「どうしたんだね?」
「今日の絶対能力進化計画(レベル6シフト)の詳細を教えろ」
「20:00、第23学区の第7滑走路だが…どうして急にタメ口になったんだい?」
「いや、敬語めんどくさいから」
「…まあいい、どうするつもりだ? 」
「一方通行と友達になる」
「…は? 」
「実験は上条に止めさせるからさ、いいだろ?友達になるだけだよ」
「まあそれならいいが…いや、わかった。担当者に指示しておくよ」
「ついでに第23学区に入れるようにしておくよ、モノレールの駅員に名前を伝えておけば大丈夫だ」
「ありがと」
俺は沈んでいく夕陽を見ながら、第7学区のモノレール乗り場へ駆けて行った…
ーーー第7滑走路 20:00ーーー
9945号「これから9945次絶対能力進化実験を開始しますがよろしいですか? 」
「あァ、よろしくゥ」
9945号「わかりました、これからカウントダ「ちょっと待てよ」…あなたは何者ですか?とミサカは問いかけます」
「おいおい、こういう時は実験はどうなっちまうンだァ?
「まあまあ、別に俺は邪魔しないからさっさと終わらせちゃってくれ。あと俺は天上薫だ」
「まァ、いいけどよ…」
そう言うと一方通行は9945号の頭を掴み、血液を逆流、爆発させてしまった
おぉう、結構グロい
「次はテメェの番かァ? 」
「いやいや、俺は別に戦いに来たんじゃない。お前と友達になりにきたんだ」
「……ハァ? 」
まあ普通はそう言うよな
「お前さあ、他人を傷つけないために自分が無敵になろうとしたんだよな? 」
「!?…あァ」
「それさぁ、結局意味なくね? 」
「なンだと? 」
「それじゃ結局昔と変わってないよな?いつまでも一人ぼっちじゃないか」
「だからどォした!オレの能力も!性格も!生き方も!近づいてきた人を傷付けることしかできねェだろォが! 」
「じゃあさ、俺と友達にならないか? 」
「どォせオマエも傷つくだけだろォが!俺の何も知らないくせにエラそォに語ってンじゃねェ! 」
「知ってるさ、知らなきゃこんな話は持ちかけない」
「…どォいうことだ? 」
そこで俺は、異世界から来たこと、自分の能力のことについて話した
「なるほど、興味深ェ話だ。で?オマエはこの実験を止めるのか?友達のためだとかなンとか言って」
「いや、止めないね。お前は妹達の生存理由のためにこんなことをしてるんだろう? 」
「…っ、あァそォだ」
「確かに人殺しを続けるのは一般的には悪徳とされているが、本人がそう望むなら殺してやるべきだ。殺されなくても"処分"されるしな。でも、妹達が一人でも死にたくないと言うのならば、俺はお前を止めなければならない」
「……」
「どうだ?俺はお前と対等に渡り合えるし、お前の望むものでもある。いざという時はお前を守ることもできるし、お前が守るべきものにもなれる。お前に無い知識も与えられる。」
「…そォだな、いい加減孤独にも飽きてきたし、それもいいかもな…」
「わかった、のってやるよォ。」
「マジで!?やった!よろしくな!"一方通行"! 」
「あァ、よろしくな、"天上ィ"」
ここに一つ、男同士の友情が産まれた
ーーー窓のないビルーーー
「ふふ、一方通行を陥落させるとは…やるな天上君」
ーーー小萌宅ーーー
「先生!この子を頼みます! 」
こうしてそれぞれの夜は更けて行くのだった…
アクセラさンをどうやって友達にするのか悩みましたが、結局妹達殺害肯定ルートにしました
これを読んで気分を害されたかたは申し訳ありません
追記:なぜか一方通行が天上の名前を知ってたことになってたので加筆しました
それと、妹達の生存理由が一方通行に殺されることである(この時点では)ので、一方通行は実験を断った際に妹達が処分されるよりもせめて思いを叶えてあげようという考え方をしているという設定であります
主人公は、その思いを知ったうえで、妹達の殺害を肯定し、一人でも妹達が死にたくないと思えば全力で一方通行を止めるという考え方をしているという設定
また、上条と一方通行の戦いを現時点で中止しても、樹形図の設計者が破壊されておりませんので、結局実験は継続されてしまいます。まあそのために妹達が殺され続けるのはどうかと思いますが
殺され方については今の一方通行ならそうするかなと思っただけです。結構狂い始めてるので
まあ自分自身も結構偏屈な考え方を持っておりますので、不快に感じた方は申し訳ありません