【悲報】私、加茂憲倫。女子に転生してしまったので一族繁栄目指す(完)   作:藍沢カナリヤ

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交流会編
第17話 東京姉妹校交流会ー前日譚①ー


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2018年9月19日。

明日から東京姉妹校との交流会があるということで、私たち京都校の面々は東京の呪術高専に向かっていた。

引率は楽巌寺学長と歌姫女史。

そして、参加者はーー

 

 

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「真依真依! 見てください、富士山ですよ!」

 

「止めなさいよ、田舎者がバレるわ」

 

「富士山か。あそこは呪術的にも霊場があって」

 

「加茂君、今、そーいうの聞いてなーい」

 

「メカ丸、録画用の外付けHDDを忘れたのだが、お前のメモリーの容量空いていないか」

 

「いや、東堂。俺にはそういう機能はなイ」

 

 

京都校の皆とともに、新幹線の旅を満喫していた。なんとも騒がしい。だが、それがいい。ちなみに、我が同級生の新田くんは留守番である。

新幹線内の移動販売で買った緑茶をすすりながら、私は京都校の面々を眺める。今日、初対面の東堂と西宮……2人とも3年生だから先輩と呼ぶべきか。そんな2人も交えてワイワイと楽しんでいるのを見ると、なんとも和む。

皆、一癖も二癖もある人物だが、それでもこうした特別な旅は気分を高揚させるものだ。私には少々、眩しい。

 

 

「ふっ、若さとはいいものだ」

 

「なんだか後ろから年寄りの匂いがするわね」

 

 

前の座席から人を煽り倒す真依の声が聞こえた。

 

 

「真依、今の私は寛大だ。真依のそれも若さ故のもの。今を謳歌するといい」

 

「はぁ? 一体何様なのかしーー」

 

 

 

「あっ! 鶫ちゃん、あそこにチョコレートで有名なーー」

 

「ちょこれーと!! 何処だ!! おい、ここで私を降ろせ!」

 

 

 

「はぁ……アホらし」

 

 

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東京駅に着くと、女性陣と男性陣に別れて宿へ向かう。

一泊くらいならば、東京の呪術高専に泊まればいいだろうに。そう言ったら、何やら昔、東堂先輩が交流戦を待ちきれずに殴り込みに行ったという事件があったらしく、それ以来、前日は外部の宿に泊まることになったそうである。

ちなみに、宿へ向かうまでは自由行動らしく、

 

 

「どこか寄ってく?」

 

「渋谷に行きましょう、渋谷!」

 

「なんか日比谷に新しくできたのあるみたいだから、私はそこ行きたいかも。鶫ちゃんは?」

 

 

西宮先輩にそんな風に話を振られる。

ふむ。そういえば、東京には何度も足を運んでいたが、基本的には東京駅の中で済ませてしまっていたから、任務で行った双子岬関係以外には街に出たことはなかったな。

 

 

「任せる。色々と今の東京にも興味はあるしな」

 

 

そう返し、3人に任せることにした。私では女子が好きそうな場所は分からない。それならば、3人についていくのが話が早い。

そう思ったのだが、

 

 

「わたしは渋谷で!」

 

「んー、それじゃあ私は日比谷にいこっかなぁ」

 

「そ。じゃあ、別行動ね」

 

 

なんと三者三様。

別れて行動することになってしまった。どうしようか迷っていると、西宮先輩が助け舟を出してくれる。

 

 

「鶫ちゃんはどーする? 誰かについていってもいいし、宿に時間までに向かえば一人で向かってもいいよ」

 

 

ふむ。

ここはどうしようか。

 

霞は渋谷。

西宮先輩は日比谷。

真依は……ん? どこに行く気だろうか?

あとの選択肢としては、直接宿に向かうことだが……。

 

少し考える。結局、私はーー

 

 

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選択肢発生。
アンケートにて。
11月25日アンケート締め切りました。
思ったよりも割れたので、少々考えます。

加茂憲倫は……。

  • 霞と渋谷へ
  • 西宮先輩と日比谷へ
  • とりあえず真依についていこう
  • 1人で散策
  • 男子勢に乱入しよう
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