超天才魔法TS転生者ちゃん様監修@バカでもわかる究極魔法の使い方   作:柳之助@バケつ1~4巻発売中

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ビギニング・ワールドウォー

 

「ふむ。≪界壁の破壊者(ゴグ・マゴク)≫、≪十三の総首長(ダレット・テト・ツヴァ)≫か」

 

 告げられた言葉にラーヴァナは右の手を顎に当て、口の端を曲げた。

 

「随分と久方ぶりに聞いた名だ。よく知っている」

 

「はい……?」

 

 予想していなかった反応に眉を顰めたウィリアムだったが、ラーヴァナは視線を眼下の船へと落としていた。

 黄金の瞳が忌々しげに細められる。

 

「≪天才(ゲニウス)≫か。やつの顔は見たくなかった……が……ふむ?」

 

 彼が眉をひそめる。

 

「力が削がれているな。イメチェンもしておる。貴様が何かをしたのか?」

 

「えぇ。魔法を使う力を封印しました。……魔法だけ、ですが」

 

「キハハ! さては貴様、やつの魔法を封印して無効化したと思ったな?」

 

「……えぇ、まぁ」

 

 図星をつかれて苦笑するウィリアムにラーヴァナは破顔した。

 

「魔法を封印したのは見事と言おう。だが、アレがその程度でどうにかできるものかよ。でなければ我らが半数も滅されんわけだが、キハハ」

 

 彼は笑い、

 

「――――そのアレの前に我を呼び寄せた。それだけの理由があるのよな?」

 

 一転、笑みが消え、濃厚な殺意が物理的な重圧となって襲いかかる

 常人であればそれだけで正気を失うほどのそれに、しかしウィリアムは即答した。

 

「えぇ」

 

 言葉に迷いはなく、瞳には強い意思があった。

 彼の背後に控える真砂たちも動揺はない。

 

「ほーう」

 

 それを見て、ラーヴァナは意外そうに頷き、

 

「ならまぁ、良いか。話を聞いてやろう」

 

「………………良いのですか?」

 

「なんだ、我がゴネるとでも? 別にそれでも構わんが」

 

「いえ、そういうわけでは……ただ、思いの外受け入れて頂いたので……」

 

「キハハ。構え過ぎだな。我は意外と気さくな男で通っておる。なので、何でも言ってみると良い。いや、もちろん度が過ぎた無礼は我もキレるが。≪天才≫も我を警戒しているようだし……うん? うーむ、おい、ウィリアムよ」

 

「はい」

 

「なんか我、≪天才≫にめっちゃビビっているように見えないか?」

 

「……………………いえ、まぁ、あれに対して警戒するのは当然のことですし」

 

「キハハ、せっかくこの次元を越えて呼び出した相手があんまり≪天才≫にビビっていてはお主らも呼び出し甲斐がなかろう。うむ、冷静に考えれば力が半減した≪天才≫など恐るるに足りんな」

 

 ラーヴァナは高笑いをし、

 

「さぁウィリアム、話せ。今より我は全てを受け入れよう!」

 

 言い切った瞬間、転移で現れたロータスが放った極虹に、ラーヴァナは飲み込まれた。

 

 

 

 

 

 

「ロータスか!?」

 

 遥か頭上に輝いた虹色にアルマは思わず声を上げ、

 

「アルマさん、大丈夫ですか!?」

 

 いつの間にか隣に現れていたウィルの姿を見た。

 

「ウィル……!」

 

 なぜここに、という問いの答えはアルマ自身がすぐに弾きだした。

 ロータスだ。

 現役の≪ネクサス≫のメンバーなら、≪D・E≫上位種の出現に気づくデバイスがあってもおかしくないし、例え隔離結界越しでも彼女なら気づきかねない。

 ≪D・E≫を倒すのが≪ネクサス≫の目的であり、ラーヴァナと同じ上位種のネフィリムを倒したロータスが攻撃をするのも理解できる。

 ラーヴァナの下へ転移する直前に、ウィルと転移して来たのだろう。

 彼女の転移は視界内という制限はあるが、隔離結界に入るだけなら彼女だって出来るだろう。

 だが、

 

「っ……あいつは、拙い……!」

 

 ≪破壊特権≫を持っているロータスだとしても。

 ラーヴァナは倒せない。

 

「その格好には……いや、今、何が起きてるんですか? クロノさんが別の次元に逃げろとか言ってたんですけど……」

 

「……ウィルっ」

 

 最愛の少年を前に、アルマの思考が止まる。

 どうして逃げなかった、とは言えない。

 普段は温厚で控えめな少年だが、自分の大切な人のためならブレーキが壊れるのが彼だ。

 逃げろ、なんて言われて素直に逃げるはずがない。

 そんなこと、分かっていたはずなのに。

 

「くそっ、どうする……!」

 

 ここに来て、魔法を封印されたのが痛い。

 次元移動手段が断たれたせいで逃げることができないのだ。

 ウィリアムがアルマの魔法を封印したのはこのためだったのだろう。

 そして、他の次元に逃げられないとなるととにかく戦わないことしか選べない、と考え、

 

『アルマ』

 

 肩のマキナが、低い声で名前を呼ぶ。

 

『落ち着け。艦長に救援は届いた、こちらに向かってくれている。他のみんなはそれぞれの相手が消えて、合流している最中だ』

 

 何より、と彼は続けた。

 自分にしか聞こえないような小さな声で。

 

『ウィルの前だぞ? 良いのか、慌ててダサくて、みっともなくて』

 

「…………………………」

 

 すぅっ、と頭が冷えるのを感じた。

 思考の切り替えに一秒使い、

 

「すまない、マキナ。落ち着いた」

 

 次の瞬間にはいつも通りの自分に戻っていた。

 落ち着ける、と自分に言い聞かせる。

 

『うむ』

 

「ウィルもごめん、かなりテンパった」

 

「はい。でも、アルマさんがそこまでになるなんて、上のは……」

 

「敵だ。ゴーティアと同格……ある意味もっと厄介な。いいかい、とにかく上のやつとは戦ったらダメだ。攻撃も防御もするな。ひたすらに逃げるんだ。戦闘行為になると取り返しが付かない。―――アレスとヴィーテもいいね!」

 

「了解しました」

 

「後で説明してくれよ」

 

 ルクレツィアがいなくなってフリーになった二人も、理解しなくとも納得してくれた。

 それにほっとしつつ、

 

「繰り返すが、逃げの一手だ。艦長が助けに来るまで、僕が時間を稼ぐ」

 

「アルマさん、それは」

 

「頼むよ、ウィル」

 

 アルマは、彼の手を取った。

 ウィルの右腕を両手で握り込み、縋るように―――実際、そんな気持ちで言葉を続けた。

 

「あれと戦わないでくれ。今説明している暇はないけど、上のやつは、この次元で誰よりも戦っちゃいけないんだ」

 

「……わかりました、アルマさんがそう言うなら」

 

「ウィル……!」

 

「でも……」

 

 彼はアルマの手に、左手を重ねながらも空を見上げた。

 

「……ロータスが、戦っています」

 

 その先で、虹色が瞬き続けていた。

 

 

 

 

 

 

「ユーマ!」

 

『泥剣精製、全権能拘束解除』

 

 空を駆けるロータスの右手に、左手で握った剣と全く同じものが握られる。

 泥で汚れながらも光を放つ剣。

 

 彼女の≪転生特権(チート)≫、≪破壊特権≫。

 あらゆるものを破壊する虹の光。

 ≪天才≫をして、類を見ないとされる破壊力の極地。

 彼女の世界で魔王も四天王も十二天魔将も何もかもを一撃で消滅させた光は、しかし≪D・E≫の上位種相手ではそうもいかない。

 蓄積概念だか概念強度だかが異様に高く、≪破壊特権≫でも一撃では倒せない。

 三ヶ月前のゴーティアが例外だった。

 アルマが千年掛けても倒しきれないないのだ。ただ、破壊の概念をぶつけて倒せるなら、彼女だって苦労しないだろう。

 だから、対≪D・E≫上位種におけるロータスの戦法は単純だ。

 

「だっ―――――らあああああああぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 ()()()()()()()()()()()()()()

 初撃で大きく空へふっとばしたラーヴァナに対し、二刀を連続で振るった。

 彼の降臨の際に生じた天空の亀裂を埋め尽くさんばかりに虹色の光波が放たれる。

 一撃で倒せないなら、倒れるまで打てば良い。

 ネフィリムはそうやって倒した。

 単純極まりないが、それ故に有効。

 一気に数十の光波を叩き込み、

 

「――――あまり、調子に乗るなよ」

 

「!?」

 

 虹の奔流の中から、褐色の腕が突き出された。

 続いて現れた体には、傷一つない。

 

「そんなっ――」

 

「我の権能を知らんのか? それとも知って超えられると思ったのか。だったとしたら―――甘いな」

 

 ロータスの双剣をすり抜けるラーヴァナは巨体ゆえの鈍重さは全く無かった。

 中空という場において、しかし彼は洗練された動作で眼前まで至り、

 五指がロータスの顔面を掴み、ラーヴァナは耳元で囁く。

 

「良いかんばせだ。潰すには惜しいか」

 

「っ――――!」

 

 ぞっ、と全身に死の予感が走る。

 

「あぁ……!」

 

 それに突き動かされるように、剣を振ると同時に、彼女は転移を行った。

 斬撃がどうなったかの確認はせず、視界の一番遠いところに転移、呼吸を整えることもなく、もう一度転移した。

 その先は、

 

「っ………………はぁっ! はぁっ! 死ぬかと、思った!」

 

「ロータス!」

 

 アルマやウィルたちがいる甲板上だった。

 ロータスの転移は前触れなどがないため、驚いているがそれどころではない。

 泥剣を握った拳を胸に押し当て、呼吸を整える。

 全身から滝のような汗が吹き出ていることを今更自覚した。

 

「あ、アルマさん!」

 

「なんだ、どうした! 大丈夫か、やられたのかい!?」

 

「いえ! 怪我はないですが! すみません、言われたとおりにしておけばよかったです! 舐めてました! 私の特権全く効いてません!」

 

「あぁ、うん、そう……ワンチャン、ロータスならと思ったけど……流石にか」

 

「すみません! 良い感じに逃げましょう! ちなみに私の転移は自分と後一人しか無理です!」

 

「話が早いな……いや、艦長が来るまで逃げに徹しないと話にならないんだけど―――」

 

「すみません! 調子に乗ってました! 私、思ったより弱かったです!」

 

 ロータスは言いつつ、息を整え天上へと警戒を向け、

 

「否、お前は強い。誇れよ」

 

 真隣からラーヴァナの声を聞いた。

 

 

 

 

 

「――――!」

 

 その瞬間、起きたことにウィルは反応はできなかった。

 だが、卓越したその観察力で何が起きたかだけは見ていた。

 ロータスの隣に現れた黄金の男は、馴れ馴れしく彼女に肩を組んでいた。

 それに気づいたロータスは数メートル転移。

 刹那後、アルマの筆剣から放たれた極細の光線が黄金を襲う。

 男はそれを気だるげに右腕で払いのけ、

 

「お前の相手はまともにせんぞ、≪天才≫」

 

 ウィルの認識を超え、アルマの下へ到達し、蹴りを叩き込んでいた。

 そして、ウィルはこれまで見たことがなかったものを見た。

 

「がっ――――!」

 

 アルマが攻撃を受けていた。

 長身の男の蹴りはアルマの胴に直撃し、彼女が血を吐く。

 

「――――」

 

 アルマを知って三年、同じ世界で生きるようになって二年。

 その間、ウィルはアルマが血を流しすどころか、敵の攻撃を対処できなかったことも見たことがなかった。

 瞬間、ウィルの全身に激情が走った。

 戦うな、と言われたことも忘れ、右腕に魔法陣を展開し、

 

「おいおい、止めておけ。≪天才≫の男を殺して恨みを買うのは我もゴメンだ」

 

 たんっ、とラーヴァナの人差し指がウィルの額に添えられていた。

 

「なっ―――」

 

 彼の目でも、ラーヴァナは追うことができない。

 

「ゴ―ティアを斃したらしいな。ロキから聞いたぞ、やつは大喜びでな。我からも褒めてつかわそう」

 

 彼の言葉は優しく、耳に染み渡る。

 人の形をしているが、しかし同じ人間とは到底思えない。

 立っている次元が違う。

 アルマを傷つけられたという怒りすらも、ラーヴァナの言葉に飲み込まれ、

 

「――――兄さん!」

 

 ロータスが泥剣を叩き込み、ラーヴァナが拳を打ち合わせた。

 

「キハッ」

 

 黄金が笑い、

 

「――――?」

 

 ウィルは、ある色を見た。

 

 

 

 

 

 

「キハハ」

 

 誰も、動けなかった。

 蹴り飛ばされ甲板から落ちかけつつ、筆剣でなんとかこらえたアルマも。

 アルマの受けたダメージを科装で補いつつ補佐するマキナも。

 ラーヴァナに動きを止められたウィルも。

 状況についていけなかったアレスとヴィーテフロアも。

 兄をかばうために斬りつけたロータスも。

 あるいは、上空に残ったままのウィリアムたちでさえも。

 

「キハハ!」

 

 笑い声を上げる黄金の男を前に、動くことができなかった。

 ウィル、アレス、ヴィーテフロア、マキナは単純にラーヴァナの存在に圧倒されている。

 その威圧は、ゴーティアによって再現されたゼウィスやヘラの比ではない。

 だが、他の者たちが目を疑った理由は別だ。

 ロータス、アルマ、ウィリアムたち。

 ラーヴァナという存在がどういうものなのかを知っている者たちは、ある事実に目を疑った。

 

「キハハハハハハ!」

 

 哄笑を上げるラーヴァナ、その彫像のような精悍な筋肉を持つ胸に、一筋の線がある。

 それは赤い色をしていた。

 血だ。

 彼の胸から少ないが、確かに血が流れている

 

「はぁ?」

 

 アルマは呆けた声を上げ、

 

「……さっすが」

 

 ウィリアムは苦笑し、

 

「………………おや、私、案外イケたんですかね」

 

 ロータスは頬を引きつらせた。

 そして、

 

「応とも! 見事だ、ロータス・ストラトスフィア! 救済の蓮華、泥の勇者、笑顔に応える者よ!」

 

 ラーヴァナは自らの血に指を這わせ、それを口へと運ぶ。

 その口元は張り裂けんばかりに裂け、瞳は爛々と輝いていた。

 

「俺も生きて長いが! ()()()に傷をつけたものは初めてだ! 素晴らしい! 極上だ! 幾千幾万の賛辞を重ねても足りぬ!」

 

 両腕を広げ、天を仰ぎ、ラーヴァナは叫ぶ。

 

「ウィリアム! 貴様、これか! このために俺を呼んだのか! この俺に、この女を献上するために!」

 

 返事はすぐにあった。

 狂喜乱舞するラーヴァナの隣に、転移門を開いたウィリアムが現れる。

 自分とよく似た名前の相手に、ウィルが戸惑うように視線を向け、

 

「――――」 

 

「―――?」

 

 二人の目が合った。

 だが、それは一瞬だけで、すぐにウィリアムはラーヴァナへと苦笑する。

 

「えぇ、そういうことです。満足していただけましたか?」

 

「あぁ! 我を召喚したこと、不問としよう。むしろ褒めて遣わす! 褒美を考えておけよ、今の我は気分がいいからな! 大体のことを叶えてくれる!」

 

「いいんですよ。俺には俺の目的がある」

 

 ウィリアムはアルマを一瞥し、薄く笑った。

 

「そのためには≪十三の総首長(ダレット・テト・ツヴァ)≫の力が必要で、その中であなたの望みだけを、叶えることができる。ギブアンドテイクってやつですね」

 

「キハハ! 強か! だが気に入った! それくらいの男は嫌いではない! ―――――ふぅ! ちょっと叫びすぎたな」

 

 乱れた髪を掻き上げ、ラーヴァナは息を吐いた。

 だがそれはテンションが落ち着いたわけではない。

 黄金の眼光は、輝きを増しロータスへと注がれた。

 

「我のことは知っているんだろう? 話には聞いているが、理解は及ばなかったといった塩梅か」

 

 静かに、魔王は言葉を紡ぐ。

 

「安心しろ、お前はこれから理解する」

 

 彼はロータスへと右手を翳し、

 

「ロータス!」

 

 アルマは叫んだ。

 逃げろ、という思いつつ、もう遅いと自覚していた声だった。

 それに対し、

 

「―――遅かれ早かれ、ですから」

 

 ロータスは柔らかく微笑んだ。

 そして、

 

「お前が勇者だ。我が魔王だ――――共に運命を紡ごうぞ」

 

 ラーヴァナとロータスの足元を中心に、梵字に似た文字で編まれた魔法陣が浮かび上がる。

 それが輝いたのは一瞬で、

 

「キハハ!」

 

「っ!」

 

 二人の右手の甲に、痣が刻まれていた。

 ロータスは蓮華、ラーヴァナは一つ目を模したもの。

 

「契約だ。我らはここに結ばれた」

 

 魔王が勇者を見据え、勇者は魔王へ毅然と視線を返した。

 

「さぁ――――我らの戦争を始めよう」

 

 そして。

 次の瞬間、ラーヴァナとウィリアム、彼の仲間たちは姿を消した。

 

 

 

 

 

 

「………………何が、どうなって……?」

 

 ウィルは状況をまるで理解できなかった。

 見たことのない苦い顔をしているアルマ。

 右手に浮かんだ痣を見つめているロータス。

 全てを把握しているのは二人だけなのだろう。

 恋人と妹、二人に声をかけようとし、

 

『――――――参ったね、遅かったみたいだ』

 

「!?」

 

 頭上から大音量の声が響いた。

 何も無い空間だった。

 また何か来るのかとウィルは身構え、

 

「……いや、どっちにしても変わらなかっただろうさ」

 

 アルマがため息を吐き、

 

「えぇ……?」

 

 ウィルの頭上に船が浮かんでいた。

 今いる『地獄府』ほどではない。全長五十メートルほど。

 円から長方形が二本、並行に突き出しているようなウィルの知る船とはどれとも違う形状。

 それが何なのか、アルマが口にしてくれた。

 

「深宇宙潜航可能戦艦≪ノーチラス≫――――≪ネクサス≫の本拠地だよ」

 

『紹介ども、≪天才≫。今から君のお仲間を回収する。それにしても……大変だったみたいだねぇ』

 

 若い青年の苦笑気味の声に、アルマはまた長いため息を吐いた。

 

「――――大変なのは、これからだよ」

 

 





GRADE 3 Boy open Heart
十三の総首長(ダレット・テト・ツヴァ)≫討伐編、開幕。

残り≪D・E≫上位種、7体





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