遊戯王ARC-V 黒竜を従えしデュエリスト   作:鈴木颯手

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皆さん、新年あけましておめでとうございます


第四十二話「神」

「一体アカデミアで何が起こっているの……?」

 

 融合次元のとある場所に作られた塾。そこは榊遊矢の父である榊遊勝が作った塾で主にアカデミアから逃げて来た者達を匿っていた。遊勝はここで人を笑顔にするデュエルを教えていた。

 しかし、ある時に逃げて来たアカデミア生によって精鋭部隊であるリリーサーズによる反乱がおきた事を知る。そこに所属する天上院明日香はその報告を聞きとても驚いていた。彼女の記憶ではアカデミアに忠実に従っていた彼らが反乱を起こすとはとても信じられなかった。

 そんな事を思っていた数日後、今度は補導員などの外部で活動するアカデミアの人間が招集され未だに誰一人として戻ってきていなかった。アカデミアからの脱走もクーデターの時に逃げて来た者が最後だった。

 

「アカデミアで何か起こっていると考えた方がよさそうだな」

「今こそ攻め込むときではないか?」

「そうだ! 反乱で混乱するアカデミアなんかこわくない!」

 

 塾生たちも今を好機と捉え攻め入る事を主張する声があった。そんな彼らを後押しするように1人の人物が声を上げた。シンクロ次元におけるズァークの分身体であるユーゴだ。

 ユーゴはつい先ほどまで体中に走る激痛に襲われていたが今ではぴんぴんしており攻め入る事に賛成していた。

 

「……分かった。ただし、行くのは私一人だけだ」

「なっ!」

「命からがらアカデミアから逃げて来た君たちをまた争いごとに巻き込みたくはない。ここは私が直接出向き、赤馬零王を止める!」

 

 強い覚悟でそう言い切る遊勝に塾生たちは何も言えなかった。しかし、そんな彼らに対して声をかける者がいた。

 

「へぇ? あなたにそれが出来ますかな?」

「っ! 誰だ!?」

 

 声をした方を見ればそこには一人の男がいた。シルクハットにタキシードといういかにもマジシャンといういで立ちの男で扉に背を預けて遊勝達を見ていた。

 

「初めまして。私は赤城リョーマ率いる少数精鋭部隊リリーサーズ所属のNo.8といいます。今回はあなた方の粛清を任されました」

「粛清、だと?」

「ええ、あなた方は我が隊長の邪魔になると判断されました。まぁ、そうでなくてもあなた方はアカデミアに反抗する者達です。手を取り合えるとは思えませんのでね」

 

 その言葉と同時に扉からアカデミア生が入って来る。全員がデュエルディスクを構え、殺意をみなぎらせていた。

 突然の事に塾生たちは大混乱に陥る。そんな中、天上院明日香はあり得ないとばかりに目を見開いていた。

 

「そんな……、どうしてここが……」

「君たちの目撃情報を総合すれば見つけるのなんて簡単ですよ。では、そろそろ……」

 

 そう言うとNo.8はデュエルディスクを起動しゆっくりと近づいていく。塾生たちは部屋の端によりつつも何時でも反抗できる準備をするがそんな彼らを遊勝は制した。

 

「良いだろう。君の相手は私がしよう」

「へぇ? 手負いのあなたに私を倒す事が出来ますかな?」

「簡単さ。では始めようか」

 

 そう言うとデュエルディスクを装着し、起動する遊勝。No.8も好戦的な笑みを浮かべてそれに応じた。

 

「「デュエル!」」

「では私から行かせてもらおう。私はカードを1枚伏せてターンエンドだ」

「おや? その程度でいいのですか?」

「勿論だ。君にはこのカード1枚で十分だ」

「ふぅ……。てめぇ、こちらが丁寧に接していればいい気になるんじゃねぇよ」

 

 No.8は遊勝の言葉を聞き突然豹変したように声を荒げた。顔もどこか穏やかでありつつ策士風の表情をしていたが皺をよせ、怒りを露にしていた。

 

「行くぞ! 俺のターン! 俺は手札から“黒魔術のヴェール”を2枚発動する! 2000ライフを払い手札から2体の“ブラック・マジシャン”を特殊召喚する!」

 

 現れたのは赤いローブに身を包んだ最高級の黒魔導士だった。彼らは鏡のように立ち、遊勝を冷ややかな目で見ている。

 

「行け! 俺は1体目の“ブラック・マジシャン”で貴様に直接攻撃(ダイレクトアタック)! 榊遊勝を血祭りにしろ!」

「トラップ発動! “ミラクルシルクハット”!」

「何!?」

 

 遊勝が罠カードを発動すると周囲は煙に包まれる。煙が晴れると宇宙のような空間に代わっており目の前には2つのシルクハットが出現していた。

 

「何だこれは!? 榊遊勝は何処だ!?」

「心配しなくとも私はここに居る! この2つのシルクハットのどちらかに私はモンスターと共に潜んでいる」

「何?」

「それを見事引き当てて見せろ! モンスターカードの方を当てる事が出来れば私は2倍の戦闘ダメージを受け魔法・罠カードの場合は受けるダメージは0になる! 因みに、この効果で出されたカードは攻撃力0の状態で攻撃表示で出ている。見事私を当てて見せろ!」

「そんなの簡単だ! 俺は左のシルクハットを選ぶ! 行け! “ブラック・マジシャン”!」

 

 No.8の言葉に従い“ブラック・マジシャン”が黒い球体で攻撃する。シルクハットは呆気なく破壊されそこから一枚のカードが姿を現すもそのカードを見たNo.8の顔は歪む。

 

「“ペーパー・ドール”!? 手札にある時にモンスターカードに出来る魔法カードじゃねぇか!? つまり、当たりは無いという事か!?」

 

 No.8の言葉を肯定するように“ミラクルシルクハット”の効果は切れ、先程までの部屋に戻るがそこには誰もおらず、部屋の端に空いた状態の地下へ続く階段が見えていた。見事に出汁にされた形となった。その事を理解したNo.8は歯を食いしばり怒りの感情を更に露にした。

 

「……お前らっ! 何をぼさっとしている! 早く奴らを追いかけて始末するんだ!」

 

 怒声を上げながらアカデミア生に指示を出すと自らは外に出ると通信を入れる。

 

「No.1、申し訳ありません。榊遊勝以下脱走者を逃がしてしまいました。現在は追いかけるように指示を出していますが……」

『ならば港に迎え。奴らはアカデミアに向かう可能性がある。更に、エクシーズ次元から転送された者がいるようだ。そちらの捜索も行え』

「はっ!」

 

 No.1の指示にNo.8は返事をすると水からは車に乗り、港に向かう。その途中で通信が入る。

 

『Dホイールと思われるバイクに乗った男を発見しました。先程榊遊勝と共にいた男です。そして、ズ(・)ァ(・)ー(・)ク(・)の(・)分(・)身(・)体(・)と思われます』

「よし! 絶対に逃がすなよ!」

 

 そうしてNo.8が車を走らせる。アカデミア生が数多く展開しているためか道を歩いている人の姿は無い。No.8も十分に速度を出して走らせることが出来た。

 そして、広場の一角で追い詰められているユーゴ及び榊遊矢の姿があった。

 

「へぇ? まさか君までいるとはな」

「っ! お前はさっきの!」

「私はNo.8。さっきは榊遊勝に逃げられてしまったが今度は逃がすわけにはいかないな。安心しろ、榊遊矢及びユーゴ。お前らを殺すつもりはない。それ以外は別だがな」

「クッ!」

「榊遊勝って父さん!?」

 

 榊遊矢たちがデュエルディスクを構えNo.8もそれに答えてデュエルを開始しようとした時だった。新たに車が現れそこからNo.1が降り立った。

 

「No.8。お前は榊遊勝を追え。ここは私に任せろ」

「……良いだろう。私もさっきの件で怒りを覚えているのでね」

 

 そう言うとNo.8は榊遊勝を追って港の方に向かって行った。それを見たランサーズと共にエクシーズ次元からやってきたカイトは高い身体能力を生かしてアカデミア生の包囲網を抜け出しNo.8を追った。

 

「ふむ、一人抜け出させてしまったが仕方ない。お前らは榊遊矢以外を相手しろ。俺が榊遊矢の相手をする」

「了解しました」

 

 No.1は指示を出すと榊遊矢の前に立つ。バレットのような軍人の如き姿をした彼は体格差ゆえに遊矢を見下ろす。

 

「榊遊矢。貴様には私の相手をしてもらおう。私はNo.1。リリーサーズでNo.2と共に副官をしている」

「リリーサーズの副官……!」

「さぁ! 我が命(・)を(・)賭(・)け(・)貴様の力を見せてもらおうか!」

「っ! 何が言いたいのか分からないがここで立ち止まるわけにはいかない!」

 

 遊矢はそう言うとデュエルディスクを構えNo.1と相対する。No.1もデュエルディスクを起動しデッキを挿入して準備を完了させた。

 

「「デュエル!」」

 

YUYA VS No.1

 

「先行は私がもらおう!」

 

 先行を取ったのはNo.1だった。彼は手札を見ると目を細め一枚のカードを手に取った。

 

「私は手札より魔法カード“黒き磁石の戦士の大徴兵”を発動する! この効果によりデッキの上から3枚ゲームから除外する事でデッキから“D(ダーク)・マグネット・ウォーリアー・Gγ(ゲノムガンマ)”を手札に加える」

「磁石の戦士……?」

「そして私は手札の“D・マグネット・ウォーリアー・Gα”、“D・マグネット・ウォーリアー・Gβ”、“D・マグネット・ウォーリアー・Gγ”をリリースする事で手札から“D・マグネット・ウォーリアー・GΩ”を特殊召喚する!」

 

D・マグネット・ウォーリアー・GΩ(闇/岩石族 星8)

ATK3850 DEF3500

 

「攻撃力3850!?」

「まだだ。私は“D・マグネット・ウォーリアー・GΩ”の効果発動! このカードを墓地に送る事で墓地より3体のD・マグネット・ウォーリアーモンスターを特殊召喚する!」

 

D・マグネット・ウォーリアー・Gα(闇/岩石族 星4)

ATK1700 DEF1400

 

D・マグネット・ウォーリアー・Gβ(闇/岩石族 星4)

ATK1600 DEF1700

 

D・マグネット・ウォーリアー・Gγ(闇/岩石族 星4)

ATK1800 DEF1500

 

「モンスターが3体……!?」

「……榊遊矢!」

 

 驚いている遊矢にNo.1は声をかける。そして、残り1枚の手札を手に取ると真剣な表情で言う。

 

「貴様に神を見せてやる。私は3体のD・マグネット・ウォーリアーをリリースする事で手札より“ラーの翼神竜”をアドバンス召喚する!」

 

 瞬間、周囲が暗くなり雷が発生する。なんとも言えない威圧感が遊矢を襲い恐怖を覚えさせる。そして、黒い雲の中から黄金のモンスターが姿を現した。その巨大なモンスターは雄たけびを上げながらゆっくりと降りてくる。

 

ラーの翼神竜(神/幻神獣族 星10)

ATK? DEF?

 

「ラーの翼神竜の攻撃力・守備力はこのカードのリリース素材となったモンスターの攻撃力・守備力の合計値となる」

「それってつまり……」

 

ラーの翼神竜

ATK?→5100

DEF?→4600

 

「嘘だろ……!?」

「私はターンエンドだ……。ぐっ!」

 

 No.1はエンド宣言をすると同時に顔を歪めて胸を抑える。何かに耐えるように荒く深呼吸をして落ち着かせている。

 

「お、おい。どうしたんだ?」

「……何でもない。早く貴様のターンを進めろ」

 

 No.1はぎらついた眼でデュエルの続行を進める。遊矢は少し怪訝そうにしつつもカードを引いた。

 

YUYA

手札5枚→6枚

 

「俺は手札から“EMドクロバット・ジョーカー”を召喚する!」

 

EMドクロバット・ジョーカー(闇/魔法使い族 星4)

ATK1800 DEF100

 

「このカードの召喚時効果によりデッキから“オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン”を手札に加える!」

 

YUYA

手札5枚→6枚

 

「更に手札から魔法カード“ペンデュラム・コール”を発動! 手札を1枚墓地に送りデッキから“星読みの魔術師”と“時読みの魔術師”を手札に加える!」

 

YUYA

手札5枚→4枚→6枚

 

「そして俺はスケール1の“星読みの魔術師”とスケール8の“時読みの魔術師”でペンデュラムスケールをセッティング! これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能となった!

揺れろ、魂のペンデュラム! 天空に描け光のアーク! ペンデュラム召喚! 俺のモンスター達!」

 

EMユーゴーレム(闇/悪魔族 星4)

ATK1600 DEF1000

 

EMシルバー・クロウ(闇/獣族 星4)

ATK1800 DEF700

 

EMセカンドンキー(地/獣族 星4)

ATK1000 DEF2000

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン(闇/ドラゴン族 星7)

ATK2500 DEF2000

 

「“EMセカンドンキー”の効果発動! デッキから“EMジンライノ”を墓地に送る! そして! “EMユーゴーレム”の効果でこのカードと“オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン”で融合! 現れろ! “オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン”!」

 

オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン(風/ドラゴン族 星7)

ATK2500 DEF3000

 

「“オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン”の召喚時効果発動! “ラーの翼神竜”を手札に戻す!」

「無駄だ! その程度の効果など神には通じない! 貴様は“ラーの翼神竜”をモンスター・魔法・罠の対象に出来ず魔法・罠カードの効果を受けない!」

「嘘だろ……!?」

 

 あまりにも強い効果に遊矢は絶句する。神と呼ぶにふさわしいモンスターに遊矢は無意識のうちに後ずさるが瞬間、心の中の何(・)か(・)が(・)訴える。「前に進め」と。エクシーズ次元で会話ができるようになったユートとは違うその存在の言葉に従うように遊矢は下がっていた足を前に出した。

 

「俺はレベル4“EMシルバー・クロウ”とレベル4“EMドクロバット・ジョーカー”でオーバーレイ!

漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙! 今、降臨せよ! エクシーズ召喚! 現れろ! ランク4! “ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン”!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン(闇/ドラゴン族 ランク4)

ATK2500 DEF2000

 

 遊矢は攻撃表示だった2体のモンスターから受けるダメージを減らすべく“ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン”を守備表示で出した。攻撃力5100というとんでもないモンスターだが遊矢は無意識のうちに勝てる方法をあみだしその準備を始めていた。

 

「俺はこれでターンエンドだ」

 

 

No.1 LP4000

手札0枚

モンスター

ラーの翼神竜

魔法・罠

なし

 

YUYA LP4000

手札0枚

モンスター

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン(守備表示)

オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン(攻撃表示)

EMセカンドンキー(守備表示)

魔法・罠

なし

ペンデュラム

星読みの魔術師(スケール1)

時読みの魔術師(スケール8)

 

 

 “ラーの翼神竜”と言うモンスターの登場で盤面は一気に制圧された。“ラーの翼神竜”は周りの兵士やデュエルを見ていた一般市民の時を止める程効果がデカかった。そんな神を操るNo.1は何処か苦しげな様子で自分のターンに入る。

 

「私のターン! ドロー!」

 

No.1

手札0枚→1枚

 

「行くぞ! 私は“ラーの翼神竜”で“オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン”を攻撃! ゴッド! ブレイズキャノン!」

「ぐっ! ああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

YUYA

LP4000→1400

 

 “ラーの翼神竜”より放たれた炎の球体は“オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン”に当たり破壊すると同時に周囲に炎をまき散らした。それに巻き込まれた遊矢は全身を焼かれながら絶叫を上げた。

 炎が消えると遊矢の体から煙が上がる。実際に炎を浴びた訳ではないがそれと同じダメージを実際に受けたようなものであった。遊矢は荒く息を吐きながら変わらぬ闘志が宿る瞳でNo.1を睨みつけるように見る。その目は赤く光り、このような事を行ったNo.1への憎悪を含んでいた。

 

「ほう、耐えきったか。私はモンスターをセットしてターンエンドだ」

「っ! 俺のターン! ドロー!」

 

YUYA

手札0枚→1枚

 

「……俺はセッティング済みのペンデュラムスケールでペンデュラム召喚を行う! もう一度現れろ! “オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン”! “EMユーゴーレム”!」

 

EMユーゴーレム(闇/悪魔族 星4)

ATK1600 DEF1000

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン(闇/ドラゴン族 星7)

ATK2500 DEF2000

 

「そして俺は“EMユーゴーレム”のペンデュラム召喚時の効果により“オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン”と再び融合召喚を行う!」

「ほう? だが貴様が融合召喚した“オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン”の効果では我が“ラーの翼神竜”を倒す事など不可能!」

「そんな事は分かっている! だから! 俺が召喚するのはこれだ!

二色の眼の竜よ。土より生まれし巨人と一つとなりて新たな種族としてよみがえれ! 融合召喚! 現れよ! レベル8! “EMガトリングール”!」

 

EMガトリングール(闇/悪魔族 星8)

ATK2900 DEF900

 

 遊矢が召喚したのはガトリング砲を背負ったグールだった。不気味な笑い声をあげているが“ラーの翼神竜”を警戒してか守備表示での融合召喚だった。

 

「攻撃力が圧倒的にも関わらず守備表示か。そんなモンスターを繰り出して何の意味がある?」

「……“EMガトリングール”は召喚時、フィールドのカード1枚に付き200のダメージを与えることが出来る。ペンデュラムモンスターを使って融合召喚されている場合、相手モンスター1体を破壊してそのモンスターの攻撃力分のダメージを与えられる」

「何? という事は……!」

 

 両者の場には9枚のカードがあった。更にNo.1のセットモンスターを合わせれば軽く2000は超えるダメージを与えられるだろう。

 

「行け! “EMガトリングール”!」

「ぐっ! ううぅぅぅっ!!!」

 

No.1

LP4000→2200

 

 “EMガトリングール”は手に持ったガトリング砲をNo.1に向かって放つ。No.1の体に無数の弾丸が突き刺さっていく。No.1はうめき声を上げながら弾丸に必死に耐えていた。中には実際に突き刺さり血が噴き出している所もあったが弾丸が収まると呼吸を整えながら遊矢の方を見る。弾丸を受けたせいかNo.1の体からは神の炎を受けた遊矢と同じくらいの煙を出していた。

 

「くっ……!」

「更にお前のセットモンスターを破壊する! やれ!」

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」

 

No.1

LP2200→900

 

 セットモンスターに向かって放たれた弾丸の爆風でNo.1は吹き飛ぶが空中で体勢を整えて綺麗に着地した。しかし、ダメージは予想以上に入っていたのかそのまま膝をついた。口からは血が噴き出し、苦しそうな表情で脂汗を流している。

 

「……っ、私は破壊された“D・マグネット・ウォーリアー・Gε(イプシロン)”の効果発動! 破壊された時、墓地のD・マグネット・ウォーリアーモンスター1体を特殊召喚する! 甦れ! “D・マグネット・ウォーリアー・GΩ”!」

 

 “EMガトリングール”の効果により一気にNo.1を追いこんだもののその代償として更なる厄介なモンスターが召喚されてしまった。遊矢は悔しそうな表情をしつつエンド宣言を行いターンをNo.1へと譲った。

 

 

No.1 LP900

手札0枚

モンスター

ラーの翼神竜(攻撃表示)

D・マグネット・ウォーリアー・GΩ

魔法・罠

なし

 

YUYA LP1600

手札1枚

モンスター

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン(守備表示)

EMガトリングール(守備表示)

EMセカンドンキー(守備表示)

魔法・罠

なし

ペンデュラム

星読みの魔術師(スケール1)

時読みの魔術師(スケール8)

 

 

「私のターン! ドロー! ……ぐっ!」

 

No.1

手札0枚→1枚

 

「……私は“D・マグネット・ウォーリアー・GΩ”の効果によりこのカードを墓地に送り墓地より“D・マグネット・ウォーリアー・Gα”、“D・マグネット・ウォーリアー・Gβ”、“D・マグネット・ウォーリアー・Gγ”を特殊召喚する!」

 

D・マグネット・ウォーリアー・Gα(闇/岩石族 星4)

ATK1700 DEF1400

 

D・マグネット・ウォーリアー・Gβ(闇/岩石族 星4)

ATK1600 DEF1700

 

D・マグネット・ウォーリアー・Gγ(闇/岩石族 星4)

ATK1800 DEF1500

 

「そして私はこの3体のモンスターをリリースする!」

「何!? まさか……!」

「私は神が1柱とは一言も言っていない! さぁ! 見るがいい! アカデミアの精鋭オベリスクフォースが象徴する偉大なる神! “オベリスクの巨神兵”!」

 

オベリスクの巨神兵(神/幻神獣族 星10)

ATK4000 DEF4000

 

 召喚されたのは“ラーの翼神竜”すら超える巨人だった。あまりにも巨大すぎて下半身は映らず上半身のみをその場に出現させた。その威圧感は“ラーの翼神竜”に勝るとも劣らず、周囲を圧倒的な圧で包み込んでいた。

 

「行くぞ! 私は“ラーの翼神竜”で“EMガトリングール”を攻撃! ゴッドブレイズキャノン!」

「くっ!」

 

 “ラーの翼神竜”が作り出した炎の球体により“EMガトリングール”は反抗らしい反抗も出来ずに炎に包まれ破壊された。その衝撃はダメージを受けないはずの遊矢にまで届き思わず顔の前に手を持ってきて耐える程だった。

 

「続けて“オベリスクの巨神兵”で“ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン”を攻撃! ゴッド・ハンド・クラッシャー!」

 

 “オベリスクの巨神兵”は腕を振り上げると“ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン”に向けて振り下ろされた。“ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン”はまるで瓦礫に潰される人形のように圧死させられ破壊された。幸いなのは“ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン”を含む遊矢のモンスター達は守備表示だった為ダメージを受ける事は無かったことだろう。しかし、これで遊矢の勝利は絶望的になった。今の遊矢に出来る事はモンスターを展開して守りを固める事くらいだった。

 

「私はこれでターンエンドだ。精々足掻くと良い」

「まだ敗北が決まった訳ではない! 俺のターン!」

 

YUYA

手札1枚→2枚

 

「俺はセッティング済みのペンデュラムスケールでペンデュラム召喚を行う! もう一度現れろ! 俺のしもべ達!」

 

EMギッタンバッタ(地/昆虫族 星4)

ATK100 DEF1200

 

EMユーゴーレム(闇/悪魔族 星4)

ATK1600 DEF1000

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン(闇/ドラゴン族 星7)

ATK2500 DEF2000

 

「……成程。これはめんどくさいな」

 

 ペンデュラム召喚を行うという事はモンスターが大量に展開される事を意味する。“オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン”や“EMユーゴーレム”が表側表示でエクストラデッキに送られる限りこの守りを崩すのは難しいだろう。

 しかし、それでもNo.1に焦りは見えない。しかし、No.1の表情は苦し気であり湯気の如き白煙が体中から出ている。肌は真っ赤であり明らかに尋常ではない様子だった。

 

 

No.1 LP900

手札0枚

モンスター

ラーの翼神竜(攻撃表示)

オベリスクの巨神兵(攻撃表示)

魔法・罠

なし

 

YUYA LP1600

手札1枚

モンスター

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン(守備表示)

EMギッタンバッタ(守備表示)

EMユーゴーレム(守備表示)

EMセカンドンキー(守備表示)

魔法・罠

なし

ペンデュラム

星読みの魔術師(スケール1)

時読みの魔術師(スケール8)

 

 

「私の、ターン! ドロォッ!」

 

No.1

手札0枚→1枚

 

「……私は手札より“神々の気まぐれ”を発動する! ライフを半分払う事で私は3つある効果の内、2つ目を発動する。私はカードを2枚ドローする。更に、このカードの発動時に手札が0枚の場合更に追加で1枚ドローする!」

 

No.1

手札0枚→2枚→3枚

 

「……私は今手札に加わった“D・マグネット・ウォーリアー・GΔ(デルタ)”の効果を発動する! このカードを特殊召喚する!」

 

D・マグネット・ウォーリアー・GΔ(闇/岩石族 星1)

ATK0 DEF0

 

「更にこのカードの効果により墓地の“D・マグネット・ウォーリアー・Gα”を手札に加える。更に今手札に加えた“D・マグネット・ウォーリアー・Gα”をリリースする事により“D・マグネット・ウォーリアー・Gη(イータ)”を特殊召喚する!」

 

D・マグネット・ウォーリアー・Gη(闇/岩石族 星5)

ATK1000 DEF2000

 

「そしてこの効果で特殊召喚されたモンスターは2体分のリリースコストとして扱える!」

「まさか!?」

「俺は“D・マグネット・ウォーリアー・GΔ”と“D・マグネット・ウォーリアー・Gη”をリリースして“オシリスの天空竜”をアドバンス召喚!」

 

オシリスの天空竜(神/幻神獣族 星10)

ATK? DEF?

 

 次に現れたのは中国の龍の如き長い胴体を持った竜だった。空中を優雅に飛びながら途中で胴体を地上に晒すその姿は神よりも神話の龍と言った方がしっくりくるだろう。しかし、その身から放たれる威圧感は決して“ラーの翼神竜”や“オベリスクの巨神兵”に劣るものではない。彼の龍も神の1つだと心から教えさせられる光景だった。

 やがて“オシリスの天空竜”はゆっくりと弧を描きながら降りてきて“ラーの翼神竜”の左隣に並ぶ。最上級神たる“ラーの翼神竜”を中心に、全ての神がフィールドに降り立った瞬間だった。

 

「“オシリスの天空竜”、は……。手札の数×1000の数値が、攻撃力・守備力となる。よって、0だ」

 

オシリスの天空竜

ATK?→0

DEF?→0

 

「私は“ラーの翼神竜”と“オベリスクの巨神兵”で“EMギッタンバッタ”と“EMセカンドンキー”を攻撃する……」

 

 次のターンでペンデュラム召喚で戻ってこれないモンスターを先に片付けるNo.1。まるで燃える寸前の木材の如く煙を出す彼の様子は誰の目から見てもただ事ではないのが丸分かりだった。しかし、その身からは闘志もあふれ出ており最後までやり抜くという気概を感じ取れていた。

 

「私は、これでターンエンドだ……」

「……俺のターン、ドロー」

 

YUYA

手札1枚→2枚

 

「……俺はモンスターをセットしてターンエンドだ」

 

 

No.1 LP900

手札1枚

モンスター

ラーの翼神竜(攻撃表示)

オベリスクの巨神兵(攻撃表示)

オシリスの天空竜(攻撃表示)

魔法・罠

なし

 

YUYA LP1600

手札1枚

モンスター

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン(守備表示)

EMユーゴーレム(守備表示)

セット

魔法・罠

なし

ペンデュラム

星読みの魔術師(スケール1)

時読みの魔術師(スケール8)

 

 

「私のターン。……手札が増えた事により“オシリスの天空竜”の攻撃力・守備力も変動する」

 

オシリスの天空竜

ATK0→1000

DEF0→1000

 

「私は永続魔法“最下級神の意地”を発動する! この効果は“オシリスの天空竜”の効果を高める役目を持っている」

「オシリスの天空竜の効果?」

「そうだ。……“オシリスの天空竜”が表側表示で、存在する場合に貴様がモンスターを表側表示で召喚・特殊召喚する場合攻撃力を2000下げる。そして、その時に0以下になったモンスターは破壊される」

「なっ!?」

 

 その凶悪な効果に遊矢は絶句する。2000を超えるモンスターは中々いない。現状だと“オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン”以外のモンスターは召喚すら出来ないだろう。事実上次の攻撃を遊矢は防ぐ事が出来ない事を意味していた。

 

「だがな、“最下級神の意地”の効果によりその効果は3000以下にまで引き上げられる。故に、貴様のエースモンスターすらフィールドに召喚される事は無くなったという事だ」

「そんな……」

「行くぞ。私は“ラーの翼神竜”と“オベリスクの巨神兵”で“オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン”と“EMユーゴーレム”を攻撃!」

「くっ!」

 

 セットモンスターを残し遊矢のフィールドは一掃された。そのままNo.1はターン終了を宣言する。遊矢は震える手でカードを1枚引いた。

 

YUYA

手札1枚→2枚

 

「……俺は、ターンエンドだ」

 

 遊矢は何もせずにターンをNo.1に渡した。それは事実上の敗北宣言に等しかった。No.1は溶けかけている指でカードをドローした。

 

No.1

手札0枚→1枚

 

オシリスの天空竜

ATK0→1000

DEF0→1000

 

「Baトルだ! わtaしは“ラーの翼神竜”でSえットモンスターをこU撃! 」

「くっ!」

 

 遊矢のフィールドは“ラーの翼神竜”の攻撃で一掃された。炎は彼を包むように広がりやがて止めを刺すであろう“オベリスクの巨神兵”との一本の道を作り上げた。

 

「とDoめだ! “オベリスクの巨神兵”よ! DあIレクtoAタック!」

 

 遊矢に止めを刺すべく“オベリスクの巨神兵”は右手で握り拳を作ると右腕を大きく振り上げ遊矢に向けて放つ。空気を割き、轟音を上げながら迫って来る拳に、遊矢はそれを受け入れつつも悔しそうな顔をして目をつぶり、来るであろう衝撃に備えた。

 ……しかし、衝撃波何時まで経っても来ず、恐る恐る目を開ければ“オベリスクの巨神兵”の拳は目の前で止っていた。何事かと遊矢が思うと同時にデュエルが終了し、遊矢の勝利を宣言した。

 

YUYA WIN

 

「……aあ。じあn、ギレか……」

 

 No.1は溶け始めている皮膚を見てそう呟く。口の中もやられているのか言葉は何処かろれつが回っていなかった。そして、彼が自覚するのを待っていたかのようにNo.1の体が燃え始めた。

 

「なっ!? いきなりなんで……!?」

「神を使う、だI償さ。強力なTiからを持つ神は、使用者Nお体をやIていく……。もう私は助からないだろU……」

 

 そう言うと同時にデュエルディスクが壊れNo.1の左肩から腕が解け落ちる。デュエルディスクに入っていた神のカードが出来から出てきてNo.1の前で燃え始める。まるで使用者が死ぬために自分たちも追いかけるように。

 

「榊遊矢。貴様はiずれ全てo知るKotOになるdAろう。だが、その時には隊長の願いは……かな……う……」

 

 No.1はそう言うとうつ伏せに倒れ込んだ。そして、まるでガラスが割れ周囲に破片を飛び散らかしたように燃えて、溶けた皮膚が周囲に飛び散り欠片も残さずに燃やしていく。

 あまりにも悲惨な状況に見ていた者達は吐き気を催し住人たちの中には悲鳴を上げるものまでいた。遊矢はデュエル中にあった相手を叩き潰したいという欲求やエンタメデュエルには程遠いNo.1のデュエルを見て信じていた物が少しづつだが確実に崩れていくのを自覚するのだった。

 




神のカードはOCGではなくオリジナル効果を付与しました。

ラーの翼神竜(神/幻神獣族 星10)
ATK? DEF?
①このカードを通常召喚する場合、自分フィールドに存在するモンスター3体をリリースしてアドバンス召喚しなければならない。
②このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り相手はこのカードをモンスター・魔法・罠の効果の対象に出来ず魔法・罠の効果を受けない。また、相手はこのカードの効果を無効化出来ない。
③このカードの攻撃力・守備力はこのカードをアドバンス召喚の為にリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力を合計した数値になる。
④特殊召喚されたこのカードはエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
⑤自分のライフを100になるように払う事で発動する。このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
⑥自分のライフが100の時に発動できる。このカードの攻撃力分自分はライフを回復する。この効果発動後このカードの攻撃力・守備力は0になる。
⑦自分のメインフェイズに発動できる。以下のどちらか一つを選び発動する。
・自分フィールドのモンスターを任意の数だけリリースする。エンドフェイズまでこのカードの攻撃力・守備力はリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力分アップする。
・1000LPを払う事で発動する。相手フィールドのカードを全て墓地に送る。この効果を使ったターン自分は攻撃出来ない。

オベリスクの巨神兵(神/幻神獣族 星10)
ATK4000 DEF4000
①このカードを通常召喚する場合、自分フィールドに存在するモンスター3体をリリースしてアドバンス召喚しなければならない。
②このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り相手はこのカードをモンスター・魔法・罠の効果の対象に出来ず魔法・罠の効果を受けない。また、相手はこのカードの効果を無効化出来ない。
③特殊召喚されたこのカードはエンドフェイズ時に墓地へ送られる。
④自分のメインフェイズに発動できる。自分フィールドのモンスター二体をリリースする事で相手フィールドのモンスター全てを破壊する。その後、ターン終了時までこのカードの攻撃力を二倍にする。

オシリスの天空竜(神/幻神獣族 星10)
ATK? DEF?
①このカードを通常召喚する場合、自分フィールドに存在するモンスター3体をリリースしてアドバンス召喚しなければならない。②このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り相手はこのカードをモンスター・魔法・罠の効果の対象に出来ず魔法・罠の効果を受けない。③このカードの攻撃力・守備力は自分の手札一枚に付き1000アップする。④相手がモンスターを表側表示で召喚、特殊召喚した時に発動できる。そのモンスターの攻撃力を2000下げる。この効果で0となったモンスターは破壊される。⑤特殊召喚されたこのカードはエンドフェイズ時に墓地へ送られる

D・マグネット・ウォーリアー・Gα(闇/岩石族 星4)
ATK1700 DEF1400
このカードの召喚・特殊召喚・反転召喚時に発動できる。デッキ・墓地から「D・マグネット・ウォーリアー・Gα」以外の「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター一体を手札に加える。

D・マグネット・ウォーリアー・Gβ(闇/岩石族 星4)
ATK1600 DEF1700
このカードの召喚・特殊召喚・反転召喚時に発動できる。デッキ・墓地から「D・マグネット・ウォーリアー・Gβ」以外の「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター一体を手札に加える。

D・マグネット・ウォーリアー・Gγ(闇/岩石族 星4)
ATK1800 DEF1500
このカードの召喚・特殊召喚・反転召喚時に発動できる。デッキ・墓地から「D・マグネット・ウォーリアー・Gγ」以外の「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター一体を手札に加える。

D・マグネット・ウォーリアー・GΔ(闇/岩石族 星1)
ATK0 DEF0
このカードの①②の効果はそれぞれ1ターンに1度のみ出来る。
①このカードがデッキから手札に加わった時に発動できる。このカードを特殊召喚する。
②このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。墓地から「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター1体を手札に加える。

D・マグネット・ウォーリアー・Gη(闇/岩石族 星5)
ATK1000 DEF2000
このカードは手札のレベル4以下の「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター1体をリリースする事で手札から特殊召喚出来る。
このカードの効果で特殊召喚されたこのカードはフィールドに存在する限りアドバンス召喚する場合このカードは2体分のリリースに出来る。

D・マグネット・ウォーリアー・GΩ(闇/岩石族 星8)
ATK3850 DEF3500
このカードは通常召喚出来ない。自分の手札・フィールドから名称の異なる「D・マグネット・ウォーリアー」モンスターを1体ずつリリースした場合に特殊召喚出来る。
①このカードをリリースし、自分の墓地の名称の異なる「D・マグネット・ウォーリアー」モンスターを1ッ体ずつ対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
②このカードが相手の効果でフィールドを離れた時に発動できる。自分の墓地から「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター1体を手札に加える。

D・マグネット・ウォーリアー・Gε(闇/岩石族 星4)
ATK1300 DEF1600
このカードが破壊され墓地に送られた時に発動できる。自分の墓地の「D・マグネット・ウォーリアー・Gε」以外の「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター1体を特殊召喚する。

黒き磁石の戦士の行進(通常魔法)
デッキの上から三枚を裏側表示で除外する事で発動できる。手札・デッキからレベル4「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター一体を特殊召喚する。

黒き磁石の戦士の大徴兵(通常魔法)
デッキの上から三枚を裏側表示で除外する事で発動できる。デッキからレベル4「D・マグネット・ウォーリアー」モンスター一体を手札に加える。この効果で手札に加えたモンスターはこのターンの間召喚・特殊召喚出来ない。

神々の気まぐれ(通常魔法)
自分フィールドに通常召喚された神属性幻神獣族モンスターが1体以上存在する場合に発動できる。自分フィールドの通常召喚された神属性幻神獣族モンスターの数によって以下の効果を発動する。
・1体:デッキから1枚ドローする。このカードの効果発動時に手札が0枚の時更に1枚ドローする。
・2体:デッキから2枚ドローする。このカードの効果発動時に手札が0枚の時更に1枚ドローする。
・3体以上:デッキから3枚ドローする。

最下級神の意地(永続魔法)
自分フィールドに「オシリスの天空竜」を含むレベル10幻神獣族モンスターが三体以上存在する場合に発動できる。
自分のメインフェイズ毎に以下のどちらか1つを適用する。
・自分フィールドの「オシリスの天空竜」は除外されているカードの数×500の数値だけ攻撃力・守備力をアップする。
・「オシリスの天空竜」の効果で攻撃力を下げる数値を3000にする。
自分フィールドに「オシリスの天空竜」が存在しない場合に発動する。このカードを破壊する。
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