課題にテスト、更にはこれを書く際に入り浸っていた行きつけの店の閉店、幾度の書き直し
ホントコロナ大嫌い!!(閉店以外殆どコロナ関係ない)
まぁそれは置いといて、ようやっと投稿です
あとやっぱり鳥束書くの面白い
その時、何をされたのか俺には分からなかったっス
(おい待て急に何か始まったぞ)
あの根暗子ちゃんが叫んだ途端、俺は光に包まれた。それも、綺麗なイルミネーションとか、太陽のように温かな光でもなく、不安を煽ってくる光だったっス。
そして、心を読まれるような…
「ほうほう…本当に斉木さんから受けたらしい制裁が多いですね。まぁ殆ど自業自得な結果ですが…おっとこれは中々辛そうですね」
何故っすか…嫌な記憶が次々と思い浮かぶっス…特に思い浮かぶのは…あのキツかった三日間の断食修行…
「断食修行…あぁこれですか。確かに根深いトラウマになってますね。」
(あぁ、あの時のか。詳しくは222Χ借りの返Ψ!鳥束断食修行を参照だ)
珍しく心機一転して修行してたのに三日目に入った所で斉木さんが…
(記憶を捏造するな。大体同じテレパシー使いに嘘は通用しないぞ)
「トラウマは嘘をつきませんよ。それにしても余程苦痛だったようですねぇ…」
すると、根暗子ちゃんはまた高らかに…
「さあ、これからが本番よ!眠りを覚ます恐怖の記憶(トラウマ)で眠るがいい!」
呼び起こされる…あの苦しみが…トラウマが…
「『想起 見捨てられた断食修行』!!」
ーー
俺は神社の断食修行部屋に立っており、扉が閉まる音で目が覚めたっス
「しっかり見張っておるからな!外に出た瞬間この寺に居場所はないと思え!」
俺の住んでる神社の和尚さんの声が響く…そして俺は何かを信じて…そうだ!俺は信じてるんだ!この地獄の三日間を、斉木さんなら俺を助けてくれると信じて…!
『二日後』(なんだこのテロップ?)
来な~~~い…お~い斉木さん今でも聞こえてるはずなのに来る気配すら_
(凄いな。実際は二日経ってないのに『二日後』のテロップが出た瞬間衰弱したぞ。中々の再現だ。なんて応用技だ…)
「これが私の応用技、『テリブルスーヴニール(恐怖の記憶)』。相手のトラウマを呼び起こして再現する能力です。向こうは二日たったような感覚ですけどね。それにしても、斉木さんは貴方のことを嫌ってるのに何を根拠に来てくれると信じてるんでしょうか…」
(僕より深く心を読めるお前が分からないのを僕が分かるはずもない)
「そしてなんですかあれ?なんで胸は肉まんで下着は生肉なんですか?純粋に気持ち悪いのですけど」
(妄想まで再現されるのか)
「まぁいいか。それじゃあ次のステップに…」
(次?あぁ、アレか)
「『想起 根性叩き直しの咀嚼音』!!」
(さっきから宣言するように謎の技名みたいなのを叫ぶのはなんだ?)
「癖です。気にしないでください」
(どんな癖だ)
あれから三日目、斉木さんはようやく助けに来てくれたっス…
俺の初登場から借りがあるのか確かめたとか、助けた回数の方が多かったとか言ってたけど、大事なのは回数なんかじゃないっスよ。
「え?来たんですか?もしかして頼られると応えてしまう_違いますかそうですか」
(この状態でも僕の心も読めるとはな。まぁ本来なら放っておくところだが…気が変わってな)
そして斉木さんの手にはホカホカの肉まんが…ちょっ!?なに食ってんスかあんた!!…やめろ~!!モノローグに咀嚼音入れるな~!!
「容赦ないですね」
(こいつは三日飯を抜いたくらいじゃ生ぬるいレベルで人として問題が多過ぎるんだ。次いでにこれまで犯したこいつの罪をほんの一部でも清算してやろうと思ってな。僕からの親切心だ)
「殆ど私怨じゃないですか」
やめろ~~!!
ーー
ん?あぁようやく終わったか
良い叫びが聞こえた後、店から一番近い公園に立っていた。
「あれ?さっきまでお店に居たんじゃ」
迷惑になる前に瞬間移動で場所を移した
「は?」
それにしてもトラウマの再現か。僕も出来なくはないがここまで鮮明には出来ないし、断片的な再現ならともかくここまでフルは出来ない。とどめの『あれ』が無いのはお前の温情なのかは分からないが、体感的には222Χを見てた気分だぞ。
「そういえば確かに…ここまで鮮明に出来なかったと思うんですけど…まぁそれよりスルーしていたんですが、何故私が『(未だに魘されてる)アレ』の脳内に映した再現を貴方にも見えてたんですか?」
何故って別に普通だ。普通に『(未だに衰弱してる)アレ』に触れて、僕の能力であるサイコメトリーで感覚を共有してただけだ。
「いや感覚共有なんてしたら貴方まで衰弱しますけど!?」
問題ない。持ち込んでおいた食糧で凌いだ。回想での僕が食べている横でな
「なんでもありですね貴方ってホント」
「まぁ確かにウチらPKサイキッカーズって名乗ってるけどぶっちゃけ楠雄一人であたしらいらなくねって偶に思うわ」
なんだ居たのか相卜「なんだ居たんですか相卜さん」
「居るに決まってるっしょあたしも超能力者なんだけど。まぁそれより、一体チャラ男どうしたん?いきなり衰弱するわ犬になるわ叫ぶわ…」
(少女説明中)
「へぇ…心を読めるさぽりんりんの事だからはっきり言うけど、性格めっちゃ悪じゃね?」
確かに、性格が悪くないとこんな技は思いつかないぞ
「…(流石に種族の性とは言えませんし)…自衛ですよ。」
おい今の間はなんだ?
「うわぁーーー!!斉木さんの冷血ヤローーー!!」
うるさい「あ、やっと起きた」「起きましたね」
ーー
「この根暗女!よくもあんなトラウマを思い出させてくれたな!お陰で衰弱で死にそうだったっすよどうしてくれるんスか!?」
変態クズ野郎激怒中…まぁ分からなくは無いが。今でもやや衰弱しているが、古明地の技はあくまで再現だ。しかし様子を見るに身体は大丈夫だが約三日は食べてないという精神的苦痛から来てるのだろう
「貴方がやって良いといったんでしょう?」
トラウマを呼び起こす技とは言われてない
「貴方が私の力を馬鹿にするのがいけないんですよ。それにお忘れで?このトラウマ、最後はある意味メインとも呼べる締めがあるんですよ?でもやったら貴方も無事ではすみませんので途中で止めたんです。温情ですよ?」
やはり温情だったのか。僕としては楽しみだったのだが。
「ぶっちゃけアレは私からしても意味不明で同情ものですよ」
古明地が僕を若干冷めた目で見る。しょうがないだろ、こいつにはこれが効果的だったんだ
「とにかく!アンタはPKサイキッカーズ入りを認める訳にはいかないっス!!というより、二度とウチらに近づかない事っすよ!!うわあああああ!!」
そう吐き捨てて去って行った。やれやれ、古明地に対する恐怖が感じ取れる辺り、見事にトラウマになったようだな。まぁ、アイツに嫌われても何の支障もないし、寧ろこれで古明地は付き纏われなくて済むな。当の本人が満足顔してるのは謎だが
一方アイツと違って相卜は古明地に対して好意的だ
「まぁ別にアイツいなくてもあたしと斉木だけで充分なんだけど。それよりさぽりんりん。アイツはああ言ってるけど、気にしないで全然平気よ平気。アンタの能力、結構性格悪いけど、割と困った時に役に立ちそうじゃん?」
「まぁそうですね。忘れた事を思い出すのにも有効ですよ。」
「マジ!?それかなり便利じゃね!?よっしゃ、アイツの言葉なんて無視無視。PKサイキッカーズオーディション合格よ合格」
まだ続いてたのかそれ
「いや私はそういうのにはあまり…」
「じゃあさ友達なら文句ないっしょ?ぶっちゃけ女子の超能力者は初めてなんだよねぇ」
「(中々グイグイ来ますね。私の能力知ってもここまで近づく人間は初めてですよ)…はい」
おい、今のは気圧されての承諾に聞こえたぞ
「しょうがないでしょう!?こんな事なかったんですから!」
どんだけ友達いないんだよ
「貴方が言いますか!?…いや貴方割といますね友達」
は?
ーー
ようやっと二人と別れて帰宅途中、私の身体は予想以上の疲弊に襲われました。この世界で能力を使った所為かと思いましたが、どう考えてもこれは相卜さんのアタックが原因ですね
「はぁ、なんか疲れました。直射日光浴びてた気分…真っ直ぐ好意をぶつけてくれるのは良いですけど勢いが強過ぎます」
そうぼやきながらターゲット、斉木楠雄と接触できた事にホッと胸を撫で下ろしました。そういえば彼と接触する為に寄り道したんでした。色々あって忘れかけてました…
(少女帰宅中)
「ただいま〜」
家の扉を開けた途端、癒しの声が
[お帰りなさいさとり様!]
[遅くまでお疲れ様さとり様!]
「お腹空きましたさとり様!隙間だけに」
「帰れ!!」
ペット達に紛れて猫撫で声で寒いギャグを言う隙間女に向けて叫びました。
「それで、接触出来たの?さとりん」
いやどうせ覗いてたでしょ貴女。知ってますよね
…それよりも鉤括弧無しで喋るのが懐かしく感じますね
「フフフ、大正解!それより、PKサイキッカーズ入団、おめでとー」
貶してますよね?無力な人間のお遊び集団に入る私を
「あら?どうかしら。人間もその気になればとんでもない偉業を成し遂げる者ですわ」
貴女の人間に対する評価はどうでも良いですよ。それより、次は何をすれば良いのですか?もう帰してほしいのは諦めましたよ
「えぇそうね…まぁ、ぶっちゃけ彼と接触出来た時点で最初の目的は達成されたし、来るべき時まで特に指令は無いのよ」
…は?
「まぁ、来るべき時まで学校生活を楽しむ。それが指令という事で」
おいふざけんな!来るべき時っていつ!?
「正確な日時は分からないけど、時間が巻き戻る日?」
それまでここで待てと!?いやホントマジで私を殺す気か!?
「そんなつもりは無いし大丈夫よ。来週の月曜日に学校でイベントがあるでしょ?その時に私も動くわ」
…因みに、そのイベントって何ですか?
「授業参観」
なんでそれが月曜日に!?
"多くの学校は、月曜日に授業参観が実施されるのは少ないのである。しかし、このPK学園はその少ない部類に入るのである"
ーー
ようやく解散した。何故か帰る僕に相卜が付いて来ているが無視しよう
「それじゃあ楠雄どっか行こうよ」
帰る
「うわ、ノリ悪。そういや楠雄はさぽりんりんについてどう思う系?」
どう、とは?
「いやほら、おんなじ心を読むでしょ?似たような能力持ったダチ公出来て嬉しんじゃないかって…はっ!もしかして好きになったり」
なってません
…しかしそうだな。確かに、テレパシー故の苦労、それによって鍛えられたであろうメンタルの強さ。彼女の本性は分からないが、それでいて落ち着いた性格。まあ、共感できる苦労人が現れたのはそこそこ嬉しいだろう。…だが、恐らく僕は
〜
「そういえば彼、超能力者かしら?ホントなんでも出来るのね。ますます気になって来ちゃったわ!」
へいへいそうですか、と料理しながら適当な返事で流します。
いつまでここに居るんですか。
「そんな事より、貴女は彼をどう思ってるの?同じ心を読める存在…仲間意識まではなくとも、少しは貴女も興味を持ったんじゃない?」
そんな事より…まぁ確かに、まさか心を読む能力を持つ存在がいた事は驚きでしたね。…でも、多分私は
〜
絶対に分かり合えないだろう
決して分かり合えないでしょう
これで出会い編は終わります
出会い編が短いのでは無い。転校編が長過ぎた
さて次は日常Χかなぁ…
小話
この作品を書き始めたばかりの時に思っていたのですが、超能力を欠点だらけと言っている楠雄に対して、自分の能力に絶対的自信を持っているさとりん
この二人は似てるようで全く違う所があるんです。最初は悩みましたが、今では、この違いが良いと思っています
あと書き忘れの楠雄のセリフを
「…あ、噴火について聞くの忘れた」