ももレナ風タルト まなかのソースを添えて   作:ホシボシ

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ごりごりの下ネタ回です。
苦手な人がいたら、ごめんなさい(´・ω・)


戦慄! えちえちキャラメルの罠!

 

 

「事件です! とんでもなくメロンです!」

 

ウォールナッツωは、一階がレストランになっており、二階と三階が居住スペースになっている。

二階にはレナと、ももこの部屋があって。

三階にはまなかの部屋があるという部屋割りだった。

 

さらに二階には広いリビングがあり、憩いのスペースになっている。

営業後。そこでまなかは、メロン味のアイスを食べていた。

 

「パクパクが止まりません! レナさんにバレる前に、レナさんのも食べてしまいましょう!」

 

「後ろにいるんだけど」

 

「わお!」

 

「……わざとやってんでしょ? だっる」

 

「これはこれは失礼しました。レナさんも食べますか?」

 

「なにそれ?」

 

「お客さんに頂いたんですよ。北海道の物産展が近くであったみたいで」

 

「ふーん」

 

「これとか如何です? ぷぷっ、ジンギスカンキャラメルっていうんですけど」

 

「知ってる……」

 

「おや残念。既にご存じでしたか。クセが凄いですよねぇ」

 

「昔、クラスメイトに貰ったのよ。みんな美味しそうなお菓子もらってたのに、レナのだけが、それを……」

 

「お、重いですね……! それじゃあこれはナシにしましょう! はい! はい見てください! 戸棚にしまいましたよ! こっちの甘くて美味しそうなヤツをどうぞどうぞ!」

 

「ん。ありがと」

 

レナは適当にキャラメルを受け取ると、そそくさと自室に戻っていた。

甘党の彼女がアイスを放置したのは、それよりも優先したいものがあったからである。

 

それは少女漫画『初恋はミルキーウェイ』のスピンオフ、『彦星のアンドロメダ』の発売日であるということ。

大人向けの少女漫画雑誌に連載されいたため、のっけからマリとシンゴがミラーズランキングでブラスト縦列(隠語)である。

レナはゴクリと喉を鳴らし、さっそくページを捲っていく。

 

 

(え!? こ、こんなガッツリ!? え、えぐっ! あっ、ちょっ! ほ、ほうほう!)

 

 

レナは頬を赤くして目を見開き、フンフンと唸りながらページを捲っていく。

お供に、先ほど受け取ったキャラメルをヒョイヒョイ食べながら興奮した様子で読むスピードを速めていった。

そして――

 

 

「はふぅ……!」

 

読み終わった。

レナは興奮冷めやらぬ様子で漫画を閉じた。

 

「………」

 

ふと、先ほどまでパクパク食べていたキャラメルの箱に視線を移す。

"ガラナキャラメル"。コーラに近いというか。途中から無意識に食べていたが、まあまあ美味しかったので、あっという間に一箱が空になった。

しかし、そもそもガラナってなんだろう?

調べてみると、木の実であることがわかった。

今まで聞いたことがなかったため、さらに詳しく調べてみると――

 

「!?」

 

とんでもないページを見つけてレナは固まる。

おずおずと調べてみると、途中で思わずスマホをベッドに投げた。

というのも『ガラナでHな気分になろう!』と書いてあったのだ。

 

「んなっ! なななななな!」

 

真っ赤になりつつも、再び携帯を掴んで画面を確認する。

どうやら強壮薬、催淫薬としての効果があるらしく、日本でも媚薬として売られていた時があったとか。

 

「な、なんてモン渡してくれてんのよ。まなかのやつ!」

 

そこでハッとする。

そうか、そういうことだったのか。

 

(これをッ、ももこに食べさせろってこと!?)

 

だとしたら、とんでもないミスを犯してしまった。

全部、食べてしまった。

 

(い、今のところ体に変化はないみたいだけど……)

 

意識する。

Hな気分になるキャラメル。

エッチなことになるキャラメル。

 

えちえちキャラメル。

 

マリと、シンゴ。

 

夜のブラストアデプト(隠語)

 

夜の確立でクリティカル&回避無効(隠語)

 

夜の、ダメージ、アップ……

 

(まっずぅ! 意識したら、これ、ちょっと、ヤバイかも……ッッ)

 

レナは体がジンジンと熱くなってくるのを感じた。

これはよくない。これはまずい気がする。

うろたえていると部屋がノックされた。

レナはビクッと肩を震わせる。振り返ると、扉の向こうから声が聞こえた。

 

「よーっすレナぁ」

 

「もっ! ももこ……!」

 

いつもなら、なんともないのに今はドキンドキンと胸がうるさく高鳴る。

言葉にしがたい後ろめたさ。レナは慌てて漫画を隠した。

 

「今さぁ、大丈夫? 中に入っていい?」

 

「中にって! レナの中にってことッッ!? アンタいきなりなに言ってんのよ!」

 

「はい?」

 

「あ、いや」

 

変に意識していると思われるのは何だか癪だった。

ももこにはもちろん。まなかにだって、バレたらニヤニヤからかわれるに違いなかった。

それはやっぱりとてもムカつくことだ。

ここは一つ平然を装って何事もなく終わらせるのがスマートな対応なのではないだろうか?

 

「い、いいわよ。勝手に入れば?」

 

「んじゃ、ま、失礼しまーす」

 

レナはベッドに腰かけて腕を組んだ。

ももこは部屋に入ると、近くにあったクッションに座る。

 

「いやー、にしてもさ、今日って結構暑いよな」

 

「ももこのバカ! バカももこ!」

 

「な、なんで?」

 

「脱げってことよね! いきなりすぎんのよ!」

 

「お、どうした突然?」

 

「あ、いや」

 

「さっき出前の帰りにさぁ、らんかと会ってさぁ。これから高級ホテルで女子会するんだって。いいよな、アタシも行きたいよ」

 

「………」

 

「あれ? どした?」

 

「………」

 

「レナ?」

 

「えっ? あっ、ごめんっ、なに?」

 

「どうしたんだ? ぽけーっとして」

 

「な、なんでもないから。それで? 続けなさいよ」

 

「いや、だからさ。ホテル行きたいなぁって」

 

「!!!!」

 

「レナ?」

 

「!?!?!?!?!?!?!?!?!!?」

 

「なんか夜景とかも綺麗らしくてさぁ。いいよな、そういうの」

 

「うんっ! れ、レナも……! レナもっ、ももこと一緒に行きたかっ――」

 

「まあ、アタシらみたいなもんは映画館とかが丁度いいんだろうけど」

 

「バカあほももこ! 変態 すけべ!!」

 

「どした? 急に」

 

「いくらんなんでも周りの迷惑でしょ! バレなきゃいいってもんじゃないっての!」

 

「どした? 急に」

 

「それにッ、ムードもへったくれもないじゃない! 最ッッ低!」

 

「どした? 急に」

 

「だいたい見られたらどうすんのよ! それとも何? アンタそういうことしながら映画見るのが癖ってわけ!? し、振動とか匂いとか! そういうのを間近に感じて楽しむセルフ4DXってわけ!? ワケわかんない! 付き合わされる身にもなってよね! だいたいレナは暗いところで二人きり派なんだからっ!」

 

「どした? 急に」

 

「あ、いや」

 

「あぁ、ムードの話ね。確かに映画館とかゲーセンとかじゃ味気ないよな」

 

「ゲーセン!? ゲームセンター!? アンタどういう神経してんのよレナのハイスコアな部分をクリアしたいってこと!? それとも連コインな関係がお望みってこと!? ももこの変態おっさん! 近寄らないでよ!」

 

「どした? 急に」

 

「あ、いや」

 

「まあそうか。夜景に対抗するとなると、イルミーネーション見ながら外でやりたいよな」

 

「外で!? そそそそそ外でッッッ!?」

 

「そうそう。子供の遠足みたいに皆でピクニックシート広げてさ。桜のないお花見みたいな?」

 

「レナっ、さすがに、それはっ、こ、心の準備が……!」

 

「あ! グランピングってやつだっけ? ベッドがあるところとか、快適に過ごせる場所もあるみたいだよ?」

 

「そ、そうなんだ。じゃあ、まあ」

 

「飯はまなかに任せればなんとかなるし、楽しそうだよな」

 

「え!?」

 

「え?」

 

「あ……、テントは、べつとか、そういうこと?」

 

「三人。っていうか、四人いけるんなら、一緒でもいいけど」

 

「!?!??!?!?!?!?!?!?」

 

「日帰りでもいいし、泊まりでベッドが二つでもアタシとレナが一つ使って、まなかたちが一つ使って。お店は火曜が休みだから、月曜の終わりから行くとか、火曜に行って、水曜が潰れてもお店は津上さんたちがいれば何とかなるでしょ」

 

「え、え? え? でもベッド二つって同じテント内にあるのよね? こっそりするってこと?」

 

「どうなんだろ?(隣のテントとの)間はそれなりにあるだろうから、結構うるさくしてもいいんじゃない?」

 

「む、むりっ! 絶対バレちゃうぅっ!」

 

「バレる? まあある程度、みんなうるさくしてるんじゃない?」

 

「あ、あ、ぅうあぁ……っっ! 確かにカップルとか多そうだけど、でもだからって――ッ!」

 

「でも考えたらさ。せっかくなんだし、みんなで一緒に大きなベッドで寝るのも楽しそうだよな」

 

「そういうこと!? そういうことだったの! ももこのケダモノ!」

 

「どした? 急に。獣? クマとかの心配? 勝てるだろ、魔法少女なんだから」

 

「は? 熊?」

 

「うん。あ、イノシシ? ジビエもいいよな。女子会にはちょっと絵面がアレだけど」

 

「は? 女子会?」

 

「うん。え? なんか違った?」

 

「あ、いや」

 

「ところで本題なんだけどさ。ほら、これ。あったよ。昨日発売のみーぽんの写真集」

 

「あ、ありがと」

 

「中にあるQRコード入れたら、ボイス貰えるんだっけ? 中にはリモートで話せるプランもあるらしいし、最近はすごいよなぁ」

 

ももこは大きく伸びを行う。

 

「いやー、にしても最初の本屋になくってさぁ。結局三軒もハシゴしちゃったよー。出前もあったし、今日は疲れたなぁ。もう脚とかガッチガチだ」

 

「ガチガチって、いきなりなに!? 我慢できないから、こっちの都合はおかまいなしってわけ!? アンタさっきから何言ってんのよ!」

 

「レナってさっきから何言ってんの?」

 

「そうよね。わかってたわよ。ももこがそういうタイプってことは。でも安心してよね。レナがそういうところ全部含めて、面倒見てあげるって決めてるんだから。いいわよ、はい、で? 何をすればいいの?」

 

「え? いいの? じゃあ揉んでもらおうかな?」

 

「直球じゃないッ! いいわよ、はい。じゃあその、む、胸を……」

 

「え? なんて?」

 

「だから、あの、もにょもにょ……」

 

「じゃあまず脚、お願いしようかなぁ。レナのベッドに寝ていい? ちゃんと帰ってきてからシャワー浴びたからさぁ」

 

「準備万端ってわけね。いいわよ、大丈夫。ほら、寝なさいよ。それにしても脚? ふーん脚がいいんだ。ももこって」

 

ももこはレナのベッドにうつ伏せで寝転ぶ。

部屋着はショートパンツだったため、素肌がむき出しになっていた。

レナはゴクリと喉を鳴らして、ももこの肌に触れる。

 

(うぁ、やば……)

 

カァァっと顔が熱くなる。

手汗でバレてしまいそう。

レナはしきりに自分の服で掌を拭いながら、ももこの両足を揉んでいった。

 

肌に指が沈むたびに、ジンジンと波打つ熱を感じる。

レナの脳裏に先ほどまで読んでいた漫画のシーンがフラッシュバックしていく。

掌と太腿だけでなく、肌と肌を触れ合わせることができたらと、思ってしまう。

 

(ももこと●ッ●したい、ももことエ●●してみたい、ももこがレナの初めての人ならどれだけ素敵な――)

 

最初は興奮からか、地獄みたいなことを考えていたが、やがて精神は研磨されていく。

 

(ももこ、髪、綺麗)

 

面倒くさがってか、乾かしが甘い気がするが、もっとちゃんと気を配れば、彼女は素敵なお姉さんになれる。

レナはふと、足から背中に視線を移した。

久しぶりに彼女の背中をまじまじと見た。

 

(ももこ……)

 

いじめっ子から守ってくれた時も、この背中が見えていったっけ。

 

(すき)

 

そこで、ももこが、ムクリと起き上がった。

 

「サンキュー! じゃあ交代だ!」

 

「へあぁっ!?」

 

「ほらほら寝て寝て!」

 

「えっ、あッ、ちょッッ!」

 

今度はレナがうつ伏せで寝転ぶ。

すぐに気づいた。ベッドからほのかにももこの香りがするような気がする。

シャンプーやボディーソープをそれぞれ別のものを使っているからだろうか。

とはいえ本当にほのかに、なので、レナはシーツに鼻を押し当てて、ももこを感じた。

 

(あ、これ……、やば)

 

一瞬、まるで、ももこに抱きしめられているような想像をしてしまった。

その時、ももこの手がレナの背中に触れた。指が強く、レナの肌をグッと押す。

 

「んおぉぉお゛お゛っっ」

 

「あはは! なんだよ今の声」

 

「………」

 

「あれ? レナさん?」

 

(死にたい死にたい死にたい)

 

「もしもーし?」

 

「……出てって」

 

「ありゃ」

 

「出てってよ!」

 

「もー、またそんな感じになる!」

 

ももこは突っ伏したレナを抱き起すと、後ろからハグをする格好になる。

離してよと口にしようとして、レナはできなかった。

 

「ん? ほら、何が嫌だった?」

 

ももこは左手でレナと手を繋ぎ、右手でおなかの辺りを優しくポンポンと叩き始めた。

 

「さらけ出してって言っただろ?」

 

「で、でも……」

 

「どんなレナでも嫌いにならないから。ほら、ね?」

 

繋いだままの手に少し力を込めて、振ってみる。

とびきり優しい声が、レナの脳を溶かしそうになる。

 

「その、あの……」

 

「うん。何?」

 

「子ども扱いしないでよ!!」

 

「おい!」

 

「あ、いや。ごめん」

 

「いいよ」

 

「いやっ、実は、その……。まなかに貰ったキャラメルが、その、変な気分になるらしくて」

 

「変な気分?」

 

「そ、そう。ちょっと、なんていうか、え、えっちな感じに……」

 

「ま、まじ? アタシももらったんだけど……」

 

ももこはダッシュで自室に戻ると、ガラナキャラメルを持って戻ってきた。

 

「これだろ?」

 

「うん」

 

「……そっか。ありがとな話してくれて。ようし!」

 

ももこはキャラメルの箱を開けると、パクパクと食べ始めた。

 

「ちょ! だ、大丈夫!?」

 

「ふんふん。なかなかイケるな」

 

「そ、そういうことじゃなくて……! どう?」

 

「んー、今はまだ変わってないけど。アタシはほら、ガサツだからさ、量が足りないのかも。象とかに効く量でようやく――」

 

「……ももこだって、繊細で、可愛い女の子でしょ」

 

「え?」

 

「レナ、知ってるんだから……」

 

「あ、ありがとう」

 

ももこはピクンと肩を震わせる。

 

「んあ。ちょ、ちょっと効いてきたかも。体が熱くなってきた」

 

「……ほんと、最悪よね」

 

「困っちゃうよなぁ」

 

「………」

 

「………」

 

「どうする?」

 

「しよっか?」

 

「……ん」

 

 

 

 

 

「できましたぁ!」

 

まなかは自室にて満面の笑みを浮かべて両手を広げていた。

彼女の前には『お城』がある。日本の名城シリーズ・プラモデルである。

毎日ちょっとずつ進めていたが、今日、無事、見滝原城、築城完了である。

 

「これは素晴らしい出来です! 稀代の天才模型師が誕生してしまったかもしれません! とてもよくできたのでレナさんたちにも見せて褒めてもらいましょう!」

 

城をおぼんの上にのせて、まなかは階段を降りていく。

そしてレナの部屋にたどり着いた時だった。

扉の向こうから、変な声が聞こえてきたのは。

 

「んっ、んふぅ……!」

 

(むむっ!?)

 

「レナ、大丈夫か……?」

 

「ももこの大きいよぉ、レナの口に入らなぃ」

 

「こらーっ! ウォールナッツを、けがすなーっ!」

 

まなかがドアを蹴破ると、レナが大きな"いなり寿司"を咥えて、ももこが水を差しだしていた。

 

「ま、まなか。どうしたんだ突然」

 

「……え? いやッ、あの、お二人は何を?」

 

「何って。おいなりさんを作ったから食べようと……。あ、まなかにもちゃんと後で届ける予定だったよ?」

 

「なーんだ。いなり寿司ですかぁ。びっくりさせないでくださいよ。はははは」

 

 

 

 

 

 

 

「って、なるかーっ!」

 

「うわぁ! びっくりした!」

 

「え? は? なんでここでいなり寿司を!?」

 

「いや、今度ホテルで女子会やりたいなって……。持ち込みありのところもあるらしいから。なんか作って持っていこうかなって思って。その練習を……。まなかも行くだろ?」

 

「いや、まあ、それは行きますけど。行きますけどですね……」

 

ももこは、まなかに、事の顛末を説明する。

キャラメルの効果を知って、二人で食べて、そして変な感じになって――

 

「それで、料理したら気が紛れるかなって。なあ、レナ」

 

「う、うん」

 

「うーん。そっ……、まあ、うーん。そうですかぁ。まあ、そういう……、うーん」

 

まなかは、いろいろな表情をした結果、真顔になった。

 

「腑には、落ちてません」

 

クソオチの香りがすると、天啓を受けた気がする。

 

 

まあ、とはいえ、だ。

 

「あのキャラメルにそんな効果あるわけないじゃないですか」

 

「へ?」

 

「まあ確かに現物の実にそういう成分があるのかもしれませんが、お菓子になった時点で終わりです。そもそも、そんな効果があったら一般的なお土産屋さんで買えるわけないじゃないですか」

 

「じゃあ、あれは……」

 

レナと、ももこは、お互いに顔を合わせる。

そして、ばつが悪そうに赤面すると、目を逸らした。

お可愛らしいものですと、まなかはニヤリと笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

「………」

 

翌日、まなかは厨房で一点を見つめていた。

女子会。まあ呼び方はなんでもいいのだが、とにかく気心の知れた仲間たちと一緒にワイワイやるのは楽しみだ。

料理もいろいろ片手でつまめるものを持っていけば、きっと美味しいし、楽しい。

 

ワクワクすると腕が鳴る。

まなかにとって生きるってことは、美味しいことであると思っている。

御飯が美味しかったら、とりあえずはオールオッケーだ。

 

だからこそ、思うところがある。

ご飯は美味しくなければならない。

美味しければ美味しいほどいいのだ。だから――

 

「!」

 

その時、カランカランと、扉が開く音が聞こえた。

制服を着た、上品で優しそうな少女が入ってくる。

 

「お久しぶりです」

 

「お勤めご苦労様です。ですが、"ただいま"でもいいんですよ」

 

なにせ三階には、空き部屋がある。

そこは彼女の部屋でもあるのだから。

 

「ねえ、タルトさん」

 

「はい!」

 

ジャンヌダルクは、この世のものとは思えぬほど眩しい笑顔を見せた。

 

 





( ^ω^ )レナがももこのことが好きで、レナと、ももこと、まなかと、タルトが一緒に住んでいて親友であるということはマギレコをプレイした皆様だったら既にご存じの通りかとは思いますが……

( ^ω^ )え? 知らない?

( ^ω^ )………。








( ^ω^ )え?

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