超天才魔法TS転生者ちゃん様監修@バカでもわかる究極魔法の使い方 作:柳之助@バケつ1~4巻発売中
「――――諸君、おはよう! 生徒会新副会長天津院御影だ!」
魔法学園の講堂に天津院御影の声は高らかに響き渡った。
最大三百人近く収容できる広い屋内に、まるで雷鳴のように。
それを聞いていたのは百人少しの学園生徒だ。
アクシア魔法学園、現1・2年の全生徒。それに加えて集合義務は無くても顔を出した三年生が少し。
クラスごとにざっくりと整列していた彼らは出身国も人種もバラバラであり、学園集会自体も面倒がる者も多い。
「1・2年とは全生徒が集まる機会など早々無い! 故に、今この場に皆が集ったことを私は嬉しく思う!」
それでも、誰もがその声を、その姿を見ずにはいられない。
彼女が現れるまで乱雑だった視線が一点に集中する。
威風堂々。
天衣無縫。
完全無欠。
この学園には各国王族から大貴族、大商人らの子が当たり前のように在籍しているが、そんな彼らでさえ有無を言わさずに視線を奪う存在感。
一度気づいてしまえば、思わず背筋を伸ばし、目を離さずにはいられない。
それが天津院御影というカリスマだ。
拡声用の
「さて。今日は司会進行としてこうして声を上げさてもらった。なので、早速主役に出番を譲るとしよう。我らが新生徒会長、ウィル・ストレイトから諸君らに話がある」
御影が踵を返す。
彼女の背後にはアルマとフォン。
そして御影と入れ替えるように前に出た少年が。
彼は壇上の中心に立ち、一つ息を吸った。
軽く首を傾け、柔らかく微笑む。
「――――皆さんこんにちは。新生徒会長のウィル・ストレイトです」
●
「副会長と言葉が重なりますが、こうして皆さんの前に立てたことを嬉しく思います。僕から、皆さんにお願いしたいことがあり集会を開かせていただきました」
不思議なお方でござるなぁ。
クラスメイトと共に講堂の後方右側でウィルの言葉を聞きながら、童乃いばらはそんなことを思った。
己の主である天津院御影の後に人前で話す。
そんなのいばらだったら死んだほうがマシだ。
それくらいの存在感が主にはある。
ウィルにしても、そこまでではない。
なのに。
「――――二週間後に行われる入学試験のお話です」
彼が前に立ち、口を開いた瞬間。
誰もが彼を見たのだ。
●
「実は皆さんに力を貸していただければと思いまして。本来であれば、生徒会員と数人の生徒補助、それから国の貴族の方や騎士団の方に行ってもらうんですけど」
やっぱ不思議だなぁと、エスカ・リーリオは思わず腕を組んだ。
存在感で言えば副会長の御影の方が凄い。
自分も含めて視界の全員が。
声を聴いた瞬間に視線を向けずにはいられなかった。
ウィルがそうなのかというと違う。
彼が前に立った瞬間。
口を開くよりも前、皆が彼を見つめたのだ。
「できれば僕は、これから先輩になる皆さんと試験の運営を行いたいと思います」
それは似ているようで違う。
思わず目を奪われるのと。
思わず見てしまうのは。
「なぜなら」
彼は生徒たちを見回す。
真っすぐな視線で。
「―――僕は、この学園で多くのものを得たからです」
●
「アクシアとは、古い言葉で『価値あるもの』という意味だそうです」
珍しいタイプですね。
ドロテア・エルクスレーベンは生徒たちの後方、学園長の背後に控えながら彼に対してそう思った。
七大貴族の内、医療を司るアガーフェ家の分家出身であるが故にドロテアは様々な人間を見て来た。
カリスマ、というもの在り方は一つではない。
現ヴィンダー帝国レインハルト・ヴィンダーや皇国第六皇女にして皇位継承権第一位、次期女王である天津院御影。
彼ら彼女らは圧倒的存在感で他者を圧倒し、率い、狂奔を与える覇気の持ち主だ。
この人の言うことを無視できない。
この人からどうしたって目を離せない。
そういう人種は、得てして生まれ得る。
ウィルは、そういうタイプではない。
「僕はこの学園で多くの『価値あるもの』と出会うことができました。……本当に。あまりにも多くのものに恵まれすぎたのが信じられないくらいに」
微笑む彼は、他者の魂を焼き尽くすような王者ではないのだ。
●
「先生、先輩、友人、後輩、恋人、家族。授業や訓練、様々な高度な教育も、僕みたいな田舎者からすれば信じられないような暮らしも。その何もかも、僕にとっては黄金よりも価値あるものでした」
何故か力を貸したくなる人ですわね。
シャコ系魚人族であり、漫画研究会所属であり、アレスやエスカ、アルマのクラスメイトであり、密かにウィルとアレスの連載――生徒会、というか御影公認―――を書いているトォンは思った。
三学期に入って髪が短くなるという作画的なアクシデントがあったが、それはそれで新鮮だったので良しとする。
画力に関しては自信がある。
学園の文化推薦で入学しているし、シャコ系故の視力故に微細な光景を写実する技術を持つ。
問題は、どれだけ対象の在り方まで描けるか、だ。
「そしてそれは、皆さんも同じだと思います。この学園は価値あるものを得る為の場所なんですから」
ウィル・ストレイトという青年は決して目立つ存在ではない。
目立つという意味では天津院御影やトリウィア・フロネシスは勿論、アルマやフォンの方が目を引くだろう。
それでも、彼はこの学園の中心にいる。
奇妙な言い方になるが、存在感はないのに確かにあるのだ。
みんなの真ん中に居て、真っすぐに誰かを見つめている。
「僕はそう信じています」
首を傾けて微笑んで講堂を見渡す彼と、不思議と目が合った気もする。
引き込まれるのとは違う。
目が離せなくなるのも違う。
自然と見返したくなる、とでも言うのだろうか。
その言語化と質感を描くのが難しい。
だからこそ燃えるというもの。
何より。
新入生に普及をしなければいけない使命がある。
出るところに出られたら訴えられそうだが、しかし描きたいという欲は抑えられないのだ。
何故多くの人が彼を助けたくなるのか、その理由を描くまで。
●
「ですから新しい後輩には、彼ら彼女なりの『価値あるもの』を見つけて欲しい。そしてそんな後輩たちを皆さんと一緒に迎え入れられたらと思います」
あれ、話進んだ?
アルマのクラスメイトにしてアルマファンクラブ会員ナンバー1,2,3。
ティル・ティレリースとアンゼロット・アーベラインと
もっとこう……アルマとの話してくれないかなぁ、とも。
●
あの三人、また馬鹿な話してる。
ウィルの背後で話を聞いていたアルマは思った。
クラスメイトの姦し3人娘はウィルを見ているが、多分余計なことを考えているだろう。
数秒半目を向けたが息を吐き、ウィルの声に再度耳を傾けた。
なんだかんだ。
彼の声を聴くのは心地が良い。
なぜならば。
彼は、いつだって一生懸命だから。
●
「―――」
ここからが本番だ。
呼吸を整えながらウィルは思った。
行動を見回せば、視線が自分に集まっている。
そしてその全てが好意的なものではない。
自分が誰からも好かれることはないとウィルは知っている。
対抗心を燃やすように見ている者もいれば、懐疑的な視線もあれば、興味が無さそうな人も、苦々しげに見ている人もいる。
それでも、目を向けてくれる。
だから、言葉を紡ぐのだ。
「今回の入学試験では幾つかの段階を踏みます。まず開始は夜明け、王都の外の森や丘等の一部範囲をいくつか会場として確保し、そこに試験生をランダムで4人1組でチームにし各フィールドに設置、或いは試験官から通過確認アイテム……バッジのようなものを予定していますが、それを回収してもらいます」
それが第一段階。
「そののち、学園に集合して各自学科試験。これはペーパーテスト受けてもらうだけのものですね」
それが第二段階。
「15時までに学科受験をボーダーラインとした第一、第二段階をクリアした試験生同士でトーナメント形式で戦闘を行います。ここで合格者の人数調整と全体を通した上位入賞者を決定します」
それが第三段階。
「フィールドワーク、学科、戦闘の三つの手順を踏むことになります」
生徒たちに反応があった。
何かに気づいたようであり、それは正しい。
「えぇ。新3年と新2年の入学試験を混ぜた形になります。……まぁ、僕は入学試験を受けてないんですけど」
周囲、特に新3年生から微かな笑いが漏れた。
ウィルや御影の世代はトリウィアが主導となった戦闘と学科。
アルマやフォンの世代はカルメンが主導となったフィールドワーク。
これはそれらを混ぜ合わせたものだ。
ウィルはその入学試験の後に、前学園長により無理やり滑り込んだかなりグレーな立場だった。正直当時はどうなるかと思っていたが、
「くくく」
背後で、懐かしそうに笑っている御影のおかげでみんなに受け入れてもらった。
それに背中を押され、
「皆さんにお願いしたいのは主にフィールドワークに関してです」
みんなを見回す。
「各地に在校生を配置できれば、その生徒がそれぞれの課題を用意してもらい、クリアしたら通過バッジを渡す段取りで行こうと思います」
ざわりと、察しの良い一部の生徒が反応した。
対し、ウィルは頷く。
「はい。この課題に関しては各部活、研究会単位での参加が可能とします。それぞれがそれぞれの課題を用意してもらえれば」
一度溜め、
「課題の出来や試験としての適正を鑑みて―――来年度の部費の増加も検討させていただきます。勿論、個人での参加の場合は成績の加点も」
ざわめきがより大きいものになった。
アクシア魔法学園も学校なので当然部活や同好会のようなものがある。
尤も、1年の時から生徒会に所属し、掲示板という交流を持つウィルにとっては縁遠いものではあるのでこれまでの生活に関わることは少なかった。
一応トリウィアが主導し、現在ではアルマが引き継いでいる勉強会も扱いとしては同好会に入る。ただの集まりだったが、多くの生徒が集まった結果場所を借りる為の形だけのものだが。
文学や音楽で推薦される生徒がいるように、部活もまた様々だ。
様々すぎるが故に部費は分散するし、中にはポケットマネーから捻出している部活や扱うものによっては市場で売り上げを出している部活もある。
そんな彼らからしたら部費の増加は当然求めるところ。
個人の成績に関しては言うまでもない。
「なお、これは学園長公認ですので後からやっぱり……ということもないのでご安心ください」
●
ウィル君それは言わなくていいよ!
彼の言葉で集まった視線に半笑いで受け流しながらティシウス・アクシオスは思った。
態々講堂の一番後ろでドロテアと並んでウィルの演説を楽しんでいたのにこれだ。
幸いにも彼らはすぐにウィルへと視線を戻し、
「ストレイト! 部活ごとに課題って好きに決めて良いって言ったな!?」
手と声を上げたのは彼の同級生だろう。
「えぇ、そういうことです。勿論事前に生徒会への申請は必要ですが」
「――――オレ決闘部だけど、タイマンのステゴロでも!?」
「えーと、はい。戦闘も有りです。相手が新入生なのでハンデは付けてもらいますが」
「つまり……合法的に喧嘩して部費と成績貰えるのか!?」
「言い方は難がありますがそういうことです」
おお……とどよめきがあがる。
彼らはお互いに顔を見回せ、
「魔物調理部が調理難度の高い食材をやらせるのは!?」「マッピング部で即席マッピングさせて新入生を沼に引きずり込むのも!?」「当方詠唱研究会ですが、新入生にオリジナル詠唱を考えてもらって新鮮なニュアンスと恥ずかしさを栄養と摂取するのも!?」「未だに開催出来てない長物レース研究会主催レースもいいのか!」「錬金部が作った浪漫はあるけど実用性があんま無い武器を試してもらう時が来たか……!」「これで結果出したらおもしろ動画研究会から前に申請して却下されてたアクチュー部に昇格できます!」「筋肉部としては筋肉のすばらしさを普及させるチャンスではないか……!」
喧々諤々。
あちらこちらから怒涛の様に声が上がる。
少年たちの熱量は今のティシウスにとっては眩しいものだ。
そして上手いことそれを引き出したなと思う。
通常、王国の騎士団の力を借りる試験で在校生の参加を提案したのはウィルだ。新しい仲間を今の仲間たちで迎えたいと彼は言った。
最初はボランティアで募るつもりだったが、それに対し部費の増額と成績加点を提案したのは御影らしい。
労働には適切な報酬を。
それが為されていなければ働くものも働かない。
アルマ・スぺイシアもそれに深く同意し、ティシウスにしても同感だった。
前職ではそのバランスに神経を使ったものだ。
そういったことを理解してくれる子らが学園を纏めているということは頼もしい。
王国を弟に任せた身としては、彼らがその弟の力になってくれることを願うばかりだ。
「え、えっと……」
上がる声にうろたえている彼はどこか微笑ましい。
「……え? 御影? 何……?」
ふと、御影が彼に何かを耳打ちした。
彼は若干眉をひそめた後、未だ声を上げ続ける生徒たちに向き直る。
人差し指を立て、唇に添える動きを取った。
生徒たちは疑問を覚え、一瞬だけ声が止まり、
「―――――しぃー」
囁く様な、けれどよく通った吐息に完全に静かになった。
●
は? 私の後輩君えっちすぎませんか?
私の後輩君演説上手すぎませんか? などと色ボケていたトリウィアは思った。
●
ふっ……私の未来旦那えっちだな。
下手人でありいい仕事をしたと確信しながら御影は思った。
●
うわっ、私の主えっちなんじゃない?
ちょっと反則なんじゃないだろうか。後でやってくれないかなとフォンは思った。
●
結果的にウィルのウィスパーボイスで生徒をいさめるという、後年ちょっとした伝説になる事件はありつつも集会は終わりを迎えた。
「この後試験参加希望者はウィルかアルマ殿が対応するので向かう様に。試験参加に関しては課題以外にもある程度人員を振るのでそれは了承してくれ」
もう一度御影が変わり、最後のアナウンスを行う。
「これにて集会を終了する! 感謝しよう、生徒諸君!」
その場を凛とした声で締め、
「――――あと、アレス・オリンフォスは用があるので講堂の控室に来るように」
●
「トリウィア、何書いてるの?」
「歌詞です。さっきのウィル君の演説を取り入れようと思って」
「おいおいあの『しーっ』もいれるのか?」
「大丈夫それ? その……ほら、ちょっと………………うわ、この考えトリウィアみたい」
「わはは、私も思ったから問題無い」
「そう? じゃあまぁいっか」
「フォンさん、フォンさん? 一度ちょっと私と話しませんか?」
どうしてこんなことに。
果たして入学してから何度考えたか分からないことをアレスは思った。
呼び出された控室は本来講堂でのイベントなどで呼ばれた来賓のためのものなので、それなり調度品の整った応接室のようになっている。
賓客のためのソファで見慣れた三人娘は姦しくおしゃべりしていた。
対面に腰かけていたアレスはため息と共に口を開く。
「……あの。なんで俺を呼んだんですか?」
「おっ、そうだったそうだった。悪いな態々。これをと思って」
御影が取り出したのは一枚の書類とペンだった。
それは、
「……………………生徒会役員参加認定書?」
「そうそう。これまでは各学年の主席と次席だけだが枠の増設は可能でな。役員補佐という形になるが、扱いは生徒会と変わらない」
「………………何故、俺が?」
「?」
3人から何を言っているんだ、という顔で見られた。
そんな顔をされても困る。
「いえ、生徒会に入るつもりなんてないですけど」
「でも現状そんな感じじゃない? 放課後私とアルマとアレスで生徒会室行くこと多いし」
「………………それは、お茶を淹れるついでですし」
「最初ウィルが試験生チーム完全ランダムにしようって言いだした時、ある程度王族は振り分けた方が良いって言ってたのもアレスだな」
「……………………それは気になったので」
「フィールドワークにおいて、試験生への障害となる配置も考えてくれましたよね。ウィル君に対して『試験を深読みする輩はこの地形ならここを通って他人との遭遇を避けると思いますよ』とか。てっきりそのポイントのどれかにアレス君が行くのかと思ってましたけど」
「……………………それは」
それは。
そんなつもりはなかったけれど。
お茶を飲むついでに気になった所をちょっと口出ししていただけだ。
去年の夏終わりからずっとそんな生活をしていたけれど。
「とまぁ、今回の試験もアレスの意見を参考にさせてもらっているしな。学年も上がって、生徒会面子も一新して、良い機会だし正式に参加してもらおうと」
「ストレイト先輩は?」
「ウィル君が言い出したことですよ」
「…………じゃあなんであの人が言わないんですか」
「だってアレス、ウィルさんが苦手ですって正面から言ったらしいじゃん。僕のことは苦手みたいなんで……って哀愁漂わせて言ってたよ」
「…………………………」
思わず頭を抱えた。
なんで気にしているだろうあの人は。
3,4か月前のことなのに。
自分のせいか。
ちょっと想像できてしまう自分が嫌だ。
「……うぅ」
呻きが漏れる。
これも癖になっているので困っているのだ。
しわになった眉間を揉み、
「………………天津院先輩方は、僕なんかがいていいのですか?」
「?」
3人から何を言っているんだ、という顔で見られた。
既視感。
やれやれと肩を竦めた御影は唇を吊り上げ、
「今更過ぎるだろ。文句があればとっくに言ってる。来年入る生徒会面子にただのウィルハーレムと思われても困るしな」
「大体みんなアレスが生徒会だって思ってるよ。そもそもアレスがダメならトリウィアだってダメじゃん」
「そうそう私は研究生なので今となっては生徒会とは何の関係もない…………フォンさん。フォンさん? 私何かしましたっけ? この前ウィル君との夜を横でずっと眺めてたのがダメでした?」
「今ここでそれを口にするところだよ!!!!」
フォンの怒りが飛んだがアレスが同感だった。
恐ろしく聞きたくない話だ。
「こほん。それにだ、アレス」
「なんですか」
「――――お前の淹れる茶は実に美味い」
「確かに」
「間違いないですね」
「……………………はぁ」
重い息を吐く。
なんだかなと思い、
「分かりましたよ」
書類にサインをする。
結局これまでの生活と変わらないし。
それに何より。
唯一の趣味を。
いつか、大切の為にと磨いて来た特技を褒められるのは。
まぁ生徒会に加わってもいいか、と判断するくらいには嬉しかったのだ。
「まぁ……よろしくお願いします、皆さん」
「うむ! ウィルが喜ぶ顔が目に浮かぶな」
「……うぅ」
その顔が思い浮かぶのがどうにも居心地が悪かった。
やっぱり自分はずっと流されている。
尤も。
今回のこれは、悪くないかもしれないけれど。
ウィル
しーっ
みんなが力を貸したくなるような人
色ボケ三人娘
私たちの彼氏ちょっとえっちすぎません?
アルマ
えっちだなとは思わないが、それはそれとして耳元でしーっってされたら恥ずか死ぬ
アレス君
晴れて正式に生徒会面子に。
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ウィル
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アルマ
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アレス
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バルマク
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ディートハリス