「……何を言い出すかと思えば……ついにボケたかババア……!!」
「ハ〜ハハハハ!! ボケてもねェし冗談でもねェよ。早い話がだカイドウ……!! おれとお前で手を組んで目の前のそいつらも白ひげも世界政府もまとめて始末しようってこった。その後で決めりゃあいい、どっちが海賊王に相応しいかな」
静まり返るその戦場で、ビッグ・マムは淡々と交渉内容を述べてみせる。ロジャー海賊団の見習いであった二人が台頭し皇帝とまで呼ばれるようになり、元から脅威であった白ひげ海賊団や世界政府の存在。更にはインペルダウンから脱獄した過去の大海賊達も海で暴れ始めている。今までのように傍若無人に振る舞えば、いつか火の粉は業火となり己自身を焼き尽くすだろう。
「おれがその誘いに乗るとでも思ってんのか?」
「ああ、乗ってくれるさ。おめェもわかってるはずだ……それに、借りの件もあるだろう?」
「…………」
その言葉に対しカイドウは沈黙を貫く。怪物と称され、話など到底通じない男と世間からは思われているのだろうが、それで海賊団の長が務まるはずがない。時には思考を巡らせ、己と海賊団にとって最善となる選択肢を選ぶこともある。それはビッグ・マムとて同じことだ。そうして数分の思考の後、カイドウはその重い口を開いた。
「……いいだろう。癪には障るがリンリン、お前らと手を組んでやる」
「……まさか!?」
カイドウが下した思わぬ決断に対面していた一同は驚きに言葉を失う。海の皇帝と呼ばれ敵対してきた者同士、しかもロックス時代から犬猿の仲として知られてきた二人だ。手を組むなど誰も想像していなかったし、その場合の危険度を測ることも誰にも出来ない。
「最悪だよい……まさかあの二人が手を組んじまうとは……!!」
「ああ、カイドウ一人にさえ手こずっていたのに……ビッグ・マムまで加わるとなると……!!」
二人の強大さと強さを昔からよく知るマルコとイゾウは、その同盟話がいかに恐ろしい事態であるか瞬時に察知し、顔を青くする。何もこの場に限った話でない、カイドウとビッグ・マムの同盟に対抗出来る勢力など今の海賊や政府には存在していない。白ひげ海賊団ですら、二つの海賊団を同時に相手すれば苦戦は必至だ。
「そういうことだ……悪く思うなよ小僧共」
「ハハハハ……手始めにお前らから血祭りにあげてやるよ」
「……来るぞ!!」
話のまとまった二人の皇帝はそれぞれ金棒とナポレオンを振りかぶり、覇王色の覇気を纏わせて力を溜める。あまりの覇気の強さに大地が揺れ、周辺の岩石が浮かび上がる程の圧倒的な力だ。
「足腰衰えてねェだろうなババア!!!」
「誰に口利いてやがんだ若造が!!!」
「クソッッ……!! 雷鳴……」
「ダメだヤマト、間に合わない!!」
「ぎゃああああ〜〜!!? おれの人生ここまでかァァァ!!!?」
その力と速度を瞬時に予測したヤマトがその攻撃を阻止しようとするが時すでに遅し。二人の怪物から放たれる衝撃波という名の大砲は、四人めがけて発射された。
『
「…………!!?」
この世の全てを破壊しつくさんとする一撃は地面を削り、島を丸ごと揺らしながら彼らに迫る。避けることも受けきることも不可能、たとえ不死鳥の能力者であるマルコであったとしてもだ。不死鳥の炎で何とか攻撃をやり過ごそうとするが、防ぎきれないことなど彼が一番わかっている。故に全員、己の死を悟り覚悟を決めた。
「ハ〜ハハハハ!!! ちょいと派手にやりすぎちまったかねェ!!!」
「この程度で死ぬならそれまでだったって話だ……」
粉塵が巻き起こり、辺り一帯を包み込む。あれだけの攻撃を受けて生きていられるはずがない。少なくとも、あの場にいた四人の力を合わせただけでは不可能な芸当だ。一瞬止めるだけならいざ知らず、受け流すなど到底不可能な──
「……ああ?」
──はずだった。
本来であれば彼らの覇海が通った先にはかなりの破壊跡、それこそこの島どころか海をも貫く巨大な破壊の跡がなければおかしい。それほどの威力は十分にあったし、それは技を放った彼らが一番わかっている。しかし、破壊跡はバギーらがいた地点で止まっており、その背後には傷一つついていなかったのだ。
「危ない危ない……全く、追いついたと思ったらいきなりどデカいのぶっぱなしてるんだから……」
「おめェは……!!」
カイドウとビッグ・マムの視界に写り、そしてバギーらの目の前に現れたのはミズキ。彼は両手でバリアを張りバギー達を守っていた。次の瞬間にはバリアは砕け散り、ミズキは手を押さえて顔を顰めた。
「いった〜〜!! やっぱりあれをバリアで防ぐのは無理があったかな……?」
バリアを張っていてもどうやら痛みはあったようで、彼はしばらく自分の手のひらと睨めっこをしていた。そして──
「大丈夫か? バギー……」
「……おめェ、どうしてここに?」
もう一人、剣でカイドウとビッグ・マムの攻撃を防いだ人物がいた。考えてみれば当然で、いくらミズキでもたった一人であの二人の攻撃を防ぐことなど出来はしない。しかし誰かが助力したとしても生半可な実力では足手まといになるだけだ。バギー達を助け、なおかつ皇帝に対抗出来る人物などこの戦いに唯一参加していなかったあの男しかいない。
「シャンクス!!!」
「久しぶりだな……何年ぶりだったか」
バギーと同じロジャー海賊団であり兄弟分、そして今は海の皇帝の一人に数えられる赤髪のシャンクス。彼は驚くバギーに目をやると懐かしそうに表情を緩め、彼の正面に立った。
「おでんさんの敵討ちだって? おれを誘わないなんて水臭いじゃないか」
「へっ……誰がお前の手なんて借りる……シャンクス、お前その腕……」
シャンクスの言葉にいつも通り皮肉めいた言葉で返そうとした矢先、彼の左腕が目に入った。いや、正確に言えば左腕があったであろう場所だ。本来あるはずの鍛えられた腕は綺麗さっぱり消えており、コートの袖がそよ風を受けて僅かにはためくのみだった。
「……
「これか? 別に大したことじゃない。新しい時代に賭けてきた、ただそれだけのことだ」
「……そうか」
色々と問いただしたいところだが、シャンクスの満足そうな表情を見てバギーは言葉を引っ込める。本人が納得し、賭けてきたというのならばそれ以上の口出しは野暮だ。それくらいバギーもわかっている。
「マルコ、お前の再生の炎がなければあの攻撃は防げなかった。ありがとう」
「へ、謙虚な男だよい。おれだけでは全員を守りきる事は出来なかった。礼を言うのはこっちだよい」
そして今度はマルコに振り向き、感謝の意を述べる。あの時マルコはカイドウとビッグ・マムの攻撃を何とか防ごうと再生の炎で防御していた。しかし彼一人では到底防ぎきれる威力ではなく、シャンクスとミズキの助力がなければ死んでいただろう。だがそれはシャンクス達も同じ、マルコの力があったからこそほぼ無傷で攻撃を防ぐことが出来た。
「呑気に言ってる場合か!!? カイドウとビッグ・マムの同盟だぞ!!! 一人ならともかく二人同時に相手なんか出来るか!!!」
「……!! ああ、確かにそうだな」
割って入りシャンクスの胸ぐらを掴むバギーの言葉を彼も肯定した。たとえシャンクスやミズキが合流したといっても相手はあのカイドウとビッグ・マムだ。死人が出てもおかしくないし、下手をすれば全滅だ。それはこの場に限った話ではなく、百獣海賊団とビッグ・マム海賊団が手を組めば同じ皇帝と呼ばれる海賊団であろうと瞬く間に壊滅させられる。それほど皇帝同士の同盟話は影響力が強いのだ。
故に、シャンクスがその提案を述べるのも当然だった。
「なァバギー、おれ達も組まないか?」
「…………ハァァ!!?」
バギーの名声と求心力、そしてミズキはもちろんのことインペルダウンの脱獄囚を筆頭に部下の質の高さと数。そこに赤髪海賊団のアベレージの高い幹部達の力を合わせればカイドウとビッグ・マムの同盟にも対抗出来るかもしれない。シャンクスはそう考え、他ならぬ義兄弟にその提案をした。
「ふざけんな……誰がてめェなんかと……!!」
勢いに任せ 声を荒らげ提案を突っぱねようとするバギーだが、一度冷静になり状況を分析する。確かに自分達だけの力ではあの同盟に敵うはずがない。抵抗するにはどこかと同盟を結ぶのは殆ど必須だ。しかしカイドウとビッグ・マムの同盟に抗える海賊団など世界には数える程しかいない。白ひげ海賊団と赤髪海賊団、後は王下七武海の一部くらいだろう。七武海は政府のお膝元なので論外として、後は白ひげと赤髪のみ。白ひげは実力、海賊団の規模共に十分であり、義理堅い性格からして裏切りの心配も薄いだろうが、そもそも同盟話を持ちかけたとして首を縦に振るとは考えづらい。一方赤髪ならば幼い頃から共に過ごした仲で、癪であるがどの海賊団よりも圧倒的に信頼出来る。実力も高く、同盟相手としては非の打ち所がないだろう。
「バギー、早く決めないとあいつらもそんなに長く待っちゃくれないぞ」
「ぐぬぬぬ…………しょうがねェ、特別にこのおれ様が手を組んでやる!! 感謝しやがれ!!」
渋々ながらといった様子だが、バギーが首を縦に振った。その返答にシャンクスは満足そうに笑みを浮かべ、そして今度はミズキの方に顔を向けた。
「ミズキ、お前もそれでいいか?」
「船長の決定なら従わない理由はないよ。ベックマン達が手を貸してくれた辺りで薄々わかってたしね」
「そうか、それは助かる」
「全く……バギーってばシャンクスのこと大好きな癖に素直じゃないんだから」
「うるせェ、余計なこと言うなミズキ!! おれはこいつに恨みすらあんだぞ!!」
シャンクスがミズキにも問いかけるが、彼としては船長であるバギーが決めた以上断る理由もない。気になる点はあれどシャンクスならば信頼出来るし、実力もライバルとして高めあってきて理解している。バギーを茶化す言葉を含めて返答し、シャンクスはそれに頷くがバギーには聞き捨てならず案の定ミズキに突っかかっていった。
「マルコ、この際お前達もどうだ?」
「おれじゃなくオヤジに言えよい!! まァ……あのオヤジが首を縦に振るとも思えねェが」
「……まァそりゃそうか」
シャンクスがマルコにも同盟の話を持ちかけるが、あくまで幹部の一人であるマルコにそれに答える権限はない。仮に白ひげ本人に言ったとしても軽くあしらわれるのが関の山であり、それはシャンクスもわかっていたのかマルコの返答に軽く笑い返した。
「話し合いは済んだか……?」
「ハ〜ハハハハ!! なんだい、お前らも組む気かい? いいさ、どっちにしろ全員殺すんだ」
「……来るぞ!!」
痺れを切らしたのかカイドウとビッグ・マムが武器を手に取り覇気で威圧した。警戒を続けていたヤマトとイゾウが構えを取り、それに続くように残りの面々もそれぞれ戦闘モードに入る。
──まさにその時だった。
「ああ?」
「ん?」
その場に複数の電伝虫の鳴き声がほぼ同時に響き渡った。それらを所持していたのは、カイドウとビッグ・マム、そしてミズキ。緊迫した状況に水を差され、カイドウがイライラした様子で応答した。
「どうした、戦闘中だぞ!!」
『す、すみません!! しかしカイドウさん、大変です!! ──―』
「……なんだと!!?」
緊急であろう要件を聞いたカイドウは驚愕と共に苛立ちを募らせたような表情を浮かべた。そして隣に立つビッグ・マムに視線をやる。彼女もまた電伝虫に応答しており、部下からの報告を聞いたようだ。
「……なるほどねェ、センゴクの野郎……どうあってもおれ達の接触を防ぎたいようだ」
「そっちもか、リンリン」
「ああ、どうやら向こうも同じようだねェ」
彼らは自身らが受けた連絡が同じものだと理解すると、今しがた連絡を受けたであろうミズキに目を向ける。彼は電伝虫を懐にしまうと溜息をつき、バギーやシャンクスの方に目をやり、状況を伝えるために口を開いた。
♦♦♦♦♦
──新世界、ホールケーキアイランド。
ビッグ・マム海賊団の本拠地であるその場所。ビッグ・マムやその幹部達が大方出払っており普段より活気はないものの、つい先刻までは人々の往来があった。しかし今は外に出ている者はほとんどおらず、大半が家に篭っていた。外にいるのは迎撃の用意をしているビッグ・マム海賊団の面々と、僅かな野次馬くらいだろう。
「……来たぞ!!」
ビッグ・マムの
だが前方から進軍してくるであろうと思われた敵は、思わぬ所から攻撃を仕掛けてきた。
「
「!!?」
「なんだ……ぐあああ〜〜!!?」
突如として空から光の雨が降り注いだ。それらはチェス戎兵を一網打尽にし、あっという間に戎兵達を全滅させた。後方で様子を伺っていたビッグ・マムの子供達はその光景に戦慄し、そして比較的上の子供達は攻撃の主を知っていた。
「これは……黄猿!!」
「お〜〜これがホーミーズってやつかい……さすがに四皇ともなると能力もおっそろしいねェ〜〜」
光の雨が止むと、一人の男が空から降りてきた。海軍本部大将黄猿、海賊であれば誰もが恐れ、一目散に逃げ出すであろう男が目の前に現れてさすがのビッグ・マム海賊団でも動揺は隠せない。
「まずいよ、ママもペロス兄達もいないのに……!?」
「怯むな……!! 奴は
下の兄弟達は主力が軒並み出払っている状況に怯え、上の兄弟達も黄猿に手を出せずにいた。そんな状況の中、黄猿は腕につけた黒電伝虫に話しかけていた。
「もしも〜〜し、こちら黄猿〜〜……おっかしいねェ〜〜」
黄猿が話しかけているのは盗聴用の黒電伝虫なので反応がないのは当然だが、彼はそれに気づかない。数十秒黒電伝虫に話しかけ続けると、彼は諦めたのかビッグ・マム海賊団の方に視線を向けた。
「まァ構わねェかね〜〜。主力がいねェならわっし一人で十分でしょうよ」
部下と連絡を取るのをやめ、一人でこの場を制圧する。ビッグ・マムや将星がいないなら彼の実力があれば容易だろう。しかしそう上手くはいかないのが世の常だ。彼が指先に光を溜め、レーザーを発射した直後にその男は割って入ってきた。
「……おれの弟や妹に手出しをするな……!!」
「……将星カタクリ〜〜。厄介だねェ」
「カタクリ兄さん!!!」
シャーロット家の最高傑作とまで称される10億超えの男が兄弟達を守るように黄猿の前に立ち塞がった。弟達は彼の到着に歓喜し、表情に希望の色を取り戻した。黄猿は彼の登場に一瞬戸惑ったものの、すぐに光を溜め直しレーザーを発射する。
「
「……!!?」
しかしカタクリもそれを見過ごすことはしない。餅に変化させた腕に武装色の覇気と熱を纏わせ、黄猿のレーザーに対抗する。相殺された互いの攻撃は爆発を起こし、辺りに粉塵を巻き起こさせる。
「……面倒だと言うなら立ち去ってもらおうか。ここでやり合っても互いに利点がないだろう」
「見聞色の覇気の未来視かい……これは面倒だね〜〜」
未来を見て会話するカタクリにそれを面倒だと吐き捨てる黄猿。二人の実力者が衝突し、平和だったはずのホールケーキアイランドは戦場へと変化していくのだった。
♦♦♦♦♦
──同時刻、ワノ国鬼ヶ島。
カイドウが率いる百獣海賊団の本拠地である鬼ヶ島。普段であれば百獣海賊団の幹部達が居を構えており足を踏み入れることさえ容易でないその場所は今
「クソッッ……あの野郎化け物か!!?」
「ババヌキ様!! 兵は殆ど全滅です!!」
「そんなの見りゃわかる!! だがカイドウ様や大看板抜きで大将なんてどうすりゃいいんだ!!?」
戦争の為に出払っている兵が殆どの中、残された僅かな者達は進行してくる海軍相手に必死の抵抗を続けていた。主力が不在とはいえ真打と呼ばれる幹部は何人か残っており、中将程度ならなんとかできたかもしれない。しかし真打の殆ども氷漬けにされてしまっており、残っているのはもはやババヌキ一人だった。
「アンタらには恨みはねェんだが、五皇同士の接触は避けなきゃならないんでね」
海軍本部大将青雉。ヒエヒエの実の能力を存分に発揮し、百獣海賊団の兵士のみならず鬼ヶ島中を氷漬けにする。船長であるカイドウを始め大看板や飛び六胞不在の百獣海賊団にそれを防ぐ術はなかった。
「おいやめろ姉貴!!」
「離すアルよぺーたん!! あの野郎頭かち割ってやるアル!!」
「その語尾も噛み付くのもやめろォ!!」
青雉に向かっていく少女とそれを止める少年。どうやら姉弟のようで姉の方は恐竜に変身していることから古代種の能力者のようだ。さすがの青雉もいくら海賊とはいえ子供に手を出すのは気が引けたようで視界に入っても溜息を吐いて無視をした。
「まァいいか……カイドウが戻ってくるまでもう少し暴れさせてもらうとするよ。間に合ってればいいがね……」
彼らの目的は戦争を起こしている海賊達の本拠地を襲撃し戦いを無理矢理にでも終わらせること。仮に海賊達が襲撃を無視して戦いを続けたとしても主力のいない本拠地を落とすことが出来る。これがセンゴクが考えた策であり、五皇同士の接触を避けるための苦肉の策だ。当然、海軍側のリスクも大きい。
そして青雉の懸念は正しく皇帝同士の接触は既に起こってしまっており、それは事件が終わった後に瞬く間に世界に広がった。
──その後、この事件を記事にした新聞が世界中にばらまかれ、一時世界はこの話題で持ち切りになった。
バギー海賊団と百獣海賊団がカライ・バリ島付近で衝突、途中参戦したビッグ・マム海賊団に白ひげ海賊団、赤髪海賊団も含め現皇帝の全てが激突する異常事態となった。これを止めるために海軍は百獣海賊団並びにビッグ・マム海賊団の本拠地に大将含む艦隊を、カライ・バリ島にもバスターコールに匹敵する数の戦力を送った。これを受けた百獣海賊団とビッグ・マム海賊団は撤退、目立った死傷者もなく勝敗は引き分けに終わった。
ここまでなら良かったのだが、記事の最後を締めくくった大きな文字に、世界中が震撼することになる。
──百獣海賊団とビッグ・マム海賊団が皇帝同士の異例の同盟!!!
──時を同じくして赤髪海賊団とバギー海賊団が同盟を結成!!! ロジャー海賊団の再来か!!?