この物語は以前身内で組上げました京都を舞台にした聖杯戦争と言うものを私が再構築し執筆したものとなります
初投稿にして駄文になりますが 何卒.....
更新は毎週末出来るように頑張ってみせますので....
「いやいやぁ..... 厄介な物がウチにも回り込んできたネェ...」
京都市某所 椅子に座りぼんやりと一人の人間が言葉を漏らす。
目前に広がるのは今日の都の街並み 様々な環境に置かれた人々が日常を過し喧騒と欲望を優美な美しさで蓋をし隠した日ノ本の都だった場所 観光地として名を馳せたこの土地に発生したイレギュラー。
聖杯 万物の願望機としてこの世界では定義されたモノ。
これは外部からの魔術師の介入や隠れた魔術師達が釣れるだろうと彼女は傍らにて仕事に励む部下に声をかける。
「ごめんごめん 新谷ちゃん 悪いんだけど〜 彼女に伝言頼めないかな? 正式な依頼ってわけにいかないから依頼料振込むのは結構後になるんだけど.....」
「いや、自分は構わないんですけど何処にです? あの人また行方晦ましたんじゃ.....」
封筒を受け取った新谷と呼ばれる部下は目に見えるように嫌な表情を浮かべるも渋々渡された書類を受け取り鞄にしまい込んだ。
「彼女なら....多分....東京か横浜辺りにいるんじゃないかなァ? 稼げる所で稼ぐが彼女のぽりしぃだからネェ....」
「まぁ、行ってきますけど.... これ私達直属ってバレたら色々面倒くさがられると思いますよ?誰か経由させた方が...」
「それもそうか じゃあ.... あー、なんだっけ名前 この前汚職まがいの事やって辞職した....情報屋の....」
思い出そうとは思えない程のやる気のなさで側頭部をコツコツと叩きながらぼんやりと声を出す最中呆れたかのように新谷は名簿を捲り該当する人物の経歴書を机上に置いて確認を撮る。
「岡部警部補ですね 分かりました彼経由で依頼を提供します 他に伝言は...?」
「特にないかなぁ..... 私達表立って動けないから死なない程度に頑張れーってメモでも入れて置いて〜」
「分かりました。 ところで先程声に出してた厄介な物って....なんなんです?」
「それはまた後で説明するヨ〜 それより新谷ちゃんスマホなってるヨ〜 お呼び出しかな? 私みたいなはぐれ者とつるんでないで早く行きたまえ〜」
しっしと余計な事を話す前に部下を本件へと向かわせれば椅子に背中を預け歓楽街で配られていたライターで煙草へと火をつける。
「物は使いようとも言うしねぇ.... まぁ、あの子なら心配ないでしょ〜」
煙と共に愚痴を零せばまた彼女は机の上に置かれた一枚の写真を手に取り微笑んだ。
「よろしく頼むねェ 瑞希ちゃぁん.....」