古明地さとりのΨ難   作:きのこ狩り

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早くさとりん以外の東方キャラを出したい…
その為に私はナメクジながらも書き続ける…


第7Χ 主人公のΨ疑(前編)

“四限の終わりのチャイム”

 

ホッ…ようやくお昼休みですか…

授業自体は特に難しくはありませんでした。分からない問題が出ても周りの心の声を読めば大丈夫です。まぁ社会科とやらは結構大変でしたが…

 

「お腹空いたねー。古明地さん、食堂に行こっか。」

「は、はい…」

 

私は何故夢原さんと一緒に行動しているかというと…

 

 

ーーーーーーーー

 

 

"前回の書き忘れ"

 

私と夢原さんが仲が良さそうに見えた井口先生は

 

(お!良かった、早速古明地に友達が出来たみたいだ。それに夢原なら大丈夫だろう)

…大丈夫?

 

「ちょっといいかな?夢原」

「いやッ!?…あぁ先生。びっくりさせないで下さいよー」

成る程、これがデフォですか

「いやーごめんごめん」

慣れてますね完全に

「夢原には古明地のお世話係をしてもらおうかな。学校の案内やルールを教えてあげてね」

「はーい」

お世話係…?

「よろしくね古明地さん」

 

ーーーーーーーー

 

というわけで、夢原さんは私のお世話係に。

実の所一人で大人しくしていたいのですが、まぁ学校の事ほぼ分かっていないのでここは我慢ですね。

 

そうして一緒に食堂に向かっているのですが…

 

「ここの食堂美味しんだよ(まぁ美味しいファミレスってレベルだけど)。…そういえば、古明地さんってなんで転校して来たの?」

おっといきなり返答に困る質問が飛んできました。

まさか幻想郷に追い出されたとか言うわけにも行きませんし、この学校にいるかもしれない『時間を巻き戻す者』を探してるとか言っても訳わからないし…

 

「え、えぇっとぉ…」

「あぁ、ごめんちょっと言い難い理由だったりした?」

 

あぁ、気遣いは出来るようですね。

 

「ま、まぁそうですね…」

「じゃあやっぱり聞かないどくよー(みこちんみたいに探している人がこの学校にいるかもしれないから転校してきたとかかも知れないしね)」

「ブゴォッ!?」

「えっどうしたの!?」

「いやなんでも、ちょっと咽せただけで…」

 

え?なに?なんて?どういうこと?もしかして私以外にも同じ理由でここに来た存在がいるって事ですか!?みこちんって誰!?

 

「おーいちよぴっぴー、一緒に昼メシ食わねー?」

「あ、みこちん」

早速みこちん!?って凄いガングロギャル!?

夢原さんがみこちんと呼んだ軽い喋り方の女子は、正にギャルでした。

 

「ああ転校生じゃん!そういやちよぴっぴがお世話する事になったんだっけ?」

まずちよぴっぴって誰?夢原さんの事?

 

それにしてもギャル…妖怪人間関係なくインドア派の私には相容れない存在です。それにさっきから心の声が異界の言語で溢れているのですが…

(異界の言語→ギャル文字、ギャル語)

 

「アタシは相卜命、苗字は相性の相に占いの卜、名前は運命の命を、みことって言うの。分かりにくかったら適当に呼んでもいいよ。確か、あんたは…古明寺さとり!」

誤表記!古明地です!

 

「めっちゃレアっぽくてイカす名前だから割とすんなり覚えたし!これからよろー!」

古明地ですからね?

 

心の中で指摘していると夢原さんが…

 

「そうだ!みこちん占いが得意ですっごく当たるの!古明地さんも何か占ってもらったら?」

「う、占い?」

「おお!良いじゃん!それじゃあなんでも言ってよ『さぽりんりん』!特別にタダで診てあげるよ!いつもタダだけど」

 

なんでいきなり占いが?え、ちょっと待ってくださいサポリンリンって誰ですか私の事!?

 

まさかのさとりんよりも酷い渾名に戸惑っていると、相卜さんは少し怪訝な表情で

 

「もしかしてさぽりんりん占い信じてない系?」

占い…外の世界で流行っている合法のペテン業ですよね。ぶっちゃけ、私はそういうのは信じられません。大体が私の能力で嘘八百なのが分かっちゃいます。中には本気で信じている変な存在もいますが、多分このギャルもそいつらと同レベル…?

 

「まぁ、百は一にとか言うじゃん?信じるか信じないかなんてやってみた後でもいいっしょ。それじゃあさぽりんりんは何占って欲しい系?」

「何聞く?恋?相性?恋愛運?」

全部同じじゃないですか

 

それにいきなり占ってほしい事とか言われても…『視た』感じこのギャルの的中率は100%のようですけど特に無いですし…まぁ、これで良いかな?

 

「…ええっと…じゃあ…『今私が探している誰かは何処にいますか?』」

 

ダメ元で占って欲しい内容を伝えると夢原さんが

 

「…え?古明地さん誰か探しているの?」

「あー…まぁ、誰か分からないのですけど、探さなきゃいけなくて。その為に私、ここに転校して来たんです。すみません。ちょっと分かりにくくって」

「え!?そうなの!?もしかして、運命の相手とか!?みこちんと同じ的な!?」

 

夢原さん興奮しすぎです。語尾がギャル語になってます。

 

「マジ!?あたしみたいな感じ?オッケー!さぽりんりんの探してる運命の相手当ててやんよ!」

 

いや、運命の相手とかそういうのじゃなくてですね…

 

そう言おうとしましたが相卜さんはどっかから出しためちゃくちゃ派手な水晶玉を見て…

 

「あぁ、メンゴ…よく分かんねーけど調子悪くて全然分かんなかったわ。この学校にいるって事しか…(ウッソだろ、いくら越して来た目的があたしと同じだからって、その探している奴まで同じとか奇跡を通り越して悲劇…え?どういう事だし?)」

 

「そう…ですか……」

 

私が少し暗い声で話すと…

「でもこの学校に運命の人がいるって事が分かったってことよね!?良かったね古明地さん!」

 

妙に鼻息が荒い…恋愛脳ですねこの人は

すると夢原さんは慌てた声をあげて…

 

「あ、大変!早くしないとお昼ごはん抜きになっちゃう…」

そういえば食堂に案内されていたんでした

 

「じゃあ行こっか古明地さん。みこちんも一緒に…」

「ああごめんちよぴっぴ!そういえば用事あったんだった。昼メシは二人で食べててよ!(これって結構なサイテーな事かも知れないけど、あいつに知らせておいた方が良いよね。なんか嫌な予感もする)」

「え?そうなの?じゃあ二人で食べてるね」

 

そして食堂へ

元から少食の為、蕎麦を頼んで食べていると、夢原さんはさっきのギャルについて

「用事ってなんだろうね…なんだかみこちん様子がおかしかったように見えたけど…」

「そう、ですね…」

 

適当に返答してると、いきなり夢原さんが身を乗り出して…

 

「…ところでぇ〜探している人ってどんな人なの?やっぱり運命の相手?」

 

やっぱりこの人恋愛脳すぎませんか?

…その割には男運無さすぎじゃないですか?

 

頭に入ってきた哀しい夢原さんのしくじり情報にどんな反応をすれば良いのか考えながら、私は黙々と蕎麦を啜りました。

 

 

 

…斉木楠雄…ですか

その人間が異変の元凶なら、何を企んでるのでしょうか…

 




個人的に相卜は同世代で最も楠雄の理解者だと思っています
斉木楠雄の女性キャラの中では一番好きなんですが、ギャルっぽい喋り方難しい…
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