古明地さとりのΨ難   作:きのこ狩り

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今回は楠雄サイドです
楠雄の地の文は出来るだけ原作と合わせるように頑張りますが、違和感があった場合は教えてくれたら嬉しいです
致命的な場合はすぐに修正致します


第2Χ Ψ終回にはまだ遠い

左脇腹町…スカイツリーが見える場所に位置し、S県という県に所属する

 

そこの北部のベッドタウンである中流エリア

住民の多くはマイホームを持ち、東京都へ通勤するサラリーマン家庭が大半を占める。庭付きの一戸建てが多く、夜になると閑静になるごく一般的な普通の住宅街。

 

そんな普通に溢れた住宅街を歩く登校中の一人の男子高校生…そう、僕である

 

髪は特に珍しくはないマゼンタピンク、頭には一般的なアンテナ、ただの緑のレンズの眼鏡

一見普通の男子高校生である僕だが、他人とは違う力を持っていた。

 

「大変だー!!子供が道路に飛び出してるぞ!」

「トラックが前に!!」「危ない!!」

 

『ボコォン』

 

「トラックが急にスリップしたぞ!」

「子供は無事だ!」

 

文章のみの表現なので、分かりにくかったみんなに説明しておこう。

 

走っていたトラックの目の前に、いきなり道路に飛び出した子供。

数秒後には子供とトラックは激突する場面

 

しかし幸い、トラックのすぐ側に曲がる道があった為、僕が強制的にスリップさせて事なきを得た。

 

咄嗟にトラックの運転手がハンドルを切り替えたのではないかと思う人もいるだろうが、残念ながらこれは僕の力だ

 

僕の…『超能力』でな

 

さて、いい加減僕が誰なのか気付いている人もいるだろうし、自己紹介させてもらう

 

僕の名前は斉木楠雄

『超能力者』である

 

ん?0Χで既に自己紹介しただと?何を言っているんだ。この小説で僕が出たのは初めての筈だが…

 

 

ーーーーーーー

 

 

…何故だ

 

分身も配置してしっかり機能してた

 

押さえ込む力も充分だった、

 

マグマもテレポートを使って宇宙に捨てた…

 

なのに…何故だ…

 

何故マグマが急に増えたんだ…

 

何故分裂させたはずの噴火のパワーがいきなり復活したんだ…

 

…また時は進まないのか

 

これは原作の終盤…僕たちが旅行で忍舞県に行った時の話である

 

〜30分前〜

原作Ψ終Χになるはずだったエピソード中盤に当たる

 

「楠雄!しっかりするし!」

 

噴火の阻止に失敗し、時を再び一年前に戻した。

その後は協力者である相卜に支えられながら、瞬間移動で下山。

僕を演じるように頼んだ鳥束を回収し、具合が悪くなったので一足先にホテルに戻る事をあいつらに伝えた。

そして、僕はホテルの一室で頭を抱えていた。

 

午後3時程か…観光を楽しんでいるあいつらが戻るのはあと二時間くらいだろう。

 

その間は、テレパシーで雑音は入るが優雅な一人の時間をおくれる。

 

そして今、何をするか。優雅な一時…ではなく勿論『一人反省会』だ。

 

さっきも思ったが、僕と協力者(相卜)が配置した分身はしっかり機能していた。噴火のパワーを抑え込むのも完璧だった。噴き出すマグマも宇宙に捨てることができた。

 

しかしそこで謎の現象

 

マグマは謎の増加

分裂させたパワーの謎の再発

しかもこれは後になって気付いた事だが、増加と再発の直後、分身の何体かは地面から湧き出た虫のようなものを見て気絶させられたそうだ。

 

どう考えても自然な現象ではない事はすぐに理解出来た。

最低でもマグマとパワーは説明できても、噴火する箇所、しかも僕の分身がいる所だけに地面から虫が発生するのは違和感しかない。

大体マグマの熱で死ぬだろう。

 

これは第三者の介入で起こった事だ。それ以外に考えられない。

 

だとすると、何者かが噴火の阻止を阻止しようとした…しかし何の為にだ…それどころか、こんなマネは僕のような超能力者でないと出来ない。

虫を埋めるにしても、事前に知っておかなければ分身が地面を押さえ込む箇所ピンポイントで埋めるのは無理だろう

 

…ダメだ。全く見当がつかないしわからない

 

さっきも言ったように、僕と同じ超能力者が他にいる可能性も考慮するべきなのか。

霊能者や占い師までいるんだ。僕と同レベルの超能力者が潜んでても不思議ではない。

 

くそッ、もう失敗した後なのだ。今更クヨクヨしたって仕方がない。

 

時を戻した事で再び一年の余裕は出来た。今度こそ終わらせなければ

 

攻略法はこれで良い。邪魔さえなければ上手くいっていたのだ。これでいける。

 

今度こそ時を進めるのだ。もし邪魔する奴がいるのなら、今回のような噴火を再発させた元凶がいるのならば…僕は本気でそいつを消す!もう四の五の言ってられない。

 

やってやる!次こそは!!

 

 

「斉木!やっぱり戻ってたのか!」

「おお相棒どうしたんだ?クソでも長かったんか?お?」

「具合は悪くないかい!斉木君!」

「せっかくの旅行だってのについてねえな」

「いきなりホテルに戻るって言ったからビックリしちゃった」

「もしかして試食食べ過ぎちゃったとか?」

「斉木くん大丈夫?」

 

上から、海藤、燃堂、灰呂、窪谷須、夢原さん、目良さん、照橋さん

 

彼らは何故か僕に纏わりついてくる同じクラスの奴らだ。

 

…やれやれ。またこいつらに付き合わされるのか

 

困ったものだな

 




噴火を止めΨ終Χを迎える筈だった楠雄と分身に起きた謎のトラブル
それによって再びループしてΨ終Χはお預けに
そして、何度目かの高校二年生で楠雄に降り掛かる新たなΨ難とは…ぶっちゃけ学校行事に関しては原作で既存の行事しか出せる自信がないです。でも修学旅行の行き先変更などの工夫はしてみるつもりです
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