野郎どもー!次の転校生は女の子だぞー! 」

 

「「「うおーーー!!! 」」」

 

「「「…」」」

 

男子と女子で明らかにテンションの差がある

 

「では"星野"ちゃん、入ってきてくださいなのですー」

 

「はーい! 」

 

するとアレ子が入ってきた

※JK状態のアレイスターを心の中ではアレ子と呼びます

現実では星野orお前と呼びます

 

「「「うおおお!!めっちゃかわいい!! 」」」

 

お前ら、見た目で判断したらいかんぞ?

 

「では自己紹介してくださいなのですー」

 

「星野美希なのー!趣m…「ちょっと待てやオイ!! 」…なんなのー? 」

 

「なんだよそのアイドルマスターに出てきそうな名前とキャラは!アレイスターからもじれや! 」

※アイドルマスターには星井美希というなのーが口癖の子が居ます

 

「アレイスター? 」

 

あ、やべっ、土御門に気づかれた

 

「もー、アレイスターって誰なのー?美希は美希だよー? 」

 

「「「そうだそうだ!美希ちゃんは美希だぞ! 」」」

 

「…先生、トイレに行ってきます」

 

「…俺も行くぜい」

 

「は、はいなのですー…」

 

「二人ともー、早く帰って来いや?いくら二人しかいないトイレだからってアッーーー♂なんてことは…」

 

「「誰がするか変態!! 」」

 

久しぶりに登場した青ピはいつも通りだった

 

ーーー男子トイレーーー

 

「…それで?あいつはアレイスターなのか? 」

 

「ああ…本人が言ってたから間違いない…」

 

「…俺らのクラスってヤバイにゃー…」

 

「全くだ…」

 

「学園都市能力者トップと魔術師トップか…世界征服ぐらい簡単にできそうぜよ…」

 

「多分今のところ世界で最強の教室だろうな…」

 

「「はあ…」」

 

ため息しか出ない二人であった

 

ーーー教室ーーー

 

「「ただいま戻りましたー…」」

 

「あれ?二人ともえらい早かったなー?早漏さん? 」

 

「「うるせえ!そんなことはしてねえ!! 」」

 

「あの2人ってそういう関係だったんだー」

 

「普段から仲良かったもんねー」

 

「ま、真面目だったはずの天上が…! 」

 

「金髪不良と白髪美少年の絡み…ハアハア…」

 

「「やめてくれ気持ち悪い!! 」」

 

「あ、天上ちゃん?お互いに愛し合っているなら愛に性別は関係ないと思いますよー///」

 

「「もうやだぁ…」」

 

「転校初日から盛ってるなんて変態さんなのー☆」

 

「「割とマジで死んでくれ」」

 

土御門とやたらハモる俺であった

 

その後、質問責めにより一時限目が潰れた

 

そして俺は大変なことに気づいてしまった

 

"アレ子と春上さんの口調がかぶってる"ことに…

 

ーーー放課後 教室ーーー

 

「あー大変な目に遭った…」

 

「全く、何が悲しくてこんなやつとヤらないといけないんだぜよ…」

 

「まあまあ、二人とも悪かったって。ボクが冗談言い過ぎただけやー」

 

「「まったくだよ!!」」

 

「あ、天上怖い…」

 

「お前はいつまでトラウマ持ってんだよ!また襲いかかるぞ! 」

 

「ひいっ! 」

 

「カミやんはビビリなんだにゃー」

 

そうするとアレ子が教室に戻ってきた

 

「あれー?みんななにしてるのー? 」

 

「あ!ほしのんやー!イェーイ! 」

 

「イェーイ!☆」

 

青ピはいつの間にかアレ子をほしのんと呼ぶようになった

そしてなぜかハイタッチした

 

「もうお前ら結婚しろよ。そして俺につきまとうな」

 

「天上!?かわいい女の子に向かってなんてことを! 」

 

「カミやんはそんなことを無意識に言うからモテてることに気づかないんぜよ」

 

「えー!でもー美希はかおるん一筋なのー☆」

 

「カミやんだけじゃなくかおるんまでフラグ体質が!? 」

 

「俺は何もしてないっつーの。それとくっつくなかおるんって呼ぶな好きになるな! 」

 

「くぅーっ!羨ましいぞ天上! 」

 

「こいつ男なんですけど!? 」

 

「「え? 」」

 

「こいつ、実は学園都市統括理事長なんだにゃー…」

 

「そだよー☆」

 

「「えええええ!!!?? 」」

 

「り!理事長様!インデックスの件はありがとうございました!奨学金増やして! 」

 

「理事長様!女の子欲しい! 」

 

「フフフ、ダメだよ」

 

「「ゴフゥ! 」」.

 

青ピと上条は気絶した

 

「ついに正体を表したかアレイスター」

 

「フフ、久しぶりだね土御門」

 

「今度は何を企んでいる? 」

 

「フフ、学校に通いたいだけさ」

 

「それだけか?お前が直接プランに働きかけるとか…」

 

「え?プラン?んなもんもうやめたわw」

 

「え?…え? 」

 

「そうだぞ、土御門。そいつボケ始めたから」

 

「え? 」

 

「フフフ、ひどいなダーリン☆私がボケるわけないだろう? 」

 

「気持ち悪い、死ね」

 

「言っておくが、私は本気で君を狙っているからね? 」

 

「世界最強の夫婦とか嫌だわ」

 

「ふ、夫婦って…キャッ///」

 

「あーもう!言うんじゃなかった! 」

 

「」←土御門の残骸

 

「ま、冗談は置いておいて」

 

「冗談でよかったわ」

 

「まあ君が求めてくれるなら別にいいが」

 

「求めないから」

 

「私は男も女もどっちにもなれるんだぞ?容姿も変えられるし」

 

「それは暗に結婚しろと言っているのか? 」

 

「そうだ。なんなら重婚も可能にできるがハーレムでも作るかね? 」

 

「ちょっと惹かれる提案だけど上条みたいにはなりたくないね」

 

「ふむ、なるほど」

 

「それに、俺の嫁は風斬だからな」

 

「サローニャ=A=イリヴィカとオルソラ=アクィナスとも言ってなかったかね? 」

 

「一番結びつきやすいのが風斬だからだ」

 

「そういうことか」

 

「で?いつまでこんな話をすればいいんだ? 」

 

「ふむ、確かに一理あるな。ゲーセンというところでも行ってみるか? 」

 

「わかった。じゃあそいつら担いでいけ」

 

「全く…レディにやらせることじゃないよ…」

 

そう言うとアレ子は三人を無理矢理持ち上げた

 

「できるのかよ!? 」

 

「あ、それと君には大覇星祭の選手宣誓を頼むよ」

 

「お前は俺の存在を隠す気ないだろ!? 」

 

ーーー九月十八日 高校ーーー

 

「今日も転校生を紹介するのですー」

 

「「…は? 」」

 

俺と土御門はまたしもハモってしまった

 

「お?また転校生かいなー? 」

 

「このクラス人多すぎだろ…」

 

さすがの上条も呆れている

 

「では垣根ちゃーん、入ってきてくださいなのですー! 」

 

「ほいほーい」

 

「「…やっぱりか…」」

 

俺と土御門は大体予測していたのでそれほど驚きはしなかった

 

「…結構イケメンじゃない? 」

 

「えーちょっとホストっぽすぎない? 」

 

言われてやんのww

 

「えー、学園都市第1位の…「嘘ついてんじゃねえよ」…第2位の垣根帝督だ。よろしく」

 

すかさずつっこむ俺

 

「うおお! 」

 

「第2位だって!? 」

 

「すげえ! 」

 

「よろしくなのですー。じゃあ次は一方通行ちゃん、入ってきてくださーい! 」

 

「!? 」

 

土御門は目を見開いた

 

俺は予想済みだったので問題なし

 

「あー学園都市第1位の一方通行だァ、よろしくゥ」

 

「うおおお!!第1位!? 」

 

「…この教室やばくない? 」

 

「インフレが進んでるよ…」

 

全くもってその通りだな、うん

 

「じゃあ"打ち止め"ちゃーん!入ってきてくださいなのですー! 」

 

「「はあ!? 」」

 

俺と土御門は驚きすぎて立ちあがってしまった

 

「おー!合法ロリやー! 」

 

「いや合法じゃねーから! 」

 

上条がツッコミを入れる

 

「打ち止めちゃんは飛び級で入ってきてくれたのですよー! 」

 

「そうだよ!ってミサカはミサカは肯定してみたり! 」

 

「「「かわいいいい!!! 」」」

 

女子たちが反応する

 

「「オイ一方通行!!どういうことだ!! 」」

 

昨日から俺と土御門はハモりっぱなしだ

 

「どォいうことって…そのまんまだろォが」

 

「勉強はついていけるのか!?体育は!?そこの変態はどうするんだ!? 」

 

「え?ボク? 」

 

「勉強はなンとかなった。体育は特例で休ませるか、打ち止めがやりたいって言うならやらせればいいだろォが。変態は俺が殺す」

 

「なら安心だな」

 

「「それでいいのかよ!? 」」

 

今度は土御門と上条がハモる

 

「フフフ、完全に忘れられてるな私」

 

アレ子がボソッとつぶやく

 

「大丈夫。私も、同じ。」

 

「あれ?どこかから声がしたような…」

 

「…いいの。出れただけで。」

 

今度は二時限目まで潰れたそうな

 

ーーー放課後ーーー

 

なんだよこの人数…バカルテットとか言ってた頃が懐かしい

 

しかも全員教室の右端あたりに固まって座っているのだから恐ろしい

 

「上条当麻です!Level0だけど幻想殺しがあります! 」

 

ちなみに自己紹介タイムである

 

「土御門元春だにゃー。Level0だが一応肉体再生だぜい」

 

「青ピって読んだってなー。能力はヒ•ミ•ツ☆」

 

「「「「「「「キモイ」」」」」」」

 

「ちょっと無理かなってミサカはミサカは拒否してみたり」

 

「ガーン!? 」

 

「そこのバカはほっといて、天上馨だ。学園都市第0位のLevel5だ」

 

「学園都市第1位の一方通行だァ、よろしくゥ」

 

「学園都市第2位の垣根帝督だ、よろしくな! 」

 

「打ち止めだよー!ってミサカはミサカは自己紹介してみたり!Level3の電撃使いだよー! 」

 

「かわいい…やっぱりロリ最高やでー!! 」

 

「ちょっとこの人怖い…ってミサカはミサカはあなたに助けを求めてみたり…」

 

「よし、愉快なオブジェにしてやンよォ! 」

 

「ぎゃあああああああ!! 」

 

「青ピは犠牲となったのだ…」

 

「まだ死んでないでー!? 」

 

「うるさい、そしてめんどくさい。じゃあ次は星野な」

 

「」

 

「星野美希だよー☆Level4の絶対確立なのー」

 

「あれ?星野って能力者だったのか? 」

 

「なんなんだよその能力…」

 

俺と上条が問いかける

 

「能力が発動してる間は、美希の行動の成功する確立と失敗する確立が1:1になるのー」

 

あなたはどこかの魔神さんですかね?

オティn…いやなんでもない

 

「へー珍しい能力だなー」

 

垣根は素直に驚いている

 

「だからこんなこともできるの、えい☆」

 

アレ子は一方通行に触ろうとする

 

「うおっ!危ねェだろォが! 」

 

「今のでわかったでしょ?一方通行が能力を発動しない確率も、美希を警戒して能力を発動させる確率もあったんだよ?今回は発動しなかったけどねー」

 

「なるほど、そういうことか。今のはバカな上条さんでもわかりましたよー」

 

「まあアレイスターならそんな面倒なことしなくても一方通行にさわれるだろうがな」

 

「「…は? 」」

 

垣根と一方通行が唖然としている

 

なんだろうこのデシャヴ

 

「あ、天上ぃ〜、そんな冗談はよしてくれよ〜こんなかわいい子がアレイスターなわけ…」

 

垣根は現実を受け止められていない

 

「フフフ、かわいいと言われれば案外嬉しいものだな」

 

アレ子は長身銀髪手術衣のアレイスターに戻っていた

 

「…なあ一方通行、俺には銀髪手術衣の病人が見えるんだけど…」

 

「奇遇だなァ、俺もだ」

 

「わあ!綺麗な髪だね!ってミサカはミサカは賞賛してみたり! 」

 

「フフフ、ありがとう、打ち止め」

 

「そ、そうだ!ゲーセン行こうぜゲーセン! 」

 

「…そうするにゃー」

 

微妙な空気を取り払うために昨日と同じゲーセンに行くことにした

 

ゲーセンが戦場となったのは言うまでもない

 

ーーー大覇星祭 初日ーーー

 

俺は今、先日言われた通りに選手宣誓を行っている

 

「…スポーツマンシップに則り、ここに大覇星祭を開催することを誓います」

 

スポーツマンシップなんかあって無いようなものだろうとは思う

 

そういえば隣に居る食蜂だが、削板じゃなくて俺でよかったな

削板だったら鼓膜破れてたぞ?

 

会場中に歓声が響き渡る

 

「俺がやりたかったーーー!!! 」

 

とか

 

「天上いぃぃー!!かっこいいぞーー!!だから死ねえぇぇー!! 」

 

とかものすごい理不尽な理由で未元物質が飛んできたので丁寧に打ち返しておいた

ざまあ

 

ーーー会場外へつながる廊下ーーー

 

「天上…さん? 」

 

俺がトボトボ歩いていると、食蜂が話しかけてきた

 

「ん? 」

 

「あなたが学園都市第0位の天上さんなのねぇ、はじめましてぇ、食蜂操祈ですぅ」

 

「ああ、どうもご丁寧に」

 

「で、早速本題なんですけどぉ」

 

「どうした? 」

 

「付き合ってください! 」

 

「」

 

「…はああああ!??? 」

 

「どういうことだよおい! 」

 

食蜂は手足をモジモジさせている

普通にかわいい

 

「実は…一目惚れ…してしまいましてぇ」

 

「( ゚д゚)」

 

「な、なん…だと…」

 

どういうことだよおい俺にはサローニャと風斬とオルソラが居るんだぞおい嫁がすでに居るんだぞおいなのにちょっとときめいちゃったわおいついに俺にもモテ期が来たのかそうなのか上条と同類になるのか神様教えてくれよ助けてよ迷っちゃうよそもそもここでゴールしちゃっていいのかな?いやダメだよなこんな簡単にゴールしたら話的にもダメだよな、うんしかも付き合ったら俺ロリコン扱いだよな?年の差なんてほとんど無いのになんで?そもそも白髪の時点で一方通行とかぶってんじゃねえかなんでそんなやつに惚れるんだよおい一方通行でもいいだろうがこらいかにもオッドアイ系中二病の見た目の俺になんで惚れるんだよおっぱいおっぱい巨乳っていいよねおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいあbbbbbbbbbbbb

でもここでせっかく勇気だして告白してくれた食蜂の思いを無駄にするのもダメだよな俺はどうすればいいんだよぉ…

 

「…一つ聞いておこう」

 

「なんですかぁ? 」

 

「…お前、ハーレムになっても耐えられるか? 」

 

そうなのだ。アレイスターが無理矢理ハーレムを作らせる可能性があるのだ

 

「天上先輩の近くに居られるなら…全然大丈夫です! 」

 

いつの間にか先輩になってるし!

なんだよこのラノベみたいな展開!

いやラノベだったか…

 

「ま、今は結婚とか交際とか考えられないけどさ、時々遊びに行くぐらいなら付き合ってやるよ」

 

「ほ、ホントですかぁ!?ありがとうございますぅ! 」

 

うわあ罪悪感がやばいなこれ

 

「じゃ、じゃあ!これ!メアドと電話番号なんで登録しといてください!! 」

 

「お、おう」

 

「じゃあまた今度! 」

 

「あ、ああ」

 

一体なんだったんだ…

 

ーーースタジアム前ーーー

 

「じゃあ私が勝ったらなんでも言うこと聞くのよ? 」

 

「お前もだぞ? 」

 

「う、うー…」

 

「あれれー?美琴ちゃんは勝つ自信が無いのに勝負を持ちかけて来たのかなー? 」

 

「う、うるさいわね!やってやるわよ! 」

 

おーおー相変わらず上条とミコっちゃんはイチャイチャしてやがりますなー

 

「おーい!かみj…って当麻のお父さん? 」

 

「おお、天上…君? 」

 

「あ、この髪の毛と目なら大丈夫ですよ。天上です」

 

「あらあらー、当麻さんのお友達さん? 」

 

「母さんもこの前旅行で会っただろう? 」

 

「そういえばそうだったわねえ」

 

「ご無沙汰してます」

 

「いえいえこちらこそー」

 

「ふーん?あなたが天上君なのね? 」

 

「あ、はい、そうですけど…どちら様で? 」

 

ホントは知ってるが一応聞いておく

 

「私は美琴ちゃんのママの御坂美鈴よ、よろしくね」

 

「あ、よろしくお願いします。どうして僕のことを? 」

 

「いやー美琴ちゃんが電話で『勝てないやつが二人居る! 』って愚痴って来たからねー」

 

「ははは、あいつらしいですねw」

 

「天上君はそんなに強いのかい?確か美琴ちゃんは学園都市第3位だったような…」

 

「まあ第0位なんで学園都市トップですねー」

 

「「「……は? 」」」

 

「美琴ちゃん…相手は選びなさいよ…」

 

「当麻はすごい友達を持ったんだな!よかったよかった!これからも仲良くしてあげてくれないか! 」

 

「あらあらー、私からもお願いしますねー」

 

「と、当然ですよ! 」

 

その後、何か奢ってあげると言われたが、競技があるので断った

 

ーーースタジアム裏ーーー

 

途中でインデックスと別れた上条と合流した俺が見たのは、高校生たちが死屍累々と転がっている姿であった

 

「な、何やってるんだお前たち」

 

「あーかおるんとカミやんか」

 

「で?一体全体どうしたんだ? 」

 

「おいおい聞いてくれよ天上!こいつら学園都市トップ3位までが揃ってるのに勝てるかわからんから必勝法を編み出すとか言ってるんだぜ?その挙句ダウンしてるし! 」

 

垣根が必死にまくし立てる

 

「だっていくら学園都市トップだからってどれぐらいの実力があるのかわからんやん? 」

 

「そォだなァ、大体1秒でこのスタジアムは壊せる」

 

「やっちゃダメだよ?ってミサカはミサカはあなたを引き止めてみる!」

 

「やらねェよ」

 

「…よっしゃあみんながんばるでぇー!! 」

 

「「「おおおお!!! 」」」

 

「…単純なやつらだな」

 

「な、何があったのよ!? 」

 

「おう、吹寄か。実はな…」

 

上条、ホース、踏んでるぞ?

これは眼福のチャンス!

 

「ってうわあああ! 」

 

「きゃあああ!! 」

 

よっしゃあ!吹き出した水が吹寄に!

 

(おい、垣根)

 

(なんだ? )

 

(吹寄に注目)

 

(おほおぉ、透けてんぞおい! )

 

(だろ?いい仕事すんな上条は)

 

(全くだ)

 

やっぱり垣根も高校生だったよ…

 

「だから!うちの設備が悪いのは認めるのです! 」

 

「でもそれは、生徒たちにはなんの非も無いのです! 」

 

「生徒たちの質が低いから、統括理事会から追加資金がおりないのでしょう? 」

 

「ふっ、失敗作を抱え込むと、色々苦労しますねえ」

 

「せ、生徒さんには成功も失敗もないのです!あるのはそれぞれの個性だけなのですよー! 」

 

「なかなか夢のあるご意見ですが、これから始まる棒倒し、おたくの落ちこぼれたちを完膚なきまで撃破して差し上げますよ」

 

何言ってんだこいつ

 

「ハハハハハっハハ! 」

 

「違いますよね…みんなは落ちこぼれなんかじゃありませんよね」

 

学園都市トップが落ちこぼれならそれ以下はどうなるんでしょうかねぇ…

 

「おいみんな…もう一度だけ聞く…」

 

「本当にやる気が無えのか? 」

 

「「「「「「「は? 」」」」」」」

 

「お前何を見てたんだよ上条…今回バカなのはあの相手教師だろ…」

 

「逆に負けたら学園都市トップの名が廃るぜェ」

 

「こっちの戦力も知らない奴が勝てるわけないだろ? 」

 

「」

 

かっこつけようとしてフルボッコにされた上条であった

 

ーーースタジアムーーー

 

ーー第一種目、棒倒し出場校の入場です

 

「うおおおおおお!!! 」

 

「ヒュー!ヒュー! 」

 

「…あいつ無謀よねえ…うちの学校に勝てるわけ無いのに…」

 

「う…」

 

「ん? 」

 

美琴の視線の先にはベンチに倒れこむ白シスターの姿があった

 

「お腹減った…」

 

「…まさか熱中症とかじゃないでしょうね? 」

 

そう言った瞬間、手の中にあったミネラルウォーターが消えた

 

「…アンタ、ホントにお腹が減ってるだけなのね…」

 

「短髪はここで何してるの?当麻の応援? 」

 

「な、なんで私があいつを応援しないといけないのよ…」

 

「大体、どっちの学校が勝つか賭けをしてるのよ?ま、私の学校が勝つに決まってるけど!」

 

「あれ、勝っちゃったらどうしよう!なんでも言うこと聞k「あ!当麻だ! 」…一体なんなのよあの熱気…」

 

「まさか、あいつマジで勝ちに行くわけぇ!? 」

 

「あいつは私に一体何を要求するつもりなの!? 」

 

開始の合図のピストルが打ち出される

 

「「「うおらあああああ!!!! 」」」

 

俺は突っ込んでいくみんなの前に壁を張る

 

「カカキキククケコカキクケコココカキカカカカカーー!!!愉快なオブジェにしてやんよォ!! 」

 

一方通行は風のベクトルを操り、衝撃波として相手の棒に打ち出す

 

しかし、それは相手の空力使いに弾かれてしまう

 

「…ふっざけンじゃねェぞォ!舐めやがってよォ!!!! 」

 

「垣根!あれやンぞアレ! 」

 

「えーあれやったら面白くなくね? 」

 

「いいからやンぞォ! 」

 

「わかったわかったやるよ」

 

垣根は重力の影響を受けない物質を作る

一方通行はそれをベクトルを収束して打ち出す

 

流石に手加減したものの、それは時速500kmものスピードで相手の棒にぶち当たり、見事棒を倒した

 

「「「うおおおーーー!!! 」」」

 

「「「勝ったぞおおおお!!! 」」」

 

「な、なんなのよあの能力者!?それにあの壁…」

 

「あれ?もしかして私詰んだ? 」

 

美琴は自分の窮地を悟った

 

ーーースタジアム 出口ーーー

 

「やったな!みんな! 」

 

「「「おう!! 」」」

 

「みんな!すごかったよ!ってミサカはミサカはみんなを褒め称えてみたり! 」

 

「「「かわいいーーー!!! 」」」

 

「みんな…がんばってくれてありがとうなのですー!! 」

 

「うおおおお!!小萌先生!!! 」

 

第一回戦は見事勝利を収めたのであった

 

「ちなみに美希と打ち止めちゃんは応援なのー☆」

 

「なのー☆ってミサカはミサカは美希の真似をしてみたり! 」

 

ーーーミーティングーーー

 

俺を筆頭に、みんなで作戦を考えていた

 

「みんな、さっきの試合はお疲れ様」

 

「「「おう!! 」」」

 

「さっきはみんなと俺が囮になって、一方通行と垣根が攻める、という作戦で突破できたが、そのうちこの作戦も看破されるだろう…まあされても負けないだろうがな」

 

「しかし!同じ作戦で行っても面白くないよな!? 」

 

「「「おう!! 」」」

 

「俺や一方通行、垣根が無双しても面白くないよな!? 」

 

「「「おう!!! 」」」

 

「そこで、今度はお前たちが主役になる番だ」

 

ーーー第二回戦ーーー

 

相手は八川高校というところらしい

戦力的にはLevel4が数人、Level3が10人…ぐらい?なかなか強そうではある

 

ま、これからLevelなんて関係なくなるんだけどね

 

開始の合図のピストルが打ち出された

 

「よっしゃ垣根!やれ! 」

 

「おうよ! 」

 

そう言うと垣根は未元物質を自陣にばら撒き、それをみんなの体に収束させる

 

すると、未元物質が固体化し、みんなの腕、足、背中に癒着する

 

「よし、行けえ! 」

 

「「「うおおおお!! 」」」

 

みんなに付着した未元物質は本人の望む形となる

今回は"翼"だ。一斉に翼が開き、みんなが一斉に駆け出す

 

ちなみに一方通行は無防備になる垣根の防御

俺は認識阻害などの光学能力者を上条とともに潰しにかかる

 

未元物質は絶対の防御を誇るので、電撃、炎、水、カマイタチなど、全てを弾く

 

さらに、筋力補助も兼ねているので、攻撃力も高い

 

攻撃部隊と防御部隊に別れ、一斉に襲いかかる

 

そして、見事棒を倒すことができた

 

「「「「「うおおおお!!やったぞおぉぉぉー!!! 」」」」」

 

「「「「「俺らが勝ったんだー!!!! 」」」」」

 

「あー疲れた、久しぶりに本気で演算しちまったぜ」

 

「お疲れ様ァ、あー今回は暇だったなァ」

 

「結局光学能力者なんて居なかった…不幸だ…」

 

「まあお前は垣根のアーマーを消しちまうしなあ…」

 

ーーー観客席ーーー

 

「…これは本気でやばいかもね」

 

「しかもあれは一方通行?何やってんのかしら…」

 

「これって本気で詰んでない? 」

 

「ってあああーーー!!!、次は借り物競争だった!急がなきゃ!! 」

 

美琴は次の競技の控え室へ向かった

 

「よっし、お前ら!よくやったな! 」

 

「「「「「うおおおお!! 」」」」」

 

「ま、三回戦は明日だから棒倒しは一旦休憩な」

 

「13:00まで昼飯休憩だからみんなは一旦やすめよー、あと次は玉転がしだぞー」

 

「よし、解散!! 」

 

俺の合図とともにみんなは散らばり出す

 

「みんなー!一緒にお昼食べよー☆」

 

アレ子と打ち止めが走ってくる

 

「あー俺はインデックス探してくるよ」

 

「おう、わかった」

 

「じゃあ垣根、一方通行、土御門、一緒に食うか? 」

 

ちなみに青ピは「かわいい女の子ナンパしてくるでぇー」とか言って消え去った

 

「わかったにゃー」

 

「じゃあレストランを探s…「よっしゃあー!!捕まえた!!私の勝利条件!! 」…オボオォエェェ!! 」

 

「なンだったンだァ? 」

 

「多分超電磁砲だろうよ」

 

「もう!私のダーリン返せー☆」

 

「アレイスター、わざわざ俺たちの前まで演技しなくていいぜよ…はっきり言ってキモい」

 

「お腹減ったーってミサカはミサカはぐったりしてみたり…」

 

(オリジナル…ねェ)

 

ーーーミコっちゃんと疾走中ーーー

 

「ぐげえぇぇええ…首、首はやめてぇ…」

 

「ふっふっふ、逃がさないわよー!! 」

 

どうやらミコっちゃんだから壁が展開されなかったらしい

 

ーー常盤台中の御坂美琴選手が見事一位でゴーーール!!!

 

借り物競争かよ…上条じゃないのかよ…

 

俺が呆然としていると、ミコっちゃんが紙切れを俺に渡した

 

そこには『自分より強い人』と書いてあった

 

「いやーぶっちゃけアンタを認めるのはシャクなんだけどあそこに居るなかで一番捕まえやすいのはアンタだったんだよねー」

 

「なんて理不尽な…」

 

「一方通行は触れないし、あのホスト臭が漂う人はなんか嫌だったし」

 

「ひどい言い様だな」

 

「そういえばなんでアンタ白髪になってんの?しかもオッドアイになってるし。中二病? 」

 

「違うわ!色々あったんだよ! 」

 

「ふーん、まあいいわ、ありがとね」

 

ミコっちゃんは俺にタオルを押し付けながら言った

 

「お?ついにツンデレミコっちゃんがデレた!? 」

 

「何よツンデレって!私がそんなわけないでしょ! 」

 

「自覚なしかよ…」

 

「あ、後で一緒に昼飯食べる? 」

 

「いいわよ、一方通行ともお話しないといけないしね」

 

「アハハハハ…」

 

ーー二人ともとても仲が良さそうです!付き合っていらっしゃるんでしょうか!

 

「「違うわ!! 」」

 

ついついカメラに向かってツッこんでしまった

 

ーーーとある道路ーーー

 

「ムッキイィィィィ!!!お姉様と仲良くするなんて許せませんの!! 」

 

「し、白井さん…」

 

ーーーとある交差点ーーー

 

「あれ?一方通行君と垣根君じゃないか? 」

 

「あァン?って当麻くンのお父さんっすか」

 

「あ、お久しぶりです」

 

上条夫妻の前ではいい人になる二人

 

「もしかして上条くんのお父さんですかにゃー?久しぶりですにゃー」

 

「おお、土御門君か」

 

「あの時はごめんなさいにゃー」

 

「ああ、いいんだよそんなこと、わざわざ弁償までしてもらったしね」

 

「あらあらー、私ってば影が薄いわね」

 

ちなみに打ち止めとアレ子はトイレに行っており、三人は待機している

 

「あれ?当麻のお父さん?それに美鈴さんも」

 

「え!?ママ!?なんでここに!? 」

 

「いやー常盤台中学を探してるうちになんかここに辿り着いちゃって」

 

「もう…ママったら…」

 

「よっ!天上君!さっきぶり! 」

 

「え、ええ」

 

「あれ?二人とも知り合いなの? 」

 

「ああ、お前と上条がイチャイチャしてた時に出会ってね」

 

「ちょ、ちょっと! 」

 

「あのツンツン頭の子ってメチャクチャいい人そうだったわね、あの子なら美琴ちゃんを任せられるわー」

 

「もう! 」

 

「あー御坂さん、天上君、それに一方通行君たち、一緒に昼ごはんでもどうですか? 」

 

「ああ、いいと思いますよ」

 

「俺もいいと思いますよ、な?ミコっちゃん? 」

 

「う、うん」

 

「俺たちもいいですよォ。まあ後二人増えますけど」

 

「母さんもいいかい? 」

 

「あらあらー、とても楽しそうでいいと思いますよ? 」

 

「なんなら当麻君を呼び出しましょうか? 」

 

「悪いね、お願いするよ」

 

「ちょ、あいつも来るの!? 」

 

「あん?別にいいじゃねえか。それに、お前と一方通行が喧嘩になったら誰が止めるんだ? 」

 

「そ、そうね」

 

「もしもし、上条か? 」

 

『どうした?天上? 」

 

「いや、今からお前の親御さんを含めてみんなで昼飯を食べようと思ってな、今どこにいる?インデックスは見つかったか? 」

 

『いや、見つかってない。だから俺は探し続けr…「よし、俺が探すからお前は俺が送る座標に来い。わかったな? 」…はい」

 

「上条さん、あそこのファミリーレストランとかどうですかね?結構空いてていいと思いますよ」

 

「お、そうだな。そうさせてもらうよ」

 

「あーそれと土御門、垣根。ちょっと手伝ってくれ」

 

「「わかった」」

 

「じゃあまた後でー」

 

(オイオイものすごく気まずいじゃねェかよォ…御坂遺伝子が三人と上条夫妻、アレイスターか…アレイスターが唯一の救いかァ? )

 

 

 

「よし、仕事だ」

 

「「おう」」

 

「今回の相手は侵入者のオリアナ=トムソンだ。後はなんとかする。以上」

 

「「…はあ!? 」」

 

「だってぇ…ぶっちゃけ弱いし…」

 

「相手の情報はわかっているのか!? 」

 

「使うのは速記原典とかいうやつだ。簡単に言えば使える魔術のバリエーションがメチャクチャ広いってだけだ」

 

俺は写真を見せながら言う

 

「ぶっちゃけ魔術効かない俺からしたらただの雑魚じゃん」

 

「…まあ、そうだが…」

 

「で、オリアナは刺突杭剣というものを運んでいるとの情報があるが、これはダミーだ。本当は使徒十字を使って世界をローマ正教のものにしようとしている」

 

「なんでそこまで知ってるんだ? 」

 

「ヒ、ミ、ツ☆」

 

「うざいにゃー…」

 

「で、使徒十字については放っておけば問題ない」

 

「なぜだにゃー? 」

 

「今日、九月十九日にて、計画トリガーとなる星座が揃うのが18:30だからだ。だがプログラムを思い出してみろ、今日の18:30からは何がある? 」

 

「花火パレード…」

 

「そうか!そういうことなのかだにゃー! 」

 

「どういうことだ? 」

 

「星座の力を使う魔術は星座が綺麗に見えないといけないんだにゃー。つまり、花火が上がると星座が見えなくなるぜよ? 」

 

「なるほどな」

 

「なんでここまで情報が揃ってるのかは知らないが、乗ってやるぜよ」

 

「ま、コネってやつだよ」

 

本当はそんなの無いんだけどな

 

「一応ステイルが来ているらしいが、めんどくさいから放っておこう。使徒十字についてはオリアナから吐かせたってことにしておけばいい。実際に吐かせればいいしな」

 

「じゃ、早速垣根はオリアナを探知してくれ」

 

「あいよ」

 

垣根が未元物質を学園都市中にばら撒く

それは探知機となり、オリアナを探し出す

 

「…見つけた。ここから西に200、南に400。北へ向かっている」

 

「了解した。じゃあ、作戦開始だ」

 

ーーーレストランーーー

 

美鈴、打ち止め、美琴、一方通行、アレ子

 

刀夜、詩菜(当麻、天上、垣根、土御門)

 

の2席に別れている

 

「…で?この子は何なのよ? 」

 

「…個体番号20001号、打ち止めだァ。いわゆる妹達の司令塔だ」

 

「で?なんでアンタと一緒に居るの? 」

 

「…俺がそいつを助け出したからだ」

 

「ふーん、アンタに殺されたみんなの代表なのにね? 」

 

「…」

 

「お姉様、もうやめてよ…ミサカは気にしてないから」

 

(迂闊に話しかけられないわね…)

 

(フフフ、これが修羅場というものなのかな?)

 

「ごめんね、打ち止め、悪いけど少し黙ってて」

 

「うぅ…」

 

「で?アンタはどうしたいのよ」

 

「…ソイツを命を張ってでも守り抜く」

 

「みんなを殺したのに今更そんなことで許されると思ってんの!? 」

 

「…じゃあ、逆に聞くがよォ」

 

「許すってなンなンだ?許されるってなンなンだ? 」

 

「え? 」

 

「お前は偉そォに俺に文句垂らしてるけどよォ、妹達って本当に殺されたくなかったのか? 」

 

「…」

 

「あいつらが俺に殺されなかったら焼却処分だぜェ?俺にパッと殺されるよりも辛ェだろうなァ」

 

「それでも!アンタがやったことは同じじゃないの!? 」

 

「ま、それは否定しねェ。事実俺はあいつらを殺した。だがなァ、死ぬのが生存理由のやつを殺すのって悪いことなのかァ? 」

 

「当たり前でしょ! 」

 

「当たり前?当たり前ってなンだァ?お前からしたら生きるのが当たり前ってやつなンだろォがよォ、じゃああいつらは?あいつらに俺は殺さねェから処分されろって言うのとお前に死ねって言うのは同義なんだぜェ? 」

 

「じゃあ生きたいって思わせたらいいじゃない! 」

 

「それはお前の仕事だろォがァ!! 」

 

「っ…!! 」

 

「なンで勝手に責任を押し付けてンですかァ!?俺だって何回もチャレンジした!なのに!誰一人生きたいって言う奴は居なかった! 」

 

「なんでそこで諦めるのよ! 」

 

「お前が言うンじゃねェ!! 」

 

「そもそもの責任も負えなかった奴が言うンじゃねェよ!俺がどンな思いで実験を続けたと思ってる!俺がどれだけ罪悪感に苛まれたと思ってる!俺がどれほど実験をやめさせようとしたと思っている!?研究所を潰した!データを消した!それでも実験は続けられる! 」

 

「…8000号を越えたあたりかァ?その頃からは罪悪感も無くなっちまったァ…俺の努力はMNWに残されてるはずなのによォ、8000人分あるのによォ、誰一人感情を持たなかった…それでも処分されるよりは殺してやった方があいつらの為だと信じて殺し続けた…」

 

「だから俺は、騙されたとはいえあいつらが生まれるハメになったお前が憎い、俺がこんな目に会うハメになったお前が憎い」

 

「…」

 

「だからよォ、上条が来た時は嬉しかった。天上が友達になってくれた時も嬉しかった。ついにどこぞの馬鹿がこのクソみたいな実験を潰してくれるンじゃないかってなァ」

 

「人の感情も忘れた俺でも希望を持っちまったァ」

 

「そのあとは柄にもなく世界と打ち止めと残りの妹達を救うハメになった。笑えるなァオイ」

 

「…」

 

「演算能力と命と安っちィプライドをかけてまで救った結果が今のお互いに支え合ってる生活だァ。だから俺はお前に今の生活をどォこォ言われる筋合いはねェ」

 

「…」

 

「妹達と打ち止めが死ねと言うのなら喜ンで命を投げ捨てる。代理演算をやめると言うのなら喜ンでその結果を受け入れる。だがお前や他人に何と言われよォが、何をされよォが、俺は妹達と打ち止めを守り続ける。これが今の俺の唯一のプライドだァ」

 

「…打ち止めはいいパートナーを持ったのね」

 

「うん!ってミサカはミサカは胸を張って応えてみたり! 」

 

「いいわ、私が許可するっていうのもおかしいけれど、打ち止めがそうしたいならそうしなさい」

 

「それと…私は一方通行のことを何も考えていなかったわ…ただ自分の為に妹達を殺し続けるクソ野郎だと思ってた」

 

「…」

 

「だけど自分も同罪だって気づいた。妹達が生まれたのは素晴らしいことだけど、それと同時に殺されることになったのは私のせいだって…」

 

「だからまあ…おあいこにしましょ?一方通行。罪の重さ、受けた苦しみが同じとは言えないけど、それでもこれからいがみ合い続けるのは不毛だしね」

 

「…そォだなァ」

 

「じゃあ、よろしくね?一方通行」

 

「あァ」

 

(ついつい魅入ってしまったよ、フフフ。私は人間のこういうところに惹かれたんだよ)

 

(全然わからなかったけど、いい話だってのはわかるわ…)

 

「え!? 」

 

打ち止めが急に驚く

 

「どうしたの? 」「どォしたンだァ? 」

 

「今の2人の会話をMNWでライブ中継してたんだけど…全員が保存して泣きはじめたよ!ってミサカはミサカは衝撃の事実を伝えてみる! 」

 

「…消すよォに頼ンでくれよォ…」

 

「無理だよ!ってミサカはミサカは暗に死刑宣告してみたり! 」

 

「くそォ…」

 

「ま!いいんじゃないの?アンタと打ち止めの結婚式の時に流せば…「なンでそォなる! 」…えー?結婚しないのー? 」

 

「け、結婚…ってミサカはミサカはミサカはミサカはミサカは…」

 

「バグったじゃねェかオイ! 」

 

「…ねぇあなた、気づいたら娘に似た子と白いのが結婚しようとしてるんだけど…説明plz」

 

「いいよー☆」

 

「当麻遅いなあ…」

 

「あらあら、当麻さんったらまた女の子でもひっかけてるんじゃないですか?どこぞの誰かさんみたいに…フフフ」

 

「怖いからやめてよ母さん! 」

 

ーーーどこかの通りーーー

 

「オリアナを捕捉した、これより作戦行動に移る」

 

『『了解』』

 

Bluetooth端末で連絡をとりあう

 

聖人の力を解放し、超スピードでオリアナに当て身をする

 

すると簡単に倒れこんでしまった

 

やっぱり早いものには弱いのかなぁ…

 

周りからは俺が倒れたオリアナを抱きとめているように見えているはずである

 

「大丈夫ですか!? 」

 

「どうした? 」

 

垣根が寄ってくる

 

「この人が急に倒れたんだ。どこか保健室に連れて行こう」

 

「わかった」

 

俺と垣根でオリアナをベンチまで運ぶ

 

垣根は睡眠、自白性のある未元物質をオリアナの体内に送り込む

 

「質問だ、はいかいいえで答えろ」

 

「…はい」

 

「刺突杭剣はダミーか? 」

 

「…はい」

 

「使徒十字を使うんだな? 」

 

「…はい」

 

「それは今日の18:30に行うのか? 」

 

「…はい」

 

「…よし、これで確定したな。土御門、ステイルを呼んでくれ。オリアナを連行しろってな」

 

『了解』

 

ーーー20分後ーーー

 

「で?なんで君が捕まえてるのかな? 」

 

「こいつが土御門を見た瞬間襲ってきやがったんだよ…だから昏倒させて自白させた」

 

「…君もなかなかえぐいことをするね」

 

「で?刺突杭剣はダミーと聞いたが? 」

 

「ああ、こいつが運んでたのは本当にただの看板だった。おそらく、刺突杭剣は本命の使徒十字のためだろうな」

 

「土御門の情報が無けりゃ放置してるところだったよ…全く…」

 

「使徒十字が問題無いというのは? 」

 

「使徒十字による術式が発動されるのは18:30らしい。18:30には学園都市で大規模な花火パレードが行われるハズ。だから星座を使う魔術は無効化されるだろ? 」

 

「星座を使う術式というのは何故わかったんだい? 」

 

「インデックスから使徒十字について聞いたからな」

 

一応本当に聞いておいた

 

「できればあの子を心配させたくなかったんだけどねぇ…」

 

「上条は関わってないって言ったら安心してたぞ」

 

「そりゃよかった」

 

「ま、もう片方のやつが使徒十字を持ってるはずだから、不安なら探して潰せばいいと思うよ。あとはプロに任せるけど」

 

「じゃあそうさせてもらうよ。今回は悪かったね」

 

「これぐらいなら簡単なことさ、じゃあな」

 

「ああ」

 

そう言うと、ステイルは部下と一緒にオリアナを連れて行ってしまった

 

「…そういえば俺の白髪について何も言わなかったな」

 

「学園都市なら普通のことだと思われてんじゃね? 」

 

ちなみにインデックスと上条と土御門はすでにファミレスに連れて行っている

 

「…じゃあ俺らも行くか」

 

「ああ…」

 

俺たちは約束のファミレスへ向かった

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