超天才魔法TS転生者ちゃん様監修@バカでもわかる究極魔法の使い方   作:柳之助@バケつ1~4巻発売中

153 / 179
頂いた感想が2500件を超えました。
ありがとうございます!!


リゼンブル・プロパティ

 

「なるほど、面白いことを言うじゃないか」

 

 トリウィアが無人のモールにてクロイツと対峙したのと時を同じくして、御影もまた現れた相手に対し笑みを浮かべた。

 人口ビーチの海の家で、食事をしていた時のことだ。

 御影が貝の酒蒸しをつまんでいたら、気づいたら周りから人が消えていた。

 隣にいたのは、

 

「…………どういうこと?」

 

 焼き鳥の串を口に運び、しかし焼き鳥が消えてしまったせいでパントマイムのようになっているフォン。

 そして。

 

「言った通りよ。私達は、あなた達と戦うためにこの世界いる。天津院御影、フォン・フィーユイ」

 

「お、おもしろいことを言っているつもりはないですけどね……」

 

 世界の変化と同時に出現した二人組。

 黒のセーラー服に銀髪と濃い褐色の小柄な少女。

 車椅子に座る、金の長髪で目元を隠し、ゆったりとした長衣の旗袍の女性。

 少女からは鋭利で真面目な、女性からは鬱屈さと卑屈そうな雰囲気を漂わせていた。

 

「ふむ」

 

 そんな二人を前にして、御影は立ち上がる。

 

「真砂(まさご)に、クーフェイと言ったか」

 

「えぇ」

 

「見た感じ、真砂という名は皇国の、もう片方の名や服装は連合、つまりは私達の世界の名前や雰囲気に近しいものがあるな。アース111から来たのか?」

 

「そうだ、と答えれば信じ、納得するのかしら」

 

「ふむ、面白いな」

 

 御影は笑い、真砂はきつく口元を結んでいた。

 

「面白いかなぁ? 向こうはちっちゃい御影みたいだけど、随分真面目そうだ」

 

 隣のフォンも、首を捻りながら立ち上がる。

 

「フォン? 私が真面目じゃないとでも言うつもりか?

 

「真面目にふざけてるでしょ」

 

「帰って会議のネタにでもするか」

 

 どうでもいいことを言いつつ、御影は掲示板を脳内で開こうとする。

 感覚的過ぎて言語化は難しいが、念じればアルマたちと会話はできるものなのだが、

 

「掲示板は使えないわ」

 

「あ、あらゆる通信、干渉の魔法科学を切断した結界に取り込んでいます……」

 

「……なるほど?」

 

 胸を支えるように腕を組み、御影は不敵な笑みを浮かべる

 だが、内心では眉をひそめていた。

 掲示板というものは便利だから使っているが、詳しい仕組みは理解していない。

 だが、アルマが管理しているということは分かっている。

 それにもかかわらず、掲示板が使えないということは。

 彼女たちはアルマ・スペイシアを出し抜ける可能性があるということだ。

 

「いいだろう」

 

 だとしたら、

 

「お前ら、なぜ私達を襲うのか説明する気はあるか?」

 

「無いわ。黙って倒れなさい。命まで取る気はないけどね」

 

「優しいことだ」

 

 御影は苦笑しつつ、腰を落とし、

 

「だったら―――こっちが殴り飛ばして口を割らせるとしよう」

 

 前に出た。

 

 

 

●

 

 

 

 足裏で爆炎を起こしながら、御影は全身を高速で射出させた。

 狙う先は相対者の片割れ、真砂の方。

 同じく爆炎を纏わせた拳を叩き込み、

 

「っ……!」

 

 小柄な少女は、正面からそれを両の掌で受け止め、しかし踏ん張らなかった。

 着弾の衝撃で海の家に亀裂を入れながら、御影は真砂を押し出すように数十メートル砂浜を駆け、

 

「――――と」

 

 勢いが落ちたところで、真砂は背後に大きく跳躍した。

 中空で綺麗な宙返りをしつつ、砂浜に降り立つ。

 

「頑丈だな」

 

 それなりに本気で振るった拳だが、真砂に堪えた様子はない。

 纏っていたはずの炎も、彼女の服に焦げ跡一つ付けさせられていなかった。

 

「この程度で潰れていたのなら、あなたの前に立たないわ」

 

 対し、真砂の様子は変わらない。

 よくよく見れば少し広い額やツリ目気味の瞳は可愛らしいが、表情が剣呑すぎるようにも感じる。

 背丈は御影の姉である甘楽と同じくらい、鬼種としては理想と言える。

 

「なるほど? まぁ道理か。そういうことなら楽しそうだな」

 

 破顔し、御影は右手を掲げ、

 

「頼む、夜刀、玉藻」

 

 名を呼ぶと共に、御影の両肩にデフォルメされた半透明の蛇と狐が出現する。

 御影に宿るアース111の神性、その断片の具現。

 

『しゃー!』

 

 夜刀は鳴き、大きく口を開けば大戦斧『伊吹』を吐き出し、御影の手に収まり、

 

『こーん!」

 

 玉藻が鳴けば、御影の両肩に白の狐火が描かれた羽織が肩に乗る。

 オクタヴィアス事変で、神性に連なる力を手に入れた御影だが、これはその一端。

 武器を夜刀に、戦闘装束を玉藻に任せることで、こういった部分的な変身もできるようになった。

 水着を来たままなのはただ気分。

 

「さて、お前も得物を出さないのか?」

 

「―――出す必要があれば、出しましょう」

 

「はっ! 言うじゃないか!」

 

 頬は釣り上がり、獰猛さが宿っている。

 敵の正体や事情には何もわからない。

 だが、戦いを前に鬼の血が高ぶるのは止められない。

 御影は斧を一振し、左手を真砂へと差し出した。

 

「いいだろう、お前の力を引きずり出してやる。――――覚悟はいいか?」

 

「できているから、ここにいるのよ」

 

 

 

●

 

  

 

「………………えーと、どうしような、これ」

 

 数十メートル離れた砂浜で戦い出した御影を横目にしつつ、フォンは頭を掻いた。

 御影は楽しそうに戦っている。

 状況は全くわからないし、掲示板も繋がらないが、ここ数ヶ月、御影は王都の復興を最前線で指揮していた。

 最低限の鍛錬はともかく、鬼の血が満足できるほど戦えていなかったのだから無理もない。

 それはそれとして。

 目前、フォンの前には倒壊した海の家がある。

 御影の一撃を真砂が受け止めた時による衝撃波のせいで、簡単な作りの建物が壊れてしまったのだ。

 そこまではいい。

 フォンも海の家から離脱するのは簡単なことだったんだが、

 

「私の相手ぽいの、巻き込まれちゃったんだけど……」

 

 クーフェイという少女は瓦礫の下敷きになったままだ。

 車椅子だったのだから仕方ないとも思えるが、それにしたって意気揚々と戦い始めた御影と比べるとなんとも言えない居心地の悪さを感じる。

 だからといって、明らかに敵対しにきた相手を助けに掘り起こすというのも変な話であるし。

 

「仕方ない。御影の助太刀にでも行くかぁ……」

 

 思い、フォンが瓦礫から背を向けた時だった。

 

「ひ、酷いですね……」

 

「うおっ!」

 

 瓦礫の中から、か細い声が聞こえてきた。

 

「た、助けに来てくれないんですか――――瓦礫を退けている時とかに、攻撃しようと思ったのに……」

 

「君、喋り方の割に考えていることが狡いな!」

 

「こ、言葉が鋭いです……。こ、こうなったら仕方ないですね……」

 

 声はそう言い、

 

「!?」

 

 瓦礫の中から飛び出してきたものがあった。

 それは、

 

「く、車椅子……!?」

 

 シートの裏からジェット噴射で中空に浮遊している車椅子だった。

 車椅子はフォンも知っている。

 だがそれは怪我人や足の不自由な人のためのもので、

 

「空を飛ぶものじゃないよね!?」

 

「は、発想が貧困な人の発言ですね……」

 

「こ、こいつ……!」

 

 大人しそうな見た目と喋り方に反して、言うことには毒がある。

 フォンが青筋を立て、翼を広げようとした時、クーフェイが先に言葉を紡いだ。

 

「ま、舞え――――『霓裳羽衣』」

 

 瞬間、クーフェイを中心に風が吹き荒れた。

 そして、車椅子が散った。

 部品同士が崩れるように分解し、クーフェイを中心に再構成される。

 結果、フォンの頭上に現れたのは、

 

「科装(サイバーテック)―――!?」

 

 白亜をメインとし、随所に金の部品を持つ全長二メートルほどの翼を持つ機械。

 その翼は骨組みのフレームに、金色のエネルギーが張られることで構成されている。

 太陽を背負い輝く機体と光翼。

 全体的に細身であり、大気を切り裂くような姿は、

 

「と、鳥?」

 

『い、いかにも……『霓裳羽衣』、私の翼です……』

 

 機械鳥から発せられるクーフェイの声。

 三ヶ月前に戦った≪ディー・コンセンテンス≫、アレスやヴィーテフロアの使う≪偽神兵装≫に似た科装(サイバーテック)、それに似ているように見える。

 だが、一口に科装(サイバーテック)と言っても色々あるらしく、例えば≪偽神兵装≫、マキナのナノマシン技術、景のネオニウム技術はそれぞれ全く別のものらしい。

 フォンには違いがわからない。

 だが、明確なことが一つ。

 

「は」

 

 思わず、笑みが声となって溢れた。

 自分はそういうキャラではないという自覚はあるが、笑わずにはいられない。

 

「おもしろいね。私に対して鳥だなんて」

 

 フォンの背の入れ墨が光り、翼が生じる。

 濡羽色の大翼。

 羽ばたけば彼女を中心にし、風が巻き起こし、足先が砂浜を離れ、空に立つ。

 機械の鳥を見上げるが、しかしフォンの心意気は全くの逆。

 右手を突き出し、親指以外の四指を、くいくいと、二度動かした。

 

「いいさ。どっちが速いか勝負と行こう。君は私に追いつけるかな?」

 

『こ、これから追いかけることになる人のセリフとしては、一番格好悪いですね……!」

 

 

 

●

 

 

 

「――――!」

 

 サングラスの少女が引き金を引いたのと同時、トリウィアは背後へ大きく跳んだ。

 同時に、思考を高速化することで複数の処理を同時に行う。

 掲示板による念話、通信不可能。

 モール内を風と雷系統の魔法で探知、自分とクロイツ以外には誰もいない。

 さらに、両の五指を広げ、腕ごと突き出す様に捻り、

 

「っ!」

 

 何も起きない。

 今日、トリウィアは愛銃である≪エリーニュス≫を携帯していない。

 この世界では武器所持は法律違反であるし、そもそもバカンスだ。

 自分と仲間たちにだけ空けられるようにして、専用の保管鞄に仕舞い、宿に置いてきた。

 だから今、アカシックライトによる空間門開き、取り出そうとした。

 去年の秋では真に近い幻術を、冬では一回だけで強烈に酔いながら転移ができるようになったが、それ以降空間門に関してはあまり進歩が無かった。

 このあたり、トリウィア自身の適正の問題というのがアルマの言葉。

 好きな時に好きな場所に出られるのは、神出鬼没感が出て格好良いと思うのだが、できないのは仕方ない。

 今では、特定の物体――現状できるのは愛用の二丁拳銃、煙草、ライターの三つだけ―――のみ通すという制限を設けることで、擬似的な空間取り出しとしてできるようになっていた。

 だが、それに失敗した。

 

「ざぁんねぇ。今の結界はぁ、外部との繋がりをぜぇんぶ切っちゃってるんだよねぇ」

 

 クロイツの言葉に、トリウィアは転移門の失敗の理由を悟る。

 アカシックライトは、マルチバースから引き出した力だ。

 故に、掲示板も断絶されるような結界に閉じ込められればそれを使えないにも道理と言える。

 

「厄介な―――、っと」

 

 状況の把握を終え、トリウィアは次のものを見た。

 クロイツが用いたグレネードランチャー、その砲弾が着弾し、

 

「むっ―――」

 

 爆風も、衝撃も、魔力の奔流すら発生させなかった。

 色の飛散だ。

 鮮やかな黄色と暗い緑の塗料が床一面にぶち撒けられ、周囲に飛び散った。

 トリウィアも大きく飛び退いていたが、飛沫が数滴コートや靴に付着する。

 鼻につんっ、と刺す刺激臭。

 

「昨日の、塗料? いえ、違いますか」

 

 わずかにだが、魔力を感じる。

 解析をしようとし、だがその前に次が来た。

 

「行くよぉー!」

 

 ぽんぽんっ、と小気味の良い音と共にクロイツが塗料の砲弾を連射する。

 ゆるい放物線を描きながら、しかし高速で、多色の塊がトリウィアと飛来してきた。

 それにまた魔力が込められているが、その効果はまだわからないから、

 

「――――≪黄金童話・英雄凱歌(Nibelungen・Siegfried)≫!」

 

 トリウィアは加速した。

 

 

 

●

 

 

 

 クロイツは一瞬、トリウィアを見失った。

 

「はっやぁ……!」

 

 だが、どこへ跳んだかは見えていた。

 真上だ。

 吹き抜け構造の四階層ショッピングモール、その最上部の天井。

 逆落としで天井に立つ彼女の全身には薄く青いラインが走っている。

 

「身体強化(それ)は武器関係ないかぁ!」

 

 トリウィア・フロネシスの二丁拳銃は、魔法発動媒体であって、戦闘に必須ではないことをクロイツは知っている。

 サングラス越しのトリウィアに向けて、グレネードランチャーを構えるが、

 

「わぁ」

 

 トリウィアは止まらなかった。

 モールの地上、四つの階層、左右を繋ぐ空中通路、天井を縦横無尽に、青い軌跡を残し駆け巡る。

 クロイツも全方位に塗料弾を放つが、トリウィアの姿を捉えきれない。

 視界を青の軌跡が埋め尽くし、彼女の姿を完全に見失った瞬間、

 

「――――――――≪英雄の歌(Heldenlied)≫」

 

「っ!?」

 

 青髪の女は既に目前に現れており、強烈な蹴撃が叩き込まれた。

 ギリギリの瞬間で両手のグレネードランチャーを前方に掲げ、盾としたが衝撃の大半がクロイツを打撃した。

 

「うっぎゃぁ……!」

 

 そのままモールの通路を二十メートルほど吹っ飛び、二階部の空中通路へと激突した。

 

 

 

●

 

 

 

「全く……せっかくの服が酷いことになってしまいましたね」

 

 クロイツをふっ飛ばし、床に降り立ったトリウィアは新品の服を見て顔をしかめた。

 高速機動によってクロイツを撹乱しつつ、塗料弾を回避はしていたが、大きく弾ける粘度を持つ液体という性質上、いくらか服に付着していた。

 相変わらず微量な魔力を感じるが、それ以外は刺激臭が強いこと以外特徴はない。

 とりあえず風魔法を周囲に展開し匂いを排除しつつ、汚れてしまった服をどうするか迷う。

 ただの塗料ではないらしく、とりあえずという思いで掛けた汚れの浄化魔法では落ちない。

 コートはともかく、他の服を脱ぎ捨てるのは抵抗があった。

 

「私の裸体はウィル君専用ですし、えぇ……」

 

 困ったものだが、せっかくクロノが選んでくれた服だ。

 ウィルに見てもらって反応も貰いたい。

 ため息を一つ吐き、

 

「というか、洗えば落ちるんですかこれは」

 

 空中通路にめり込んでいるクロイツに問う。

 

「っ……うぅ……余裕だなぁー……。……専用の溶剤使えば、落ちるよぅ」

 

「では後で頂きましょう。まだ続けますか?」

 

「続けるよぉ」

 

 砕けた通路に埋もれた体を引き剥がしながら、彼女は応えた。

 サングラレスのズレは直さず、彼女はゆるく笑い、

 

「これくらいで終わるんだったらさぁー、こんなことしてる意味がないしねぇー」

 

 体を前に投げ出し、床に降り立とうとして、

 

「――――≪めちゃ巻きのヴァイオレットブラック≫」

 

 気づいた時には、クロイツは眼前にいた。

 

「なっ―――!?」

 

 高速移動、という言葉がトリウィアの脳裏に過ぎりながら、即座にそれを否定する。

 

「流石、目で追えるんだねぇ」

 

「これ、は……!」

 

 次の瞬間には、既に背後に回っている。

 これは、単なる速度の問題ではない。

 それならば、トリウィアの目で追える。

 コマ送りのような移動の仕方を、彼女は知っていた。

 自分も、それと同じことをできたから。

 

「時間加速……!」

 

 トリウィアの第二究極魔法、あるいは≪魔導絢爛(ヴァルプルギス)・境界超越(エクツェレントゥ)≫時に使用可能な超高等魔法。

 それをクロイツは使用していた。

 背後、横目で見る彼女の服、塗料で汚れた場所のいくつかが、黒紫に輝いている。

 塗料の効果がそれなのかと、トリウィアは思考しつつ全身を旋回しようとし、

 

「一つ、教えてあげるねぇ」

 

 クロイツの声を聞く。

 

「塗料を使うコツってのはさぁ。色を重ねることと――――よぉく、乾燥させるってことなんだよぅ。ちょっち待たないといけないのが面倒だけどねぇ」

 

 そして、トリウィアの動きが止まった。

 それまで何の意味も為していなかった服に着いた塗料。

 

「≪サゲサゲのプリズムマリンブルー≫に≪ちょい待ちのスターブライトホワイト≫!」

 

 それらが煌めく青と輝くに白として光を発生させた。

 その光がトリウィアの動きを静止させる。

 

「っ……!?」

 

 トリウィアは、二色の光に対する考察を一端頭の隅に追いやった。

 既に背後に回っているクロイツへ対処をしなければならないから。

 だが、動きは制限され、武器はなく、

 

「≪魔導絢爛(ヴァルプルギス)≫!」

 

 それでも打てる手が残っているのが、トリウィア・フロネシスだ。

 クロイツと同じ時間加速の第二『魔導絢爛(ヴァルプルギス)。

 格好良さ重視で、魔法名の宣言は時間加速終了後に設定してあるために、発動には刹那も必要としない。

 動きそのものが制限されているのなら、時間を加速させて対処するという荒業。

 それを以て、トリウィアは背後へ振り返り。

 

「――――」

 

 見た。

 元々ズレていたサングラス、それを二度の時間加速移動のせいで落としたことによって露わになったクロイツの目を。

 

「私と同じ―――?」

 

 右の青と左の黒によるオッドアイ。

 フロネシス家に遺伝する虹彩異色。

 自分の色だからわかる。

 ク(・)ロ(・)イ(・)ツ(・)の(・)そ(・)れ(・)が(・)、自(・)分(・)の(・)も(・)の(・)と(・)全(・)く(・)同(・)じ(・)も(・)の(・)だ(・)と(・)い(・)う(・)こ(・)と(・)を(・)。

 その理解に、トリウィアの動きは一瞬、だが完全に止まり、

 

「隙有りぃ」

 

 クロイツによる蹴りの一撃を受け、

 

「塗料は重ねれば重ねるほどばえるよぅ」

 

 続けざまに、大量の塗料弾を浴びせられた。

 

 




真砂
銀髪褐色真面目おでこロリ

クーフェイ
毒舌卑屈目隠れ車椅子

クロイツ
ゆるふわ系ダブルグレネードランチャー使い+モデラー

GRADE3前半の主要キャラ一部です、よろしくお願いします。





感想、評価、推薦、お気に入り追加いただけるとモチベになります。

以下宣伝
電撃文庫から『バケモノのきみに告ぐ、1~3』発売中です
4巻は3巻の売上次第ということでよろしくお願いします!
https://amzn.asia/d/0b9w38GL
https://amzn.asia/d/733qLJH
https://amzn.asia/d/ahFQRzF

【挿絵表示】
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。