提督(士郎)
山城
陸奥
霧島
比叡
金剛
間宮
大淀
となります。
「山城さん、前任の業務について説明を」
僕は机の上に山積みになっている書類を指さして山城に聞いてみた。
「えっと、前任は……何もしてませんでした」
山城が言葉を濁した。
「そうです、前任なんて屑です、そうに決まってます」
比叡が山城を援護していた、霧島や陸奥も相槌をうっていた。
「確かに屑デース」
それまで黙っていた金剛も同意していた。
「前任であって屑と云うか無能?、士郎が着任したからにはオールオッケーです!」
金剛がサムズアップしていた。
「金剛お姉様、提督の事……」
比叡が泣き出した。
「比叡何故泣くのデース……士郎君いえ提督、山城、陸奥、霧島、比叡に新しい辞令を」
金剛はいつになく真面目な顔で僕を見つめていた。
「わかった……提督として、陸奥の提督代行の任を解く、山城次は君だ…艦娘艦隊旗艦の任を解く、霧島と比叡も同様とする」
僕はここまで言うと4人の顔を見た、そして……僕は予め作製してあった辞令と新たに追加した辞令を5人へと発令した。
「では新たに任官する5名は前へ、鎮守府副司令『陸奥』
艦娘艦隊総旗艦『山城』、同補佐『比叡』『霧島』『金剛』」
僕は解任した4名の名前を再度読み上げた、4人は互いに顔を見合わせていた、
「解任されたのに……」
「解任は前任との決別を意味してる、だが僕が着任したから新たに辞令を発した……それに君達は提督不在の間この鎮守府を問題無く運営していた、その実績を評価しての任官だ、宜しく頼む」
「陸奥以下5名、慎んで拝命致します」
姿勢を正すと陸奥達が敬礼して辞令を受け取った。
「さて……堅苦しい話はここまで、咲せんぱ…じゃない金剛お茶を頼む」
僕は金剛にお茶の準備を頼むと自室の冷蔵庫から昨晩作っておいたビスケットサンドを取り出して小皿へと取り分けた。
「冷やしたビスケットサンド…士郎君いえ提督マーマレードジャム作ったのですね、金柑に苺…またこのジャムが食べられるなんて」
間宮が少し涙目になってエプロンで涙を拭っていた……いよいよ持ってお母さん感がパナくなってきていた。
「このしっとり感…私の紅茶に合いマース」
金剛もビスケットサンドを摘みながら微笑んでいた。
「士郎君の作るお菓子…美味しくて、これで料理も出来るんだからお嫁さんは……」
明石が顔を少し紅くしながらゴニョゴニョと呟いた。
「全く……明海は」
金剛と間宮がやれやれという顔をしていた。
「そうなんでね、やっぱり明石さん……提督の事を「わぁー」」
山城が何かを言おうとしたが明石が邪魔をして最後は聞けなかった。
「明石?お嫁さんかぁ……歳上で、話があって、そうだなぁ明石みたいな人ならいいかなぁ」
僕は思わず呟いてしまった、それは全員に聞かれてしまい、僕は思わずヤバっと思ったが……あとの祭りだった。
「私みたいなのが……」
明石は私みたいなのがを無限ループさせていた、勿論赤面しながら。