ーーー大覇星祭 五日目ーーー
今日は学園都市最大の緑川アリーナに来ている
棒倒しの準決勝と決勝を行うためである
ちなみに四日目はオフであった。食蜂からデートに誘われたが、カップルとして外部の人に目をつけられたら面倒だろうという理由で断った
その代わりあだ名としてみさきちと呼ぶことを強制されたが
準決勝の相手はかの有名な長点上機学園である
学園都市でトップの超エリート校であり、あらゆる学生の憧れである
そこには常盤台とは違い、一芸が秀ていれば入学することができ、決して能力Levelだけが全てじゃないらしい
それに、研究所としても運営されている
能力者の中にも原石やまだ俺の知らない能力が混じっているのだろう
そして、今大会で一番の不安要素でもある
長点上機は決勝の常連であり、今までの大多数は長点上機が優勝している
それは大丈夫だ。うちでも破れる可能性が高い
しかし、"イレギュラー"が居ては話は変わる
俺や一方通行、垣根の能力を強引に打ち破る能力が居たら?それこそ上条のような
正直、能力ならなんでも溶かす毒を使う能力とか、体を粒子化して気づかれずに近づいてくる能力とか(本物の海原ができるか?)居てもおかしくないようなところである
今までの短距離走やリレー(カットしたが)では普通のやつが多かったが、やはり棒倒しでは戦略を練ることができる。つまり、体育会系のやつではなくても起用するチャンスはいくらでもあるのだ。俺たちにも、相手にも
また、俺たち主将先にやられてはみんなの士気が下がってしまうだろう
だからこそ、負けるわけにはいかない
…って気づいたら俺めちゃくちゃ盛り上がってたわ…いつからこんなに熱血になったのか…
ーーーアリーナ控え室ーーー
みんなは初めての控え室に興奮しているのか、ウォーターサーバーの水をガブ飲みしてやるやつ、歌い始めるやつ、理事会から思わぬダークホースであるということで支給されたスポーツドリンクを振り回して遊ぶやつなどが騒ぎまくっていた
俺はため息をついた。いつもなら『迷惑になるだろ! 』怒鳴り散らしているところだろうが、今日はみんな初めての体験に興奮しているのだろうということで我慢できた
すると何を考えたのかよくわからんが、みんなが俺に飛びついて来た
「「「「「天上いい!!!! 」」」」」
「えっ」
どおおおぉんん!!と音を立てて俺とみんなは崩れた
おい、そこの上条、吹寄の胸当たってんぞ、死ね
「…野郎ぶっ殺してやらあああああ!!! 」
俺は一番俺に密着してのしかかってる垣根に反射壁を展開する
垣根からの二次災害でみんなが吹っ飛ぶ
「「「「「うおおお!!! 」」」」」
「はあ…はあ…お前らなんなんだよ!! 」
「いや、ここまで勝ち上がってこれたのはお前のおかげだからな!みんなで感謝を示そうと!! 」
垣根が胸を張って言う
「そうだぞ!天上が居なけりゃ垣根も一方通行も入って来なかったんだ! 」
それに続いて上条。死ね
「先輩なのにお前ら呼ばわりされてることは気に食わないが…まあお前のおかげで初めてここまで来ることができたしな」
先輩が混じってることを忘れてた( ゚д゚)
完全に高1だけかと…
「だからこんなのでも私たちは貴様に感謝してるのよ? 」
吹寄ええええええ!!!…いや、なんでも無いです
胸ならみさきちが居るんだ…みさきちが…!
「そうか…お前ら後で屋上な? 」
「「「「「すんませんでした」」」」」
「じゃあ早速作戦の説明だ」
作戦と言ってもいつもの垣根アーマー作戦だが
「相手は長点上機だ。もしみんなが脱落した場合は…悪いが本気を出させてもらう。いいか? 」
「「「「「おう!! 」」」」」
ーーースタジアムーーー
ーー優勝常連校の長点上機学園vs!
俺たちと長点上機は中央線を境にお互いに向かい合って並んでいる
ーー今大会のダークホース!○○高校!
前陣には俺と一方通行、その後ろにオフェンス役、そのまた後ろに垣根と上条とディフェンス役が居る
ーー始め!!
開始の合図がされる
垣根はみんなに未元物質を散布しようとするが、その前にみんなが昏倒してしまった
おそらくLevel4ぐらいの精神系の能力者が一気にストレスを与えることで一斉に気絶させたのだろう
俺の壁と一方通行の反射は精神干渉についても防御できるので意味なし
垣根と上条も無事だろう
しかし…
「…対した力のない奴は一瞬で潰すってか」
今までの俺たちの戦い方を研究した上で相手は作戦としてやったはずだが、どうしても怒りが湧いてくる
「…久しぶりにムカついたわ」
「垣根ぇ!!アーマーはいいからその棒を未元物質で死んでも守れ!上条も一緒に! 」
「「わかった! 」」
「んじゃまあ…」
「潰すわ」
「あンまりやりすぎンなよォ」
「わかってる」
一方通行に短く返事すると、俺は聖痕を開き、三対六枚の翼を展開する。翼は無くてもいいが、威圧のためである
俺の姿を見て長点上機の奴らは一瞬怯むが、すぐに突撃してくる
まず誰かがが俺に攻撃してくる
そいつが俺の壁に触れると、俺の壁を腕だけ貫通させた
おそらく体の一部が触れたところだけ能力を蝕むような能力なのだろう
テレズマを使えば防げるだろうが…ぶっちゃけめんどくさいからやらない
(本当に居やがった…)
「だが…それだけで俺に勝てると思うなよ? 」
俺は壁を解き、聖人の力を持った足で落ちてきたそいつを敵陣に蹴り飛ばす
それほどダメージは無いはずだが、気は失っているだろう
ちなみに一方通行や垣根たちも向かってくる敵をどんどん気絶させていく
棒倒しは制限時間15分なのでそれまでに敵陣の棒を倒すか、敵を今の俺たちより少ない3人まで減らす必要がある
手っ取り早く棒を狙ってもいいのだが…それではつまらない
折角だから長点上機の戦力を確かめてやる
すると俺の目の前に急に拳が出現した
しかし、俺は聖人の超人的な反応でそれを躱す
そして相手の腹にパンチを入れようとするが、直前でそいつは消え、俺の後ろから殴りかかろうとする
ものすごい無茶な体勢で躱したが
(まさか時間を!?)
AIM拡散力場からテレポーターではないと判断し、距離操作か?とも考えたが、あんなに超スピードで回避から攻撃をすることができるわけがない
よって時間停止しか回避から攻撃へ一瞬でうつる術が無いと考えたのだ
(さて、どうしたものか…)
いくら聖人でも周りが止まって見えるほど早く動いてそいつに追いつけるわけがない
しかし、相手は時間を演算しないといけないはずなのに、いくらなんでも演算スピードが早すぎる
それに、俺は一発も攻撃を当てていないし、当たってもいない
と、いうことは…
(…光学能力者が時間稼ぎのために分身を作って攻撃のふりをしてるのか)
例え予想が外れたとしても相手はただのパンチしか放てないので、俺は無視して先に進むことにした
すると予想が当たったのか、相手はそれ以上攻撃して来なかった
(あー無駄に時間使っちまったなー)
しかし、これほどの光学能力者はなかなか居ないだろう
流石長点上機と言ったところだ
(…もう終わらすか)
そう思った瞬間、壁が自動展開するとともに砕け散る
「な…!? 」
あっけに取られていた俺は急な攻撃をよけることができず、モロに攻撃を食らってしまった
全身に激痛が走り、口からは血が吹き出す
あまりもの激痛に俺は耐えることができず、気絶してしまった
ーーー医務室ーーー
「…ここは…? 」
「ここは医務室よ」
そばに居た吹寄が答える
「なん…で? 」
「貴様は相手の攻撃を食らった瞬間に何故か血を噴き出して倒れたのよ」
「そういえば…そんなこともあった気が…」
「ったく、聖人ってのは大変だな」
急に吹寄の口調が変わる
「…トール、何してやがる」
「だからトールじゃないっつーの」
トール(もうこれからはトールで統一します)は吹寄の変装を解いた
「お前が相手の攻撃を食らった瞬間にテレズマが暴走してぶっ倒れたんだよ」
「テレズマが暴走…ということは槍か何かで攻撃されたのか? 」
簡易的な聖人崩しだろう
「まあそうだろうな。お前の壁を破れる時点で火力はおかしいがな」
「そうか…」
「俺が変装してお前をスタジアムから連れ出してここまで運んで回復術式をかけなかったらお前死んでたぞ?感謝するんだな」
「ハイハイアリガトウゴザイマシター」
「…」
トールは無言で俺の右脇腹を引っ叩く
めちゃくちゃ痛いからやめてくださいトール様
「ぐおおぉ…」
「ちゃんと感謝しやがれ」
「ご、ごめんなさいぃぃ! 」
俺が体操服を捲って右脇腹を確認すると、穴が空いたような後があった
「お前の壁と聖人の体を突破するとはなあ、とんだ化け物も居たもんだ」
「全くだな」
「お前が倒れていた周辺が水浸しだったからまあ水流系能力者だろうな」
「ウォーターカッターの原理で槍を作ったのか」
おそらく槍の形に水を固定し、その槍の中で水を超スピード&高圧で循環させたものを俺に突き立てたのだろう
水でこれほどの力を発揮するにはそれしかない
水素を爆発させる方法もあるにはあるだろうが、やはり一点集中の攻撃には敵わないだろう
もうそいつLevel5で良いような気が…
偶然とはいえ、聖人崩しの原型を放つとは流石に驚いた
「ま、そうだろうな…おっと、お客さんが来たようだ。俺は帰るぞ」
「悪かったな」
「べ、別にアンタのためにやったんじゃないからね! 」
「気持ち悪いからさっさと帰れ」
女の子だったら…なあ
「ヘイヘイ」
そう言うとトールの体は霧散していく
それと入れ替わるように扉が開く
「かっおるうううんんんんん!!! 」
「天上ー、大丈夫かー」
「天上ー!来てやったぞー! 」
「お前らちったァ静かにしろォ…」
上条、やたらテンションが高い土御門、垣根、一方通行が入ってくる
…なんていうか…青ピとかアレイスターとか打ち止めとか…ハブられすぎじゃね?
「うるせえ…」
「まさか天上が怪我するなんてな」
「相手はとんだ化け物なんだにゃー」
「うるせえ…俺の弱点が広まったらどうすんだよ…」
「お前ならなンとかなンだろォが」
「そうだそうだ! 」
「いや…お前らも他人事じゃねーからな? 」
「「…え? 」」
垣根と一方通行はキョトンとしている
「お前らも聖人だろうが…槍で攻撃されたら同じことになるぞ」
「「あ」」
「下手に聖人になんてなるからそうなるんだにゃー」
「俺が右手で触って誰かが槍でぶっさしたら終わりだしな」
上条がサラッと恐ろしいことを言う
上条!お前も将来経験するんだからな!アックアで!
「「ヤ、ヤリッテコワイ…」」
「そういえば長点上機には勝ったのか? 」
「ああ…それはもうボロクソにな…」
上条は青い顔で言う
「後からカミやんに聞いた話だが、ていとくんがブチ切れて会場中に白い翼を降らせまくったらしいにゃー。それに触れたやつらはみんな気絶したらしいぜい…」
え、それなんて竜王の殺息?
まあ流石に記憶までは破壊しないだろうが
っていうか会場中ってことは観客までやったのかよ
「その後に一方通行が見えなくなったと思ったら敵陣の棒を粉々にしてたぞ…」
「早く動きすぎてスタジアムも抉れてたにゃー…」
羽も当たらないようなスピードで飛んだのか…
「…やりすぎだお前ら」
「「…テヘッ」」
「やめろよ気色悪い」
今頃うちの校長は始末書と賠償金で頭を抱えているだろう
まあLevel5が居るため、理事会から補助金が入ってきているのだろうから大丈夫だろうが
ーーー控え室ーーー
俺が復帰するとみんながめちゃくちゃ心配してきたが、俺はそれでも出場することにした
なんたってミコっちゃんvs上条が見られるしな!
「あ、天上ちゃん!?体は大丈夫なのですか!?血もたくさんでてましたけど…」
「小萌先生…医療ってのは…すごいんですよ? 」
本当は聖人の神の加護とトールの回復術式による賜物だが、小萌先生を安心させるために嘘をつく
「じゃあお前ら、作戦を説明するぞ」
ーーースタジアムーーー
ーーでは!決勝戦を始めます!
どうやら常盤台は本気らしい
Level3以上が80人程居るのだから
食蜂まで居やがる…俺に手を振ってるし…
今回も垣根アーマー作戦で行くことにしている
一応前回の反省をこめて、みんなには何も考えるな、とにかく攻めろ、とは言っているが、食蜂の能力に通用するのか…
精々居るのはLevel4ぐらいの精神系能力者だろうと思っていたが、食蜂が居るのなら話は別だ
ーー毎年決勝戦に躍り出てきたベテラン!Level5を二人抱え、全員Level3以上というとんでもない戦力の常盤台中学vs!
すると俺の隣に居た青ピが急に喋り出す
「天上先輩には悪いですけどぉ、こっちも女王の威厳がかかってるんで本気でやらせてもらいますよぉ? 」
「…せめて女子を操ってくれ」
「私の胸ばかり見てた変態さんを操らせてもらっただけですよぉ」
「青ピェ…」
ーー今大会最大のダークホース!学園都市トップ3人を抱え、今までの全ての競技を一位で通過してきた○○高校!
ーーちなみに長点上機の戦力をたった二人で葬り去った正真正銘の強者です!
おそらく垣根と一方通行のことだろう
ーーでは!始め!
開始のアナウンスとともにピストルの音が鳴り響く
すると後ろの奴らがバタバタと倒れていく
残ったのはLevel5組と上条、土御門、吹寄ぐらいだろうか
みんなを操ってこないだけ食蜂の優しさが見えてくる
吹寄と土御門は頭を押さえてはいたが、なんとか持ちこたえたようだ
Level5組は能力で精神攻撃を弾く幾何学的なフィルターをかけることができるので安全だが、何も能力が無いのに持ちこたえた二人は驚異的な精神力を持っていると言えるだろう
持ちこたえたということは何も考えないということではなく、能力による多大なストレスに打ち勝ったということだ
上条は言わずもがなである
垣根は土御門と吹寄にアーマーを付ける
二人程度なら演算は簡単なので、普通に戦えるらしい
そして俺は…
「おいやめろ!天上!放せ! 」
…上条をミコっちゃんに運搬中である
常盤台組から飛んでくる能力は全て弾き、上条を抱えてものすごいスピードで走っている
「いやあああああああああ!!! 」
一瞬でミコっちゃんのもとへ着いた
「あら、アンタ気が利くわね」
「だろー? 」
じゃあ、
第二回、珍しい能力者探し大会やるぞー!!
ちなみに第一回は長点上機の時である
長点上機程ではないだろうが、まあ面白いやつらは居るだろうな
などと考えていると、後ろから攻撃が来た
解析すると、粒子と波形の間で固定されている電子であった
出力はそんなに高くないので、むぎのんの原子崩しの劣化版である
「お、麦野と同じ能力か」
「あのクソビ○チと一緒にすんじゃねえ!! 」
いやいやアンタむぎのんでしょ?むしろ違うところが見た目以外見つからないんですけど
これがお嬢様とは考えたくなかった…
自分より強い相手を狙うあたり、さらに似ている
「そうか、じゃあ死ね」
俺は首筋に回し蹴りを入れる
こいつ…攻撃が単純なところまで似てやがる…
さらなる相手をしばらく探し回っていると、俺を真っ正面からドロップキックで落とそうとして来る奴が来た
「お姉様を返せですのおおお! 」
俺はそれを前と同じように足をつかんで地面に叩きつけ、当て身をして意識を奪う
黒子は成長しないなあ…
気づいたら常盤台のやつらが半分ぐらいになってやがる…それと食蜂はなんだかんだで逃げ回ってるようだ
あ、上条が超電磁砲を受け止めた。衝撃波とか危ないからこんなところで撃つなよミコっちゃん(音速機動した俺が言えたことじゃないが)…上条がつかんだコインを投げた…余熱までは消せないらしい。熱そうだ
と考えてたらまた誰かが攻撃してきた
誰だよ…って湾内ちゃんキターーーー!!!
「あ、あれ?効きませんね…」
どうやら水が弱点だと思われているらしい
ふう…高圧の槍だったら危なかったぜ…
「お嬢様、そのような攻撃じゃ効果はありませんよ( `・ω・´)」
「あっ…」
俺がドヤ顔で湾内ちゃんを受け止めた瞬間、急にバカ力で腕を払われた
「もぅ、先輩の浮気者ぉ! 」
操るなよな…いいところだったのに…
「フヒヒ、サーセンw」
他には大した能力者は居なかったので一掃した
で、残ったのがミコっちゃんだけなのである
「よお!ミコっちゃん! 」
「お、第3位が残ってんのか」
「お前だけかよォ…」
「お前らあああ!!見てないでたすけてくれーーー!!! 」
「うおおらああああああ!!! 」
「上条は思い知るといいわ、色んな意味で」
「カミやんは幸せ者だにゃー」
ミコっちゃんは俺たちに勝てないのを知って、ヤケになって上条を追いかけている
ーータイムアップ!!
どうやら時間切れのようだ
ミコっちゃんがめちゃくちゃ落ち込んでいる
今度ゲコ太のグッズでも買ってあげよう
「へへーん!どんなもんだ! 」
めっちゃミコっちゃんにドヤ顔している上条
「上条、貴様が居なくても勝てたぞ」
「調子に乗りすぎだぜい」
「第3位!今度皆でゲコ太の映画見に行こうぜ?な?だから元気だせって」
「俺らがおごってやるからさ」
「命令だからってそこの三下に襲われそうになったらぶち殺してやるからいつでも呼ンでくれよォ」
「うん…ありがとみんな」
「…なんで上条さんが悪者みたいになっているのでせうか? 」
「「「「「「…」」」」」」
「無視かよ!? 」
ーーー表彰式ーーー
ちなみに表彰台にはみんなから選抜された俺と垣根と一方通行、小萌先生が立っている
各校の代表3人と先生が立つということになってるらしい
ーー優勝は!○○高校です!!!
会場に歓声が響き渡る
ーーでは折角なので天上馨選手にインタビューしてみましょう!
え?俺?
するとマイクを持ったスタッフが駆け寄ってくる
「どうぞ」
「あ、どうも」
ーーでは天上選手、今大会はどうでしたか?
「えーそうですね、今回は初めての大覇星祭だったんですけど上手く行ってよかったです」
ーーズバリ!今回の勝因は?
「仲間との連携ですかね」
ーー天上選手だけでも優勝できたのでは?
「そうかもしれません。ですがそれでは意味がないと考えております」
「確かに俺はLevel5と、立場的にも才能的にも恵まれてはおりますが、そんなので優勝したって誰も楽しくありません。団体戦という折角の機会をみんなで楽しめないのなら大覇星祭の意味は無いと考えております」
「一人で突っ走ったって優勝できるのは個人戦。Level0からLevel5までのみんなで優勝するのが団体戦じゃないですか? 」
ーー名言をいただきました!後で学園都市掲示板に投稿しておきます!!
「え、ちょ…」
「ざまあねえなあ!!天上ww」
「後で見といてやるよォww」
「うるせえお前ら!! 」
ちなみに翌日、垣根たちのやりとりも収録された動画のPV数が100万を突破したらしい