人生二回目、楽しみ尽くしてやる!   作:かきねん

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今回は私のぶっ飛び理論がたくさん登場しますので、ご注意を
一応後書きにてどうなったのかを簡単に説明させていただきます


大覇星祭 二日目

 

今日は午前中は高位能力者によるパフォーマンスイベント、午後からは各競技というスケジュールになっている

※筆者は超電磁砲を読んで無いので、二日目のスケジュールは適当です

 

パフォーマンスの中にはLevel5による第0位の耐久度テストとかいう意味がわからないものもある

 

ぶっちゃけ疲れるからやめて欲しいんだけど…

 

と、いうわけで俺は第7学区にある学園都市最大の競技施設、緑川アリーナに向かっている

※先日の八川高校もそうですが、実際にあるとかではなく、完全にオリジナルです

 

歩いている途中で、誰かにぶつかった

 

「あ、すいません」

 

「いや、今のは俺様も悪かった。許せ」

 

ん?俺様…?

 

っておい!フィアンマじゃねえか!何やってんだよ!

 

帽子かぶって眼鏡かけてるけど誤魔化せてないよ!

全身赤なのは変わらねえのかよ!

 

「いえいえ…」

 

俺は冷や汗ダラダラで通り過ぎた

 

ーーー緑川アリーナ 控え室ーーー

 

ちなみにこのアリーナは、普段は馬鹿でかいだけの体育館であるが、ドーム状であるため屋根を解放することができ、床を観客席側の壁に収納することによって上から順に、体育館→競技場→学園都市製合金で作られた能力計測場→プール

という風に使い分けをすることができる

 

モニターでちょうど映し出されているが、今はちょうどプールにて常盤台中学の水泳部が演技を行っている

 

やっぱり競泳水着が最高だな(確信)

 

「お、天上ぃ、やっぱり見てたのか」

 

垣根が話しかけてくる

 

「どの娘が一番かわいいと思う? 」

 

「俺はやっぱりこの娘かなー」

 

おい!湾内さんを選ぶんじゃねえ!その娘は俺の第四の嫁だ!

 

「…生憎、俺も同じだよ畜生…」

 

「Oh…」

 

ちなみに、垣根と俺以外にもミコっちゃんと削板、一方通行、食蜂が居る

 

食蜂は出場しないのだが…

 

「私ぃ、先輩を応援しに来ましたぁ! 」

 

と言って応援しにきた

 

一方通行と垣根に散々からかわれたが…

 

各パフォーマンスを披露するであろう空力使い達や念動力使い達がビクビクしていてなんだか不憫だ

 

「俺はこの娘が根性あると思うな! 」

 

削板は泡浮さんを指差した

 

削板は、俺が道に迷った観光客を助けたところを見て、根性あると判断したらしく、気づいたら友達になっておりました

 

「お前はなんでも根性なのか…」

 

「おうよ!黒髪ストレートなんていかにも大和撫子!って感じがして根性あると思うぞ! 」

 

「お前の服見たら好みがわかるわな」

 

いかにも日本LOVEという感じのシャツを着ている

というか日本LOVEと書いてある

 

どうやらいつもの朝日のTシャツ+白学ランじゃないらしい

 

日本LOVEシャツにジーンズという割とまともな格好をしていて正直拍子抜けした

 

ちなみに体操服が望ましいと言われていたが、ぶっちゃけ棒倒し前に汗で濡らしたく無いので、ミコっちゃん(ゲコ太シャツにスカートと短パン)以外はシャツにジーンズという感じのファッションである

 

ま、俺と垣根と一方通行もノリでゲコ太プリントのシャツにしてみた

 

完全にお遊び気分である

 

Level5勢が着るとなればゲコ太ブームが来るな…

 

言うまでもなくミコっちゃんはご機嫌であった

 

食蜂が自分の体操服を見てショボーンとしていたので、予備のゲコ太シャツをあげるとメチャクチャ目がキラキラしてた。元々キラキラしているが

 

あれ?何故か食蜂が可愛く見えるぞ?

 

「天上君と削板君、出番だよ」

 

スタッフが呼びに来たので、俺と削板は能力計測スタジアムへ向かった

 

ーーー能力計測スタジアムーーー

 

ーーまず最初の対決は!学園都市の頂点!第0位の天上馨選手対!学園都市第7位!削板軍覇選手です!

 

ちなみに2本先取制の3本マッチらしい

俺が攻撃を耐え切るか、俺の壁が壊されるかの戦いだそうだ

 

「「「うおおおおおお!!!すげーーー!!! 」」」

 

「「「「キャーーー!!!天上くーーーん!! 」

 

あれ?俺って意外とモテるのかな?

 

「よろしくな!天上! 」

 

「こちらこそよろしく」

 

ーーでは!始め!

 

開始の合図のピストル音が会場中に響き渡る

 

「じゃあ早速行くぞ! 」

 

「すごいパーンチ!! 」

 

削板はどういう原理かはわからないが、空気を殴りつけることによって俺に衝撃波を飛ばしてきた

 

が、俺はそれを軽々と弾く

 

「さっさと本気だせよ、そんなんじゃ俺には勝てないぞ? 」

 

「へへっ、そうだな! 」

 

今度は直に殴りつけてきた

 

「超!スゴイパーンチ!!! 」

 

俺は流石にまずいかと思い、翼を展開して本気の壁を展開する

 

「ぐおっ…! 」

 

しかし、予想以上に威力が高かったのか、ヒビが入り始める

 

「へへっ!どうだ! 」

 

「俺を舐めてんじゃねーぞおお!! 」

 

そう言うと俺は聖痕を開き、三対六枚の翼から六対十二枚の翼を展開する

 

壁のヒビが消え、さらに赤みがかかる

 

「「うおおおおおお!!! 」」

 

俺たちの声に合わせて観客席から歓声が上がる

 

割と早く決着はついた

 

「ぐあっ!! 」

 

…削板が吹っ飛んだ

 

ーー勝者は!天上選手です!!

 

またしても歓声が上がる

 

「大丈夫か?削板? 」

 

「おう!なかなか根性あったな!天上! 」

 

吹っ飛んでもピンピンしている削板であった

 

「そりゃどうも」

 

ーーでは!両者に大きな拍手を!!

 

さて、次はミコっちゃんか…

 

ーー次の対決は!天上選手対学園都市第3位!常盤台のエース!御坂美琴選手です!!

 

「「「「うおおおおおおおお!!!! 」」」」

 

削板の時よりも歓声があがる

 

やっぱりブランドってやつがあるのか…

 

ーーでは!始m…ってえ?

 

おいおいどうしたんだよ

 

ーーあ、はい、わかりました

 

ーー…急な変更ではありますが!ルール変更です!

 

は?

 

ーーこれからは普通に戦ってもらい、先に相手を気絶させたら勝ちです!

 

えー…疲れるって…

 

「俺もやりたかったーー!!! 」

 

観客の歓声に混じって削板の悲痛な叫びが聞こえてきた

 

「フフフ、ちょうどよかったわ」

 

「そろそろリベンジしたいと思ってたところなのよ」

 

「…俺としては2度と戦いたくなかったんだがなあ…」

 

ーーでは!始め!

 

「じゃあ行くわよ! 」

 

ミコっちゃんはそう言うと指の先から何かを発射した

 

「うおっ! 」

 

それは俺の自動展開した壁にヒビを入れ、さらに貫いた

 

どうやら空気中の酸素と、水蒸気を電気分解して発生した水素を結びつけ、水を作り出し、そこに砂鉄を混ぜたものを超電磁砲の要領で飛ばしたのだろう

 

ウォーターカッターよりも威力が高いはずだ

 

俺は間一髪で避けることができたが、当たったら即死だろう

 

「…そっちも殺す気ってことか」

 

「ええ、そうよ? 」

 

「じゃあ本気だすか」

 

俺は聖痕を開き、ミコっちゃんは体中の電気を操って並ならぬ速度を得た

 

刹那、スタジアムにソニックブームが発生した

 

俺たちが音速で動いたからだ

 

聖人の動体視力があるからこそわかることだが、今のミコっちゃんはコインを構えている

 

至近距離で超電磁砲を打つつもりだろう

 

「悪いけど、ソッコーで終わらすわ」

 

俺はその超電磁砲を壁で受け止め、咄嗟に体をひねって後ろに回り込み、当て身を放った

 

俺は勝ちこそはしたが、観客はポルナレフ状態だろう

 

ーーー観客席ーーー

 

「…ビリビリも天上も人間やめてた」

 

「今更何を言ってるんだにゃー」

 

「ぼかぁ美琴ちゃんにがんばって欲しかったでー! 」

 

ーーしょ!勝者は天上選手です!!何があったかはよくわからねーが(ry

 

ちなみにミコっちゃんは救護班に担架で運ばれている

 

いくら負けないとはいえ疲れるんだよなぁ…

 

ーー次は!天上選手対!学園都市第2位!垣根帝督選手です!

 

うわーどうしよう

一方通行と垣根って気絶させるだけとかキツくね?

 

殺すことはできても気絶だけはキツイな…

 

ま、なんとかなるさ

 

「よう天上、久しぶりに戦うな」

 

「御坂にも言ったが、戦いたくないんだよなぁ…」

 

「ま、せっかくの機会だ。本気でやらせてもらうぜ」

 

「観客席に攻撃すんなよ」

 

「わかってるって」

 

垣根の未元物質はテレズマとAIM拡散力場の中間点であると睨んでいる

 

つまり、こちらが解析してしまえば気絶させることも可能のはず

 

ーー始め!!

 

合図が鳴った瞬間、俺は六対十二枚の翼、垣根は白い翼を展開した

 

まずは手始めに垣根が太陽光を殺人光線にして放ってくる

 

俺は当然のように壁を展開してそれを防ぐ

 

「さっさと来いよ」

 

「じゃあ行くぜ!! 」

 

垣根が全身を白い繭に包んで突進してくる

突進と言っても音速を軽く越えているが

 

俺は解析するため、あえて翼で受け止める

 

…ビンゴだ

 

やはり未元物質はテレズマとAIM拡散力場の中間点だ

 

それだけを聞くと、壁を作るだけの俺よりも物を生み出す垣根の方が強いのではないか?という話になるが、それは違う

 

おそらく垣根はテレズマの扱いに長けており、俺はAIM拡散力場の扱いに長けているはずだ

 

これは俺の持論だが、テレズマは変質、AIM拡散力場は攻撃や防御などの物理を司っているのではと思っている

 

そこまでは大差ないのだが、俺と垣根の間には大きな違いがある

 

それは比率の変化だ

 

俺はAIM拡散力場とテレズマの出力の比率を自由に操作できるが、垣根は一定で保たれている

 

それでは俺も垣根の比率に合わせれば未元物質を使えるのでは?という考えに至るが、それは違う

 

やはりパーソナルリアリティが絡んでくるので、垣根にしか未元物質は使えないだろう。俺は垣根ほどの自由性は得られないが、逆にどの比率でも、魔術が絡んでも壁を作ることができる

 

だから俺は垣根のように能力に慣れていなくとも、Level5にふさわしいレベルで能力を扱うことができた

 

垣根の比率+垣根のパーソナルリアリティが黄金比となり、未元物質を精製しているのだろう

 

あとはエネルギーロスの問題だ

 

垣根は自分の体内でテレズマを発生出来ないはずである。よって、神上か星幽界?かはあまりわからないが、どこかからいちいちテレズマを引っ張ることになるので、そこでエネルギーロスが生じる

 

それに対して自身の体内にテレズマを宿せる俺の方が限りなくエネルギーロスが少ないので、結果的に俺の方が出力は大きくなるのだろう

 

結局、何が言いたいのかと言うと

 

•俺の方がエネルギーロスが少なく、出力が大きい

•垣根はテレズマ、俺はAIM拡散力場の扱いに長けており、それぞれの物質の特性上、垣根は能力に自由性があり、俺は能力に出力と相手の攻撃に対応する防御性がある

 

ここまで長く語ったが、どうすれば勝てるかと言うと

 

"垣根と同比率のテレズマとAIM拡散力場をぶち込めばいい"

 

これは比率操作できる俺だからこそできると思い至った発想である

 

一方通行は垣根の未元物質を解析し、有害だとすることによって勝利したが、俺は逆に無害だと思わせて攻撃を叩き込む

 

しかし、自動展開する壁も同じ比率になり、垣根の攻撃も通るので、これは諸刃の刃と言える

 

だから一瞬で決める

 

俺は白い繭を翼を傾けることによって真上に逸らす

 

垣根は空中で繭を解き、そのまま俺に急降下してくる

 

これはまたと無いチャンスだ

 

俺はそれに立ち向かう様に飛び上がる

 

「「うおおおおおおおお!!!! 」」

 

おそらく、垣根は俺がパンチを繰り出すと思っているのだろう、右手を構えている

 

このまま回り込んで当て身するのはあまりにも画が地味なので、一発殴り合ってからにする

 

俺と垣根の拳がぶつかった瞬間、お互いに手に纏っていた能力がパリンッと音を立てて割れる

 

しばらく呆然としていた垣根だが、回り込んでいる俺を見てニヤリと笑うと咄嗟に翼でガードし、翼が壊れた一瞬の隙をついて地上に降り立つ

 

「なかなか面白えことするじゃねーの」

 

「殺すだけなら楽だったんだがな」

 

「ハハハ!言ってくれるな! 」

 

歓声がヒートアップする

 

「こんなに面白え戦いは初めてだぜ! 」

 

「そりゃよかったな! 」

 

ーーー観客席ーーー

 

「天上が俺の幻想殺しを!? 」

 

「いや、それは無いと思うぜい」

 

ーーースタジアムーーー

 

俺と垣根はまた衝突する

いや、厳密にはしようとした

 

俺はぶつかる瞬間、体をひねって垣根の横に回り込む

 

垣根はまたもや翼を首元に展開するが、俺はしゃがみ込み、空いてる腹にアッパーを食らわせた

 

流石に一般人クラスに手加減はしてあるが、それでも肺の空気は一瞬で空になっただろう

 

「っ…ぐぉっ! 」

 

それでも垣根は化け物じみた精神力で立ちあがる

 

「っ…いいパンチだなおい」

 

「本気でやったらミンチだぞ? 」

 

「なにそれこわい」

 

すると急に垣根が笑い出した

 

「…ククッ、ハハッ、ハハハハハッ!!! 」

 

「どうしたんだよ気持ち悪い」

 

「そうだよなあ!誰かに解析されるような"常識"に囚われてちゃダメだよなあ! 」

 

「何をするつもりだ! 」

 

「こうするんだよ!! 」

 

すると、垣根の翼はさらに巨大化し、10mほどになる

 

しかし次の瞬間、翼が消失し、その代わりに一層輝きが増した白い翼が生える

 

「ッ、グフッ…予想よりうまくいったな…」

 

「何をしやがったんだ…」

 

「ま、お前の体質を真似させてもらって、さらに新しい法則を適応させただけだ」

 

こいつ…俺の聖人体質を真似しやがった!?

 

ありえない…一体どうやって…

 

よく見ると、口からは血が流れている

ハッタリではなさそうだ

 

「ゴフッ…ハハッ、なかなかキツイなこりゃあ…」

 

「無茶しやがって…」

 

「お前の途方も無いエネルギー源を解析するのは大変だったぜ…ま、それを無理矢理体内に未元物質で再現することで俺も莫大なエネルギーを得たがな」

 

無理矢理聖人体質を得ることによってテレズマを宿せるようになったようだ

 

「おかげで頭が割れそうだし全身激痛が走るぜ…演算しすぎるとこうなるんだな…」

 

観客のことを忘れて話し続ける

 

「新しい法則ってのは何のことだ」

 

「そのまんまの意味だ。この莫大な力を純粋に使う方法だ。下手したら体がはち切れそうだがな」

 

「つまり魔術まで使えるようになったのか…」

 

「ま、そういうことだろうな。流石に演算で扱えない分特殊な性質は与えられないだろうが、こんなことはできるぜ」

 

ーーーーーーーーーー

 

※垣根について一応説明

 

テレズマ100%→魔術学んでいないのでエネルギー弾としてしか使えない

 

テレズマ+AIM拡散力場→未元物質

 

となります

 

ーーーーーーーーーー

 

すると、垣根は俺に薄く金色に輝いた白色のエネルギー弾を飛ばす

 

流石に簡単に壁で弾くが

 

「お前には効かないかもしれないが、俺は新しい力を得た。今回の戦いには意味…が…あっ、たな…」

 

垣根は気絶してしまった

流石に演算しすぎたようだ

 

テレズマを飛ばすだけなら問題無いらしい

 

しかし、テレズマを魔術として扱うのはまだ無理だろう

 

本人が望むのなら魔術回路を翼に作らせるか…

 

まさか複合聖人の俺から人工聖人になるとはな…出力やコントロールなどから聖人としての序列は俺よりも下だとは判断できるが、使いこなせるようになったら抜群の応用性で俺を越えるかもしれん…

 

今の垣根は最もエネルギーロスが少ないと言えるだろう

 

ーーー観客席ーーー

 

「ほう…俺様には劣るものの、なかなか面白い人材が二人居るな…能力者のクセに聖人とは…なかなかやるじゃないか」

 

「ねえ初春、あの人ものすごく真っ赤だよー? 」

 

「そんなこと言っちゃダメです! 」

 

「二人ともなにやってるんですの…」

 

「おい!土御門!垣根が何もしてないのに倒れたぞ! 」

 

「あれはおそらく脳に過負荷がかかったからだにゃー(それにしてもあのテレズマのようなエネルギーと吐血…まさか魔術を解析したのか!? )」

 

「(あの人…スクールをやめて学校に行き始めたらしいから久しぶりに顔を見に来たけど…大丈夫かしら?後で差し入れとかしたほうが…)」

 

「(心理定規さんがメチャクチャ心配そうな顔してるっす)」

 

ーーースタジアムーーー

 

俺が垣根のことを考えているといつの間にか目の前に一方通行が立っていた

 

「よォ天上ィ、戦うのは初めてかァ? 」

 

「そうだな、お前とはなんだかんだ言って戦ったことが無いな」

 

「久しぶりに強ェヤツと戦えるから腕がなるなァ」

 

「ハハハ、お手柔らかにな」

 

※ちなみにここまではずっとゲコ太シャツです

 

ーーでは両者位置についt…「天上先輩がんばってくださいねぇ! 」「あなた!がんばってね!ってミサカはミサカは盛大にエールを送ってみたり! 」「フフ、頑張りたまえ」…って静かにしてください!!

 

食蜂と打ち止めとアレ子の声援が聞こえる

 

アレ子はあの気持ち悪い口調をやめたようだ

 

ーーー観客席ーーー

 

「「くぅーーー!羨ましい(でぇ)!! 」」

 

「うるさいから静かにするにゃー」

 

「(私もあの人に応援してあげたらよかったかしら?でも目立つのはまずいし…」

 

「途中から声がでてるっすよ、心理定規さん」

 

「君はそのゴーグルかヘッドギアかよくわからんものを取ったらどうかね…正直邪魔だ」

 

「これは俺のアイデンティティなんで無理っすよ」

 

「(あの一方通行がゲコ太シャツを着ているとは…これはMNWでばら撒かねば、とミサカは決意します)」

 

ーーースタジアムーーー

 

ーーついに最後の対決です!天上選手対!学園都市第1位!一方通行選手!

 

ーーでは、始め!

 

一方通行はチョーカーのスイッチをONにする

 

俺と一方通行は手始めに衝突し、お互いに解析し合う

 

一方通行は人間版のベクトル操作可能な『演算型•衝撃拡散性複合素材』のような感じだ

 

トールは演算の脆弱性をついて演算型•衝撃拡散性複合素材を突破することができたが、おそらく一方通行には通用しないだろう

 

さて、どうしたものか…

 

「…なァ、天上ィ…」

 

「なんだ? 」

 

「ていとくンにできたんだから…俺ができねェはずがねェよなァ!!? 」

 

「まさか…!お前も!! 」

 

一方通行は一旦飛び退くと、体内の電気信号、血流などのあらゆるベクトルを操作し始めた

 

「うおおおォォォォォォ!!! 」

 

すると、一方通行の背中から白い翼が発生した

 

なんか翼が生えるのが当たり前になってきたな

 

「っ…クカカッ、なンだァ…意外と簡単じゃねェかよォ…」

 

一方通行の右腕に聖痕が現れる

おそらくこれは聖人などのテレズマを自身の身で扱えるものにしか見えないものだろう

事実、アニメでは神裂に聖痕を見受けられなかったが、この世界では首筋にあることが分かった

 

ちなみに俺は背中に現れた

 

「ったく…お前らは無理しすぎなんだよ…」

 

垣根は俺の体質を無理矢理未元物質で作り出したが、一方通行は自分の体をベクトル操作で無理矢理作り変えた

 

常人からしたらこれはとんでもない所業だ

 

「おそらく、残り時間はもって3分だろォなァ。演算に膨大な電力を使っちまったァ」

 

「というわけでェ…さっさと決めンぞ」

 

「ああ」

 

一方通行はテレズマを腕に纏い、槍の形にする

 

偶然だろうが、それは聖人の弱点をついていた

 

俺はその手があったかと思い出し、とりあえずテレズマで槍を作って投げてみる

 

すると、明らかに反射範囲外のところで槍が反射された

 

それでも体から20cmぐらいなので、やはり離れすぎたところに展開するのは無理なのだろう

 

「悪ィが、お前の"壁"の演算式を応用させてもらったァ」

 

「なるほどねぇ…」

 

「次はこっちの番だァ!! 」

 

一方通行が右腕の槍を構えて俺に突進してくる

 

「でもな、一方通行…」

 

「学んだのはお前だけじゃないんだぜ? 」

 

一方通行の槍が俺の壁に触れると、俺から見て右に逸れ曲がった

 

「こっちもお前から演算式を応用させてもらったよ」

 

俺は咄嗟に反射壁を纏った腕で当て身を放った

 

反射と反射がぶつかるとどうなるか?

 

答えは"相殺される"だ

 

よって俺の当て身はパリンという音と共に一方通行の首筋へと吸い込まれた

 

反射壁は狭い範囲しか使えないし、ベクトルを収束させることができず、せいぜいベクトルの方向を変えることぐらいしかできないが、それでも十分だ

 

一方通行はドスンと音をたてて、地面に落ちた

 

ーー勝者は!天上選手でs…「キャーー!!天上せんぱぁい! 」…天上選手でした!みなさん!見事な戦いを見せてくれた両者に大きな拍手をお願いします!

 

パチパチパチパチ…と拍手が歓声と共に鳴り響く

 

まあ…こうやって讃えられるのも悪くは無いかな

 

ーー優勝商品は!なんと純金でできたゲコ太人形です!

 

「要らんわそんなもん!!! 」

 

ーーー控え室ーーー

 

午後から棒倒しがあるってのに随分と疲れてしまった…一方通行の反射演算式なんて解析するんじゃなかった

 

ちなみにゲコ太はミコっちゃんのキラキラした視線に耐えられずにあげてしまった

 

ま、要らないから別にいいでしょ

 

垣根はスクールの連中と談笑しており、一方通行は打ち止めを膝に乗せながらモニターで空力使い達のショーを見ている

 

削板は昼飯を食べに行ったようだ

 

ちなみに俺はと言うと…

 

「アンタマジでありがとう! 」

 

「先輩かっこよかったわぁ! 」

 

「フフ、よくやったね」

 

…3人に抱きつかれてお花畑状態でモニターを見ている

 

そのうち一名は抱きつかれたことに殺意を覚えるが…

 

青ピが見たら発狂するだろうなー…

 

着々とハーレムへ近づいて行く俺、喜べばいいのか…?

 

 

 

ちなみに、この後の棒倒し三回戦は、一方通行と垣根が使えないし、何よりも疲れたということで俺が壁でゴリ押しして棒を倒した

 

なんとも呆気ない勝利であった




天上→一方通行の演算式を応用して反射壁を展開可能に

垣根→人工聖人化、聖痕が現れる

一方通行→同じく人工聖人化。天上の演算式を自分の演算式に組み込むことによって一方通行も反射壁を展開可能に

ちなみに反射壁は最大でポスターサイズぐらいまで発生可能

しかし、展開中は他の壁を展開することができない

…はい、メチャクチャ強さがインフレしてまいりました
世界に20人(笑)しか居ない聖人(笑)

人工聖人というのはLevel6に辿り着けるあの二人だからこそできた所業です

しかし…聖人体質を解析できたら学園都市が大変なことに…
いや、体をここまでいじくれるなんて後は高Levelの肉体変化ぐらいか…
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