あとさとりさん視点を原作的ノリの地の文で再現するのは無理です…
大前提として、さとりさんの性格や口調はあくまで『作者の中でのさとりさん』になります。
第1Χ 逃亡のΨは誰よりも早く
地霊殿
旧都の中心部に位置する西洋風の建物。灼熱地獄跡の上に建っている。主は古明地さとり。
中庭には怨霊が溢れかえる灼熱地獄跡へ続く穴があり、地霊殿はこの穴を塞ぐ役割をしている。
主であるさとりを慕って集まったペットが溢れかえっており、怨霊や灼熱地獄跡の管理などをさとりから任されている。
東方大百科より
いわゆるコピペである
私の名前は古明地さとり。この地霊殿の主です。その名の通り、覚妖怪です。
何故かいろんな妖怪に「小五ロリ」だとか「サドリ」だとか言われてますけど、覚妖怪です。
心を読む事ができる為人間は勿論他の妖怪達も私に近づこうとはしません。でも別に寂しくはありませんよ。可愛いペット達はいますし、可愛い妹もいます。偶に危なっかしいけど。
私はいつものように旧地獄の管理や旧都に関する書類の整理、偶に本を読んだり執筆中の小説を書いたり…いつものように平和に暮らしています。
私は偶に思うのです。
(こんな日がずっと続いたらいいなぁ…)
と
私は言った事を逆転させる月の偉い人のような能力を持っている訳ではありませんが…
大体こういう時は平和が打ち滅ぼされるのです…
「ヤッホーさとりーん。可愛いゆかりんが遊びに…」
出ました。平和の破壊者が。
彼女は八雲紫。
ここ幻想郷の賢者にして、スキマというのを使ってど◯でもドアのようにどこからでもやってくる厄介な能力を持ち、胡散臭い態度で周りをかき乱す自称17歳である。
「いやちょっと何言ってんのよ!紹介酷くない!?私は自称じゃなくて永遠の17歳よ!」
貴女こそ何言ってるんですか。
「そんな紹介だと私が年齢を偽っている痛い女認定されちゃうじゃない!」
(もうされていますよ主に二次創作の世界だと既に)
とツッコミそうになったけどやめておきましょう。これ以上この件に口を突っ込んだら幻想郷名物弾幕勝負にまで発展してしまう。
「おほん…それじゃあ用件を言うわねさとりん」
まずさとりんって言うのやめてもらっていいですか?それと温泉とマントルならあちらです。
「いいえ今回は温泉じゃないの。勿論マントルの探検でもないわ」
因みに、何故「」を付けないで会話が成立しているかと言うと
私の《心を読む程度の能力》を応用しているからです。自分の心の声を、催眠術の原理で直接脳内に語りかける。お陰であまり口を聞きたくない相手にも会話を成立させる事が出来ます。
「みんなへの説明はいいけど「口を聞きたくない相手」の中に私も含まれてないわよね?」
さーてどうなんでしょうか?今私は喋るのがめんどくさいだけなので。あまり気にしないでください。
「(遠回しに私と喋るのがめんどくさいって言ってるわね)ゆかりん軽くショックだわ…」
で、何しに来たんですか?
「もう喋る気がなくなっちゃったわ…心を読んでくれない?」
全く、これだからめんどくさいって言われるのですよ。やれやれ。
私の能力は相手の表層意識…心ではなんと思っているのかがわかります。もっと頑張れば深層意識も読むことはできるけど面倒なのでそれは別の機会にしましょう。
さて、幻想郷の賢者の表層意識は…ふん、やっぱりか。
私に読ませる情報だけ出して他は深層意識に隠す。巨大な力を持つ大物が行うさとり妖怪対策。
自慢ではないですが、私は自分のこの能力は危険なものと自覚しています。
知らなくていい事、知りたくなかった事まで知ってしまう事があって…
そのため、この能力を知る大物は何かしら対策しないと大変なことになってしまうので、私も理解している為こういう大物の深層意識を調べようとは思わないのです。
まぁ調べようとする前に消される恐れもあるけど。
さて、頼み事は…
(最近一年間が繰り返されているのよねぇ。幻想郷だけじゃなくて外の世界も同じように。一部の里の人間達は何かの異変だとおもっているみたいだけど手掛かりはないし、霊夢も調査しているのに尻尾も掴めなくて。だから外の世界の状況を調べて分かったのだけど、何者かが地球ごと一年前に戻してるみたいで、周りのみんなはなんでか私を疑っちゃうからゆかりんの繊細な心はもうボロボロに(長い!!
もっと簡潔に伝えてください。
(ええっと、いまからさとりんには外の世界に行ってもらって、この一年巻き戻し異変を解決してほしいのよ〜)
成る程、確かに数回同じ年が続いているとは感じていましたし(引きこもってたし全く気にして無かったけど)その解決に私の力が…は?
(ニヤリ)
聞き間違いね。うん、そう、聞き間違い。正しくは読み間違い。だっておかしいじゃない。私は地霊殿の主よ?ここにいないといけないし、第一普段から引きこもっている私が外に…しかも幻想郷の外に行けとか…私に死ねと?
(大丈夫よ。最終的にはここに戻ってもらうし、仕事も代役に頼むわぁ。それに暮らす時のバックアップもゆかりんにお任せ《キャピーン)
何が『キャピーン』だこら!痛々しいんだよ!
「それじゃあ読み切ったようだし、詳しい命令は向こうで言うわ。頑張って人間のお友達を作ってきてね〜」
あぁもうダメだやる気だ…こうなったら手段は一つ…古明地家に伝わる最後の手段…!!
「お燐!!お空!!こいし!!逃げるわよ!!」
“しかし時既に遅し…ペット達はみんな足元に突然現れた隙間の穴に落ちていった”
「うにゃあああああ!?」「うにゅーーー!!」
「おりーーん!!おくーーう!!」
“ペット二人が落ちていく叫び声を耳にした古明地さとりは、もう既にどうにもならない事にようやく気づいたのであった”
「さあーて、スキマトンネル『日本S県左脇腹町』行き、開ー通ー」
「ぎゃあああああああああああああああ」
“古明地さとりの初の外界生活。一体どうなるのか”
さとりんの口調が安定しない…
幻想入りどころか幻想追放されてしまったさとりん頑張れ!