ワールドトリガーRTA_称号『玄界の英雄』取得レギュ 作:カラス
はい。今回はあの不朽の名作遅効性SF、「ワールドトリガー」の仮想世界のRTA、やっていきます。
今更語る必要もないくらいに有名な作品なので説明の必要はないかもしれませんがこのゲームについて説明しておきます。一応RTA実況ですからね。
このゲームは週刊少年ジャンプ、およびジャンプSQで連載されていた漫画、『ワールドトリガー』を現代の最先端技術であるフルダイブ型機器に落とし込み、再現したゲームとなっております。
さらに!今作はそれらに加えてこれまた最先端の技術を組み込んだAIを採用!それによって、まるで現実の人と話しているかのような没入感とキャラの魅力を再現!
まぁ、前述した通り神ゲーですね。
今回このゲームのRTAを走ろうと思った理由は多々あるのですが、理由の一つとして挙げるとすれば、やはりこの再現性が大きいでしょう。
まるでそのまま原作の世界に入り込んでいるようにも思えてしまう程の再現度。ハマるのも仕方ないですよね。
特にキャラクターの再現性はかなりの物で、既存のAIなんかじゃ再現出来なかったところまで再現してるってんだから驚きです。製作陣は一体どうやって再現したんだか…
そんな世界で自由に遊べるってんだから良い世の中ですよ。
良い世の中すぎてフルダイブから一生戻ってこなくなった人もいるらしい……めちゃくちゃ怖くね?
さて、雑談を尻目に起動が完了したようなので、次はキャラメイクを流しながらレギュレーションについて話して行きます。
今回私が走るのは、いわゆる「英雄レギュ」となります。
このレギュは称号「玄界の英雄」を入手するまでのRTAです。
人気はお世辞にもあるとは言えず走者はそこまで多くありませんが、走者一人一人のレベルが高めで、なかなか開拓は進んでいるレギュなのかなと思います。
で、その称号というのがこれ!『玄界の英雄』
この称号を獲得するには大きく条件が四つあります。
一つ目が
最高難易度である”大規模侵攻モードでプレイすること。
もちろん途中変更すると条件を満たせません。実質的に最高難易度縛りを強制させられます。
二つ目が
アフトクラトル戦において"死者"を出さないこと。
市民やボーダー隊員が攫われること自体は大丈夫ですが、攫われている途中、後などに攫われた市民が死亡してしまっても”死者”とカウントされてしまいます。
これにより、アフトクラトル戦で主人公キャラが通信室のボーダー職員を守ることを求められます。(原作再現の補正があるためエネドラが通信室に向かって暴れる都合上、何も手を加えなければほぼ確実に通信室で死者が出てしまうからです。)
三つ目が
アフトクラトルの侵攻メンバーのブラックトリガー使い(ハイレイン、ミラ、ヴィザ、エネドラ)の四人中”二人の”トリオン体を破壊すること。
単純に難易度が高く、RTA的にも最もめんどくさい条件です。ただ、前述の通りエネドラはどちらにせよ倒す必要がある為、実質もう一人倒すだけで大丈夫です。
そして四つ目が
主人公のキャラがブラックトリガーを使用していないこと。
これが一番きつい条件です。正直言ってブラックトリガーでも使わないとやってられないのに、別口での解答を求められます。どうしてこんな条件を加えたのか理解に苦しみます。開発者はきっと悪魔みたいなやつです。
以上の条件を達成してエンディングに到達することで、めでたくRTA完走!となるわけですね。
はい。なんとなく察した方もいるのではないでしょうか。
このレギュレーション、死ぬほど難しいです。
それどころか、RTAとしてではなく、時間をかけてのプレイでも非常に難易度が高く、完走が難しいです。
元々通常プレイでも称号を取るのは難しいのにそれをRTAで走るなんてRTA走者は狂ってるんじゃないのか
完全に余談ですが、もし通常プレイでこの称号を獲得してみたいと思った方がいるなら
・ 旧ボーダー出身の主人公を使用することでアフトクラトル戦までじっくり時間を取り、ステ上げを行う
・信頼度をあげて、迅などの実力者を完全に味方につける
みたいなことをすると多少難易度は下がるかも知れません。
しかし!RTAではそんなことしてる暇はない!
旧ボーダーからプレイなんてしてるとタイムが死にます。よって主人公組と同期でプレイするわけです。
ちなみにタイムは良くても走者は死にます。が、些細な問題です。私はそれでも走り抜きます。
覚悟ガンギマリですね
さて、覚悟をバッチリ決めたタイミングで丁度良くキャラメイクも終わりましたね。
主人公君の名前は、「
おそらく二度とこの名前で呼ぶことはないでしょう。以降は主人公君と呼称します。
今回は最高難度ということもあり、通常難度と比べ、キャラクターのステータスが高くなりやすく、サイドエフェクトなどの発現確率も高いです。救済要素と言っても良いでしょう。良い仕様だぁ。
しかしランダムはランダム…多少ステータスは伸ばすことが出来ます…出来ますが、それはトリオン以外の話。ここでトリオン8以下、または能力値の合計が35以下ならリセットとなります。まぁ本来ボーダー入隊時に30以上ならかなりエリートなんですけどね…。
ポジション:不明
年齢:15
誕生日:6月11
身長:156cm
血液型:A
星座:双子座
職業:高校生
好きなもの:???
〔FAMILY〕
???
〔RELATION〕
三雲修→同級生
???
〔PARAMETR〕
トリオン 8
攻撃 6
防御・援護 3
機動 8
技術 6
射程 5
指揮 3
特殊戦術 2
TOTAL 41
〔TRIGGERSET〕
主(メイン)トリガー
なし
副(サブ)トリガー
なし
〔SIDE EFFECT〕
『領域化及び情動域欠落化』
特定の状況(戦闘時や生命の危機を感じた時など)に極度の集中状態に入る。その際には「相手を倒す、勝利を得る」事を目的し、大規模な戦場における戦術や又は戦略全てを把握することも可能な程の情報量を扱うことができるようになるが、目的達成のためならば人道や倫理などに構わず行動する様になる。他人や仲間の犠牲、更には自分の自爆ですら躊躇せずひとつの可能性として考慮する様になり、その負荷は計り知れない。時に現実なのか、それとも自身の予測なのかが不明瞭となることもあり、精神が弱っている時にはその自身の能力に飲まれてしまう可能性もある。
おっ!!!???
これはかなり良いのでは…?
トリオンと機動力が高く、ついで攻撃や技術が高いですね。防御が低く、指揮能力もあまり高くないかなと感じますが、
今回のチャート的にも、当たらなければどうということはないプレイ、及び俺はソロだプレイをしていくつもりですので、問題はないかと思います。
……ん?なんだか最後にとても怪しいサイドエフェクトが見えた気がしないでもないですが、条件は満たしているのでこのまま続行します。むしろサイドエフェクト自体は戦闘向きっぽい気がするので悪くはないかもしれませんね。不安定要素でもあるかも知れませんが大体サイドエフェクトはアドです。
さて、キャラの準備も出来ましたのでゲームと同時にタイマースタート。最初のムービーに入りますがこれはスキップ出来ない唯一のムービーなので、最初で最後のムービーとなります。噛み締めて鑑賞しましょう。
まだRTAとして走ってはいませんが、ムービーを流しながらPart1はここまでになります。次回はついにボーダー入隊ですね!お楽しみに!
異常だ。この少年は。
年齢と外見に大きな乖離は見られない。娘が働いている近所の高校の生徒のようだ。服装も制服でいたって正常。学力試験においても平均点を少し上回る程度。トリオン能力は8で理想的。身体能力試験にの結果もいたって良好。
だが、どこか異常だ。
この少年は”優秀”すぎる。
ボーダーの入隊試験を担当してきて、これほどに”ボーダー入隊に関する考慮すべき問題”を一つも抱えていない人間は一人もいなかった。
それは当たり前のことなのだ。誰しもが運動に苦手意識があったり、機械が苦手だったり、勉強が苦手だったり、はたまた戦闘に性格が向いていなかったりするのだから。
だがこの少年はどうだ?
いくつか質問を投げかけてみても、私にとって理想の答えばかりだ。
気味が悪い。自分のことが全て見透かされているようだ。
あるいは、彼はもっと先のこと——ボーダーに入隊することを見据えているのかもしれない。
この違和感はどうにかならないか。
どうにか違和感を排除したかった。だからせめて、一つだけ聞いた。君は何者なのか。と。
「……気付いたのか?」
何に……だ?
一瞬困惑したが、違和感には気付いた。そう答え、
この違和感にはどのような理由があるのか、動機は何か、そう問おうとした。
しかし、私が問うより早く、彼は少しの躊躇もなく、確固たる意思を持ってすれ違い様にこういった。
「——お前を殺す。」
———-は?
一体どういうことなのか、なぜ私は殺害予告を受けた?
どうやって殺すのだ。そもそも一体なぜ殺す結論に至ったのだ。全くもって意味がわからない。
この少年には何かある。何かはわからないが何かがある。”さっきの言葉”でそれを確信した。いや、させられた。
というかまだ面接は終了していないし、面接を受ける側は勝手に出歩くのは非常識だと思うのだが……。
——入隊させるべきか、否か。一日中悩まされた。
この少年は合格にするべきだと本能が訴える。この少年は面白いと。トリオン能力が優秀だぞと。
しかし、理性ではこんな少年は危険すぎると考える。人に殺害予告をする人間などまともではないと。
優秀な人材を私の個人的な感覚で手放すわけにもいかない。ボーダー隊員はいつだって人員不足だからだ。
しかし、人事に関して私に一任されている以上、ある程度の裁量は私にある。もし彼を入隊させて彼が大きな問題を起こせばそれは私の責任にもなるのだ。
しかし、あの発言は一体どういう意図なのか。殺害予告をする者にまともな者はいない。だが、正してみたくとも少年は既にここにはいない。
うーむ……。
ボーダーには既に性格に難がある隊員もいる。その中には私が試験を担当した者もいる。いや、だがしかし彼は流石に……。
心に一抹の不安を抱えつつ、迷いをその手の動きの緩慢さに反映させながら、しかし迷いを断ち切るように力強く、ギュッと書類に判を押した。
このことが未来の自分の胃腸を苦しめることになるとは知らずに。
ワールドトリガーのRTA形式が少ないことと、私が好きな作品の主人公がRTA走者みたいなことしてるなと思ったことがきっかけでいつのまにか書いてました。
もし今後の展開等良い案がある方いれば案をください……
追記、何度か修正入れました。