動き出す刻   作:屋根裏散歩

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第二十七話 夏のド定番ー其の弐

「何か面白い番組は………」

 

僕は夕食後テレビのチャンネルを少し見ては切り替えていた。

 

「夏の絶叫スペシャル………」

 

とあるチャンネルが何やら心霊体験番組をやるらしい宣伝をやっていた。

 

「夏の絶叫スペシャルこのあとすぐ………夏の夜を………」

 

テンプレ的な予告が流れていた。

 

「へー今年は早いね」

 

明石が麦茶を持ってキッチンから戻ってきた。

 

「観てみる?」

「面白そうね」

 

僕は明石と観ることにした。

 

『フリマで買った頭部だけの仏像が………』

「ある意味罰当たりね………フリマで売買するとか」

 

明石が祟られて当然と言った。

 

『昔にお土産で買った猫の置物………』

「たまにリサイクルショップでもこの手の置物見るけど………怖くなって買えないね」

 

僕は近所のリサイクルショップの店頭に陳列されていた置物を思い出した。

 

「確か、あのお店似合ったのにデザイン似てるわね………」

 

東南アジアの物はどことなく似ているようだ。

 

『都内某所にある動くマネキン………』

「まぁ念が移るとは云うよね…」

「確かにね………でもさ、ここまで観てもあんまり怖くないかな」

 

明石はそれ程怖がっていなかった。

 

『都内某所レッスンスタジオの怪現象…』

 

これは最後に来るだけにとてつもなく怖かった。

 

「天井の音と人影は怖いな………」

 

そして続け様に録画してあった番組を見た。

 

『恐怖、全国47都道府県心霊スポット………』

「まぁありがちな…」

 

とか何とか言いながら見出した。

 

「やっぱりありがちなだけに聞いたこと見た事ある場所ばかりだね」

 

僕は麦茶を飲みながら観ていた。

 

 

「この廃旅館なんて色んな人が動画であげてるわよね」

 

明石が頷いていた。

 

「で………結局最後は都内のこのレッスンスタジオに行き着くのかよ」

 

最後は前の番組と同じ場所で締められていた、

 

「疑問だけどさ………47都道府県あったかなぁ?」

 

僕は其処が気になっていた。

 

 

「あ~確かに、なかったわね」

 

明石もウンウンと同意していた。

 

「次………これ見ようか」

 

僕は配信サービスで公開したばかりのドラマを見ることにした。

 

「ねぇ、このドラマ疑問しか出ないんだけど…」

 

明石も気がついたようだった。

 

「やっぱり………気のせいじゃなかった」

 

其のドラマは元々ゲームから映画へと展開した有名な作品だった、最近も再映画化されたが…。

 

「ウェスカーが白人男性から黒人の科学者になってるし、子供も男一人から女の子二人に変わってるからね………」

 

それと時間軸設定もおかしなことになっていた、本来はトライセンになっている時期なのにアンブレラのままだったりとか、ツッコミどころ多数の内容だった………それに全8話構成で最終話は尻切れトンボ状態だった。

 

「やっぱり本家を観ようか………」

 

僕達はそれからオリジナルのフルCGドラマを見ることにした。

 

「やっぱりこれだよね…バイオハザードといえば」

 

画面には見慣れたキャラ達が出ていた。




ネットフリックスのバイオハザード如何でした?
好きという人もいますが、私個人的にはなんだかなぁという感じです。
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