アニメの範囲は楽なのになー
ーーー十月七日 1年7組 教室ーーー
「…なあ、バニーガールって属性に最近ハマってるんだけど何色がいいと思う? 」
何を思ったか上条が急にバニーガールの話を振り始めた。
「ぼかあ黒かなー?大人っぽくていいやん? 」←青ピ
「俺は赤だな、派手な赤色と隙間から覗く白い肌が最高じゃねえか!! 」←上条
「チッチッチッ、カミやんと青ピはダメダメなんだにゃー。やっぱり貧乳白ウサギが最高に決まってるにゃー。」←土御門
「白ウサギまでは理解できるけど貧乳はダメだ、普通の大きさがいいんだよこのタコ。」←俺
「あァ?天上くンは貧乳を否定するンですかァ!? 」←一方通行
「おお同士が居たにゃー!! 」←土御門
「ふざけんな、男は黙って巨乳だろうがクソ共が! 」←垣根
「でかいだけの乳なんてな!!醜いだけなんだよ!! 」←俺
「だよな!!わかってくれるか天上!! 」←上条
「ああ!?お前巨乳好きじゃねえとか、マジで言ってんのか!?それでもタマキン付いてんのかよ!? 」←垣根
「なんだと!? 」←上条
上条と垣根が殴り合いになる。
「ぼかあ可愛かったら何でもいいんやでぇ〜。」←青ピ
「貧乳の義妹が最高なんだにゃー。」←土御門
「お前は義妹ならなンでもいいンだろォが! 」←一方通行
今度は一方通行と土御門が。
「義妹ってのはそれ以外の属性も忘れるほど最高なんだにゃー!!! 」←土御門
「貧乳好きならロリ一択に決まってンだろォが!!中途半端な貧乳はダメなんだよォ!! 」←一方通行
「…今更大きさなんてどうでもいいなんて言えない。」←俺
「…かおるん、ボクと同類やったんやな…。」←青ピ
「お前とは一緒にすんじゃねえよ!? 」←俺
「…なんやてえええええ!!!??? 」←青ピ
ああ、やっちまった…俺と青ピも殴り合いに…。
「…あんたたちは何やってんのよおおお!!! 」
静かに勉強していた吹寄がブチ切れ、上条を頭突きでノックアウトさせた。
それを見た俺たちはピタッと止まった。
そして教室に数学教師で逆三角の眼鏡がよく似合う親船素甘が入ってきた。
「騒がしいから見に来たけれど…一体どうなってるの!? 」
素甘の目の前には吹寄が5人の問題児を並べ、1人のツンツン頭の少年を持ち上げさせようとしている光景が映っていた。
ツンツン頭の少年の額は赤くなっていた。
「あ、親船先生、バカ5人組にこいつを保健室に連れて行ってもらおうかと。」
「…あなたたち、後で体育館裏の草むしりね。」
「「「「「えええーー!!! 」」」」」
「…私も? 」
「あら、嫌なら災誤先生を呼んで無理矢理連れて行くけど? 」
それを聞いた俺たちは上条を持ち上げてダッシュで体育館裏へ向かった。
「あなた…ロリコンだったのね…ってミサカはミサカはショックを受けつつも自分に合ってるって歓喜してみたり!! 」
「ふむ、じゃあ私はこのままでいいのかな? 」
ーーー体育館裏ーーー
「…だいたい!あんたたちが!バニーガールで!騒ぐから!私が!注意!しただけ!なのに!! 」
「…すいませン…。」
「なあ天上? 」
垣根が小声で俺に話しかけてくる。
「なんだ? 」
「この状況ってよくA○にあるシチュエーションじゃね? 」
「…男6人、女1人ってことか? 」
「なんか興奮しない? 」
「…そうですねー。」
「なんだよ…つれないなー! 」
「性欲を捨てないと食蜂に絡まれた時がヤバイからな。」
「…ああ、なるほど。」
おい、納得すんな。悲しくなるだろ。
すると、青ピが急に立ち上がった。
「なあみんな、野球せえへん? 」
「「「「「「はあ?? 」」」」」」
復活した上条含む俺たち全員が反応する。
「ほら、吹寄ちゃんとかこんなこともあろうかとみたいな感じでボールを持って来てたりせえへん? 」
「…持ってるけど…。」
「なんで持ってるんだにゃー…。」
「…よし!ちょうどいいわ!私がピッチャーやるから貴様らがバッターな!! 」
「「「「「「…はーい。」」」」」」
その後、運悪くホームランを打ち上げて窓ガラスを割った垣根が怒られ、素甘から『もういいわ…帰りなさい…。』
と言われたので帰った。
ーーー公園ーーー
ちなみに俺、上条、垣根、一方通行、土御門で帰っている途中である。
一方通行は打ち止めを忘れてるけど…大丈夫か?
「あ、喉乾いたからジュース買おうぜ? 」
「いいぞー。」
…俺が自販機に目を向けると、ミコっちゃんが居ました。
「…上条さんはあまり行きたくないのですが。」
「なんで? 」
「だってビリビリが…ってビリビリ!? 」
上条は間違いなくアホだ。
「ま、今はそんなことはいいわ、それよりもアンタよアンタ!! 」
「…え?俺? 」
え?俺?
「そうよ!なんでメールの返信をくれないのよ!! 」
「あれ?返信してなかったっけ? 」
「ちょっと携帯貸しなさいよ!! 」
しばらくすると、ミコっちゃんの顔が真っ赤っかになった。
「な、あ、アンタ!!人の母親と何をしてんのよ!! 」
「はああああ!!!??? 」
俺が携帯の画面を見ると、『今日はよかったわよ♡』と、美鈴さんから送られてきていた。
「な、なんぞこれ!なんぞこれええええ!!! 」
「何をやらかしたンだァ? 」
「なになに?今日はよかっ…人の親に手を出すとは、かおるんはレベルが高いにゃー…。」
「マジで!?ww天上がやらかしやがったww」
「天上…。」
「知らねーよこんなの!!この前助けたことしか知らねーよ!!ああ…アドレスなんて教えるんじゃなかった…。」
メールを頻繁に見る癖が無い俺は美鈴さんのイタズラを消せなかったことを酷く後悔した。
…死んでも胸を揉んだなんて言えない…。
「もしもし!!ママ!!どういうことなの!? 」
『あれー?天上くんって表示されてるのに美琴ちゃんの声がするわー、壊れてるのかしらねー? 』
「それよりも!!今日はよかったってどういうことよ!天上と何をしたのよ!! 」
『ああ、天上くん?彼ってばねー、豪快なのよー?まずはものすごいスピードで飛んで来て…美琴ちゃん!?美琴ちゃん!!?? 』
電話の途中にミコっちゃんが倒れてしまった。
「…ミコっちゃんから変わりまして天上です。」
『あらー?天上くん?この前は…「もういいから!!これ以上誤解を増やさないで!?もう許してよ!? 」…仕方ないわねえ…。今度美琴ちゃんにメールしとくわよ♡』
「…お願いします…。」
飛行船に目を向けると、世界各地のデモ活動地区の拡大についてのニュースが書かれていた。
ーーー???ーーー
HAHAHA☆
今俺が何をしてるかって?
アビニョンの上空で楽しい楽しい遊覧飛行中SA☆
ただし余裕で音速超えてるけどな!!
物理的なステルス状態だからめちゃ急がないと演算のしすぎで脳がやられる!!というわけで音速以上のスピードで飛んでいる…多分。
一応能力で防いでいるので大丈夫だが、頭痛が酷い。
あ、土御門だ。
「こんちわーっす。」
「こんにちはー…ってかおるん!?何やってるんだにゃー!? 」
「お前と同じスカイダイビングSA☆」
「いやいやいやいやいやいや…。」
土御門が錯乱し始めたので上条の回収に向かった。
ーーー???ーーー
あれ、俺は何をしてるんだろう?
確か親船っていうおばあさんが土御門に撃たれて…。
その土御門と超音速旅客機でフランスに向かって…。
土御門のせいでスカイダイビングすることになって…。
スカイダイビング…スカイダイビング!?
「あれ!?ちょっ!!ここどこ!? ってゴボッ! 」
上条は川で溺れている。
「ちょ…だれか…た、たすk…。」
「かっみやあああああああん!!! 」
「ぐげぇ!! 」
よし、上条回収完了!!
とりあえず岸に…ってあ。
五和さん…ごめんね?
俺は川でこちらに向かって泳いでくる五和に心の中で謝る。
「はぁ、はぁ、はぁ…、ってあなたは!? 」
「あ、キオッジアではお世話になりました。」
「あ、どうもご丁寧に…って何故ここにあなたと上条さんが!? 」
「いやーこいつが超音速旅客機から落とされちゃってさあ、それを見つけた俺が助けに来たって訳だ!! 」
「見つけた!?そして間に合ったの!?あなたっていろいろヤバイですね!? 」
「ゲホッ、ゴボッ…うぅ、ここは?…。」
「あ、おはよう。」
「おはようございます、上条さん。」
「…目が覚めたら白髪の知人と巨乳少女と河原に居た。何があったのかはわからねーが「はいはいポルナレフポルナレフ。」
「…ここどこ? 」
「え、ええっと、ここはフランスのアビニョンです! 」
「ああ、俺、土御門に落とされたのか…。」
「で、それを俺が助けたってわけだ!! 」
「そういえばなんで居るんだよテメェ!! 」
「お前の護衛に…。」
「俺って護衛されすぎじゃね!? 」
「大丈夫だ、ステルスで飛んで来たからな。」
「…あー、五和さん?ちょっとその格好は…。」
無視かよ!?
いやまあ確かにスケスケなのはわかるけどさ、無視はひどくね!?
「あ、あはははははは、橋の上に鞄を置いて来たので取ってきますぅー!!! 」
あららー行っちゃったよ。
「…五和ってビリビリみたいに攻撃しないからいいよな。」
ーーーアビニョン ドローリコーヒーーーー
結局、一回落ち着いてお話しようということで、日本でもチェーン展開されているドローリコーヒーに来た。
それってドト○ルコーヒー…いや、なんでもない。
「っていうかさ、俺ってめっちゃ泥で汚れてんだけど大丈夫なのか? 」
「まあデモでボロボロの人も居るし大丈夫だろ。」
「皆さんも似たような格好ですよ? 」
「あ、ホントだ。」
するといかにもフランス人って感じの店員さんが来た。
「コーヒーアンドサンドウィッチ、プリーズ!! 」
「あ、サンドウィッチとミックスジュースください。」
「私はエスプレッソと黒豚のサンドウィッチ、ヘルシー野菜スティックで。」
「合計で20ユーロでございます。」
「あ、どうぞ。」
「って日本語でいいのかよ!? 」
「お前…肩の国旗のワッペン見ろよ…。」
さっきの店員さんの肩には日本とフランスの国旗のワッペンがついていた。
「くそぅ…。」
「お前の英語力の低さがよくわかったよ!! 」
「うわああああああああ!! 」
「と、ところで!お二人は何故ここに? 」
「あ、ああ、俺も詳しくは知らないんだが土御門の指示でローマ正教のC文書を探しに来たんだ。」
「俺はこいつについて来た。」
「そ、そうですか。」
「そういえばC文書ってローマ正教の物なのになんでフランスなんだ? 」
「説明しよう!昔、フランス国王とローマ教皇がケンカして、結局ローマ教皇がアビニョンの教皇庁宮殿で仕事することになったんだけど、本拠地の元バチカンでしかできない仕事があったんだよ。それを教皇が幽閉されているアビニョンの教皇庁宮殿で行うために元バチカンと教皇庁宮殿で魔術的なパイプラインを結んで、アビニョンからその仕事を行う方法を編み出した。今回、教皇がバチカンに居るのにも関わらずアビニョンにてC文書を使おうとしているのは、教皇庁宮殿でC文書を使用するのに枢機卿たちの意見をまとめる必要が無いというイレギュラーがあって、手っ取り早くC文書を使うことができるからなんだ!!わかってくれたかな? 」
「ものすごーーーーくわかりやすい説明ありがとう、もう一回教えてくれないか? 」
「昔、フランス国王とローマ教皇がケンカして、結局ローマ教皇がアビニョンの教皇庁宮殿で仕事することになったんだけど、本拠地の元バチカンでしかできない仕事があったんだよ。それを教皇が幽閉されているアビニョンの教皇庁宮殿で行うために元バチカンと教皇庁宮殿で魔術的なパイプラインを結んで、アビニョンからその仕事を行う方法を編み出した。今回、教皇がバチカンに居るのにも関わらずアビニョンにてC文書を使おうとしているのは、教皇庁宮殿でC文書を使用するのに枢機卿たちの意見をまとめる必要が無いというイレギュラーがあって、手っ取り早くC文書を使うことができるからなんだ!! 」
「…つまりアビニョンなら教皇は好き勝手できるってことか? 」
「は、はい、だいたい私たちの情報と一致しています!! 」
「…喉痛い。」
「そ、そういえばさっき言ってたツチミカドさんとは連絡ができないのですか? 」
「ああ、それならさっき…。」
その先を上条が言おうとした瞬間、店の窓ガラスが人に圧迫されて割れた。
俺はガラスの破片を全て能力で防ぎ、2人の手を取り、非常口へ向かった。
「日本人が居るぞ!! 」
「学園都市の人間か!? 」
「暴動だ。逃げるぞ! 」
せっかくお金を払ったのに…とは思うが暴動なら仕方ない。
「でも!子供たちが巻き込まれて!! 」
「大丈夫です!!そんなことにならないように突撃するスピードは抑えられています!! 」
「それでも!! 」
「上条。」
俺は上条の方を向いた。
「お前は何のためにここに来たんだ?C文書をどうにかしてこの騒動を止めるためじゃないのか? 」
「…くそっ! 」
「おそらくこれは連中からの"迎撃"だ。上条が降りてくるところを見られていたんだろう。」
「でしょうね、私もこんな騒動に一度も遭いませんでしたし…。」
「…。」
「とにかく、あの屋根が見える建物に向かうぞ! 」
外に出た俺は教皇庁宮殿に指を差す。
「…これを通ってか? 」
上条は俺が指差した所よりも下の方を指差した。
その先には人ごみがあった。
「本当は飛んで行きたいところなんだけどな、目立ったらダメなんだよ。」
「…この中を突っ切る時は顔が見えないように中腰で駆け抜けましょう。」
「…わかった。」
俺たちは一斉に人ごみに突っ込んだ。
人ごみの中はひどかった。
服が破れそうなほどの力で引っ張られ、誰かの指が目に入り、誰かが持っていたガラス片で腕を切った。
いくら聖人とはいえ、皮膚自体はそんなに強くないのだ。
男のむさい匂いはするし腕の血が服に着くし…最悪である。
やっと人ごみを抜けると、頭から血を流している五和と比較的無傷な上条が居た。
「…天上さん、腕が…。」
「いや、大丈夫だ。次行くぞ。」
俺たちは似たような人ごみを2、3回越えたが、全く宮殿に近づけていない。
「一度別ルートを探しましょうか? 」
「…そうするか。」
「そうだな。」
俺たちが横道に逸れると、土御門から着信があった。
「もしもし? 」
『かおるん、そっちにカミやんは居るか? 』
「ああ、居るぞ。スピーカーモードにするか? 」
『よろしく。』
『カミやん、今どこに居る? 』
「土御門!?今は教皇庁宮殿に向かってるところだ! 」
『なんでカミやんがそれを知ってるんだ? 』
「俺情報。」
『…ああ、いつもの謎情報か。』
ひどいな土御門。
「い、いつもなんですか? 」
『もう一人誰か居るのか? 』
「天草式の五和だ。」
「い、五和です! 」
『ああ、よろしく。』
『悪いが手短に言うぞ。お前たちにはバチカンとアビニョンのパイプラインを切断してもらう。』
『イツワ…だったっけか、お前、パイプラインを破壊する手段はあるか? 』
「は、はい!一応神道、仏教、十字教ならスタンダードなものは全て抑えてますけど…。」
「最悪俺がゴリ押しするから大丈夫だぞ。」
『そ、そうか、それなら十分だ。パイプラインを発見したらお前が破壊しろ。』
「俺の右手じゃダメなのか? 」
『わからない。カミやんの右手は異能の力を打ち消すが、人間の生命力は消せないよな?地脈エネルギーも生命力と似たようなモンだから、消せない可能性がある。』
「そうか…。」
『それで、パイプラインを切断した後が問題だ。C文書を持った人間が異変に気づいて逃げられる前にそいつを叩かないといけない。』
「誰がC文書を使ったかなんてわかるのか? 」
『…それは俺がなんとかする。』
「いや、俺に任せてくれ。」
「天上!? 」
『かおるん!? 』
「天上さん!? 」
「速さなら自信があるからな。一応探索術式のルーンもあるし、後は面白い"ワザ"も見つけたからな。」
『…それならかおるんに任せた。』
『じゃあ後は位置情報をメールで送るから確認してくれ。』
ーーー博物館ーーー
俺たちは土御門に指示された博物館へ来た。
「…よし、ここまで来たら後は私でもわかります。」
「じゃあ、早速どうぞ。」
五和は地脈破壊に必要なものを用意し始めた。
「ええっと…カメラにスリッパ、パンフレットとミネラルウォーターに…白いパンツ。」
ぶふぉ!と上条が噴き出した。
「…五和。」
「し、仕方ないじゃないですか!!本当に必要なんですよ!! 」
五和はそれらを鬼のような形相で円形に並べ終えると、槍をその中心に突き刺した。
すると地面がグニャリとなり、槍が五和の胸の高さぐらいまで沈んでいった。
五和が一度手を離し、もう一度槍を掴むと、博物館の壁がゴッ!!と歪な音を立てて破壊された。
とりあえず俺は壁をみんなの上で展開し、瓦礫を防いだ。
「おや、複合聖人まで居たんですかー。」
「…左方のテッラか。」
「私の名前を知ってくれているとは、嬉しいですねー。」
俺たちの目の前にテッラが現れた。
「うん、じゃあ死ね。」
「「「…えっ。」」」
俺は右手にAIM拡散力場の爪、左手にテレズマの爪を作り出した。
「お前は二つの物質からの攻撃に耐えられるのかな? 」
「甘く見てもらっては困るんですねー。」
「優先する。爪を下位に、我が身を上位に。」
俺はテッラに向かって駆け出した。
テッラは効かないぞと言わんばかりに堂々としている。
「てかさ、やっぱり小物って馬鹿だよなあ。」
俺はテッラに向かってジャンプした。
「ふ、何を…ガッ…! 」
問題、俺は何で攻撃したでしょうか?
答えは槍の形に能力を纏った腕でしたー!
「「…え? 」」
テッラの背中から俺の手が生えている。
それを見て上条と五和が呆然としている。
「バカじゃねーの?誰が爪で攻撃するって言った? 」
「…。」
既に絶命してるようだ。
俺はテッラのエリマキトカゲみたいな服の中からC文書を探し出し、それを上条に投げた。
それを上条が受け取ると、バラバラになってしまった。
「一件落着!! 」
「「えっ。」」
いつまで驚いてるんだ貴様達は。
仕方ないので俺は土御門に連絡を取ることにした。
『もしもし? 』
「テッラ倒してC文書も壊したよ。」
『えっ。』
お前もかよ!!
ーーーHsB-02(一方通行機体)ーーー
「あ、一方通行さん。終わったらしいんでロンドンで燃料補給してからから学園都市に帰りますよー。」
「えっ。」
ーーー博物館ーーー
「テッラを回収しに来たのである。」
「あ、そいつもう死んでるよ? 」
「えっ。」
「うん、俺が殺した。」
「…えっ。」
後ろの上条と一応地脈を破壊した五和もうんうんと頷いている。
「…やはり民間人は戦場に出るべきではないな。」
「いや、落ち着こうぜ、アックア。何言ってるかわからん。」
こうして、学園都市の駆動鎧がニュースになる前に一連の騒動は幕を閉じた。
あっ、新ワザ披露するの忘れてた。
まあ次の機会でいいか。
あっさり殺してごめんなさい、テッラさん
アンタってこれぐらいしか殺し方が思いつかないのよ