【海賊同盟同士の決戦 終息へ】
麦わらのルフィ、"死の外科医"トラファルガーロー及びユースタス"キャプテン"キッドの海賊同盟と"百獣海賊団総督百獣のカイドウとビッグマム海賊団船長シャーロットリンリンの四皇同士の同盟が新世界和の国にて衝突。
四皇同盟側は多くの最高幹部を討ち取られた痛手を負うが、その後百獣のカイドウが麦わらのルフィを討ち取った。
下記に百獣海賊団が公表した超新星同盟側の死亡者を記載する。
・麦わらの一味
船長 麦わらのルフィ 懸賞金1,500,000,000ベリー
海峡のジンベエ 懸賞金 438,000,000ベリー
黒足のサンジ 懸賞金 330,000,000ベリー
海賊狩りのゾロ 懸賞金 320,000,000ベリー
ゴッドウソップ 懸賞金 200,000,000ベリー
悪魔の子 ニコ・ロビン 懸賞金 130,000,000ベリー
鉄人 フランキー 懸賞金 94,000,000ベリー
鼻唄のブルック 懸賞金 83,000,000ベリー
泥棒猫 ナミ 懸賞金 66,000,000ベリー
わたあめ大好きチョッパー 懸賞金 100ベリー
・ハートの海賊団
船長 死の外科医トラファルガーロー 懸賞金 500,000,000ベリー
・キッド海賊団
船長 ユースタス"キャプテン"キッド 懸賞金 470,000,000ベリー
◇
とある岬
ブォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!
「ラブーン!! 落ち着け!! ラブーン!!!!」
巨人族すらも見下ろすほどの巨大なクジラ……ラブーンは天へと向かい高く叫び続け、その後目のまえにそびえる
どれだけの間その行為を続けたのだろうか。2年が経過し癒され始めていた頭部の古傷は開き、痛々しいほどに血液が海中へと漂い始める。
その頭部に描かれていたはずの麦わら帽子を被ったドクロのようなチープな落書きは、もうすでに見る影もない。
赤く、朱く、紅く染まってしまったマークはクジラからは見えはしない。……それはラブーンにとっては一種の救いだったのかもしれない。
「クッ……また体内からするしかないのか……!」
ラブーンを必死に止めようとする花のような特徴的な髪型をした老人が歯を食いしばる。ラブーンとは50年以上の付き合いになる彼にとってラブーンは家族そのもののような存在だ。
そんな存在が目のまえで激しく自傷行為するのは医者でもある彼にとっては到底許容できるものではない。
幸か不幸か、ラブーンは過去にも同様に自傷行為をすることがありその時にラブーンの体内から治療を行うための施設を整備していた。
2年以上触れることはなく、そして触れる機会など想像だにしていなかったラブーンの背中に取り付けられた海水にも耐えられる扉に手をかけ老人はラブーンの体内に侵入した。
誰もいなくなりラブーンが頭を打ち付ける音と振動のみが響く岬に残されたのは、老人が普段住居として使用している小さな家とたまに来る客人をもてなすための小さなテーブル。
その上には、くしゃくしゃに潰された新聞が無造作に置いてあった。