〜千年女王〜   作:ローゼンリッター

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獣人の国、チラ国で狼の化身、獣人サーガと出会う。
シャズナとユースはサーガの牙を求めて森の中へと進むのだが。




第ニ話 獣人サーガ

西の国に向かう途中の国、チラ国。この街は犬型の人間が住んでいる。獸人族の国なのだ。

シャズナとユースは街を歩いていた。街は色々な商店や食べ物の屋台などでガヤガヤと賑わっている。「美味しい美味しい焼き鳥だワーン」「こっちの豚肉も美味しいワーン」「シャズナ、何か食べて行こうか?」

二人は近くにあった「わんわん食堂」に入った。「酒と飯をくれ!」二人は注文を済ませると店内を見渡した。「ユース、この町は何か悪い臭いがする」

「犬臭いってことか?」「確かに犬臭いのもあるが、不吉な臭いがするのだ。」

二人は食事を済ませると、この国の情報を聞きに市場を回った。ある老人が言うには「この国には獸人サーガという狼の化身がすんでおる。サーガの牙には魔法が宿っておるのだ。その牙を手に入れると、いくつかの魔法が使えるようになる。」シャズナとユースは獸人サーガが住むと言う森の奥の湖に向かうことにしたのだった。

 

翌朝、シャズナとユースは森に向かった。

森の中は薄暗く、空気が冷たかった。「多分この辺りだ。」シャズナが言った時辺りに霧が立ち込めた来た。「何か来る!」「我は獸人サーガ、ここは我の領域、普通の人間の立ち入る場所ではない!」

サーガはそう言うと風の魔法をおこしてユースに叩きつけた️「ぐっ!」鋭い風がユースを攻撃した。シャズナも呪言を唱えて対抗した。「やりおるな、ではこれでどうだ!」サーガは湖の水を風で巻き上げてユースとシャズナを襲った。「シャズナ!雷を起こせるか?」「ユース、私は巫女だ!魔法使いではない! しかし雷神を呼ぶことは出来る!」「され、ほた、らな、あさ、まや!」すると辺りに雷雲が立ち込めて雷が鳴り始めた。「雷神よ!邪なる魔法を打て!」雷と巻き上げられた水が激しくぶつかった️

そして辺りは静けさを取り戻した。

「やるな、お主たち わしの攻撃を潰すやつは初めてだ。」「獸人サーガ、私たちは戦いに来たのではない、お前の牙を分けては貰えぬか?」シャズナとユースは西の国を目座していることを話した。「牙はやれぬが、ワシも一緒に旅をしよう。どうだ?」こうして3人の旅となったのだった!

 

 

 

「腹がへった!」

「さっき昼飯を食べたばかりではないか」

「お主食べ過ぎじゃぞ」ユースとシャズナは呆れながら言った。

「ワシは人間の3倍飯を食うんじゃ、さっきのじゃ足りんわい」三人は西の国に向かう途中にあるケナの街を歩いていた。

「この辺りの街は賑やかだな」「ここは西の国や中ツの国の品物が入る中継地点なんだ。」「お主色々知っておるな」「シャズナが知らなさ過ぎるんだよ」「しょうがなかろう、長い間囚われておったのだから」

「おっ!あそこに旨そうな飯屋があるぞ!3時のご飯としようじゃないか」「なんだそれ!」三人は飯屋に入った。「イッタダキマース」サーガはたちまち大量のご飯を平らげた。すると隣の席から男二人の話し声が話し声が聞こえてきた。「また出たらしいぞ!例の怪物が」「何でも街の軍隊でも倒せなかったそうじゃないか。賞金が1000ペニーも出るらしいぞ」「ムリムリ、命あっての物種だ。」

話を聞いた獸人サーガは「おい、俺達3人で、その怪物退治をしようじゃないか!1000ペニーあればたらふく飯を食える」シャズナとユースは困った顔をしたが、「確かにこの調子でサーガに飯を食われたら金がもたないな。ユース、ここははひとつ怪物退治と行こうじゃないか!」

 

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