クワガノンとカントーで生き抜く   作:クワガノンが好きなんだ

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前回のあらすじ
約半年ほどかけてトキワの森を脱出したシロツメとクワガノン。
トキワジムのジムトレーナーであるヒロキと出会い、拾われることに。
まだ原作開始前か後かも右も左もわからないが、シロツメはたくましく生きていく。


対戦ありがとうございました(半ギレ)

ヒロキさんに拾われて早二ヶ月。

俺はクワガノンを撫でたり家事を手伝ったりヒロキさんと話したり本を読んだりクワガノンを撫でたりヒロキさんのサンドパンを撫でたりクワガノンを撫でたりして過ごしていた。

 

「ねぇ、シロツメくん。今度ジムでの軽い集まりがあってさ、君も行く?」

「え、その、いいんですかね?」

「うん、きっといい経験になると思うんだ。どう?」

 

俺はしばらく悩んで、クワガノンを見た。クワガノンはサンドパンと遊んでいて、俺の目線に気づくと首を傾げるように動く。

 

「クワガノンを連れて行ってもいいなら…」

「わかった、許可は取っておくよ」

 

 

そんなこんなでトキワジムの集まりに参加することになった俺です、どうも。

俺は今ヒロキさんに連れられトキワジムのとある一室にいるわけだが…。

 

こっっっっわ!!!圧やっっば!!内心冷や汗がヤバい!湖できちゃう!!!

この場にいるほぼ全員がこっち見てくるんだが!!誰か一人くらい喋ろよ!!

 

一応説明しておくと、トキワジムはトキワシティにあるジムで、カントー最強のジムらしい。ジムのギミック自体はクチバなどに比べると簡単だが、トレーナー一人一人やジムリーダーの実力から最強と呼ばれ、トキワジムを勝って出れているトレーナーはほんの一握りだと言う。

 

そのジムのトレーナーに無言で見つめられてみろ、飛ぶぞ(意識が)。

 

ヒロキさんからポケモンは連れて行ってもいいがボールから許可なく出してはいけないと言われているので、クワガノンを隣に出せない。

せめてクワガノンを隣に出せたらいいのに…。

 

「シロツメ、大丈夫?たまに俯いてるけど」

「あ、はい、大丈夫デス…」

 

嘘、全然大丈夫じゃない。意識もう何回か飛んでる。

これ、ジムリーダーが誰かによって完全に飛ぶかも。

グリーンさんだと、嬉しいんだけどなぁ。

そう思っていると、扉が開いた。

 

「…全員揃っているな」

 

サカキさんじゃないっすかヤダーー!!!

 

オワタ…これ完全にオワタ…。神は死んだ…アルセウスは知らん…。

たしかに前世だとサカキさん登場人物の中だと好きだったけどさー、今は違うじゃん。今この世界が現実じゃん。

 

あーヤバい、俺の場違い感ハンパない。

クワガノン、俺たち生きて帰れるかな…。

 

そうして俺は意識が飛び飛びながらもなんとか耐え抜き、話は無事終わったようだ。解散ムードが出ていた。

クワガノン、俺たち生きて帰れるぞ…。

 

「ああ、ところでヒロキ」

「はい」

 

えっ?何?なんでサカキさん俺の方見てんの?何?

俺が困惑していると、サカキさんは口を開く。

 

「そこの子供がシロツメか」

 

あっこれはまずいパターンだ。精神的に氏ねるわ。

軽く気絶しとこうかなもう。

 

「えぇ、二ヶ月前に保護しまして」

「そうか」

「シロツメのポケモンに関しての知識はそこらへんのトレーナーを軽く超えています。俺も驚かされることばかりです」

 

過大評価は嬉しいですけど今言うことですかそれ!?これあれじゃん、絶対サカキさんに興味持たれるやつじゃん!なんかの二次創作で読んだ!!

 

「ほう、それは…面白いな」

 

ほら見たことか!

やだもう、帰りたい…。なんで俺ここ来ちゃったんだろ…。もうお腹一杯です対戦ありがとうございました(半ギレ)

 

「シロツメ」

「はっ、はい…」

「ポケモンは持っているのか?」

 

ポケモンバトルやらされるパターンでは!?

えーやだ絶対負けるもん!!プロのジムトレーナーに勝てるわけないじゃん!

 

「一体、だけなら」

「何タイプだ?」

 

なにこれ拷問?これから何が始まるんです?大惨事世界大戦だ。は?

ヤバいもう思考が狂ってきてる。深夜テンションすこし入っちゃってる。

 

「電気・虫です…」

 

何?今何が起こってる?今から何が始まろうとしてる?地獄の三者面談?

 

「むしは何に弱い?」

「ほのお、ひこう、いわ、です…」

 

なんだこれ、なんの時間だこれ。俺は何もわからないぞ?

 

「では何に強い?」

「くさ、エスパー、です…」

 

早くこの時間終わってくれねーかな、マジで。もう早く帰りたい…。

 

「ふむ…それだけの知識があれば、ポケモンバトルできるな?」

 

アッッッッッッッ!!

 

スゥー…やらかした…。やっちまった…そうだよな幼児が弱点とか抜群とかなんて理解できてるはずもないよな…。

あー終わった。俺の人生終わったわ。いや生きるけど、できるだけ生きるけど。

 

「ヒロキ、シロツメと軽くバトルしてやれ」

「了解しました」

 

ヒロキさん!!!なんで!?なんであんた了承しちゃったの!??

いやわかるよ、理由なんてわかるよ!!上の人間に言われたらそりゃ了承せざる得ないよ!!

あーくそ、こうなったらやってやる。やってやるよ…。

 

知識チート見せてやる…!




次回、シロツメとクワガノン初のポケモンバトルです。
感想などなど、お気軽に言ってくれたら私はとても嬉しいです。
ヒロキさんに知識チートで敵うのかどうかは、お楽しみに。

追記 あくタイプは金銀からの追加タイプなので入れませんでした
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