超天才魔法TS転生者ちゃん様監修@バカでもわかる究極魔法の使い方   作:柳之助@バケつ1~4巻発売中

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ヒドゥン・ジョーカー

 

 カディツルム。

 それは、アース666における魔法使い、≪魔縫師≫の頂点にして――――アルマ・スペイシアの師匠だった男の名だ。

 代々襲名され続け、そして千年前にその名は途絶えている。

 千年前の騒動により、カディツルムは暗殺され、≪魔縫師≫そのものが殲滅され、現在におけるアース666では魔法はまた別の形となっていた。

 カディツルムの名を受け継ぐには、継承の証である≪流れ出づる瞳(アイン・アツィルト)≫が必要であるが、それはアルマが託されたものの、名前までは託されなかった。

 だから、現在においてその名を聞くはずがなかった。

 なのに、アルマは今、自らの魔法で拘束され、その名を聞いていた。

 

「君は、何者だ?」

 

 繰り返される問いは、しかし先ほどとは意味合いが異なる。

 ありえるはずのない魔法。

 ありえるはずのない名前。

 単なる敵対者ではなく、アルマにとって明確な未知数の相手。

 

「言っただろ、ウィリアムさ」

 

 苦笑と共に、ウィリアムはフードを外す。

 瞳は暗い緑色、くすんだ灰色の髪は肩に掛かる長さで切り揃えられている。

 アルマに、見覚えはなかった。

 彼女の知っているカディツルムとも、ウィリアムという名前から連想されたウィルとも似ているところはない。

 寝不足で、目付きの悪い、ただの少年だ。

 

「名乗っておいてなんだけど、姓の方の説明はしない。そっちで色々考えてくれ」

 

 彼はさらに左腕の包帯を外す。

 その下は右腕と同じ様に複雑な入れ墨が刻まれている。

 千年前のアース666において、魔族が用いていた術式運用。

 肉体に直接術式を刻むことで、より強力に、より迅速に使うことができる。

 

「っ……!」

 

 驚愕を余所に、アルマの体は反射的に動いた。

 彼女が使った魔法は鎖の形をしているが、拘束した相手のあらゆる魔法や特殊能力を無効化し、指先一つさえ動かなくさせる。

 可能なのは無害なコミュニケーションだけという強力なもの。

 基本的に、一本でも触れられたら何もできなくなるし、他人が解除しようとするのなら、アース111の魔法使いでも数週間、トリウィアでも数時間は必要となるだろう。

 それを、アルマ即座に三本解除した。

 

「ちっ……!」

 

 ウィリアムを警戒しすぎて大量に使ったことが仇になった。

 アルマ自身が作り出した魔法だからこそ、十数秒あれば全て解除できるが、

 

「それじゃあ遅いよな」

  

 灰色の少年は笑う。

 当然のように浮遊し、鎖で拘束されたアルマの下へ向かい、

 

「―――――!」

 

 彼の背後に、アレスとヴィーテフロアが現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 この日、アレスとヴィーテフロアはデートをしていた。

 服装は、アレスは黒のジャケットとタートルネックの薄いセーター、黒のデニムパンツ。学園の制服に似ているがよりカジュアルになったもの。

 ヴィーテフロアはシンプルな白のワンピース。

 クロノに選んでもらって、正直なところ、いつも同じ格好をしているアレスはテンションが上がっていた。

 だが、デートどころではなくなっていた。

 二人でショッピングモールを見回っていたら、マキナに呼び出されていた。

 御影、トリウィア、フォンが別の空間に攫われ、彼らの仲間たちが救出に向かい、アルマがその首魁の下へ行く。

 その後詰めとして、自分たちは呼ばれて。

 ウィルとロータスの兄妹には何も知らされていない。

 ずるい、なんて思わなかった。

 だって、

 

『ウィルさんは、私たちのために懸命になってくれましたものね』

 

 こちらに向かう途中、ヴィーテフロアはそう言った。

 

『私は二重スパイといえば聞こえはいいものの、独断専行。アレスもアレスでババアに唆されてやらかしちゃいましたし、お咎めなしとはいきません』

 

 あのオクタヴィア事変、あるいはそこに至るまでの六年間。

 アレスとヴィーテフロアの境遇は情状酌量の余地はある。だが、罪は罪だ。

 犯してしまったことに対する償いはしなければならない。

 ヴィーテフロアは王族であり、アレスはその騎士だから。

 だから二人とも、自分たちがどんな処罰をされてもそれを受け入れるつもりだった。

 だけど、ウィルはそんな自分たちの境遇が少しでも良くなるように、各国王族に語りかけた。

 決して、政治的に上手くやっていたわけではない。

 それでも彼は懸命に、アレスとヴィーテフロアがオクタヴィア事変において、どれだけ活躍したのか、二人が必要だったのかを主張した。

 結果的に、今の二人の扱いはさほど悪いものではなく、ある程度の自由もある。

 大衆相手にも、王国の姫にして聖女が相手の懐でスパイになり、幼馴染の騎士と共に戦ったというストーリーは受け入れ易い。

 それもそれでかなり恥ずかしいが、その恥ずかしさも罰として甘んじるしかない。

 

『安心してください! ちゃんと戯曲にもしてもらいます!』

 

 なんかヴィーテフロアはノリノリだったが、彼女が楽しそうなのは良いことだ。

 なにはともあれ、自分とヴィーテフロアのこれからは問題は残っているが、一緒に生きることができる。

 だけど、ウィルとロータスはまた話が別だ。

 前世の兄と妹は、今はそれぞれに生きる世界があり、やるべきことがある。

 今日は一緒にいても、別の道を行くことになるのだ。

 これからその道が交わることもあるだろうし、会おうと思えば会えるだろうが、それでもそれは確かなこと。

 アレスは思うのだ。

 

『……俺達のこれからを、先輩は守ってくれた』

 

 だから、

 

『あの人の今を、俺は守ろう』

 

 きっと、ウィルは彼自身が知らないところで恋人や仲間が戦っていて、自分は遊んでいるなんて許せないだろうけど。

 

『俺、あの人こと嫌いだし。ほら、嫌がらせだよ』

 

 なんてことを言ったらヴィーテフロアもマキナもにんまりしていたが気にしないことにする。

 

 

 

 

 

「シィッ――――!」

 

 アレスの吐いた息は鋭かった。

 前方にウィリアムという少年がいて、背後にはヴィーテフロアがいる。

 アレスとヴィーテフロアの目的は、言うまでもなくアルマの救出だった。

 アルマが拘束されたというのは驚くしかなかったが、だからこそ助けなければならない。

 全身に雷光を纏い、高速で駆ける。

 刀のみに≪偽神兵装≫を纏わせ、電磁抜刀をより強化。

 彼には、無力化しようという気はなかった。

 一太刀で背後から奇襲し、首を断つ。

 背後、サポートの用意をしてくれているヴィーテフロアの手を汚させるつもりもなかった。

 

「……!」

 

 言葉はなく、刀から赤雷を迸らせ、

 

「―――――ルクレツィア」

 

 ウィリアムは、誰かの名を呼んだ。

 その誰かは、すぐに判明する。

 彼の背後、影が波打った。

 音もなく、滲むように出てきたのは女だった。

 赤い髪を結った長身。黒いスーツとタイトスカート。

 目を伏せながらたおやかに微笑む女の片手には、柄の無い刀。

 

「っ―――シィッ!」

 

 アレスは構わなかった。

 ルクレツィアと呼ばれた女ごとウィリアムを両断しようと抜刀し、

 

「!」

 

 黒い斬撃が視界を埋め尽くした。

 それは奇妙な攻撃だった。

 斬撃であり、同時にそれから派生する雷撃。

 さらには、奇妙な粘性を持って、アレスの抜刀斬撃に纏わりつくかのように受け止めた。

 

「――」

 

 ルクレツィアが抜刀し、振り抜いた結果によるものだとアレスが気づいた時には、彼女は再度納刀を済ませ、

 

「アレス!」

 

 背後のヴィーテフロアが黒紫と乳白の混ざった光球を、アレスの眼前に展開し、ルクレツィアの抜刀斬撃を防御していた。

 ヴィーテフロアの究極魔法、≪光と闇の境界(ツインカラー)其は溶け合わず離れ合わぬもの(アナイレイション)≫。

 触れたものを対消滅に巻き込む二色の光と黒の雷がぶつかり合い、

 

「!」

 

 空間が歪み、重く低い音と共に弾かれ合った。

 ルクレツィアは声を上げず、目も開かず、しかし眉を上げて小さな驚きを示す。

 

「今のは―――」

 

 ヴィーテフロアは何かを気づいて声を上げたが構っている余裕はアレスにはなかった。

 

「ちっ!」

 

 舌打ちを鳴らしつつ、大きく背後に飛び退いた。

 ウィリアムを守るようにアレスと対峙するルクレツィアは動かない。

 右手で刀の鞘を持ち、左手は緩く柄に乗せた自然体。

 微笑を崩さない彼女はできる役人か教師といった風合いだが、隙は全くない。

 

「さんきゅ、ルクレツィア。任せた」

 

 声をかけられた彼女は言葉では返さない。 

 

「―――」

 

 ただ、鞘の尻で二度地面を打って鳴らす。

 

「おう、大丈夫だ」

 

 それに対してウィリアムだけが言葉を返していた。

 鞘の鳴らしだけでコミュニケーションを取っているのか、という疑問が一瞬アレスの脳裏に過ぎったが、それはすぐに消える。

 ルクレツィアに足止めをされて、アルマへのウィリアムの接近を許したからだ。

 次に脳裏に浮かんだのは、一番大嫌いな先輩の姿。

 

「っ……!」

 

 雷光がアレスの全身を弾け、各部位を科装が覆っていく。

 同時に、彼の意思に応じるようにヴィーテフロアの光球を周囲に展開された。

 そして、

 

「退け……!」

 

「―――」

 

 赤雷と黒雷が迸った。

 

 

 

 

 

 

「さてっと」

 

 背後、ルクレツィアとアレス、ヴィーテフロアの戦いの気配を感じながら、ウィリアムは拘束されているアルマと対峙する。

 

「っ……!」

 

 歯噛みする彼女を拘束する鎖は、五本にまで数を減らしていた。

 正直なところ、アルマがどうやって鎖を解除しているのかウィリアムに見当もつかない。

 魔法も無効化されるはずなのだが、どうやって術式に介入しているのだろうか。

 素直に感心する。

 だが、

 

「もう遅い」

 

 ウィリアムは胸の前で腕を、両の人差し指を中指を交差させ、ゆっくりと開く。

 ≪流れ出づる瞳(アイン・アツィルト)≫の金細工が歯車のように周り、内部の翡翠の宝石を露出し、

 

≪権能、改竄――――黙示の救世主≫

 

 ウィリアムの露出した腕だけではなく、服の下の胴体や足、顔に至るまで、全身の入れ墨が七色に輝いた。

 

「それは、魔王の……!?」

 

 彼女が何度目かの驚愕を見せるが無理もない。

 アルマにとっては因縁深い相手なのだから。

 

「千年間、頑張りすぎだよあんたは。だから―――」

 

 だが、ウィリアムは彼女の感傷には構わず、右手を掲げる。

 入れ墨の光がそこに収束し、掌の先に小さな、しかし極めて複雑精緻な魔法陣を生み出した。

 一見すれば一本の線でも、それは無数の術式の集合体であり、さらにそれらが数百数千も絡み合っている。

 

「――――そろそろ退場してもいいだろ?」

 

 その魔法陣をアルマへと叩き込んだ。

 

 

 

 

 

 

 その瞬間、何かがわかりやすい現象が起きたわけではなかった。

 アルマを拘束していた鎖は消え、ウィリアムが手をかざす。

 彼が腕を触れば、アルマの体が浮き、ゆっくりと甲板に降ろされた。

 

「スペイシアさん……?」

 

「アルマ様?」

 

「―――」

 

 アレスとヴィーテフロア、ルクレツィアも動きを止め、アルマを注視した。

 彼女は意識を失っていなかった。

 ただ、赤い瞳を見開き、自分の掌を見下ろし、

 

「…………………………()()()()()()()()()()?」

 

「そうだ。あんたはもう、()()()()()()()使()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

「マルチバースの力を引き出せなくしたとか、魔力をゼロにしたとか、そういう次元じゃない。今まさにそうだったけど、それくらいだったらあんたはどうにかするだろうからな」

 

 甲板に降り立ちながら、ウィリアムは肩を回しつつ語る。

 

「だけど、これは違う。魔力とか気とかそういうエネルギーとかリソースじゃなくて魂に対する縛りと封印。あんたもご存知だろうけど」

 

「……知っている。知っているからこそ、()()は、そんな都合の良い封印じゃない。封印というよりも、道連れの首輪だ。僕にこんなことをすれば、君だって魔法を使えなくなる」

 

「言っただろ、権能改竄って。そのあたりはまー、上手いことやってんだ。じゃなかったらあんたの前に来ないよ」

 

「……………………確かにね」

 

 アルマは力なく両手を下ろした。

 

「スペイシアさ……くっ!」

 

「―――」

 

 見かねたアレスが助けに入ろうとするが、ルクレツィアに邪魔をされてしまう。

 今のアルマは、見た目通り十代の少女に過ぎない。

 マルチバースから引き出した≪アカシックライト≫は使えず、魔法も使えなければ身体能力の強化もできない。

 ≪流れ出づる瞳(アイン・アツィルト)≫の使用も、そのきっかけは魔力が必要なので、それも使えなくなってしまった。

 

「ふぅ! いやー、一番むずいと思ってた課題をクリアしたんだから、気分が良いわ」

 

 ウィリアムは破顔し、一歩前に出る。

 歩みは続き、

 

「それじゃあ≪天才≫、今のあんたに手荒な真似するつもりはないから――――」

 

 軽い動きで、アルマに手を伸ばした。

 彼女の手を掴み、もう片方の手で空間門を開けようとして、

 

「――――――あっれ?」

 

 視界がくるりと一回転した。

 

 

 

 

 

 

「いったああああああああ!」

 

 アルマは頭から甲板にひっくり返ったウィリアムの叫びにため息を吐いた。

 それに、アレス、ヴィーテフロア、ルクレツィアも動きを止める。

 

「やれやれ、やってくれたね」

 

「え!? 今なにされた俺!?」

 

「投げ飛ばしただけだけど」

 

「………………あの、俺、さっきあんたの力全部封印しなかった?」

 

「されたね。何にも魔法使えない」

 

 だから、アルマがウィリアムを投げ飛ばしたのは、

 

「ただの体術」

 

「………………………………………………」

 

 ウィリアムがなんとも言えない珍妙な表情をした。

 

「いや、実際よくやったよ君は。諸々含めてツッコミどころは色々あるけど、僕の能力を完全封印したのは称賛する他ない。ここ最近は次元から締め出されたり、隔離したり、実質的には意味のない対処方法ばっかりだったからね」

 

 そして、彼女は頬を釣り上げて嗤う。

 

「お見事―――――()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「……」

 

 ウィリアムは絶句し、頭を掻いて、

 

「あんた―――――存在がチートなんじゃない?」

 

「よく言われる」

 

 アルマは肩をすくめ、

 

「――――――マキナ!」

 

 天に向って吠えた。

 そして、声に答えたマキナは即座に彼女の背後に、空から降ってきた。

 モノアイのナノマシンスーツの彼は、右拳と左膝を甲板に付けながら着地し、

 

「いいのか?」

 

「普通に余裕が無くなった」

 

 アルマがマキナを待機させていたのは、何かあったときのための最終手段のつもりだった。

 自分がいれば大体のことはなんとかなるが、サポートにアレスとヴィーテフロアに来てもらって、それでもダメな時はマキナに逃走補助を行ってもらう。

 だが、現状、ウィリアムやルクレツィア、他の三人の力量やアルマの魔法が封印されたことにより逃げるのも難しい。

 そして、今でもアルマはウィルとロータスに助けを求める気はないし、アルマがポータルを開けないのでそれも出来なくなっている。

 

「だから、アレをやるよ」

 

「マジか」

 

「マジだ。……いや、忸怩たる思いはあるんだけど」

 

「いや、やろう! ちゃんと言うべきことを言えよ!」

 

「やっぱ止めるかぁ……」

 

「あの、何を言ってるんですかねお二人さん」

 

「君を倒す方法だね」

 

 アルマは苦笑と共に小さく顎を上げ、

 

「マキナ」

 

「うむ」

 

 マキナが頷き、スーツの前面が展開し、開いた。

 そこには彼の体はなく空洞があり、

 

「よっと」

 

 アルマが軽いジャンプでそこに入り込み、スーツは閉じ、

 

「――――――()()()()()()

 

『Accept Ready!』

 

 彼女を中心に、白のバリアフィールドが展開された。

 

「どわっ!?」

 

 それにウィリアムは弾き飛ばされる。

 そして、モノアイのスーツが光の粒となって解けていく。

 現れたのは体に張り付くボディスーツに身を包んだアルマだ。

 

『Create and Lamination!』

 

 電子加工されたようなマキナの声共に、彼女の周囲に漂っていた光の粒、ナノマテリアルが形を得る。

 科装のボディパーツだ。

 それらはアルマのボディスーツの上から重なり、装着されていく。

 両足、両膝、両肩、両肘、両手、腰。各部位への細かいパーツが一瞬で合一。

 肩と腰回りのパーツからは鮮やかな緑のエネルギーで構成されたマントとスカートが広がった。

 首元のチョーカーはそのままに、耳にはヘッドフォン型のヘットギアが装着され、薄いバイザーが両目を覆い、

 

「―――――≪イミテーション・エメラルド≫」

 

『Complete!』

 

 変身が完了する。

 翡翠の色を主とし、普段の戦闘服と同じ赤と青を取り込んだ軽科装。

 姿を変えた彼女の側に、デフォルメされ、目のついたマスコットのような脳髄が浮遊する。

 その姿に、ウィリアムも、アレスも、ヴィーテフロアも目を見開いて口を大きく開け、ルクレツィアでさえ眉をひそめて困惑する。

 

「………………なんですか、それ」

 

 ウィリアムの問いに、不敵に笑うアルマは答えた。

 

「奥の手は、隠しておくものだよ」

 

 

 

 




ルクレツィア
影と雷の抜刀術使い

アレス
先輩は嫌いですけどね?????????

ヴィーテ
はーん、ツンデレ?

ウィリアム
八人目の男

アルマ
魔法が封じられたなら、科学で戦えばいいじゃない

マキナ
祝、真マスコット

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