「川内型2番艦『神通』本日付けをもって鎮守府ヘ着任いたします」
「神通の着任を許可する」
僕はその日、執務室で神通の着任を許可した。
「神通、早速で悪いけど改装に入って」
「はい」
僕が明石に頷くと、神通は明石と工廠へと向かった。
「大淀、神通もこの司令部内に部屋を用意して」
「了解しました、それなら元の明石の部屋でよろしいですね」
大淀はそう云うと妖精さん達に部屋の準備(僕の部屋との間の扉を撤去)を指示した。
「神通には教導課長をやってもらうとして………役職部署を変更して警備課は山城を課長と、秘書艦筆頭は総務部として大淀。部長へと、秘書課は陸奥を課長にと、青葉は広報課長と、情報部に川内を部長と、設備管理全般を明石、諜報部は間宮を部長にして、青葉、川内を補佐として………施設管理課は夕張を課長と、最後は明石を工廠管理部長と」
僕は鎮守府内の部署役職を改編した。
それから暫くして明石が神通と大淀と一緒に執務室に戻ってきた。
「川内型2番艦『神通』改ニ完了いたしました」
神通が僕に報告した。
「ご苦労さま、大淀、幹部とあと夕張を集めてくれる」
「了解しました」
僕の指示を受けて大淀が幹部艦娘を執務室へ招集をかけた。
「扶桑以下8名揃いました」
扶桑、山城、陸奥、川内、明石、間宮、青葉、夕張が僕の前に整列していた。
「鎮守府内に於ける役職と部署を再編成する、まずは秘書艦改め総務部とし部長は大淀、新たに教導課を新設し課長は神通、警備艦隊旗艦は総務部警備課とし警務隊も配下とし課長は山城、総務部秘書課は陸奥が課長、情報統括は総務部広報課とし課長は青葉、情報統括は情報部とし総務部からは独立部署とし部長には川内、設備管理全般を工廠管理部長とし部長は明石、情報統括改め諜報部とし部長には間宮をそして青葉、川内を補佐として………施設管理課は夕張を課長と、最後は扶桑については艦娘艦隊総旗艦を引き続き頼む、山城は人事部部長をやってもらう…尚名前の挙がった艦娘は全員本部棟住みとなると………おっと、今まで陸自から派遣して貰っていた警務隊隊員は正式に艦娘海軍警務隊隊員として転属の上で正式配属となる………以上」
こうして本部棟に新しい住人である、夕張と神通が加わった………勿論というか何時の間にか司令部が地下3階地上5階から地上6階へと増築されていた妖精さんの技術力恐るべし(因みに一般艦娘寮は司令部3階と連絡器通路で繋がっている)、この増築に際して3階にある警備室もそれに併せて改装され、狭いながらも給湯室やシャワー付き休憩室、仮眠室が増設され、司令部警備室付きの隊員から好評となった。
余談となるが、司令部1階の明石の酒保は無人タイプの電子マネー専用のコンビニへと変更されて民間企業が運営している(艦娘も職員も全員スマホ若しくは交通系ICカードを所持しているので問題はなかった)