それいけ!ファンゴ君 シーズンF   作:JUBIA

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第14歩~第16歩

<<第14歩>>

 

 ボクは、偉大なドスファンゴになるのを夢見て、二匹旅をしている。

 

 何の因果か、あーちゃんと再びばーちゃん探しの旅へ出るという予想外の展開により、ボクはどーしたものかと困惑していた。

 

「あー、ちかみちだぉ(^q^)」

 

 ボクらは下山しようとしていた。

 あーちゃんが近道らしき道を見付け、ボクはあーちゃんのあとをトボトボと重たい足取りでついていった。

 狭い岩壁の間を通り抜けると、やけにだだっ広い所に出たけど、そこには見てはいけない何かがいた。

 それは、真っ黒で、石ママの比じゃないくらいのデカさ、見るからに荒ぶる覇竜だった。

 

「失礼しましたっ!」

 

 ボクらは急いで元来た道に引き返した。

 あぶねっ、またあそこであーちゃんがはしゃぎだしたら、大参事になっていたところだ。

 

「あれ、アカちゃんってゆーんだぉ(^q^)」

 

 そーかい、そーかい。

 どうせ、アカちゃんのいる所には行くなとばっちゃが言ってたんだろ?

 あーちゃんは、方向音痴なのか?

 それとも、キケン大好きなのか?

 いや、単なるバカだなww

 もー、コイツの言う方向には行かないぞ!!

 

 ボクらは、無事にこの火山に別れを告げることができた。

 振り返ると、頂上からは真っ黒な噴煙が空を覆っている。

 この一帯はまさにカオスだったな。

 もー二度と来ないぞっ!

 そうボクは誓った。

 

 ボクの飽くなき道の冒険譚は、まだまだ続く。 

 

 

 

 

<<第15歩>>

 

 ボクは、偉大なドスファンゴになるのを夢見て、二匹旅をしている。

 

 ボクらは、やっとの思いで砂漠へと辿り着いた。

 一面見渡す限り、砂、砂、砂。

 ところどころにサボテンの花が咲いている。

 へー、ここが砂漠ってやつか。

 

 ボクらは、とりあえずアプケロスの群れがいそうな場所を探して歩いた。

 しばらく歩くと、砂一面のところにポツンと水晶の塊を見付けた。

 なんでこんな所に?

 そう思って近づいてみると、ボコボコっと蠍のようなモンスターが出てきた。

 おわっ、あの水晶、尻尾だったのかよっ?!

 それは全身の先端に水晶のような結晶が付いたまさに蠍、そのものだった。

 将軍で勝利をおさめたボクは、今度は蠍へ勝負を挑もうかと考えた。

 よし、ここはボクスタートのあーちゃんフィニッシュ作戦だな。

 

 すると、どこからともなく、とてつもないこれまた規格外サイズの亀のようなモンスターが現れ、その蠍をバクっと食べてしまった。

 あっけない蠍の幕切れと、その亀の大きさにボクは息をのんだ。

 これは、ボクがどーこーできる相手じゃないぞ。

 ここは一先ず撤退だ。

 そう思うが先か、その亀は体中から砂爆弾を辺りへと撒き散らした。

 おぃおぃおぃーーーっ?!

 

「あーちゃん、この砂爆弾を避けながら逃げるぞっ!」

「らじやぁ~(^q^)」

 

 あーちゃんは楽しそうに砂爆弾を避ける反面、ボクは必死に避けながら隣のエリアに避難した。

 はーっ、あぶねーっ。

 ここにもあんなヤバいやつらがいっぱいいるのかっ?!

 こっちもカオスかよっ?!

 ボクがため息を付いていると、すぐそこにメラルーとアイルーの群れがいた。

 

「わーい、ごニャる、ごニャる(^q^)」

 

 あーちゃんがテケテケとメラルー達に向かって走っていく。

 すると、一匹のメラルーが、持っていた肉球の形をした棒でポコっとあーちゃんの頭を叩いた。

 

「いたいぉっ(^q^)」

「ちっ、コイツ何にも持ってないニャ」

 

 メラルーは仲間達にそう言うと、今度はボクにロックオンしたようだ。

 ボクもあーちゃん同様、ポコっと頭を叩かれてしまった。

 

「ちっ、コイツも何にも持ってないニャ」

「どーするニャ?」

「じゃ、アタシのタル爆弾で吹っ飛ばすニャ?」

 

 アイルーがどこからか、大きなタル爆弾を頭に抱えると、ボク目掛けて走ってきた。

 おぃおぃおぃっ、なんなんだよ、コイツら?!

 ボクは取り敢えず逃げた。

 すると、時限式爆弾だったのかアイルーが自爆した。

 

「ごニャるがいっぱいだぉ(^q^)」

 

 あーちゃんがはしゃいでいる。

 

「おいっ、お前ら、ごニャルの知り合いかニャ?」

 

 一匹のメラルーが、そう聞いてきた。

 

「えっ? 火山にいた拙者とか言ってたメラルーのこと?」

「そーそー」

 

 コイツらは、火山にいたメラルーの親戚だったようだ。

 

「へー、お前らかニャ? アプケロスのばーちゃん探してるやつらって」

「えっ?なんで知ってるの?」

「ふふん、俺様達のネットワークビジネスをなめないで欲しいニャっ」

 

 何のビジネスだよっ?

 ドロボウだろ、おまえらっ!

 まー、知り合いなら話は早い。

 ばーちゃんがいそうな場所を聞いてみると、メラルー達はあっさりと答えてくれた。

 ここを真っ直ぐ行った所か、洞窟か、はたまた川岸の方か、っておいっ、広範囲すぎんぞ!

 

「とりあえず、おまえらサンクスなっ」

 

 ボクはメラルー達に礼を言うと、アプケロスの群れを探しにまた歩みを進めた。

 

 ボクの飽くなき道の冒険譚は、まだまだ続く。

 

 

 

 

<<第16歩>>

 

 ボクは、偉大なドスファンゴになるのを夢見て、二匹旅をしている。

 

 ボクらはとりあえず、メラルー達が言った通りに真っ直ぐ進んできた。

 

「あー、さかなっ、さかなっ(^q^)」

 

 あーちゃんがまたはしゃぎだした。

 こんな砂だらけの所に魚なんているワケないだろっ、bk。

 

 って、おぃっ?!

 ボクは目を疑った。

 砂の中を大きな魚のようなものが悠々と泳いでいる?

 なんだよ、コイツら。

 溶岩の次は砂かよっ?!

 世界は広いな。

 

「このおさかなね、しっぽでじめんをたたくとでてくるんだぉ(^q^)」

 

 あーちゃんはそう言うと、自慢の尻尾で地面を思い切り叩いた。

 すると、砂の中を泳いでいる魚の中でも一際デカイ茶色の魚が飛び出してきた。

 おぃおぃおぃっ、せめて小っちゃいほうにしとけよっ、ks。

 

 茶色の魚はしばらくもがもがしていたけど、起き上がるとボクらに向かって砂ブレスを吐いてきた。

 ほらっ、怒らせてしまったじゃないかっ。

 しょうがないにゃぁ。

 またあの作戦でいくかっ。

 ボクは、あーちゃんへまた例の作戦を耳打ちした。

 

「らじやぁ~(^q^)」

 

 はーっ、のんきなもんだ。

 いったい誰のせいで……。

 そんな思いをボクは茶色の魚へ思い切りぶつけた。

 魚は、勢い余って倒れ込んだけど、すぐに起き上がってまた砂の中へと戻ってしまった。

 そして今度は、悠々と大きく円を描くように砂の中を泳ぎだしている。

 

 はーっ、まったく……。

 あーちゃんは、また尻尾で地面を叩こうと狙っている。

 

「もーいーよ、あーちゃん、早く先に行こう」

 

 gdるあーちゃんを無理矢理、先へと進ませた。

 この辺には、アプケロスの群れはいない。

 移動したのかな?

 ボクらは川岸のほうへ行くことにした。

 

 暗い洞窟を抜けると、すぐに川岸に辿り着いた。

 

「あー、さかなっ、さかなっ(^q^)」

 

 はいはい、川だからそりゃ魚もいるでしょーよっ。

 って、おぃっ?!

 透き通った水面から見えた魚の姿は、あまりにも胴体の長い魚だった。

 さっきの魚の比じゃないぞっ?!

 どーしてこーなった?!

 すると、その魚は水中から顔を出したかと思うと、一直線に水ブレスを吐出してきた。

 

 おいっ、なんだっ、あの破壊力っ!

 アレを食らったら、ボクらはバラバラになってしまうんじゃ……。

 そして相手は水の中。

 これではボクらの分が悪い。

 

「おいっ、逃げるぞっ、あーちゃんっ」

「えーっ(^q^)」

 

 ボクはまたもやgdるあーちゃんを無理矢理そこから連れ出した。

 ふーっ、ここはお魚天国か?

 ボクらは残る洞窟へ向かって歩き出した。

 

 ボクの飽くなき道の冒険譚は、まだまだ続く。

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